情報化社会、少子高齢化社会、新しい働き方いろいろ


新しい働き方

情報化社会、高齢化社会、新しい働き方いろいろ

きりんさんというブロガー( Chikirinの日記 )をご存知であろうか? 面白い切り口で語られるブログ内容は社会問題から様々な人へのインタビューなど社会派ブロガー、オチャラケムード満載で多数の読者を抱えていると聞きます。本も今までに3冊出版していて私はすべての本を購読して読んでいるほど彼女独特の視点から語れる諸問題の観察力に刺激を受けています。

その彼女が出版した第3冊目の本、「未来の働き方を考えよう」も楽しく読ませていただきました。この本の内容、これから先の新しい働き方を模索してみようという提案なんですけど、ベースとなっている企画内容は去年話題になったこれまた新しい働き方の提案書「ワーク・シフト」なんです。私はこの本も購入して読んだのでいろいろと参考になったし、私なりの働き方についてのアイデアをまとめる思考の手伝いをさせてもらった感じがします。

フラット化する世界

が未来の働き方、これからの働き方に深い感銘を受けた本はトーマス・フリードマン氏が書いた「フラット化する世界」の中でアメリカ人のミドルクラス向けに提案した内容でありました。2006年頃、世に出回った本なんですけど、アメリカ人ミドルクラス向けに書かれた内容、そのまま日本人ミドルクラスにも当てはまることだなぁ、といつかは自分のブログに書くネタとして温存しておりました。

そして2013年、「ワーク・シフト」「未来の働き方を考えよう」と人々の意識がこれからの働き方を模索している感が社会の雰囲気として漂っているのでこのタイミングだと思い、2008年頃から温めてきたアイデアをまとめてみようと今回思ったのです。

情報化、少子高齢化社会

報化社会、高齢化社会、私達の働き方はどのように変わるのでしょうか? コンピューターが、ロボットがあなたの仕事を奪っていきます。あなたしかできない仕事を提案できますか? 世界中から安い労働者が市場に参加してきます。日本語環境だから大丈夫といって後何年時間稼ぎができるのでしょうか? それともすでに日本語労働市場でも単純労働者淘汰が始まっているのでしょうか?

70歳まで働きたいですか? 同じ職業、同じ職場で? 好きな仕事だったら一生働き続けますか? 単純作業の繰り返しで働き続けますか? 他人の人生のために働き続けますか? 日本以外の国で働くことできますか? 先進国以外で働くことできますか? 発展途上国で働くことできますか? 何十年もこの先?

ワーク・シフト

第一のシフト、一つの企業の中でしか通用しない技能で満足せず、高度な専門技能を磨き、他の多くの人たちから自分を差別化するために「自分ブランド」を築くこと。第二のシフト、難しい課題に取り組む上で頼りになる少人数の盟友グループと、イノベーションの源泉となるバラエティに富んだ大勢の知り合いのネットワーク、そしてストレスを和らげるための打算のない友人関係という、三種類の人的ネットワークを育むこと。第三のシフト、大量消費主義を脱却し、家庭や趣味、社会貢献などの面で充実した創造的経験をすることを重んじる生き方に転換すること。

れは一つの提案です。確実に言えることは何歳になっても新しいことを学び続ける自分学習ができるかどうかがポイントだと思われます。専門技能と聞くと何か凄いことを学ばないといけないのではないかと思ってしまいますけどそうではなく、自分が学びたいと思う分野を自分のペースで学び続ける姿勢が大事なのだと想像します。

ある90歳のお婆さんに何か若い時にし始めなくて後悔したことはありますか?と聞いた時、60歳の時にバイオリンを習い始めなかったこと、と答えたそうです。30年あれば相当なレベルにまで行けるかもしれなかったと・・・なるほど。

仕事に集中的に打ち込む時期、専門技能や知識の習得にエネルギーを配分する時期、まとまった期間仕事を休んで勉強に専念したり、ボランティア活動に携わったり、リフレッシュしたりする時期をモザイクのように織り交ぜつつ、60歳代以降まで働き続けたいと考える人も多くなります。

の考え方はチキリンさんの著書「未来の働き方を考えよう」にも登場する発想です。一つの会社で、一つの職業で一生を終えるという生活スタイルは過去のものになっていき、人生のある時期ある時期で自分の生活スタイルを選択して生きていくというスタイルが適用され始めるというものです。80歳とか90歳まで同じ職場で同じ仕事をし続けることができますか?

他人の目、世間の目を気にする日本人ですけど変われる人から変わっていけばいいのだと思います。チャールズ・ダーウィンの種の起源を用いるならば、強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。変化に対応した者が生き残ったのだ、というところでしょうか・・・

2025年、シュイ・リーのまわりにも、2、30年前であればもっと若い世代がやることと思われていたことをする60歳代や70歳代の仲間たちがいる。ハイキングを楽しみ続けるために、80歳代になって人口膝関節の移植手術を受けた友達もいるし、90歳代になって心臓の手術を受けた友達もいる。

友達との会話では、自分が何歳まで生きられるのかが大きな話題になる。シュイ・リーは100歳になっても生産的に活動し続けるつもりだ。なにしろ、医療の進歩には目を見張るものがある。アメリカの未来学者レイ・カーツワイルによれば、人間の寿命は大幅に延び、しかも年齢を重ねても病気や衰えにさいなまれなくなり、やがて年を取るほど生活の質が高まるようになるという。

まず老化の進行を遅らせることが可能になり、次は老化を止めることが可能になり、そしてついには、若返りが可能になるというのだ。例えば、高度なナノテクノロジーが医療に導入されれば、極小ロボットを体内に送り込んで、あらゆるダメージを分子レベルで修復できるようになると、カーツワイルは予測する。シュイ・リーは最新の医療テクノロジーに関して情報収集をおこたらない。長く健康に生きるために利用できるテクノロジーが登場すれば、なんでも取り入れるつもりだ。

0、70、80、90、100歳になっても生産的に活動し続ける、働き続けることが可能となっているかもしれないです。自分の健康を保つために働き続けたい、仕事仲間とか社会との接点を常に保っていきたい、という人もいれば、財政的に貧困状態から抜けだせず仕方なく働き続ける人も存在しているでしょう。

自分には何ができるのか、何をもって市場から稼ぐのか、どのような仕事だったらこの先何十年も働き続けることができるのか? チキリンさんが「未来の働き方を考えよう」で指摘しているように2つの人生を生きることの選択肢は多くの人にとって、自分の人生を取り戻すきっかけとなるに違いないと思うのです。

未来の働き方を考えよう

労働力の中心である20歳から64歳までの人口は次の40年で3割以上減るのです。大規模な移民を入れない限り、長期的には労働力が足りなくなることは確実です。仕事の選り好みをせず、収入もそこそこでよいとなれば何も仕事がないなんてちょっと考えられません。

界中の政府がこれから行うであろういろいろな移民政策。特に先進国で少子高齢化が進んでいく社会ではどのような移民政策を取るのかに注目すると面白いと思います。欧州ではすでに様々な国でイスラム教徒やロマといった民族、アフリカからの移民などが社会的問題にまで発展しています。

アメリカも多くのベビーブーマー世代が引退し始めると社会保障費を支払えないなどの理由で現在不法滞在している何千万という移民者にビザの恩赦を与え、税金を支払ってもらい、その新しい歳入で賄おうとしているようです。

日本はどうなるのでしょうか? 今村上龍氏の著書「歌うクジラ」を読んでいるんですけど中々面白い近未来小説です。移民を受け入れた日本の将来が描かれているんですけど、自分とは異質な環境で育ってきた人たちと同じ生活空間で生きてきた経験を持たない多くの日本人はリアルに想像できないだろうなと感じてしまいました。

ステップ1、手に入れたい人生を明確にしよう。やりたいことが明確になるという幸運。ステップ2、複数の将来シナリオを持とう。数年ごとにシナリオを選びなおす。ステップ3、市場で稼ぐ力をつけよう。稼げない人になるリスク。

年とか10年単位で働く場所、働く分野を変えていく。20年でも構いません。要は人生の様々な過程で自分にとっての最適な働き方を選択していくことはこれからの社会、可能なのではないだろうか、というものです。週5、6日、同じ仕事場でというのではなく、週3、4日で違う働き方、働く場所を選択していくことも可能だと思います。

平日月曜日から木曜日まではリアルの世界で仕事して、金曜日からの週末はネットの世界で仕事をするとか。一つは人に雇ってもらう職場で働き、もう一つは自営業を展開していくとか。働かない選択肢もありでしょう。ボランティアに参加するとか、何かの創作活動を行う。勉学に励むとか、趣味の世界に没頭するでもいいです。

情報化社会の発達で個人の力が拡大してきとことは自分の人生、生活スタイルの中で武器として活用すべきだと考えます。特にネットの世界、それも英語圏でのネット上で何かを実現できる技倆を持っている個人は日本語でのそれと比べた場合の可能性は大きな差となっていく一方だと思います。

SPACEBOY : あなたは5年後、間違いなく複数の会社で働くようになる

2つの人生を生きる。40代で働き方を選びなおす。職業人生を2回選ぶものと考える。自分のやりたいことや適性がリアルに理解できる。現在の延長線上に在る生活が、ほぼ予測できる。今後の生活に必要なお金の額が、ほぼ把握できる。社会の仕組みが理解できている。大企業、中小企業のメリット、デメリットが客観的に理解できている。自分の能力や知識がどこで活かせるか、想像し、自分でアプローチする方法も考えられる。

40代で働き方を選びなおす。現在私自身も取り組んでいる最中です。ネットの世界から収入源を発生させたいと奮闘しておりまして、日本語環境と英語環境での自分の立ち位置を確立しようと日々努力を注いでいる次第です。

メガトレンド

人の力の拡大、情報化社会やITテクノロジーの発展により個人で出来る範囲が広がっています。この傾向は今後益々大きくなっていくでしょうし、世間でもその個人の存在がマジョリティになっていくに違いありません。早く適応できるのであれば早いほうが良いでしょう。

人口構成の変化(移民)、お金や物、そして人の流れに注目するといいでしょう。大量に人が移動するときお金や物もそれに伴って大きな流れとなります。どこの市場で自分は稼ごうとしているのか、自分の労働価値としての資本をどの分野に、どこの国で提供しようと考えているのか? 日本から大量の日本人が海外へ生活拠点を移してしまうリスクも考慮するべきでしょう。その時の日本国内での政策や経済動向を見極めるのも大事になってきます。

食料・水・エネルギー問題の連鎖、人が多く移動する先では食料、水、エネルギーをまかなえきれるのか?という現実問題が発生します。どこの国で仕事を選択していくのかも個人に迫りくる労働市場の変化です。

新しいミドルクラス

一つのモデルケースです。トーマス・フリードマン氏著書「フラット化する世界」でまとめられていた新しいミドルクラスが生き延びるための戦略をカテゴライズ化したものです。自分の思考を交え、情報化社会や少子高齢化社会ではどのように適用されるのかをまとめてみました。

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