テクノロジーの進化が社会を変える – 新らしいフェイズその4(アナログからデジタルへ)


Extinction Timeline

テクノロジーの進化が社会を変える – 新らしいフェイズその4(アナログからデジタルへ)

ンダ・グラットン著「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」と英『エコノミスト』編集部著「2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する」が去年世間で話題にあがっていた時、私も少なからず興味を持ち、即購入して読んでみました。

社会が激しく変化している中、未来を予想しながら自分自身を変化に対してアジャストしてく行為は不安からのストレスを軽減してくれるのでしょうか? テクノロジーの進歩による社会変化が進んでいき、失ってしまったものなどと一緒に過去の私達が体験してきた生活様式を思い振り返るとき、アナログ時代のスピード感に驚きます。

移動手段が船だった時、大海を越えて大陸間の横断には何日を費やしたんでしょう? 情報伝達手段が固定電話だけだった時代、受話器から聞こえてくる声を通して私たちは様々なことを想像しました。

Extinction TimelineというPDFがウェブにあがっていたのはいつだったでしょうか? 1950年から2050年の間に消滅してしまうものを年代別にまとめてあるもので中々興味深いです。今回はExtinction Timelineを参考にしてこれから起こりうるであろう社会変化を考察してみようと思います。

2000年から2010年に消滅したもの

レックス、白黒テレビ、希望、エンロン、EUパスポート管理、ポラロイド、コンコルド、パンチカード、タワーレコード、手紙を書く、電話ボックス等。グーグルが登場してテキスト情報検索に対する意識を変え、YouTubeの登場で動画は双方向でという概念を私達に植え込みました。インターネットが一般市民の生活様式に浸透したのはこの時代ではないでしょうか?

フィジカルなものが無くなってしまったのは需要の関係やテクノロジーの進歩によるものでしょう。白黒テレビはカラーテレビとなり、液晶テレビの登場で平面になり、iPadのお陰で持ち運びができるようになり、とテレビはポータブルになりました。

ポラロイドカメラはデジタルカメラになり、iPhoneの登場で通信機能を備えたことで情報伝達手段のスピードに革命を起こしました。タワーレコードはアナログ時代、レコードやカセットテーブを購入するためのサービスを提供していました。iTunesを手に入れた私たちは視聴したいものは「今すぐ」という感覚を求めるようになりました。

手紙を書く、電話ボックス。スマートフォンの登場で私たちのコミュニケーションスタイルはどのように変化したのでしょう? アナログ時代からデジタル時代に移行してきた社会を経験した私はアニメーション映画「秒速5センチメートル」を観て胸を締め付けられる思いを体験しました。もうあの懐かしい時代は戻ってこないというセンチメンタルな感情です。

ヨーロッパで国境管理が無くなり、人々は希望を抱きました。エンロンが倒産して人々は年金や仕事などを失い、希望を失いました。希望は住んでいる場所、生活している場所によって違ってくるようです。先進国に住む人々は今現在希望を持っているでしょうか?

発展途上国で生活している人々はこれから訪れるであろう経済発展の末に訪れる生活の豊かさに対して希望を抱いているでしょうか? イスラム諸国の人々は自分たちの望む宗教観を反映させた社会を築いていけると確信し、希望を持って社会改革に取り組んでいるのでしょうか?

日本に住む高齢者はこの国の将来に対して希望を持っているでしょうか? 働き盛りのビジネスマンはこの国の経済発展を信じて、希望を持って社会発展に貢献しているでしょうか? 発育過程の子どもたちはこの国の大人たちを眺めながら、自分たちの進んでいくべき方向性を希望を抱きながら学び、遊び、成長していける環境にあると受け入れているでしょうか?

生まれたばかりの赤ちゃんや、これから生まれるであろう未来の子どもたちにはこの国の有様に希望を抱けるでしょうか? 私たちの生活空間に希望という概念はこれからも生きていく上で必要なんでしょうか? 希望のない人類は存在しうるのでしょうか?

2010年から2020年に消滅予定

定電話、電子メール、ダイアルアップ接続、新聞配達、ファクシミリ、レンタルビデオショップ、迷子、国民年金、電話帳、コンピューター・マウス、大きな政治思想、次なる大きな潮流、定年退職、ブラックベリー・スマートフォン、テキスト検索、DVD、秘密、秘書、図書館、ダイレクト・マーケティング、郵便局等。

iPhoneやiPadなどのスマートフォンやタブレット型情報端末が私たちの生活様式を変えました。上に並べたキーワードに共通しているものは何でしょうか? 私は情報だと思いました。情報伝達手段、IT革命のIはインフォメーション(Information)だったのです。私たちは人類が蓄積してきた巨大データーベースにアクセスする手段を手に入れたのです。

小さなチップを左脳に埋め込み、人類から記憶という概念を取り除きます。すべての情報はすべての人々に提供される。これからの時代、クリエイティブが重要であるという指摘も納得が行きます。右脳を酷使して創造的になり、知識から知性(Intelligence)へと意識することでこれから起こりうる様々な社会的変化に対して自分自身を有利に適応させていく。

考える、考えぬいて行動して、検証して、良い部分を取り入れていく生活スタイルが当たり前になっていくことでしょうがこれが出来る人は限られた人だけになりそうです。情報を能動的に受け入れられない人はマジョリティーになり、悪く言えば奴隷、良い見方をするならば、多くを望まない生活スタイルで生きていけるレベルに落ち着いていくのではないでしょうか?

2020年から2030年消滅予定

作権、台湾、出っ歯、ブログ、綴る(Spelling)、仕事のない週末、デスクトップパソコン、AMラジオ、ウエストライン、相続税、、仕事のない週末、職人、FMラジオ、ランチ、労働組合、子供時代、鍵、グレートバリアリーフ等。

著作権、ブログ、綴る(Spelling)、相続税、労働組合などのキーワードを基に想像することは人々に所有という概念が無くなることを意味しているのではないかと思えてきます。テキストの部分で人類が構築してきたデーターベースはもの凄いことになっているのではないでしょうか? すべての情報は皆のものということはパブリックの概念のことを言うのでしょうか?

職人というは3Dプリンターによるモノづくり革命を予想しているのでしょうか? 出っ歯やウエストラインは人類の美意識に対する概念がテクノロジーの発展に伴って嗜好が似ていくことを意味しているのでしょうか? 歯科治療の技術は虫歯をなくしてくれるでしょうか?

ウエストラインが無くなるという意味は、人々の健康に対する概念が進歩するからなのでしょうか? メタボや糖尿病、生活習慣病が意識されてお腹まわりの贅肉がどの人を観ても無い、という状態か、美意識からくるスタイル改善によってウエストラインを意識することから開放されていくのか? 遺伝子操作によってお腹まわりに贅肉がつかなくなってしまうとか?

グレートバリアリーフ、環境汚染によるものなのか、それとも豊かになった発展途上国の人々などが大量に観光で訪れ、人災によって消滅していくのか・・・テクノロジーの進化が社会を変える – 新らしいフェイズその5(デジタル情報化社会) に続く

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