フィギュアスケートグランプリファイナル、村主章枝優勝


村主章枝

フィギュアスケートグランプリファイナル、村主章枝優勝

が現在とても気に入っているフィギュアスケートの村主章枝は先日12月13、14日にアメリカのコロラドスプリングスで行われたグランプリファイナルに出場し、ショートプログラム1位、フリースケーティング1位で優勝した。おぉ、なんという快挙だろう。ついに日本人でもここまでくるようになったかと思い、嬉しくなった。

村主章枝選手のことを初めて知ったのは、去年のソルトレイクシティオリンピックでのこと。それまで日本人女子フィギュアスケートといえば、伊藤みどり選手や八木沼純子選手ぐらいしか思いつかなかったので、そのソルトレイクシティオリンピックでもアメリカのミシェル・クワン選手を応援していた。

ソルトレイクシティオリンピックで初めて村主章枝選手の演技を見たとき、やっと日本人でも表現力のある選手が出てきたかぁ、と思い嬉しくなったものだ。でも表彰台の一番上に立つには、まだまだ自分自身に対する自信が足りないなぁ、とも思った。

今年10月、初めて彼女の演技を生で見る機会が訪れる。10月3日にニューヨーマディソン・スクエア・ガーデンで行われたCampbell’s International Figure Skating Classic を見に行った。そこでは残念ながら結果は5位だったが間近で村主章枝選手を見ることができたので嬉しかった。

その大会ではミシェル・クワン選手が一番の人気者で、まるでアイドル歌手のように拍手や歓声を受けていた。サーシャ・コーエン選手の演技も初めて生で見ることができ、ずいぶんと安定した演技をする人だなぁ、と見ていたらやはりその大会で1位になった。

またこの時期にはNHKのトップランナーという番組にも出場して、初めて村主章枝選手の声も聞いた。その番組中での話で印象に残っているのは、彼女がまだ20代前半で若いのに意外としっかりした考えの持ち主だったこと。ちゃんと自分自身のことを知っている感じを受けた。

フィギュアスケートに対する情熱がすごく、本当に好きでやっているんだなぁ、というのがこちら側にも十分伝わってきた。番組を見た後には益々、彼女のファンになり村主章枝選手のホームページも探して覗いて見た。

その後村主章枝選手は11月8日に行われたグランプリシリーズ第3戦、チャイナカップに出場しSP1位・FS5位で3位になる。この時の模様をアメリカのESPNで見たのだが、インタビューにもちゃんと英語で答えていて、好印象を受けた。英語の通訳なしでちゃんとインタビューに答えることのできるスポーツ選手が出てきたことが嬉しかった。

そして11月28日、北海道・旭川、大雪アリーナで行われたグランプリシリーズ第6戦NHK杯に出場しショートプログラム2位、フリースケーティング1位で見事優勝。この時の演技を見て彼女自身が自分のスケートに対して自信をもって滑っているなぁ、という印象を受ける。だが、グランプリファイナルで優勝できるとは思っていなかったのも事実。10月に見たサーシャ・コーエン選手の自信ある安定した演技には勝てないと思った。

それにグランプリファイナルはアメリカで行われるし。しかし僕の予感は見事にはずれ、心配していた村主章枝選手が自信を持って自分のスケートをできるかということも何の問題もなかった。ショートプログラムで彼女の演技は自信と安定感にあふれ、そのままその勢いを保ちフリーの演技でも完璧にこなした。演技が終わった時点で泣きそうになってしまっていたが、自分自身感動したのだろう。

演技後半の途中で観客が彼女の滑りに入っているのが感じられ、最後のスピンではその感動がこちらにも見事に伝わってきた。この大会には村主章枝選手の他に日本人選手が2人出場していて、合計6名の出場選手枠の内なんと3人も日本人が占めた。彼女たちは本当にたいしたもの。勇気と自分に対する信頼や自信がないと海外の大会に挑戦できない。国内だけで満足してしまうだろう。

今回の日本人の活躍をみて彼女たちの勇気と自信を感じ取った人は、どれぐらいいるのだろう? これからアメリカを始め海外でスポーツ以外の様々な分野の中、活躍する日本人がたくさん出てくると思う。今回の村主章枝選手の活躍はその始まり。そして近い将来、勇気と自信を持って海外に飛び出る日本人と、社会や政府や不景気を理由に自ら行動を起こすことができないで日本に留まる日本人とに日本の社会が分てくるであろう。あなたなら、どちらを選びますか?

カタリナ・ヴィット

主章枝選手にはいつか赤と黒の衣装を着て、カルメンをリング場で表現してほしい。確か1988年だったと思うが、その年の冬季オリンピックで東ドイツのカタリナ・ヴィットは赤と黒の衣装を着て、カルメンの音楽に合わせて演技し、見事金メダルを取った。あのときのカタリナ・ヴィットは本当に美しかった。

僕が初めてソルトレイクシティオリンピックで村主章枝選手を見たとき、カタリナ・ヴィットをイメージしてしまったのだ。2006年のトリノオリンピックはこれで行くしかない!! 村主章枝選手、What do you think ?

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