ヤンキー・スタジアムバックステージツアー


Press Box @ Yankee Stadium

ヤンキー・スタジアムバックステージツアー

日の Labor Day の日にヤンキー・スタジアムツアーに参加してきました。今年でこの伝統ある球場ともおさらば、ということもあり前々から球場内に入ることができるこのツアーに参加したいと思っていました。値段は下調べをしてみると20ドルぐらい。

しかし、この伝統ある球場が来年からは見られなくなるということも手伝って中々チケットを取ることができません。これはもう、旅行会社とかツアー会社が抑えているんだろうなぁ、とあきらめ日本の旅行会社に依頼することに。なんと72ドル!

ちょっと高いかなぁ、という感じもしたけど、先月ニューヨーク・メッツの球場、シェイ・スタジアムも今年で最後ということでメッツの試合を見に行ったときのチケットが大体70ドルだったから、まぁ調度いいか、ということで納得しました。

ツアー当日この日は雲ひとつないお天気に恵まれ、本当に気持ちのいい一日。ニューヨーク・ヤンキースは雨で流れたデトロイト・タイガースとの試合を消化するためにデトロイトへ遠征。

Labor Day ということで球場内も関係者が普段よりも比較的少ないとか。だからこの後わかるんだけど、球状内はほんと静かだったし、普段は入れない選手たちのロッカールームにも立ち入ることができる許可がおります。ラッキー!

さてツアーが始まる前、日本語ツアーガイドを務める野澤甲太さんに少しばかりヤンキー・スタジアムについての豆知識を教えてもらうことになりました。元々このヤンキースというチームはニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)と共同で球場を使用していました。

現ヤンキー・スタジアムから見える丘の上にあったヒルトップ・パークにあったそうです。その球場はとっくの昔になくなっていて今は病院が建っていて、その病院で生まれたのがアレックス・ロドリゲス。彼はヤンキースで活躍するべく生まれてきたみたいですね。

本人はメッツファンということでメッツへ行きたいみたいですけど、大型契約をヤンキースと結んでおり、当分はヤンキースでプレーすることになりそうです。

Yankee Offices Today’s Lineups in the Press Box

House That Ruth Built

920年シーズン前、ヤンキースはボストン・レッドソックスからベーブ・ルースを金銭トレードにて獲得します。ここから皆さんが良く知っている歴史が始まるのです。ベーブ・ルースは移籍1年目、なんと54本塁打、137打点という当時では考えられない数字を残します。

今からしてみるとあまり54本塁打、といわれてもピンとこないかもしれませんが、その当時の2位以下の選手の成績を見てみると10本塁打以上も打つ選手がいなかったことからすると、ベーブ・ルースの記録は超人的なんですね。

これを聞いた人々が球場へ訪れることになり、ヤンキースの観客数は増え続けます。面白くないのは球場オーナー側のニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)。ついにニューヨーク・ジャイアンツ側から球場使用許可取り下げの通達を受け、ヤンキースは独自の球場を持つことになります。

ですからヤンキー・スタジアムには「 House That Ruth Built 」、ルースが建てた家、というように言われている所以がこのエピソードなんです。「 バンビーノの呪い 」もベーブ・ルースの活躍によって生まれた逸話ですしね。

新しい球場はすぐ隣に建設されていました。かなりの急ピッチで完成までの仕上げに入っているみたいですけど、球場の観客動員数は今の球場よりも少なくなるそうです。これには理由があるみたいで、あんまり大勢入場できる球場を作り空席が目立つようだと、いけないとか。

常にある程度満員のような風景を作り出して観客側にプレミアムの感覚を植えつけようとしているみたいです。いつ行っても見ることができるという価値観を見れるときに行かないと中々チケットは取れないぞというように煽るというかせかすというか、要は価値観をあげるのが狙いなんでしょうね。

Press Box Monument Park

ドーム球場は最低!

本語ツアーガイドの野澤甲太さんが面白いお話をしてくれました。ドーム球場というのは最低の球場らしいです。アメリカでは野球というのが段々伝統をかもし出す雰囲気を保つようになり、野外でプレーする、天然芝の上でプレーする、というのが流れだそうです。よってドームにするなどもってのほか!

もちろんメジャーリーグにはドーム型球場もあることにはあるんですけど、お天気がいい日などは開閉型の球場のため、天井は開くようになっています。唯一、開閉型の球場ではないミネソタ・ツインズの球場、メトロドームは最悪の球場といわれているそうです。

そういえば日本にも有名な東京ドームがありますけど、あれはこちらの感覚からしてみると最悪の球場ということになるというから不思議ですね。天然芝というのもこちらの感覚では当たり前で、日本で人工芝の上でプレーしてきた日本人メジャーリーガーは移籍後、膝の怪我などを誘発するのはそれが原因? ということも言われています。

話が長くなりましたが、ツアーのお話に戻ります。このバックステージツアーは大体40人ぐらいで回るんですけど、ツアー自体の案内は英語で行われます。日本語ツアーはですからおまけのような存在で、メインのツアーに割り込ませてもらう形で参加します。

冒頭、チケット代が72ドルで高い! というようなことを書きましたけど、熱烈なヤンキースファンの中には300ドル近くの値段を払った人もいるそうです。泣いても笑っても今年いっぱいですからね。プレミアムがついたとしても不思議ではないでしょう。

Yankee Dugout Players Portrait outside of Yankee Stadium in the Parking Area

ツアー開始!

アーはまずプレスルーム、バックネット裏2階にある記者席へ案内されます。当たり前ですけど、非常に眺めが良かったですね。公式スコアラー席も隣に位置し、ヤンキースオーナー、 ジョージ・スタインブレナー氏の特別貴賓席も記者席から左側にあります。元 小泉純一郎首相や歌舞伎の十八代目中村勘三郎氏が招待されたとか。

次にツアーが向かった先はレフト外野の裏にあるモニュメント・パークです。ここにはヤンキースの永久欠番選手の背番号が飾られているほか、ヤンキースに貢献した選手や監督の石碑などが置かれています。ブルペンで投球練習を終えたロジャー・クレメンスはマウンドへ向かう前に、ここにあるるベーブ・ルースの石碑に触れてからグラウンドへ向かう姿は有名ですよね。

そこからツアーはレフト側のファールエリアを通過して、バックネット前を通り、ヤンキースベンチへと向かいます。すごいですね、普段あのヤンキース選手が普通に座っている同じベンチに入ることができるんです。それだけでも僕は感動してしまいました。

ツアー参加者はもちろんベンチに座ることができ、そこでガイド側からの解説を聞くことになります。選手たちが普段するように、ベンチ前のフェンスに手をかけて球場を眺めてみたりと、いやーこれだけでも贅沢です!

さぁ、ここから普段は入ることのできない選手ロッカールームへ。もちろんプライベートなものがおいてあるので撮影は一切禁止。それでも貴重な体験です。

右手に移籍してきたばかりのイバン・ロドリゲスのロッカーがあり、その置くにはアレックス・ロドリゲスのロッカーも確認できました。マリアーノ・リベラ、アンディ・ペティット投手のも右手にありました。この右手の真ん中ぐらいに 井川慶投手のもあったらしいんですけど、戦力外となってしまった今、もちろんなくなっていました。

中央奥は近くまで行くことができないのでわからなかったんですけど、ジェイソン・ジアンビなどの選手ロッカーがあるそうです。松井秀喜選手のロッカーはというと左手にありました。おぉ、あの松井秀喜選手が普段ここでくつろいだりしているんだぁ、と思うと松井秀喜選手の体温が残っているように感じられました。

他には王建民投手のロッカーもあり、左手奥にデレク・ジーター選手のロッカーがあります。このロッカールームであのシャンペンファイトとかが行われたと思うと、すげぇーなぁ、という思いと、感激で中々ロッカールームを後にすることができませんでした。

こんな感じで正味1時間ぐらいのツアーは終わります。終わってみての感想は、72ドル、十分元取れたぁー、ということですね。それ以上の価値があったといってもいいぐらい。ほんと、楽しませていただきました。日本語ツアーガイドの野澤甲太さんの説明もいろいろ詳しく教えてもらいましたし、非常に満足いく内容でした。

今(9月はじめ)から参加申し込みをかけるとなると、厳しいものがあるかもしれませんけど、ある程度のお金を払う価値があると思っている方は、本当にオススメですよ。

Behind 3rd Base @ Yankee Stadium

, , ,

Powered by WordPress. Designed by WooThemes