教育改革、日本の未来のために

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読書

教育改革、日本の未来のために

キーワードは「声」。川淵キャプテンが日本サッカー強化へのさらなる一手として声出し教育を導入する。「声の必要性を感じた。ジーコもよくいっているが、声を出さなすぎる。声を掛け合うことが失点防止につながる。サッカー界として、子供から指導しなければいけない。サッカーでは沈黙は美徳ではない」。ソウルから帰国したこの日、大声で力説した。

U-22日本代表の戦いぶりを見て、選手同士のコミュニケーション不足を痛感した。これはA代表のジーコ監督、主将のMF中田英寿(パルマ)もしきりに指摘する日本サッカー全体の課題の1つ。“沈黙は金なり”の日本文化が、その背景にあるのも事実だ。そこで、幼年期世代から意識改革を試みる。「サッカーでは、いい意味での自己主張が必要」とキャプテン。日本協会が行っているエリートプログラムの1つに『声』を加えて、主張できるサッカー選手を育成しようというわけだ。(日刊スポーツ評論家)

きなりサッカー日本代表の話をしてしまったがこの声出し問題。僕はこれこそが日本の教育システムで育ってきた人間の欠点だと思う。というのも日本での学校の授業ではまず先生が一方的に話をして、生徒は黙って先生の話に耳を傾けて必死にノートを取る、というスタイルで進められる。生徒のほうから質問を投げかけたり、授業中でのディスカッションなどは非常にまれである。

この一方通行の受身授業が日本サッカー代表選手同士のコミュニケーション不足につながっていると僕は考える。試合前に監督から指示を受け、ゲームが始まっても監督などからのコーチングを受けるだけで、選手同士お互いに考えてゲームを修正していく能力に欠けてしまう。

確かに今、日本サッカー代表は昔に比べれば強くなったが、選手たち各個人が主体的にゲームを展開していかないと。そしてそれがお互いの気持ちの中でこのゲームに勝つ、という方向にもっていけるだけの集団に生まれ変わらないかぎり、FIFAにおいて上位にランクされることはないだろう。

まずは選手一人一人が自分で考えて行動する能力を身につける必要がある。これには川淵キャプテンが主張しているように幼いころからの教育が大事になってくるのだ。そこで僕が普段から読んでいる本の中から3人の人物の考え方を紹介しよう。これらの人物の本は、これからどういう勉強をしていけばいいのか? どのようなスキルを身につければいいのか? 世の中はどの方向へ変わろうとしているのか? などを知りたい人には特にお薦め。

1人目は大前研一氏。大前氏によるとこれからは英語、財務、IT関係のスキルが必要とのこと。「サラリーマン・サバイバルシリーズ」、「新・資本論」など、そのほかにもたくさんのいい本が出ているので参考にしてほしい。大前・アンド・アソシエーツ グループ

2人目は邱永漢氏。財務やお金に関しての話から、人生観などについて書かれた本は一読に値する。邱永漢氏のホームページでは中国に関しての貴重な情報源となっているので、毎日チェックするのもいいだろう。ハイハイQさんQさんデス

3人目は広瀬隆氏。この人の本の詳細はすごい。「赤い盾」から始まっているシリーズの本は、家系図など親戚、血縁関係を用いてとても詳しく説明しているので読み終わった後、必ずニュースの見方が変わってくる。やはり世界は繋がっていたのだ、と知らされることだろう。

国語力をつけるには

後に先日見たNHK番組で国立国語研究所長の甲斐睦朗氏の「国語力をつけるには」、のお話はとても興味深い内容だったのでここに紹介しておく。この2、3年で国語力が問題になっている。以前は言語能力、国語学力と読んでいた国語力が低下している。どうすれば国語力がつけられるか? これは自信を持って言えるが活字を読まなくなったからだ。落合信彦氏が言っている。「なぜ活字を読むのか? それは活き活きとした会話を生むためだ」と。

甲斐氏による一つ目の国語に関する現象。国語についての図書が次々に出版されている。古典などの作品の見直し故事、四字熟語など確認するための知識がすくなくない。二つ目の現象。全国の学校で朝10分の読書の取り組みが行われている。その読書時間に提供する本の充実化。千葉の高校から始まった朝の10分読書。全国の小中学校までに広がっている。

この朝の10分間読書をやることが学生に落ち着きを与え、やる気を起こさせる効果にもなっている。本を読むことは楽しいだけでなく人間性を豊かにし考える力も備わってくる。話し言葉、読むこと、書くことはコミュニケーション能力へ。創造力、構想力、想像力、論理的思考、表現力、説得力などは日々の読書によってすこしずつ蓄積されていく。

このようなことを読書による利点として甲斐睦朗氏は挙げていた。僕もまったく同感。これらの力はその人の実力になっていく。個人が蓄積した情報量も増えることになる。情報量の多さはその人の経済力に繋がる部分もあるだろう。

村上龍氏が言っていたが、情報がないと人間は暴力的、破壊的になっていくらしい。当たり前である。情報がないと不安だからだ。語学力も情報だ。語学力がない人は日本の外へ出て行く勇気がない。不安だからだ。

よく英語ができるようになりたい、という話を聞くがその人に日本語が母国語ならば国語力がないと、英語もその人の国語力のレベルまでの実力しか付かないと思う。日本語での表現や言語能力が貧しい人は、英語力も日本語と同様の低レベルのところまでしか伸びないのだ。

TOFELでいうところの500点まではだれでも勉強すれば到達できるが、そこから先に進むには単語力とか熟語をどれだけ知っているかに懸かってくる。さらにその先の550点以上になると文章解読力がどうしても必要になる。ここまでくるには普段から本を読んでいるかどうかが重要になってくるので、英語の勉強だけではだめなのだ。

本を読む習慣をつけよう。国語力は考える力につながり、自分の人間としての幅を内面から広げてくれる。そしてそれは英語とかの第2語学習得への準備にもなるのだ。

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