社会全体にモチベーションがあれば詰め込み教育でも大丈夫だと思う


詰め込み教育

社会全体にモチベーションがあれば詰め込み教育でも大丈夫だと思う

次の学習指導要領を審議している中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)が、近く公表する中間報告「審議のまとめ」の中で、現行の指導要領による「ゆとり教育」が行き詰まった原因を分析し、「授業時間を減らしすぎた」などと反省点を列挙することがわかった。

中教審はすでに、小中学校での授業時間増など「脱ゆとり」の方針を決めているが、反省の姿勢を明確に打ち出すのは初めて。中教審が自己批判するのは極めて異例だが、反省点を具体的に示さなければ、方針転換の理由が学校現場に伝わらないと判断した。中教審は1996年、それまでの詰め込み教育への反省から、思考力や表現力といった学力と、他人を思いやる心などを「生きる力」として提唱。

現行の学習 指導要領は、この「生きる力」の育成を教育目標に掲げ、小中とも授業内容を3割削ったり、総授業時間数を1割近く減らしたりしたほか、教科を横断した学習 で思考力などを身につける「総合学習の時間」の創設を盛り込んだ。しかし、指導要領が実施されると、授業時間の減少により、「基礎学力が低下した」「子供 の学習意欲の個人差が広がった」といった批判が相次いだ。

の記事を目にしたとき、日本にも社会にモチベーションがあればなぁ、という感情が沸き起こり、トーマス・フリードマン著「フラット化する世界」の中にあるインド教育事情の中で育っている子供たちのハングリーさを知ったら、ゆとり教育など最初から必要なかったのではないか、と思えてくる。

インドの学生たち

チェンナイのどこの学校にもある大学受験コースでは、12年生100人が、奥行き10メートル幅8メートルの派手な装飾の部屋に詰め込まれている。天井で扇風機がまわっているが、室温は35度以上で非常にくたびれる。木の教壇に立つムスクリシュナン・アルルセルバンが、黒板に三角形を書き、内角を記入して、マイクを使い、幾何学の定理を説明する。

午後10時を過ぎているが、生徒たちは真剣に授業を聞いている。アルルセルバン先生が質問すると、生徒たちは声をそろえて答える。問題を与えられると、生徒たちはノートにかがみこみ、鉛筆をなめ、他の生徒よりも早く解こうとする。

こうした週7日の授業は、チェンナイの大学の理工系の学部を志望するインドのハイスクールの生徒にとって、ありふれた生活の一部になっている・・・家に帰ると、ほとんどの生徒が甘く濃いコーヒーを飲んで、さらに何時間か勉強する・・・インドでは、子供を理工系の学部か医学部に入れることが、中流階級の家庭では使命に等しくなっている。

中流階級はどこへ?

国人の知り合いも教えてくれたけど、中国では小学校6年生を終わったら睡眠3、4時間の生活が始まる、というらしい。それほど勉強する。両国に共通している子供たちの認識はなんであろうか? それは社会的に自分の所属する階層を上にもっていく強いモチベーションだと思う。

先進国では急速にミドル階級がなくなり、アッパークラスか、ローワークラス(貧困層)の2極化が格差社会として問題になっているが、なくなってしまった中流階級はインドや中国にシフトしていた。工業化が急激に進み、テクノロジーの恩恵などを受け、インドや中国では急速にかつて日本が経験したような中流階層が生まれつつある。

そこへたどり着くためのモチベーションであり、子供たちははっきりとした目標と計画を持っているよう。振り返ってじゃ、今の日本はどうなんだろう? 新しい教育システムが必要なんだろうけど、政府を当てにしていたらいつまで経っても始まらないから、動ける人は自分なりに動いたほうがいい!

世界の人々と自分が繋がる

  1. 英語の習得(日本語の読み書きは絶対に大事)
  2. コンピューターリテラシー、インターネット、ウェブリテラシー
  3. ファイナンシャルリテラシー

の3つのスキルは自分で努力すれば独学でできる分野だし、インターネットを利用すれば比較的簡単に勉強する環境を整えることができる現代だから、是非とも日本の子供たちには励んで欲しいし、その必要性に気づいてもらいたい。

英語とインターネットリテラシーのメリットは世界と繋がることができることだと思う。これからの社会は生きる環境、サバイバルする環境は日本だけではない。世界の人々と自分が繋がれば、余裕ができるし、日本だけで起こっている社会的現象から被る被害をミニマイズすることができる。

ファイナンシャルリテラシーがあれば、これから先進国で起こるであろう様々な社会変革による危機も、チャンスとして捉えることができるであろう。アメリカではベビーブーマーが後数年で退職をし始める。そのときに問題となるであろうソーシャルセキュリティーやメディケイド、など政府の財源にはお金がない。

今まではアメリカは自国のドルを好きなだけ印刷してきたけど、これは長くは続かないだろう、というのが大方の見方。ニクソン・ショックの時のように永遠に続くと思っていたことがある日突然、それまでとは違った世の中に変わってしまうことなど、今後もありえる。

ドルが信用を失い、ダウ平均株価の株価下落、というシナリオを危機と捉えるか、チャンスと捉えるかはその人のファイナンシャルリテラシー次第。日本だけのマーケットではなく世界を見ることができれば、パイが大きいだけにチャンスにありつける確率も大きくなる。

子供たちに目標と計画を設定させる

間というのは元々情報がないと暴力的になるらしい。よって不安に陥る。その不安を取り除くには知識、教育が必要なんだけど、一緒に暮らしている大人たちが不安がっているから、日本じゃ子供の不安は恐怖だろうな。

外に目を向けて社会がものすごい勢いで動いているダイナミズムを体感できれば、刺激を受けて自分を鍛えることを自ら進んで行うと思うのだがどうであろう? 知識や教育があれば先を見る力、知性をつけることが始めて可能になる。必要なのは子供たちに目標と計画を設定させてあげることで、政府や大人たちははっきりアナウンスしてあげるといい。

中流階級の生活を望むのならば・・・例えば、

日本は格差社会、M字型社会に突入しつつあり、これからもその傾向は強まります。ということは今まで日本や世界の先進国に存在していたミドル、中流階級がなくなることであり、このことは中流階級がこの世の中から消えてしまったわけではなく、インドや中国へ移動してしまったのです。

かつてのような中流階級の生活を望む子供はどうぞ、インドや中国、それからそれらの国々を今後追いつこうと努力している勤勉な国民性の東欧諸国の国や、東南アジアのタイヤベトナムなどを目指すべきでしょう。

となると当然第2外国語の習得が必要であり、しんどいことですけど語学の習得というのは大変というのは当たり前のことなのです。しかしその見返りは大きいはずです。語学ができるということは自分の飯が食える種を探す範囲が広がることを意味しますし、情報を得る範囲も日本語以外にできるとなれば、それは決定的に有利に自分を展開できることになるでしょう。

日本を外からみることができる、というのも非常に重要になってくるとおもわれ、今後日本でしか生活ができない多くのマジョリティーは不安でいっぱいの生活から抜け出せないでいるようですが、その不安からも自分を解放してくれる武器になるはずです。

自分をこれからたくさんの中流階層が生まれる環境におくことは、かつて日本が体験してきたことの応用が利きそうな分野を多く発見できることであり、その分、チャンスにめぐり合える可能性も高まります。今の日本、これからの日本に住むより、それらの国々でアッパーミドルを狙うことは日本人にとっては十分に狙える可能性なのです。

日本に居残る場合はどうでしょう? 日本で格差社会に適応する場合の選択を選ぶ時、上流階級に自分を属させるためには絶対にスキルと知識が必要であり、これらの習得を一生続けることを覚悟しなければいけません。

そしてそれプラス、のプラスの部分がとても大事になってくるのです。ナレッジワーカーはこの先、インドや中国へとテクノロジーなどの恩恵により急速にシフトし始めます。キーワードはクリエイティブだと思います。

つまり新しいものを生み出す力が必要になるでしょうし、それらを日本の社会に提供できる人やその資質を持った人材を集めた集団に富が集まっていくことでしょう。今の日本社会は問題だらけです。しかしその問題を解決してあげることは逆にいうとそれはチャンスであり、社会に貢献できます。

どうか政府を頼らないでください! 政府に頼るメンタリティーを自分から断ち切らないと、残念ですが多くのマジョリティーが存在する下層階級へと自分を導く羽目になってしまうでしょう。今まで政府は魚を与えることはできましたが、その魚がもうないのです。

国民一人一人が魚を捕らえることができるようになってもらわなければいけません。そうすれば一生食べていけるからです。どうか国民の皆さん、これらの視点に立って物事を考え抜いてください。大人たちは即、行動を始めないといけない状態であり、子供たちにはどういった方向へ進みたいかを自分から決断できるように指導してあげることが必要だと思います。

みたいなアナウンスをしてしまえ!

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