丸山茂樹が感じたプレッシャー


丸山茂樹が感じたプレッシャー

日見事、ゴルフの丸山茂樹がアメリカで2度目の優勝(2002年5月9日~12日 「ベリゾン・バイロンネルソン・クラシック」)を果たした。PGAツアー2勝目でこれは日本人初のPGAツアー2勝目の快挙である。

日本に住むことをやめ、こっちに住んでいるプレーヤーたちと一緒の環境に住むことから始めた丸山。だんだんアメリカでの生活も慣れてきたのだろう。この調子で毎年少しづつでもいいからタイトルを取ることが必ず3年、5年後の丸山自身にとって大きなプラスになる。苦しい中での優勝が特に貴重。

今回は最終日、特にプレッシャーとの戦いだっただろう。自分自身をコントロールして落ち着いてプレーすることが4日目の最終日にもなると、それこそ身体的にも精神的にも辛い。最大のプレッシャーはどこから来ていたのだろう? 恐らく最終日に優勝圏内にいたタイガー・ウッズだろう。ウッズが本気を出して追い上げてきたら、上位のプレーヤーにとっては凄いプレッシャーとなる。

12番か13番で丸山はボギーをたたいてしまった。いつもの丸山の顔から笑顔はとっくに消えていた。ウッズがいままで築いてきた実績に比べ丸山はまだ、全米で一回の優勝経験だけ。絶対優勝したいがそれこそ必死で余裕なんてまだまだ。祈るようにホールごとのショットを打っていたに違いない。

それにしてもウッズからのオーラーはすごい。回りのギャラリーが気を使っている様子がテレビを観ている側にも伝わってくる。調子が悪い時、自分自身に対する怒りやイライラがギャラリーに緊張感を与えていて空気が張り詰めている。それほどのエネルギーをウッズは発している。

優勝した丸山はいつになったらウッズが後ろから追い上げてきても、自分のプレーを続けていれば大丈夫だ、という自信を得られるのか? こういう小さな積み重ねしかない。そして毎回プレッシャーから逃げないでそれに立ち向かっていく。そうしてこそ、いつか自分自身に余裕が生まれリラックスしてプレーできるようになる。そのときには丸山はウッズにプレッシャーを与えることのできるプレーヤーになっていることだろう。

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