新ミドルクラスに必要な人材(8)、偉大なローカライザー(ローカル化)

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新ミドルクラスに必要な人材(8)、偉大なローカライザー(ローカル化)

フラットな世界では個人として栄えるには、自分を無敵の民にする方策を見つけなければならない。そのとおり、世界がフラット化すると、階級制度はひっくり返る。たとえは良くないがフラットな世界では誰もが無敵の民になろうとしなければならない。私の辞書の無敵の民とは、自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人を意味する。

本語だから大丈夫? 自分の仕事が外国人で日本語でのコミュニケーションに支障をきたさないところへ移動してしまう。自分の仕事が経済合理化進行のため、デジタル化されてしまう。自分の仕事がローボットなどによってオートメーション化されてしまう。気がついたら社会の景色がすっかり変わってしまった後は、情報化社会の始まりの終わりであり、そのときの日本語労働環境は多くの日本人を守ってくれるでしょうか?

グローバルのローカル化

世界のフラット化(ビジネスウェブのようなイノベーション)が刺激的で、励まされるのは、小企業でも大きな力を持ち、コストを節減してイノベーションを起こし、グローバルな競争ができるようになるからだ。

グローバルのローカル化と呼んでいる。「グローバルな能力を身につけることを学んで、現地のコミュニティのニーズに適合させる中小企業向けのビジネスは、今後、膨大に増えるだろう・・・これがグローバルのローカル化で、我々はまだその入口にいるにすぎない。今後、大量の仕事を創出する可能性を秘めている」

世界中でラーメンブームが発生しようとしています。ラーメン起業家が東南アジアに、中東に、ヨーロッパに、そしてアメリカへと進出を始めています。私はラーメンの次にくるのが居酒屋ブームだと予想しています。日本の居酒屋文化は日本酒と一緒に海外展開を広めていくことになるでしょう。(和食はユネスコ無形文化遺産に登録されるそうです)

衣食住と考えるならば衣服分野ではユニクロの一人勝ちが続いています。住居分野で日本が誇れる知的付加価値とは何か?となった場合、私は今日本の中古物件で流行しているリモデリングやリノベーションが海外でも通用するのではないかと予想しています。

空間をデザインする感性は凄いものを日本人は培ってきたのではないかと思うのです。狭い空間を最大限に再利用するクリエイティブアイデアは朝日放送「大改造!!劇的ビフォーアフター 」を視聴していて毎回匠の施す技倆に感激しております。

住宅用建築ならば、日本からでも世界に進出する中小企業がでてくるのではないかと期待。住宅関連企業も一緒に世界に進出すれば、まだまだやれること、たくさんあると思いませんか? ( 新戦略 “日本式”生活習慣を輸出せよ )

新興市場にチャンスあり

今成功を収めている企業は、今後も発展しつつ在るグローバルなインフラを理解し、そこから提供される新しいツールを現地のニーズや要求に適応させる。これが大量の新ミドルの仕事を創出する。

本人は東南アジアを目指してはいかがでしょう。中国市場はタフな中国人に敵う日本人中々居ないでしょうし、韓国市場も日本人嫌いな韓国人たくさん居るので向いていないと思います。シンガポールを起点にしてタイやマレーシア、インドネシア、ベトナム、ラオス、ミャンマーと開拓していくのです。時差もそんなにないですし、飛行機ならば8時間ぐらいでしょうか。

ノマド

フリーランサーが、衛生アンテナ、DSL回線、ブラックベリーのPDA、パソコン、いくつかの新ソフトウェアの使い道を覚え、寝室にいながらにして、本や映画の編集者になったり、eベイの起業家になったりする。それがグローバルのローカル化だ。

事が向こうから自分のところに来る人材ならば、地球のどこに住んでいようが関係ないわけです。市場から逆指名を受ける。まとめ、合成して説明できればこのような人材になれるのでしょうか? ( パワートラベラー|旅をしながら旅資金を稼ぐ新しいライフスタイル )

スポーツバー

多チャンネル衛星放送やいくつもの平面モニター・テレビの使い方を覚えたスポーツ・バーの店主が、NFLの試合やヨーロッパのゴルフ・トーナメントや中国のバスケットボールの試合やオーストラリアのサッカーの試合を、日曜日の午後に客達に同時に見せる。これもグローバルのローカル化だ。

本にはスポーツバーってあるんですか? こちらにあるようなバスケットボールならば何試合も同時に何台ものテレビを利用して放送し、スタジアムで実際観戦しているような感覚で視聴します。アメリカンフットボール、ベースボール、アイスホッケーなどでも同様にです。

欧州チャンピオンズリーグ、UEFA欧州選手権、FIFAワールドカップとなると盛り上がりも異常なものとなります。特にアメリカ大都市ではそれらの参加国から移民として渡ってきた背景があるためアメリカでもサッカー人気は高まる一方です。

日本でもJリーグや日本プロ野球、メジャーリーグやNBAにNFLを各ゲーム毎、放送してはいかがでしょうか? 放映権とか問題になるんですか? 日本にできたら流行るでしょう。

一人企業、Bsize(ビーサイズ)

無料のワイヤレス接続を提供して、客の在店時間を長くするのもそうだ。小さな会社をやっている起業家が、アマゾンにグローバルなロジスティックスのインフラを提供してもらい、カスタマイズできるしおりを売るという手もある。

インターネットの使い方に通暁していれば、そのしおりを製造できる会社を中国で見つけ、一夜にして書店向けのしおりの輸入業者になれるかもしれない。あるいはオンラインで販売してもいい。

の前のテレビ東京「カンブリア宮殿」でたった一人の家電メーカー、( Bsize(ビーサイズ) )を特集しておりました。 代表の八木啓太氏はメーカー各社でも講演会をしているらしく、今では一人でここまで出来るのか!と驚いている様子でしたが・・・遅いです。あなたがやらなければ世界のどこかの誰かがやるんです。

トレジャーファクトリー

UPSの窓口になって、一夜にして他の小企業数社のグローバルなサプライチェーンの管理者になることもできる。地方の小さな修理工場が、BMWのハブキャップやメルセデスのウィンドウを、ロチェスターの業者よりも安いルーマニアの業者から仕入れられるようになるかもしれない。

じくこの前のテレビ東京「カンブリア宮殿」で紹介していたもう一つの会社、( トレジャーファクトリー )のビジネスモデルにも感嘆致しました。 如何に新品同様のものを仕入れてくるのかという戦略に、各店舗ごとに采配権を与えてしまうやり方にも感嘆しました。代表取締役社長の野坂英吾氏は23歳で起業ということですから凄いです。

日本にいながら世界中から仕事を得る

さらに「モデリング」の力を理解しているあらゆる商工業者が、グローバルのローカル化に関わってくる。コンピュータのシミュレーションやCGを使って、あらゆる種類のデータをまとめ、複雑な物事がどう組み合わされて進んでゆくかを見ることだ。こうすれば、巨額の費用をかけて模型のたぐいをこしらえる必要がない。

モデリングができる不動産業者は、見込みある買い手に住宅やアパートメントビルのフラアプランを見せ、間取りも好きな様に変更してみせる。エンジニアであれば、橋や道路で同じことをやる。こうした技術を身につけた土木建築業者、ファイナンシャル・プランナー、住宅デザイナー、不動産業者は、顧客と協力してモデルを創り、カスタマイズし、説明することに長けるようになって、新ミドルへの道筋を歩む。

要は知識集約型産業です。具体的には以下4つのグループに分けられます。

  • 研究開発集約産業(コンピューター、航空機、原子力、海洋開発等)
  • 高度組立て産業(公害防止機器、教育機器、数値制御工作機械、工場生産住宅等)
  • ファッション産業(高級衣類、住宅調度品、電気音楽機器等)
  • 知識産業(情報処理サービス、コンサルティング、ソフトウェア開発等)

かけがえのない、もしくは特化した人

フラットな世界の無敵の民は、3つに大別される、と私は考える。第一は、「かけがえのない、もしくは特化した」人々だ。マイケル・ジョーダン、マドンナ、エルトン・ジョン、かかりつけの脳外科医、国立衛生研究所の一流癌研究者。

こうした人々の果たしている機能は、極めて特化しているか、誰にも真似できないことなので、アウトソーシングされたり、オートメーション化されたり、電子的な輸送手段でやりとりされることがない。これが無敵の民だ。自分たちの商品やサービスのグローバル市場を持ち、グローバルな報酬を自分たちで支配できる。

本経済の規模が現状維持をキープし続けるならば日本国内だけでマーケットを考えるのはありかもしれません。情報化社会と少子高齢化社会によって日本経済が拡大していくのか、現状維持を保っていくのか、それとも縮小していくのか? 人の動き、人口動態は大事なキーワードとなってくるでしょう。

地元に密着して錨を下ろしている人

第二は地元に密着して錨を下ろしている人々だ。無数の人間がこれに当てはまる。この人々が無敵の民なのは、特定の場所で仕事をしていたり、特殊な地場の知識が関係していたり、顧客、クライアント、患者、同僚、聴衆と直接の個人的な結びつきや相互交流があったりするからだ。無敵なのは、しっかりと錨を下ろしているからでもある。

私の行きつけの理髪店、レストランのウェイトレス、調理場のシェフ、配管工、看護師、歯科医、ホテルのラウンジの歌手、マッサージ師、商店の店員、修理工、ベビーシッター、庭師、清掃員、離婚専門弁護士がこれに当てはまる。

高度な仕事に携わっている人々(弁護士や歯科医)、専門職(配管工、大工)、簡単な仕事(ゴミ収集人、メイド)など、職種がさまざまなことに注目してほしい。労働の知識や技術の程度に関係なく、こうした人々の賃金は、地元の需要と供給によって定まる。

本社会の場合、これらの人材を今後、日本人だけで賄えるのか、ということが問題だと思うのです。一つのシナリオは少子高齢化社会ということで高齢者が70歳、80歳、90歳になっても働き続けて日本経済を支えるというもの。医療技術の進歩により、高齢になっても働き続ける人が存在し続けて日本経済規模が予想していたよりも縮小しない。

もう一つ考える必要があるのは、将来的に日本人がアジアの労働市場で、世界の労働市場で自由に働ける選択肢を持った時です。多くの日本人は住み慣れた日本での生活を諦め諸外国へと旅立つでしょうか? ここでも人の動き、人口動態が大事になってきます。

出ていく自由があれば入ってくる自由も在る。当然その時には外からの移民労働者も日本労働市場に参入してくるはずです。想像しづらい社会的テーマですけど、絶対に起こらないという確率は低いように思うのですがいかがでしょうか?

日は昇り始めてしまった!

「アフリカで毎朝、シマウマが目を覚ます。一番足の速いライオンよりも速く走らないと殺されることを、シマウマは知っている。毎朝、ライオンが目を覚ます。一番足の遅いシマウマに追いつけないと飢え死にすることを、ライオンは知っている。ライオンであろうとシマウマであろうと変わりはない。日が昇ったら、走りはじめたほうがいい。」

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