考え抜く力を持った集団へ、変われ日本人、日本社会!!


ゆくほど道は半ばと知る

考え抜く力を持った集団へ、変われ日本人、日本社会!!

のエッセイ(英語勉強法、1文法、2読み書き、3聞く話す)最後に僕は次のように書いた。「自分の選択肢が増える」と。第2外国語を取得して情報を取り入れる範囲が広がると、どうして自分の進むべき選択肢が増えるのだろうか? 単純に言えるのは、日本語のメディアプラス@で海外メディアからも情報が入ることではないか。

落合信彦氏が「狼たちへの伝言」の中でこのように書いているところがある。以下、

あらゆるインフォメーションの中に隠された新の情報たるインテリジェンスを捉えることができて初めて、それを有効かつ最大限に利用できるのだと。だれもが知り得るインフォメーションになど、もう何も意味はない。そこから、インテリジェンスへと目を移すことによって、すなわち、”優位な立場”へと自分を導けるのだ。そこで初めて”知性”という、もうひとつの意味にわれわれは近づくことができる。

れを初めて読んだのは19歳のころだろうか。あのころははっきり言って理解することができなかった。要は事実を確認するだけでなく、その事実の前後に隠された真実を探ることによって、未来に起こりうるであろう予測を立てることができるようになり、どのような事態になろうともある程度の準備が自分の中に備わっていく状態のことであろう。

例えば先月、ジョージ・ブッシュ大統領がイギリスを訪問する時期に重なって起こったトルコでの爆破事件。一つはイギリス大使館近くでもう一つはユダヤ人シナゴーグが狙われた。そしてその次に起こったグルジアでの革命(バラ革命)。エドゥアルド・シェワルナゼ大統領退陣のニュース。もしこれら一連のニュース、つまりなぜブッシュがイギリスを訪れたときに起こったのかを考えるとあるひとつのビジネスが関係していることが頭に浮かんでくる。

それはこのトルコからグルジアを通ってバクーにパイプラインが走るからである。アイゼルバイジャンのバクーからバクー・トビリシ・ジェイハンパイプライン(BTCパイプライン)というこの計画はたしか来年の2005年2月完成予定だが、採掘が順調にゆけば2004年にはパイプラインが必要になるらしい。

この輸送ルートに関わっているのがロシアによる一連のチェチェン侵攻。これらについては広瀬隆氏の「世界金融戦争ー謀略うずまくウォール街」に詳しく載っているので一読をお奨めする。ニュースの見方を違った角度から読めるようになるだろうし、このニュースの裏にあるのは何か? とか何が起ころうとしているのであろう? ということを考えることができるようになるであろう。

インテリジェンスはパワーである。そのパワーとは何か? 異なる環境へ順応していく能力とでも言おうか。進化論のチャールズ・ダーウィンもこう言っているではないか。「最高に強い種が、最高に知的な種が、生き残るわけではない。周囲の変化に最も敏感に適応した種が、生き残る

国家の存亡の危機

前研一氏によるとこれから毎年約60万人もの就業人口が減っていく計算だという。考える集団をつくり働きざかりの人間が少数でも日本を動かしていける集団を作る必要はないだろうか? 国民全員が考え抜く力をもって少しでも自分の生活、人生を良くしていける集団をつくることが日本の進むべき方向だと思うがいかがだろうか?

これは僕の経験からだが海外で真剣に勉強している日本人、といっても全体の2割ぐらいだと思うが、それらの日本人には愛国心が自然に培われていく。勉強するほど今の日本の良いところや、逆に危機状況も見えてきて日本を少しでも良くしようという感情がわいてくると思うのだが、実際は違うのだろうか?

日本はこれから否応なしにアジアとの関係を深めていくことになる。アメリカとの関係も保つだろうがこれからは今までどおりアメリカの言うなりではなく、日本の国益を考えた選択をするために日本人が考える集団に生まれ変わらなければいけない。考える集団、考え抜く集団。日本が日本人としてのプライドをもって存在し続けるためには一人一人の国民が知的に生まれ変わらなくては。

僕がアメリカへ来て感じたことは、日本が経済的に強くてよかったと。先進国の仲間入りをしていて良かったと。教育のシステムがあってよかったと。じゃないと、たくさんの悲惨な国から来ている連中のようになってしまっていた。自分の祖国を尊敬できないような国から来た人たちは哀れである。自分のアイデンティーにプライドをもてないような国民は悲惨。

自分の国が強くないと本当に悲惨なことになる。これは軍事のことを言っているのではない。スポーツやあらゆる文化、音楽をはじめ映画や文学、ビジネスしかりで日本という国が強くないと海外に出て行ったときに非常に惨めな思いを感じることになる。政治家の外交でも交渉ごとで強くないと、その国民に被害が及ぶ。

コンピューターのOSを例にとるとマイクロソフトのウィンドウズが出てきたときには、日本にもそれに対抗できる国産OSソフトが存在していた。TRONプロジェクトである。今でこそ携帯電話やファクシミリの中で使われているが、その当時は日本の政府が通商交渉であっさり折れてしまった。それゆえにTRONは姿を消し、ウィンドウズのほぼ独占状態を作り上げてしまった。国家的損失といっていいだろう。

考え抜くことができる強い集団の国家に生まれ変わることができたときに、日本ははじめて大人な国家へと変身することになると思うのだがいかがだろうか?

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