女子フィギュアスケート、エキジビション – トリノオリンピック


イナバウアー

女子フィギュアスケート、エキジビション – トリノオリンピック

んなの表情がこんなにもリラックスしているのを見るとホッとする。昨日の女子のフリースケーティングから一夜明け、今日のエキジビションはいわばセンチメンタルになりがちなファイナルショー。メダル獲得からのプレッシャーから開放され、各選手が本来のスケートを自他共に楽しむという基本に徹しているので見ているほうも安心してみていられる。

イリーナ・スルツカヤの表情にはこれで私の役目は終わった、というような寂しさと金メダルを取れなかった無常さが見て取れ、これで当分イリーナ・スルツカヤの演技は見ることはないだろうというような寂しさを感じてしまった。

ペアの中国カップル 張丹& 張昊がでたとき、あの時の悲劇が誰もの頭をよぎったに違いない。しかし、男性が女性を空間へと解放し見事女性が着地を決めた時、思わず拍手をしてしまったのはきっと僕だけじゃないだろう。これですべての人が救われた。彼らは大丈夫だと。

ショートプログラムで2位につけた彼らは、4 年前に申雪 & 趙宏博組が挑んで果たせなかった 4 回転スロー・ジャンプに挑戦。しかし張丹は着氷時に転倒し左膝に負傷をおい演技は一時中断。張丹は演技続行を選び、負傷後のパートでサイド・バイ・サイ ドの 2 回転アクセル -3 回転トウループ という難しいコンビネーションジャンプを成功させ、銀メダルを獲得。

サーシャ・コーエンの登場

女は金メダリストとして滑りたかっただろう。ショートプログラムを終わった時点では一番金に近かったのは自分だから。それでも彼女の滑りからは4年後のバンクーバーオリンピックが雰囲気として読み取れた。彼女はまだあきらめてはいない。いいではないか。ライフにストライク・アウトはないのだ。自分で宣言してしまわない限りは。

エフゲニー・プルシェンコ

回の男子のシングルで完全に他を圧倒していた実力者。その存在感はきっとフィギュアスケートの歴史に残るだろう。ソルトレイクシティオリンピックから4年。彼は自信を自らたくわえ演技にさらに磨きをかけ、ちょー一流と呼ばせるまでに成長した。 すべての男子シングルの選手はあの氷上での自信を身につけなくてはいけない。

荒川静香

川静香は一夜にして女王になってしまった。貫禄がついたのである。これは彼女の意識がそうさせたのか、それとも見ている側の意識がそうさせるのか? とにかくそこには自分がトリノオリンピックでの女王だ、というようなオーラーがでていた。

彼女の滑りは本当に優雅である。あのカタリナ・ヴィットやオクサナ・バイウルのように美しい。彼女こそ真の女王。ロシアが独占していたフィギュアスケートの世界に日本が割って入る。日本の女子の競争率の高さから言えば、今回メダリストがでたのはうなづける。これが新たな刺激となってフィギュアスケートは裾野が広がっていくだろう。

荒川静香が成し遂げた偉業は、とてつもないその後のインパクトをきっと生み出すに違いない。トリノオリンピックでの日本勢唯一つのメダル、それも金メダルで女子フィギュアスケートでは初。彼女は歴史になった。

いまや代名詞となった大きく背中を反らせた「レイバック・イナバウアー」。イナバウアーをする選手は存在するが、大きく体を反らせた「レイバック・イナバウアー」は、荒川の特長と言ってもよい。演技の優雅さ、滑らかさ、女性らしさは世界でも随一。(ウィキペディア参照)

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