ミニディスク、携帯電話の二の舞いになる日本のテレビ局、市場化が始まるとどうなるか?

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iTune Store

ミニディスク、携帯電話の二の舞いになる日本のテレビ局、市場化が始まるとどうなるか?

の投稿記事( ミニディスク (MiniDisc)の二の舞だった日本の携帯電話 )で日本の携帯電話が海外勢、アメリカアップル社のiPhoneとか中国小米科技(シャオミ)社のMIシリーズにスマートフォン市場におけるマーケットシャアを奪われている理由の考察を書きました。実はこの次に大きな市場形成が起きそうな分野がまだ在るんです。それはテレビ市場!

市場化が始まりそうな場所例です。(マーケット感覚を身につけよう参照)

  1. 規制によって消費者が妥当だと感じる価値と大きく掛け離れた価格付けが行われている
  2. 規制によって、新規参入が意図的に低く抑えられている
  3. 流通経路が複雑で、付加価値を産んでいない中間業者が多数存在する
  4. 経営者の怠惰により、人材を含む貴重な資源が活用されていない
  5. 関係者の怠惰と安定志向のため新技術導入がされておらず、生産性が低い
  6. 規模の小さな企業が多く、運営が非効率で大きな投資もできていない
  7. 時代に合わなくなったものが、淘汰の仕組みがないために温存されている

無法地帯から秩序在る仕組みを想像して創造、世界に提供する

さん、音楽を手に入れる時どうしていますか? 殆どに人はネットで何らかの方法を活用して聞きたい音楽を手に入れているはずです。アマゾンとかiTune Storeとかで1曲から購入できる仕組み、便利な世の中になりました。覚えているでしょか、このような仕組みが出る前、人々はどのようにして音楽を手に入れていたか?

各々のPCに保存されていたCDから取り入れられた音楽はネット上でPeer to Peer (略称 P2P 。 peer-to-peer とも)の Napster(ナップスター) が始まりとなって無法地帯状態で取引?されていました。CDが売れなくなった、と音楽業界が騒ぎ出しなんとか取り締まりをしようとしますが、消費者、エンドユーザーからしてみれば、こんな便利な仕組みを規制して利用できなくしてしまおうという動きに違和感を抱きます。

でも昔のように、音楽をCDで購入して(中には聞きたくない曲も含まれていたり)なんていうのは無理。それほど手に入れたいとも思わないが、偶に聞きたくなる曲とか一発屋のヒット曲を聞くために12曲入のCDを購入する必要に不便さを感じていました。

ナップスターならば何処かの誰かがPC内に保存している自分がほしい曲を提供してくれる、となればそちらの仕組みに食いつくのは当然でした。欲しい曲、聞きたい曲だけを集めればいい。違法とわかっていても便利な仕組みを抑制するのは不可能。でもCDの売上がなければアーティストの収入が無くなり音楽活動を続けていくことも難しい。すると素晴らしい音楽が生まれる可能性までも究極的には亡くなってしまう可能性も在る。

このジレンマを解消して新たな仕組みを提供したのがアップル社CEOの故スティーブ・ジョブズ氏。iTune Music Storeと名付けられたシステムは自分が欲しい曲だけを1曲から手に入れることができ、価格も1曲平均1ドルと格安。このようなシステムならば違法で取り入れていて、いつか御用逮捕となる心配もありません。気がつけば本家のナップスターは影を潜め、いつしか人々はiTune Music Storeで音楽を購入するのがデファクト・スタンダードになったのです。

iTune Storeが音楽、ラジオ、そしてテレビも提供する

楽を提供して、映画を提供して、ラジオ番組を提供できるようになりました。故スティーブ・ジョブズ氏が次に狙っていた市場がテレビ業界です。仕組みとしては同じような環境が整っています。テレビもアメリカではケーブル業界が価格を高く設定しているから結構高いんです。だからHulu(フールー)のような動画配信サービスが流行るんです。

動画共有サービスではかつての音楽のような状態。Peer to Peer (略称 P2P 。 peer-to-peer とも)の Napster(ナップスター) が始まりとなって無法地帯状態で取引?されていたように、YouTube(ユーチューブ)を利用してテレビ番組を視聴できる環境が整って?います。ここでも同じ、消費者、エンドユーザーにしてみれば観たい時に観ることができる仕組みは便利。

見逃した番組も、著作権のために試聴できない海外放送もネットへ行けば誰かが提供している、という期待感は裏切られること、稀なんです。不謹慎かもしれませんが、有難いというのが正直な気持ちではないでしょうか。今ではユーチューブ以外にも沢山似たような仕組みがネットで提供されていますし・・・取り締まりをかけてもイタチごっこということは市場が要求しているんです。

違法とわかっていても便利な仕組みを抑制するのは不可能。でもTV局の売上がなければ局の運営収入が無くなり創作活動を続けていくことも難しい。すると素晴らしくて面白い番組が生まれる可能性までも究極的には亡くなってしまう可能性も在る。

じゃ、ということでiTune Storeでテレビ番組を提供してしまおう、と動いていたのが故スティーブ・ジョブズ氏だと言われています。残念です、このような仕組みが完成する前に亡くなってしまって。方向性とすればテレビ業界がiTune Storeのような仕組みに取り入れられるのは時間の問題ですから・・・でもジョブズ氏が生きていればもう少し早く実現したかもしれません。

このように市場化の波は、その変化によって得られるインパクトができるだけ大きな分野を狙い撃ちしてきます。分不相応な利益が温存され、そこを突破するば大きいな利益が得られると思うからこそ、海外企業も含め、様々な人や企業がその分野に参入しようとするのです。研究者や技術者も、技術によって、今までバカ高かったモノが格安になる分野に、(その技術があってもなくても対して価格が変わらない分野より)強い興味を持ちます。だから規制に守られれた、市場的でない分野ほど、大変革に見舞われる可能性が高いのです。(マーケット感覚を身につけよう参照)

供給の少ないもので強く求められているもの

れから多くの日本人は否が応でも海外で生活をする選択肢を選ばざるをえない機会が益々一般的になっていくものと思われます。好む好まざるとに関わらずです。すると慣れない海外生活の疲れを癒してくれるものとして必要されるとされるものは何か?

結構日本のテレビって需要があるんです。くだらないと言いつつもお笑いの感覚は日本独特のものですし、受動的で大して頭を使う必要もない日本のテレビと向き合っている時間。ストレスが精神的にも肉体的にも蓄積していくタフな海外生活にはすべての人にではないですが、必要なものなんです。でも著作権のため、日本のテレビを試聴することは海外では不可能。

オンデマンドでもいいからお金を払って試聴することができるならば、そのシステムに従う消費者、エンドユーザーは多いはずです。だから違法とはわかっていてもネット上で何処かの誰かが提供してくれている仕組みを利用してしまうんです。

市場化が始まりそうな場所例です。(マーケット感覚を身につけよう参照)

  1. 規制によって消費者が妥当だと感じる価値と大きく掛け離れた価格付けが行われている
  2. 規制によって、新規参入が意図的に低く抑えられている
  3. 流通経路が複雑で、付加価値を産んでいない中間業者が多数存在する
  4. 経営者の怠惰により、人材を含む貴重な資源が活用されていない
  5. 関係者の怠惰と安定志向のため新技術導入がされておらず、生産性が低い
  6. 規模の小さな企業が多く、運営が非効率で大きな投資もできていない
  7. 時代に合わなくなったものが、淘汰の仕組みがないために温存されている

時代に合わなくなったものが、淘汰の仕組みがないために温存されているとは正にテレビ業界ではないですか!音楽のように1曲平均1ドルの感覚でテレビ番組も1枠平均1ドルぐらいで購入、視聴できるようになったら消費者は必ずこのシステムを選択するはず。そして必ず人々はiTune Storeでテレビ番組を購入するのがデファクト・スタンダードになるでしょう。

海外日本人以外の視聴者を惹き付けろ

人から一番組に付き1ドルでは1000万人が視聴しても1000万円(1ドル=100円)しか収入がない、これでは採算が取れない、と思考するのではなく、一工夫して海外の日本人以外の人でも視聴できるようにすればいいのです。英語のサブタイトルをつけ、海外日本人以外の視聴者にも提供できる仕組みであればマーケットは莫大に広がります。

旅番組、料理番組、何かの特集番組とか絶対海外日本人以外の視聴者にもアピールするはず。それが呼び水となって日本へ観光客が増える仕組みとなる。NHKのクローズアップ現代とか海外日本人以外の視聴者にも参考になるはずです。日本は課題先進国ですから課題解決のために日本社会や日本人がどのように取り組んでいるのかに興味ないわけ無いんです。

アド街ック天国とか良いです、日本の魅力をばっちり観光客が興味湧くように番組構成されていますから。ガイアの夜明けは日本社会で暮らす日本人の動向を知るのに便利だし、未来世紀ジパングは日本人の海外動向を知るのに便利です。カンブリア宮殿も各企業の特徴をわかりやすく視聴者に紹介、その仕組がどのようなインパクトを日本社会と日本人に与えているのか、理解の助けになるお気に入りの番組です。

アナザースカイは日本人アーティストやタレントを知る機会を与えてくれるし、NHKのきょうの料理では和食から洋食、中華などに至るまで日本人の繊細さ、料理、美味しさに拘る日本人気質を理解するきっかけに成り得ます。えっ、私がどのようにしてそれらの番組を視聴しているかって? TVジャパンなるものに加盟して毎月料金を支払っていたり、ネットの誰かにお世話になっていたり・・・こんなことを控えめに言う必要なくなる日が来ますように!

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