テクノロジーの進化が社会を変える – 新らしいフェイズその1(携帯電話)


Skype

テクノロジーの進化が社会を変える – 新らしいフェイズその1(携帯電話)

Skype ケータイのニュースが正式になった。 イギリスの携帯通信会社「 3 」(社名)と共同で 11 月 2 日英国内でリリースとなる。また、年内にはオーストラリア、オーストリア、デンマーク、香港、イタリア、マカオ、スウェーデンで発売の見込み。

スカイプ内蔵のケータイとしては、これが第 1 号となる。スカイプのメンバーにかけるのは通話料タダ。フォン発売価格は 100 ドル。スカイプ以外の一般通話には使用時間に応じて払う従量課金制プランと、月極め契約で使い放題のプランがある。

3 (社名です)にとっては先見の明のある動き。みんなが無料ネット通話を使って携帯電話キャリアの中抜きを始めるなら、そのトレンドに先回りをかけ自分自身の肉を食べる通話キャリアが現れてもおかしくない。

3 (社名です)はスカイプ以外の通話を拾うことでスカイプを使う携帯加入者の間にもローヤルティの点数稼ぎができるというわけだ。通話キャリアの目から見たら顧客の奪い合いが減ることなら何でも試す価値はあるだろう。(  Skype ケータイ、 11 月海外リリース決定!  )

のニュースが最初に表れたのが先月の終わりごろであり、これはすごいことになるぞー、とワクワクした。多分世界中の Skype ユーザーは iPhone のニュースで沸くアメリカを横目で気にしつつ、今に Skype の携帯電話がでたら、通話料金はほとんどただになり、既存の携帯電話環境をいっぺんに変えることになるのになぁ、と期待していたに違いない。

そしてついにである。アメリカで販売開始ではないところは他の国、他の会社が iPhone をアメリカだけに先行販売した復讐であろうか? 来年以降の販売国がどのように広がっていくのか楽しみといったところ。

Skype に関しては既存の携帯電話会社を守るためか、かなりの数の国が規制をかけて利用できないようにしている。でもこの携帯電話の搭乗で今までのユーザーはコンピューターを介することなくユーザー同士の会話を行えるから、方向性は決まってしまったようなものだと思うんだけどいかがだろうか?

スカイプに規制をかける各国政府

国、フランス、メキシコ、パナマ、アラブ首長国連邦などでは、 Skype の利便性を検閲しにくい、盗聴しにくい、反政府主義者やテロリストなどに利用されやすいからとの理由で規制がかけられているらしい。香港やマカオで発売になったら、すぐに中国本土に出回るのは予想がつくこと。

厄介なのはコンピューターと違って携帯電話だから持込が非常に楽だし、ユーザーに広まるのは時間の問題だと思う。中国の経済発展のすごかったところは、固定電話が全国に広まる前に、中国の莫大な数の国民一人一人に携帯電話が普及したこと。

国が固定電話を普及させる前に、テクノロジーの進歩によって恩恵を受けている個人がいち早く携帯電話を手に入れて一気にコミュニケーションの自由を手に入れた。Skype の携帯電話はどうなるんだろう?

インターネットの自由はどこへ? 中米では Skype 使用できず

他にはベリーズ、ミャンマー、バーレーン、カタールも規制ということだけど、世界中の携帯電話利用者の方向性は決まってしまった感じがする。と、そこへこのようなニュースが飛び込んできたからビックリ。

ディベロッパーの視野を統合

ことが順調に運べば、来年半ばまでに、ついに Gphone を見ることになるかもしれない。「 Google と U.S. 国内の携帯通信事業者各社( Verizon 、 Sprint 、 T-Mobile 、それに国際的には Vodafone )との Gphone 販売についての話し合いに熱が入ってきた」とウォールストリート・ジャーナルは伝えている。

Google はすでにこれらの通信事業者の一部と競合(そして協力している)。例えば、 Verizon とは、予定されている 700 Mhz 無線周波数帯の競売参加をめぐって争っている。その一方で、 Wimax ネットワークでは Sprint と提携している。ここで取り上げられていない唯一の通信事業者は iPhone を抱える AT&T のみだ。

Gphone リリース時にあたっては、単に一種類の Gphone だけでなく多様な Gphone が現れるかもしれない。また、この先 2 週間以内に、 Google は「携帯電話端末メーカ各社が Google によって動作する電話をカスタマイズした上で製作するために利用可能な新ソフトウェアとサービスを発表するとみられる」とウォールストリート・ジャーナルでは述べている。

ソーシャル・ネットワーキングと同様に、 Google は携帯電話をディベロッパーたちが多数のアプリを構築できるプラットフォームにしたいと考えている。われわれは、これから Gphone 、 iPhone 、 Windows Mobile 、 Nokia の Ovi などを巻き込んでモバイル 2.0 戦争が勃発しつつあるのを目撃することになるかもしれない。(Google 、 Sprint や Verizon など誰とでも携帯電話契約合意を図る )

そして予想していた通り、一気に Google の携帯電話環境への戦略が発表された。

ハードではなくソフトで勝負

Google は 11 月 5 日午前の記者会見において 携帯電話向けの新ソフトウェア「 Android 」を正式に発表した。 Android プラットフォーム上のアプリケーション開発に携わる国際的なアライアン ス「 Open Handset Alliance 」には 34 社が参加する意向を表明している。参加企業には、端末メーカー HTC や Motorola 、米国の通信事業者 T-Mobile 、 チップメーカー Qualcomm などが含まれる。

AndroidプラットフォームはOS 、ミドルウェア、ユーザーフレンドリーなインターフェース、アプリケーションで構成される。 Androidベースの最初の携帯電話は 2008 年後半に発売される見通しであるとSchmidt氏らは記者向けの電話会議で述べた。

ードではなくソフトで勝負してきたところが Google のこの分野での本気さが伝わってくる。一番いい選択で一番効果的な戦略をずっと模索していたのだろう。携帯電話環境はこれから益々パーソナライズされたアイテムを個人が気軽に持ち運び出来る状態になり、インターネットへのアクセスの環境もどこからでも、という実現に向かって社会が変わろうとしている。

既存の携帯電話会社のマーケットに一携帯電話会社として参入するのではなく、どの携帯電話会社もまだデファクトスタンダードとなるソフトをマーケットで独占していないのを読んでの選択は見事というしかない。

Google の頭脳集団ならばできる可能性かなぁ、という気もしたが、世界中に独自のサーバー環境を構築してしまった Google ならば実現できる見込みは十分すぎるぐらいにあったのだろう。さぁどこがユーザーを多く獲得してマーケットシェアを伸ばすだろうか?

デザイン重視の方向性

Google のこのソフトは無料で利用できるらしいから、当然このソフトを元に勝負してくる携帯電話会社は値段を低く設定して勝負できることになる。R&Dの基礎開発やメインテナンスは Google が受け持ってくれる。

ソフトのアップデートも Google がやってくれるとなればハードを作る側にとって何が重要になってくるかといったらいかにしてユーザーにアピールするかというデザイン重視の方向性に向かうであろう。携帯電話上で動くガジェットがたくさん出てくるであろうから、これはすごいことになる。Skype の携帯電話で Google のソフトが入った奴が出てきたら、そこが一番になるだろう!


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