日本に住んでいる外国人移民者と共存共栄していくための取り組み、社会問題解決法

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移民

日本に住んでいる外国人移民者と共存共栄していくための取り組み、社会問題解決法

週のNHKクローズアップ現代は面白い特集を組んでいました。正にこれからの日本社会の至るところで発生する可能性のある問題、社会的軋轢、外国からの移民者たちとどのようにしてお互い分かり合いながら共存共栄していくのか? 今現在の状況と、新たな取り組みなどを紹介していました。

物とお金が自由に国境を超えて行き来するようになり、人もその仲間に入りつつあります。欧州で問題になっている多くのシリアからの移民問題などがクローズアップされていますが、日本でも少子高齢化社会が進んでいき、社会を運営していくだけの経済力が無くなるとすれば、外国からの移民者を受け入れることにノー、嫌だと言っていられなくなるかもしれません。

外国からの旅行者が毎年増えていけば、中には日本を好きになって住み始める人も出てくるでしょう。安全安心、清潔で奇麗、自然豊かで公共施設も発達していて便利、という快適さを自分の母国と比べて羨ましく思う外国人はきっと多数、存在することでしょう。

しかし、日本人は幸か不幸か今までほぼ単一民族で賄ってきた歴史が存在しています。外国人、という言葉からも分かる通り、日本人と違う人は全てよそ者扱いになってしまうという現実も存在しています。空気を読んで本音と建前をわきまえろ、ということを外国からの移民者に理解させるには相当の努力が必要でしょう。日本人一人一人にです!

異なった文化、生活習慣、などを背負って移民してきた人たちと共存共栄していくこと、日本人に受け入れる覚悟があるのか? 現在を生きる日本社会の日本人には気持ちの切り替えが必要となっているのかもしれません。でもどうすればいいのでしょうか? 模索しながら未来を想像して創造していくのです、きっと笑える日が来ると希望を持って!

できれば日本人だけで問題(労働力など)を解決したい、できれば日本人だけの社会を維持していきたい、と考えているあなた! 分かる気もしますが、どうなんでしょう。もしかしたら将来、自分が何かの理由で日本国外で生活する日が来るかもしれません。その時にあなたは移民者として他国で暮らすことになるのです。

外国人登録者数および、在留外国人数、2015年、日本は全人口の1.7%の217万人、フランス6.4%(外国籍2012年)、ドイツ9.3%(外国籍2013年)。マジョリティーからマイノリティー、マイノリティーからマジョリティー。自分がどの立場になっても相手に対して人として、人間として接することを心がけたいものです。

地域の中で外国人と生活を共にしていく

本人の言い分・・・マナーとか気になる。地べたに座ったり、怖そうな感じ。風俗や習慣とか違ってくるので色んな所で弊害が出てくるであろう、と。外国人の言い分・・・ストレートに言わない、今日はちょっと、とか。嫌ですとか言わない。心を開いて打ち解けて欲しい。頭ではわかっていてもいざとなると難しいのが現状のようです。

番組では神奈川県、いちょう団地を取材していました。30年前、ベトナムやカンボジアからの移民者を支援する活動施設が存在していたこともあって多くの外国人が住んでいます。家賃が安いなどの理由から中国などからの出稼ぎ労働者も移住。そして、ゴミ捨て、騒音などの問題が発生。どうしてルールを守らないのか?と。

注文する度に外国人からも反論の声。文化の違いを埋められないことに苦しんでいました。そこで活躍したのが日本生まれの2世が1世同士の架け橋になっていったのです。偏見が根付いていない子供たち、ゴミの出し方、子どもが学校でゴミの分別の意味を勉強し、家に帰って自分の親にゴミの分別などの意味を教えます。

移民1世の大人にはなぜ?という疑問。ゴミを埋めてしまうベトナム、ゴミを資源として再利用する日本。日本ではリサイクルする仕組みが整っているから、分別しないとゴミ処理場の人が困ってしまう、と。自分の子供の声は素直に受け入れられる様子の大人たち。納得した様子です。

これらのことがきっかけとなってお互いの距離を少しずつ埋めていく努力を続けた結果、今では外国人も地域を担う存在として意識始めている地域に住む日本人住民たち。自治会の参加を求めてお互いの歩み寄りを開始、理解しようと試みています。

バルセロナの挑戦、共生のかたち

ランスでは移民であってもフランスの価値感を受け入れさえすれば平等な権利を与える同化主義を採用しています。しかし就職などでの差別が存在、経済格差が生まれ、それらに不満を持つ人間がテロというかたちで表現しています。シャルリー・エブド襲撃事件、ユダヤ食品店人質事件、パリ同時多発テロ事件などが発生してしまいました。

イギリスでは元の文化や価値感を認める多文化主義を採用しています。しかし文化ごとにコミュニティーが分断してしまう傾向があることも事実。イスラム教徒が多く住む地域では地元の警察も疎外感を感じ、対応に苦しんでいるとか。偏見、差別、テロへの恐怖に怯える欧州での生活環境。今欧州が注目しているのがバルセロナでの試みです。

バルセロナではお互いが交じり合いながら、刺激し合いながら生活していく多様化主義を採用しています。バルセロナに住む外国人、2000年、3.5%だった数字は2015年、16.3%まで上昇、労働不足などが背景にあるのではないか、と。市は反うわさ戦略という名のキャンペーンを開始、外国人に対する市民の偏見を取り除く必要があったのです。

反うわさエージェントなるものを教育し育て、悪いうわさ、偏見などを聞きつけるとそれらに根拠が無いことを伝え、市民に事実を伝える試みを行っています。例えば社会保障費を多く使っているという偏見に対しては、移民は我々の半分しか病院に行っていないなど。大切なのは思い込みではなく事実。噂を放置せず、正しいことを知らせるべき、と。

人手不足の現場、日本の労働市場

国人労働者、過去最高の78万7千人という現在。国際結婚などで滞在43.0%、専門・技能分野18.7%、留学生18.6%、技能実習生18.5%など。人手不足から介護やサービス業などでの人材を確保したいと政府に働きかけていますが・・・

日本を労働市場として、生活する場として魅力的と感じる場であるような日本でなくてはいけないということですが、では長く定着してもらうためにはどうしたら良いのか? ジャパニーズ・ドリーム、インサーダー(日本人と同化)になろうとした時に様々な壁にぶつかる現実。前後関係、コンテキストを読めるのが日本人、言わなくても分かるだろう。

日本の介護現場での労働環境、外国人労働者を育てるコーディネーターの育成を始めています。コーディネーターは外国人でありながら日本で育ち両方の価値感を理解している存在。日本人と待遇面で平等か必ず確認して、同じでなければ就職させないそうです。介護現場で外国人が戸惑う理由、就職後の心のケアも大事だ、と。

日本人と結婚して日本で暮らし始めている外国人も戸惑いを隠せないでいます。コミュニケーションを積極的に行えないなど悩んでいましたが、コーディネーターはスキンシップをとったり笑顔を見せて積極的に自分から近づいていく気持ちが大事だと説明して心を落ち着かせる試みを介護現場で働く外国人に施していました。

日本のサービス業での労働環境、飲食業界サービスチェーン店、コニュニケーションに悩む外国人労働者、離職率が高いのが現状です。理由を調査してみると職場で信頼されていないと悩んでいる人、職場で孤立しがちになり、個性を発揮できないジレンマなど様々。外国人が戸惑っている理由が、見えてきました。

説明を、コミュニケーションを、普段からとる生活環境で育ってきた外国人労働者、仕事場でも言葉に出して意思を伝える試みを始めたところ、外国人労働者は活き活きと現場で活躍するようになった、とのこと、問題を言葉にしていかなくてはいけないと気付かされたそうです。それぐらい、わかるだろう、ではダメなんです!

場を読めない、悟ること難しい、言語化して欲しい

国人と生活環境を共にしていく環境に戸惑っている日本人、外国人も戸惑っています。外国人と仕事場で共に働くことに戸惑っている日本人、外国人も戸惑っています。そこに存在していたのは、言葉の障壁、待遇や文化の壁、説明不足、というちょっとしたお互いの努力不足。同化か排除ではなく統合していく試み。違う者同士が共に楽しみ、共に学び、共に育ち、共に行き生かされ、共に笑うことができるようになること。

できれば日本人だけで問題(労働力など)を解決したい、できれば日本人だけの社会を維持していきたい。第1次産業と第2次産業はコンピューターやロボット、人工知能などが将来的には行いますから、残されたのは第3次産業、サービス産業での仕事場。

単重労働はどこの国でも移民してきた第1世世代が担うのが普通です。ここの部分、将来的に外国からの労働者に頼るのか、それともロボットや人工知能、コンピューターなどに任せるのか、それとも単純労働のスキルしか持ち合わせていない日本人労働者に頼るのか。陸続きの諸外国と比べ、周りを海で囲まれている環境が意思決定を遅らせる日本人を助けることになるかもしれません。

生活環境は日本は安全安心で住みやすく、公共施設も便利で快適となれば、移住して住んでみたいと思う外国人は増えるでしょう。若者を首都圏から地方へ呼び寄せる試みなどが始まっていますが、外国人を諸外国から地方へ呼び寄せる試みなども始まるかも!?

そして日本最高、という住環境の良さが認められれれば一気に世界中へと評判は広まっていくでしょう。もしかしたらお願いだからもう日本に住みたいという外国人、これ以上増えないでくれ、と将来的になっているかもしれません。あなたは、どう思いますか?

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