東日本大震災後の人生選択


原発からのおおよその距離半径100キロ

東日本大震災後の人生選択

日本大震災から3ヶ月が過ぎました。ある人にとってはあっという間であり、またある人にとっては長くしんどいものだったのではないかと想像しています。特に先が見通せないとなると焦りや不安からどうしたものかとストレスが溜まる一方で我慢の限界に達している方も多くいらっしゃることでしょう。

肝心の政府が茶番劇を繰り広げる中、情けないというがっかり感、失望感・・・自分で動いたほうが早いんじゃないか、と考えている人が出てきていることに違和感ありません。むしろ政府や他人などを当てにしないでさっさと行動に出るべきだと思います。

何を呑気に海外から被災者の苦しみなんてわかるはずないのに勝手なことを言うな! とお叱りを受けそうですけど、あえて申し上げるならば被災地の瓦礫撤去など、後3年ぐらいはかかるとみても大げさではないと思います。あの911同時多発テロの現場でさえ、ワールドトレードセンタービルの大量の瓦礫などを撤去、骨組み作業などの初歩的なところまでたどり着くのの約3年間かかりましたから・・・いくら日本の土建屋さんは仕事が速いといってもいろいろと問題があるのだと想像します。

必要な経費をどこから捻出するのかとか、瓦礫の山をどこへもって行くのか、再処理できるのかどうか、放射能に曝されていなかったのか、復興計画をどのように進めていくのか。そこには人々の利害関係なども絡んでくるはずですからスパッと行動に移しましょう、というのも無理な話なのかもしれません。本来変化を嫌う国民性ですから現状維持万歳というお国柄、ドラスティックに誰からも有無を言わせず事を進めるなんて、難しいのかなぁ・・・深い議論も難しそうですし、後から文句を言う輩は後を絶たないでしょう!

内部被爆問題

どうしても政府を含めて皆さん方は外部被爆のことだけを取り上げているので、そうではなくて皆さん3つの点に注意してください。一つはマスクをしてください。なぜマスクをするかというと、汚染されていて、これに浮遊している放射性の降下物が鼻から気道ですね、気管をとおして肺に入ってそれが吸収されて血液の中入って体に蓄積されるということですね。

それから二つ目は肌は露出してはいけないということ。これは皮膚からですよね。いわゆる吸収されて体の中に入ちゃいけない。もう一つは口から入るっていうこと、この三つなんですね。

ですから経気道的、経皮、皮膚ですね、それからもう一つは経口的なんですよ。この三つが経路になっているんです。ですからできるだけここに取り込まないようにってことを言っているのです。

ェルノブイリで5年間半の医療従事経験を持つ松本市長、菅谷昭氏からの指摘、政府はきちんと内部被爆のことを伝えるべき、という内容がネット上に上がっていました。大前研一氏もウクライナなどで発生した例を挙げておられましたが、5年後、10年後、30年後に癌発生率が高まるという恐怖は今現在、危機を意識することができないので難しい問題です。( 市長記者会見2011年3月22日[動画版・テキスト版] )

政府をそれでも信じますか?

皆さん良く知っているキュリー夫人のキュリーです。いわゆる放射能の強さを表すのですけれども、今回のほうれん草の場合でも日本の基準で2000ベクレル/キロですよね。/リッタ―という事でいうと倍になっていて、そういうなかでもってそれを要するに食べてもいいかって言われたら、語弊がありますが、できるだけ口にしないほうがいいだろうっていうのは、これは現地行った者としては、本当に言いたいのは子ども達やあるいは妊産婦、胎児の命を守るという意味でいったら5年とか10年、チェルノブイリでもって甲状腺がんの子どもが増えたのが5年後なんですよね。

5年後から出てきているんですよね急激に。そしてその事故前の時の子どもの発症率というのは100万人に1人か2人でこれはチェルノブイリのとこも同じなんですよ。それが汚染地になるとそれが100倍になったり、ひどい時には130倍ですね、ゴメリ市なんか。

だから将来のことを考えれば、これは本当に申し訳ないけれど、作っている方々に。しかしこれはそんな事を言っても色々ありますけれど、風評ではなくて事実として、これはやはり押さえておかなければいけないと私は思って、パニックでなくて国民も冷静に聞いてくれて、そして今の時期は食も少しひかえてもらうということ、そのためにも早くに放射性ヨードをやらないと、もう入ってしまったら終わりなのです。私はですから前から予防適応しておいた方がいいですよって、みんな今政府においては後手後手ですよね。

府の発表にしても前例がない上にどのように対応していいのかわかっていない様子はあきらか。5年、10年、30年後の自分の癌発生率なんてわかる分けないと開き直るか? それとも関東近郊からの脱出を試みるのか? この場合関西方面へ引っ越すという選択もあるでしょうし、もっと大きく出てアジアの国々へ新たな挑戦へのきっかけとするのか? 計画停電に関わる話題は少なく見積もってみても後2年ぐらいは続きそうな気配から東京近郊にある企業なんかは関西方面への移動を始めているわけです。

企業が存続していくための死活問題として電源の供給が不安定なのは選択肢として避けたいでしょう。問題は原子力発電所事故以後の放射能汚染に対する不安感を払拭できるのかどうかということ。グーグルなんかは行動が早いというか外国人を多く抱えているのでしょう、やっぱり従業員が精神的に不安ですと生産性も落ち込みますから外資系は即決行動に出ているようです。

被害状況が段々把握されていく中で経済活動への影響が広がっているようです。第1次産業ですと飲食店関係へのダメージはこれから徐々に価格へと反映されてくるでしょうし、そうなると消費が落ち込む上に人々の行動もそれに併せて控えめになりますから、今後2、3年間、もっと長期的に見て5年とか10年単位で多くの我慢を強いられる、という状況になるような予感がしてしまいます。

第2次産業でも部品関係の工場経営の会社などの運転再開のめどは立っておらず、そうなると日本国内だけで納まるどころか海外への影響も今後状況が明らかになってくるのではないでしょうか。千年に一度の大災害といわれるほどの影響を受けたわけですからここでの人生選択は非常に重要な気がします。日本人の特徴である他人の目を気にすることをほどほどにして、本当に生きたい人生選択ができるのかどうか? 自分や家族、友人、知人などとの関係をどう維持していくのか? それほど大げさなことですからじっくり考えたいものです!

日本の将来、未来の子供たち

外に放射性物質を出さないってことは最大限やってほしいのだけれど、私はもう一つもう一番最悪であった土壌汚染ということは、これまさに環境汚染。水も汚染ですしそれから食物も汚染、これ出てしまったんですね。ですから次は経路汚染、経口的になるからだから取り込まないようにするってことは当たり前のことなんですけれど、それが抜けちゃっていることで「安心、安心」って放射線1回浴びることは、そんな問題ではないですよね。

あれは外部被爆なんですよね。皆さんだって検査された時にエックス線浴びるわけですよね。それは1回だけですよね。そうじゃないんです。入ったものは沈着して抜けない、そして今やこれからのことはいわゆる放射能沈着という表現しますけれども放射線降下物、フォールアウトですから今舞っているのが下に降りますから、落ちると土壌が汚染されます。

当然土壌とそれから水だって汚染されます。一方で葉物ですよね。葉っぱの上にやはり降下するわけじゃないですか放射性物質が。で、それを牛や羊が食べるわけじゃないですか。そうするとそれが放射性物質が今度はお乳の中にでるわけですよね。そのお乳を人間が飲むわけですよ。これがいわゆる食物連鎖というわけですよね。またその土壌の中に落ちたというようになると、そういう食べた牛やヤギが糞とかおしっこを出します。ここに放射性物質が溜まりますから、それがまた地面、土壌を汚染するこれ悪循環、これ食物連鎖やってるわけです。

また汚染された土壌からは今度はセシウムのような物がですね。今度は葉物じゃなくてようするに根菜類ですかね。根からまた吸収されますから、特にセシウムなどは消化管からほとんどが吸収されるってこともわかっているわけですから、それから放射線なら甲状腺に集まってしまうわけですから、ですからそういうことが事実としてとらえてですね、やはり報道していくのは国からもいかないと、単に「冷静に行動してください」とか、なんと言いますかね数的なもので被爆がこうでじゃなくて5年、10年日本でやはり、だからもし将来ですね、わかりませんけれど悪性の新生物が日本で増えてきたような状況の時にはいったい誰が責任とるんでしょうかね。

だからそういう意味で今言ったように、できるだけ放射性物質を体に取り込まないような注意をお互いにしていったほうがいいのではないかな、というようなことであります。そういう意味でも今後全国でも食品に対しては多分汚染の状況をチェックしてくださいという言葉がいろいろ出てくる思います。心配ないものは本当に食べていいです。私自身は汚染地でジャガイモを食べたり人参食べたり玉ねぎ食べたりやってきていますけれども、できれば大人はまだいいですけれども、これから生まれてくる子どもや、あるいは小さい子供というのはそういうことの無いようなことをしてあげなければいけない。

本国民が「風の谷のナウシカ」のストーリー背景を共有していて良かったと思います。ホントこれからの日本の農産物はどうなってしまうのでしょうか? 食物連鎖とか何年、いや何十年単位で浄化していくレベルの問題なんでしょうか? 今後の被害状況が把握されていく過程でのニュースが心配です。日本が復活するための根気、これは日本国民が国全体の問題だと意識して取り組んでいかないと負けちゃう気がします。

第2次世界大戦敗戦からの奇跡的な復活を可能にした日本人の心の気概は今現在草食化している社会に生きる日本人に備わっているのでしょうか? いい意味でも悪い意味でも世界中が日本の行く末を注目しています。是非期待以上の結果を世界に示したいんですけど、ここからの復興は気合を入れて取り組んでいかないと、という不安を払拭できずにいる自分がいるのも確かです。

政府は今こそビジョンを!

ところで、ホットスポットって言いまして、ある場合には雨の状況で、日本は雪ですけれど、それによってはフォールアウトが、ある所に集中的にポンポンと点状に落ちる。だからそういう所で生産されたものというのは当然汚染されるわけです。

そういう意味で今回私も意外だったのは、茨城の方で高濃度って何故かって、これは当然大気汚染であちこちに汚染された大気があるわけですから、その中に雨が降って雨の粒の中に、私が前に言ったように「雨とか雪は注意した方がいいですよ」と言ったら、雪が降ってしまいましたけれど、そういうのはやはり放射性降下物も含まれて落ちるわけですから。

そういう所、残念ですけれど、そういう所の場合は可能性はあるということを、一応私は、皆さんをパニックではなくて「こういう事実がありますよ」ということを知っておいてもらった上でもって冷静に対応してもらうって、こういう表現をしていかないと、ただ単にエックス線で当てて1回でこうだとか、そういう外部被曝のことを言われるので、これは私は、もしかしたら菅総理大臣が自ら国民に向かって「こうなんだ」って、とにかく子ども達や、あるいは妊産婦を含め胎児たちの命を守るんだと、将来のことを考えて、ということを言わないと、私はいけないと思っております。

これは誤解なきように、皆さん方ある言葉だけを出されますから誤解されて、私いつも言われてしまうんですけれど、そうではなくて、もし心配だったら全部出してください。そうでなかったら出さないでください。それくらいの私は皆さんに今、私自身がチェルノブイリで経験したことをお話ししているわけですから、決して政府を批判ではないんですけれど、事実としてとらえてほしい、しかも国民の皆さんは落ち着いてくださいと、こういう事があるけれども、安心なものは食べていいですからということで私は申し上げております。私自身も5年も汚染地で向こうの人と同じものを食べてきたわけです。

前研一氏が示していた復興へのビジョンの中に福島原子力発電所を巨大なテントで覆ってしまうというアイデアがあります。東京ドームを受注、生産、設置した会社に問い合わせたところそこの社長さんも同じような考え方を持っておられたようで福島原子力発電所全体を覆ってしまうようなテントを上からかぶせてしまう。

一番心配なのは放射能が飛び散ることですからこれで一気に解決とまでは行かないまでも一つの大きな不安要素を取り除ける気がしますけどどうなんでしょう? とんでもない場所から放射能による水質汚染とかなると風向きや雨、雪など天気に対して文句の言いようなどありませんから、ここからくる失望感は相当凹むと思います。

普段当たり前のように利用できていた生活インフラが突然途絶えることによるストレスは精神的にキツイです。巨大テントの設置は生産開始から約3ヶ月程度で完成させることができる見通しですから即決断、行動なんですけど誰かからの許可とか安全性の確認とかできないとかいって先延ばしになるのでしょうか? それとも他にもっと素晴らしいアイデアがあるのでしょうか?

ニューヨークに住んでいるからといって安全ではない

【ニューヨーク=松尾理也】福島第1原発での事故が世界的な関心を集めるなか、ニューヨーク市中心部からわずか50キロに位置するインディアン・ポイント原子力発電所についての議論が米国で高まっている。福島と同様の事故が起これば、ニューヨーク市のほぼ全域が避難地域に入ってしまうためだ。ニューヨーク州当局は22日、米原子力規制委員会(NRC)と会談、同原発の安全評価の見直しを「全米の原発で最優先とする」との言質を引き出したが、作業は容易ではない。

インディアン・ポイント原発は1962年に操業を開始。ニューヨーク市と、隣接するウエストチェスター郡で使用される電力の25%を供給する。一般に米東海岸では大きな地震は起きないと信じられているが、米メディアによるとマグニチュード7クラスの地震が発生する可能性はある上、同原発の近くには2本の断層が走っているという。現在運転中の原子炉は1970年代に設置されたものだが、最新技術を投入した設計とはいえず、同原発の耐震性を疑問視する声もある。( NYからわずか50キロに原発 安全議論高まる )

ューヨーカーの災害に関する意識としてアメリカ西海岸のように地震がくるわけでもないし、アメリカ南部のようにハリケーンや竜巻被害にも合わないだろう、とほとんどの人が危機意識など持っていないと思います。自分もその一人でした、上の事実を知るまでは・・・

マグニチュード7クラスの地震が発生する可能性・・・ありですか、それも2本の活断層が原子力発電所近くを走っているということですからもし巨大地震が発生したとしたらニューヨークなんて・・・考えただけでも恐ろしいです。はっきりいって壊滅でしょう! 良い人生とは良い選択だ、と石田衣良氏は作品中でそれとなく発信していますけど・・・難しいです。選択肢があるならまだしもそれすらもない状況となると・・・助け合いが必要なんです!

日本は現在かなり深刻な危機に陥ろうとしています! あなたの選択肢は大丈夫? 日本に存在している原発の位置を示した地図があるんですけど・・・日本沈没状態なんです。自分が生きている間はジョーカー引かないはずだろうという希望的観測で生きるのもありですけどどうなんでしょう、人の人生の選択肢ってその人の年齢にも関係してきますし・・・自分の身の回り、足元のフットワークを軽くしておく必要がすべての人にありそうな状況が認識され始めるでしょう、クラウドサービスはその始まりのような気がします。

原発からのおおよその距離半径200キロ

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