全豪オープンテニス2007、絶対に崩れないロジャー・フェデラー


ロジャー・フェデラー

全豪オープンテニス2007、絶対に崩れないロジャー・フェデラー

Determination、絶対に勝つ。今年の全豪オープンテニスは女子セリーナ・ウィリアムズ、男子ロジャー・フェデラーの優勝で幕を閉じた。セリーナは今回、シードなしで決勝まで進み、優勝してしまった。

2007年の全豪オープンでは世界ランキング81位のノーシードから勝ち上がった。決勝で( 3 年前のウィンブルドン決勝で敗れた)マリア・シャラポワを 6-1, 6-2 で破り、 3 度目の全豪優勝を達成。これでセリーナの 4 大大会シングルス優勝は「8勝」となった。

ごい Determination というか絶対に勝つという意志を全身から発している。準々決勝では第3ゲームまでもつれ込み先にマッチポイントを迎えたのは敵であるイスラエル人新生シャハー・ピアー( Shahar Peer) であった。ここからがずごかった。ベテランの意地とでも言おうか?

セリーナから発せられる絶対にあきらめない、負けない、というオーラに圧倒されてしまい、あっけなく負けてしまった。ここで勝ったことが “ 今回は行ける! ” という信念を セリーナに与えたのかもしれない。

決勝でのシャラポワとの試合ではセリーナが圧倒的に強くてシャラポワは途中で集中力を失ってしまったようだった。決勝の日は、シャラポワのお母さんの誕生日。勝ちたかった様子というか、そうとう悔しかったみたいで “ 必ず今日の日を思い出す日が将来来るであろう ” とコメントしている辺り。絶対にリベンジは果たすという誓いでしょう。

僕個人としては、マルチナ・ヒンギスに期待していたんですけど、まだまだ全盛期の自分を取り戻せていないようです。準々決勝より上へ行くには、世間を知りすぎてしまったのかもしれません。やさしくなってしまったというか、やさしいさという感情を味わってしまったというか。

調子が良くてもフェデラーには勝てない?

ンディ・ロディックのフラストレーションはわかるような気がします。多分、今年はロジャー・フェデラーに勝てると確信していたんでしょう。準決勝のここまでくるのにロディック、とても調子がよかったんです。集中しているし、 Unforced Error が非常に少ない。自滅しないで自分でポイントを決めている。

これだったらフェデラーと当たっても勝てるかもしれないなぁ ” なんて思っていたんですけど、やっぱりフェデラーは強かった。ロディックは何もさせてもらえず。調子悪くなかったと思うんです。Unforced Error も少なかったし。ただ、ほとんどのポイントはフェデラーが決めていたんです。サーブのエースから数々のパッシング・ショットを連発して、ロディックは怒りを自分にぶつけていました。

テニスは相手の嫌なところを攻めるゲーム

回、気付いたんだけど、決勝まできて優勝していしまうような人物には圧倒的な技術はもちろん必要だが、特に精神面その中でも怒りというか相手への憎しみのエネルギーがすごいほど、敵を圧倒できると思う。テニスは相手の嫌なところを攻めるゲームであるので、自分が困るところへボールを入れられたらそれは腹が立つであろう。

そこをいかに冷静にプロフェッショナルとして対処できるか? 集中しながら相手への憎しみを増幅させてゆき “ 絶対に負けない ” という意志を発し続けることができるか? スポーツマン・シップというのはきっとその必要性から生まれたのだろう。フェデラーは本当に強い。当分勝ち続けるだろう。

絶対に崩れないフェデラー

のラケット・コントロールは素晴らしい。しかし、あの冷静とも受け取れるクールな表情からは何も読み取れない。きっと心の中で激しく感情が高ぶっているんだろうが、冷静かつ、相手への憎しみを増幅させて、ゲームをコントロールする集中力を切らさない。彼のリターンのボール角度は相手のものよりもコートに入る角度が鋭い。

そしてほとんどの場合、相手側センターへボールを打ち返すことはない。必ず四隅へボールを振り分ける。フェデラーは絶対に崩れない。試合後のインタビューではとてもリラックスしていて普通の好青年に見える。1934年にジャック・クロフォードという人が7回連続のグランドスラム決勝進出を果たしたらしい。それに今回フェデラーは並んだ。

ジョン・マッケンローもボリス・ベッカーもピート・サンプラスも強かったが、パッション、情熱だけじゃダメなのかもしれない。何か我慢強さみたいなもの。スイス人もスウェーデン人も我慢強そうだもんなぁ。

優勝を決めたときに表したフェデラーの歓喜の感情表現には見ていたこちらも嬉しくなってしまった。最後まで集中力を切らさない、と決めていたんだろう。確か去年は途中でフェデラー、泣いちゃった。今年はどうかなぁ? (Incredible Return from Rodge Federer)これ、ありえないでしょ!

男子シングルス優勝者のロジャー・フェデラーが、 1 回戦から決勝まで「全試合ストレート勝ち」を達成。テニス 4 大大会男子シングルスにおける全試合ストレート勝ちは、 1980 年全仏オープンのビョルン・ボルグ以来で、全豪オープンでは 1971 年のケン・ローズウォール以来であった。(ウィキペディア参照)

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