日本サッカー協会への提案書(その3) – 教育問題


Rosetta Stone

日本サッカー協会への提案書(その3) – 教育問題

” 中田英、小野ら「黄金世代」が世界と対等に戦える日を目標に、就任当初からジーコ監督は選手へ「自由」を与えた。監督がやりたいサッカーではなく、選手がやりたいサッカーを4年間かけて実践させた。「サッカーに決して同じ状況はない」。 試合になれば、1つ1つのプレーに監督が指示を与えるひまなどない。

その時々によって選手自身が判断し、瞬時にプレーを選択する。規律で選手を縛り、監督のやりたいサッカーに選手をあてはめたトルシエ前監督とは対照的なやり方だった。 ジーコ監督が掲げたサッカーは、決して路線としては間違いではなかった。

しかし、サッカー王国が何十年もかけて築いたもの(ブラジル流)を、4年でものにするのはどだい無理な話だった。指揮官は選手全員に所属クラブでの練習を通してフィジカル強化、課題克服に取り組むよう何度も指示した。「常に上を狙え」と徹底してきたが、成長しなかった選手、もっと成長できた選手も多かったという。

失敗を恐れる日本人のメンタリティーも災いした。W杯のようなプレッシャーのきつい大舞台でミスを連発。好機にシュートは決まらず、残り9分から3失点したオーストラリアとの初戦のように、歯止めの利かない崩れ方もした。 ”

浸透しなかったジーコイズム・・・

スポーツ選手に必要な語学力

うだろう、これからの21世紀の社会、今の学校システムにそって思春期を日本で迎える必要があるだろうか? 世界はインターネットのお陰でものすごい速さで一つになろうとしている。しかしこれからの情報化社会で生き延びていく為のはっきりとした道しるべなど、国家に頼っていては個人が犠牲になってしまうという矛盾。

僕は基礎的な学習を見につけるだけだったら家庭でもできるし、べつに日本の公立学校へみんなと同じように通って時間の無駄にするよりも、早くから将来社会に出てから役立つような教育を選択してもいいように思う。

これからは日本の小学校、中学校、高校、大学というようなそれこそ今までの価値観の上に成り立っていた一般的なレールに従わないで成長してきた子供達が増えるだろう。いや、増やしていかなければいけない。

その上でスポーツをやる子供にはそのスポーツに沿った語学習得を徹底させて欲しい。野球ならば英語を卓球ならば中国語をゴルフやテニス、モータースポーツなども英語でいいかもしれない。そしてサッカーならば自分が将来そこの国でプレーしたい言語を学ばせること。

スペインならばスペイン語を、イングランドならば英語を、イタリアならばイタリア語といったように子供の頃から日本語とは別に語学の習得を志すことは非常に重要だと思う。なぜならば、仮にその子供がサッカーの才能がなくプロのサッカー選手として飯を食っていけなくても、その語学力を活かしてその分野に関連した仕事に就くことができる。

また、プロとなって仮に欧州へ行くこととになり自分の選んできた国とは違う国へいくという状況でも慌てなくてすむ。どういうことかというと、語学を習う場合、日本語の漢字文化というか構造から英語などに代表されるローマ字文化に適応することが一番苦労をする。頭の中にローマ字を受け入れる要素を鍛えることが一番大変だから。

しかし仮に英語を習得していてそこからスペイン語などへいってもローマ字語学に慣れているので、日本語からのそれとくらべて比較的に楽に対応できる。同じラテン系の言語ならばなおさら。単語や文法も似ているし、ラテン系を覚えるならば日本人が比較的に発音しやすいスペイン語から入ればその後、ポルトガル語にいこうが、フランス語やイタリア語にいこうがそれほど苦労しなくてすむと思われる。

この語学ができないがために欧州へいっても、結局監督やその他の選手とのコミュニケーションが大切という認識が育たない原因になっていると思う。中田英寿はイタリア語も英語もちゃんと勉強していた。

高校生のころからセリエ A への移籍を考えてイタリア語の勉強を始め、イタリアへ渡って 2 カ月後には通訳なしで答えられるようになっていた。さらにボルトンへの移籍会見では、 50 分間通訳を通さず英語で応対した。イタリアにいるころから英語の家庭教師についており、英語のインタビューには英語で応じていた。

のように語学になんの支障もなければ、その国へいっても生活レベルでのストレスも少なく、サッカーに集中できるだろうし、他の国の選手との意志の疎通を図る過程で、自分を主張する、自分を表現するという当たり前のこともできるようになるだろう。

サッカーの分野だけでなく、いろいろな分野でこのような自由な教育環境、将来に向けて戦略的にスキルを積んでいく環境が、国民レベルで育っていけば、これはかなり計り知れないぐらい日本にとってプラスになると思う。

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