ベアマウンテン( Bear Mountain State Park )でトレッキング


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ベアマウンテン( Bear Mountain State Park )でトレッキング

いニューヨークを毎年経験していると夏の強い日差しが無性に恋しくなる。4月頃には夏時間のお陰で日が次第に伸びていき、初夏を迎える5月のニューヨークは街のあちこちで目に付く新緑の木々が目に嬉しい。

5月の終わり、メモリアルディーを基点に夏がオフィシャルに解禁され9月はじめ、レイバーディーまでこの夏休み気分は続くのがアメリカでの大体の流れ。

というわけでこの時期、普段見慣れているマンハッタンを思いっきり飛び出してみるチャンス到来、毎年週末の度に無理をしてでも暑い中外出しようとしている。ニューヨーク関連の写真(  Alpha Photograph )も集まってきた!

ニューヨーク近郊、ハドソン川の上流に大きく横たわるアパラチア山脈。ハイキングにクライミング、トレッキングやキャンピングなど気軽に楽しめるアドベンチャーが比較的簡単に利用できる。

今回は前から行ってみたかったベアマウンテン( Bear Mountain State Park )へ行き、トレッキング体験をしてみることにした。ちなみにこのトレッキングルートはあのアメリカ東部のジョージア州からメイン州にかけての14州にまたがる約3,500kmの長距離自然歩道、アパラチアン・トレイルの一部になっている。

まずはネットで情報集め、どうやら車がないといけないらしい。うーん、困ったなぁということでいろいろ人に聞いてい見ると、タイムズ・スクウェアの1ブロック西に立地するポート・オーソリティ・バスターミナルからベアマウンテン行きのバスが出ているらしい。

ネットで調べてみると、( Bear Mountain State Park Day Trip – ShortLIne )、というものを発見。往復のチケット、大人26ドル70セントとたいして高くないので一緒に行きたいという友達のJessieを連れて先週末の土曜日に行ってきました。

まずバスのスケジュールを見るとマンハッタン発が午前中8時45分と11時15分と2回、マンハッタンへ戻るバスのスケジュールはベアマウンテン発が午後3時19分と5時の2回。行ったことのない場所へは時間的に余裕を持って出たほうがいいので、8時45分のバスに乗ることにした。

バスが出るポート・オーソリティ・バスターミナル3階へ行くと他にもいろいろなところへ向かうと思われるバスを待つ行列を発見。他にもいろんなところへ行けるバスがあるんだなぁ、とそれを見ているだけでワクワクしてくる。自分たちの乗るバスのゲートは312だ、ワクワク♪ ワクワク♪

さて、出発ゲートへ行ってみるとちらほらと人がすでに並んでいた。このベアマウンテン行きのバス、実際にはローカルバスと一緒でそこへ行くまでにところどころニュージャージ近辺へ用事がある人などのために停車していく。だから実質ベアマウンテンへ着くのは1時間30分ぐらいかかった。ちなみにこのバスはベアマウンテンからすこし先に位置するWest Point (  United States Military Academy  )までも行っている。

いやー、偶にマンハッタンの外へ出るのはやっぱりいいねぇ、と目の前に広がるアメリカ一般の景色に嬉しさとともに懐かしさも感じる。広い道路に点々とする店舗、わぁーこんなところに住んだら車がないと不便だし、ちょっと俺には無理だなぁ、などとかつて住んでいたノースカロライナ州の景色を思い出す。

大きなハイウェイを降りてローカルの道を走っていくとだんだん景色が山並みに変化してきた。なんか高校生の頃のサッカー部夏の合宿へ行くみたいだなぁ、と・・・目指すBear Mountain Innという案内標識が道路に現れ、ついに到着。辺りはすっかり山々の景色で目の前にベアマウンテンがどーん、といった感じで存在していた。

聞くところによると頂上への道は幾つかの選択肢があるとのこと。普通に車や自転車が通る道沿いに行けば大体1時間ぐらいかけてベアマウンテンをぐるーっといった感じで上ってくる選択肢と、山の中を抜けて突き進むかなりハードなトレッキングコースなど。もちろん自然を満喫したいトレッキングコースを僕たちは選択することにした。

Hessian Lake @ Bear Mountain State Park Hessian Lake @ Bear Mountain State Park

Hessian Lake @ Bear Mountain State Park Bear Mountain Trails

Hessian Lakeというちょっとした湖が目の前に広がり周りではバーベキューなどを始めている家族連れが・・・その湖沿いに小道をボート小屋の方へと歩いていく。トレッキングの入り口がわからないので人に聞いてみると、どうやら赤いマークがあるからそこから山へ入っていくといいと教わる。どんな感じのマークなのか検討がつかなかったのでちょっと探したけれどありました。無事、山の中へいざ出発!

あぁやっぱり自然の中はいいねぇ、と木漏れ日の中、トレッキング用に整備された平坦な道を歩いていく。前方に他にもこのトレッキングを歩いている男女2人組みのパーティーを発見。大丈夫、この道でいいんだ! 二人とも足取りは軽い♪

トレッキングに入って25分ぐらい経っただろうか、最初の難関登場、いきなり歩いていく先々の道が急斜面になってくる。普段、地下鉄駅から地上へ上がるときエスカレーターを使わず階段を上っていることを感謝、しかし10分も急斜面を歩いていると息が上がってきた。思っていたよりきつい!

歩き始めて40分ぐらい、大きな岩が急斜面にのしかかっている。どうやらこれを上っていかないといけないらしい。遥か上に先に進んでいたパーティーの一行がくたびれて途中休憩しているのが見える。あぁ、あそこまでいくのかぁ!

この景色はネットで見ていた。この大岩の登りを抜けるとちょっとした広場があるはずだ。その場所をイメージしつつ、もう少しだ、もう少しだ、と急角度の岩山を太ももを持ち上げる感じで登っていく。気がつけば全身汗だく、息を整えながら登っていかないとこの難関をクリアーできそうにない!

急な斜面の岩山に挑んで30分ぐらいたったところでなんとなく山の上に開けた場所が見えてきた。後もう少しだよ、とJessieを励ますけど、20代の彼女と40代の自分には明らかな体力差が・・・気がつけば遥か先にJessieの姿が・・・ポンポンポンと軽快に登っていくJessieに、おぉーい、ちょっと待て! と自分。

Bear Mountain Trails

Bear Mountain Bridge from Bear Mountain Trails Bear Mountain Trails

トレッキングに入ってすでに1時間、やっとのことで最初の開けたポイントへ到着。見渡せばベアマウンテンからハドソン川北側の景色が素晴らしい! Bear Mountain Bridgeも視界に入ってくる。橋を渡る車があんなに小さい!

暫く休憩。休んでいると他にも小さな子供をつれた家族連れや赤ん坊を背中に担ぎながら登場する若いカップルなどもこのトレッキングを楽しんでいる。進む先々に転々と白地に赤のサークルマークを目にすることになるので、慣れてくれば誰でも安心して進むことができるからだろう。

さてとここから頂上のベアマウンテン反対側の景色が見える場所へたどり着くまでにはまだまだ先がある。半分は来ただろう、2時間ぐらいはかかると思っていたので後30分ぐらいか?

この休憩場所から先は暫くの間平坦な場所が続き、登りがでてきても急激な感じはしなかった。二人ともトレッキングに慣れてきた、赤のサークルマークを発見しながら進んでいくといきなり車が走る音が、そして大型バイク特有のドドドォーという排気音。

んっ、なんだ? と思って登っていくと頂上へ通じる道路の途中に出てきた。車や大型バイク、自転車などが上っていったり、下って行ったりしている。おっ、こんなところに出てくるのかぁ、と道路沿いに置かれた岩に赤のマークを発見。

登ってきたトレッキングを振り返るとどこを通ってきたのかわからないぐらいの急勾配。二人とも上しか見てこなかったから、この急激な下りを見て、帰りの道はちょっと恐いな、といった感じに・・・気を取り直して道路を横切り、再びトレッキングの中へと進んでいく。どうやら頂上は近いみたいだ!

あの休憩場所から30分、やっとのことで視界が開けてきた。車や大型バイクの集まる音が聞こえてくる。人も集まっているみたいだし、小さな駐車場や展望台も発見。ついにベアマウンテン頂上へ着いたみたいだ。麓の小さな湖を出発してから約2時間といったところか、登っていくトレッキングの先々が未知の世界ということで二人とも一気にここまできてしまった感じだった。

いやー、頂上から見える景色は素晴らしい! 目の前に大きく広がる森林に覆われた山々、左にはハドソン川が遥か向こうに見えるではないか、視界がクリアーだとマンハッタンの摩天楼が見えるらしいが・・・

頂上で昼食を取る気力もなく、ここは一足先に山を降り、元の湖へ戻って昼食をそこで取り3時19分のバスに乗ってマンハッタンへ戻ろう、と計画し直してその後30分ぐらいは展望台へ上がったり、景色を楽しんだりして、さぁ、いざ再び出発!

トレッキングはその頂上から今度は下へと向かう道へ続いていたけど今回は急な下りを避けることにして普通の一般道路をぐるーっとベアマウンテンを一周するかんじ降りていくことにした。途中、野生の鹿に遭遇したりしながら降りること1時間、やっとBear Mountain Innの駐車場や広場が見えてきた。二人とも硬い舗装道路の下り道を長い間歩いたせいで足首が痛い!

持参した昼食を湖の周りにあるテーブルに広げ、ガツガツと食らいつく感じでたいらげ、少し休憩をとってバスが到着する予定の場所へ移動。3時25分ごろ迎えのバスが到着。予定到着時間の5時ちょっと過ぎ無事マンハッタンへ戻ってきた。お疲れ!

今回は初めてということもあり、ネットなどでいろいろと情報を取り入れていたし、持ち物もある程度準備していったけど、普通の一般道を上がっていくのならばハイキングをちょっとUpgradeしたかんじで頂上を目指しても大丈夫だと思う。

もちろんトレッキングを挑戦するならば最低限の下準備をしていくことは必須であるし、いざというときのためにもなる。遭難ということはないであろうが、万が一ということも山にはあるからトレッキングをするならば山の中へ入り込んでいく、という心構えは持っていたほうがいいかもしれない。(遥か昔、とっても無知だった僕はサンダルでグランド・キャニオンを降りていき、帰りの上り坂で非常に後悔してふらふらになりながら登ってきた経験があります)

Trekking Poleと呼ばれる杖なんだけど、あれはあったほうがいいね! 僕は単に年寄りのための杖だとばかり思っていたけど、トレッキングには欠かせない道具。登りのとき、下りのとき、行く先々でTrekking Poleを地面に刺しながら進むことで身体全体のバランスが保てる。安全であるし上り下りで消耗する体力を保つことにも繋がる。本格的にトレッキングをするならば、あの道具はそろえないとなぁ・・・

次回は全部の行程を制覇できるよう反対側の降りにも挑戦してみようと思う。紅葉の季節にでも再び出かけようか!

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Hudson River View from Bear Mountain Trails Deer @ Perkins Memorial Dr inside Bear Mountain State Park

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