職人アスリート、日本人特有の向上心(世界は君を待っている)


職人アスリート

職人アスリート、日本人特有の向上心(世界は君を待っている)

よいよ4年に一度、サッカー好きには堪らない催し2014 FIFAワールドカップが始まります。FIFAワールドカップ、私が初めてテレビ観戦したのがアルゼンチンで開催された第11回目の1978 FIFAワールドカップで今でもマリオ・ケンペスのゴールシーンが眼に焼き付いています。

サッカー日本代表も5大会連続出場を果たし、参加して世界を経験することは卒業して、今大会は上位へ進出、結果を世界にアピールする大会にするべきだと個人的には期待しております。世界を相手に闘える人材も充分に育ってきた。FIFAワールドカップで結果を残すことイコール世界中からのリスペクトを得ることに繋がりますから今後の日本サッカー発展のためにもこの大会は非常に大きな意味を持つんです。

選手育成環境を整える

界と闘えるレベルの人材を輩出するまでに至った過程というのは大変だったけれど、やってきてよかったなぁ、と思えるのではないでしょうか? まだまだサッカー先進国の選手育成環境に比べたら日本のそれは貧弱かもしれませんが、昔に比べたら相当向上したのではないでしょうか? 知識の蓄積にしても、地域社会からの貢献にしても・・・

選手育成環境を整えるための情報集め、ということにしても今のほうが格段に情報集めし易いと思います。そしてこれら集めた情報をマスとして一回全体的に俯瞰してフレームワークを作る。出来上がったフレームワークと日本の現状を照らしあわせてどこにギャップが有るかを見つけ出し、どのようにしてそのギャップを埋めていくのかの方法論のアイデア抽出を試みる。

日本人はこういったこと、凄く得意だと思うんです。古くは中国から漢字文化を取り入れ、ひらがなという日本に合ったカスタマイズ、改良がなされて取り入れた文化を日本社会独特のものにしていく。西洋文化も同様にして取り入れ、カタカタという方式を利用して日本に合うようカスタマイズ、改良されながら日本社会に提供されていく。

日本のスポーツ界全体で起こりうる現象ですし、国民が希望を持てたり元気になることに繋がるのであれば良いことだと思います。プロとしてお金を稼ぐ人材はその中からほんの数人の割合でしか誕生しないにしても、アマチュアレベルのそのスポーツを楽しむ人の全体数が大きいことは豊かな国の証なのではないでしょうか。日本人って面白いというかユニークです。

職人気質アスリート、日本人

を極めるって表現をその道の職人さんに当てはめて表現しますけど、日本人アスリートもその特質を充分に備えていると感じています。毎日毎日日々自分が向上していくための努力は惜しまない。練習法も時には自分自身で改良、改善しながら少しでも進歩しようと試みる。

豊かな食文化やモノづくり社会日本が提供する数々の商品は世界から信頼とリスペクトを得るまでに成長しました。これと同じようなことがスポーツの世界でも今後観られてくるのではないでしょうか。サッカー、野球、ゴルフ、テニスなどのフィールドで日本人は伸びしろ状態の人材が育っています。

サッカー界で言えばビッククラブに所属している香川真司、本田圭佑、長友佑都であり、この2014 FIFAワールドカップが終わった後にもビッククラブに移籍してくる人材が日本から新たに輩出される可能性もあるわけです。

野球界で言えばニューヨーク・ヤンキースに所属する田中将大投手。ゴルフ界で言えば松山英樹選手。テニス界で言えば錦織圭選手です。私個人の意見から言わせてもらえるならばこの3人はMust See、絶対にその選手が参加するゲームを観戦するべき存在になっています。

どうしてかというと、今この3人は少しずつ勝利の体験を経験するようになり、ビッグな結果を残せるまでの道のり、頂上までの距離が少しずつ縮んでいるから正にゲーム毎、深めていく自分自身への信頼と自信がこちら側にも伝わってきて、ある種の期待感を抱かせるんです。この選手はビックになると!!期待してみていてもそれ以上のものがかえってきたりと・・・

大相撲でいうところの大関という位置から二場所連続して優勝するような勢いを持って勝ち続ける力士、横綱とも互角に勝負できる風格と自分自身に対する期待に自分自身がワクワクしているような状態。周囲からの期待にも冷静でいながらその期待に応えられそうな雰囲気が自分自身に宿っているような・・・そのような大関は場所での取り組み、絶対に観戦するべき力士になっているんです。

このような個人が伸びしろの時期を一緒になって応援、その昇進までの過程を経験してきた個人は絶対にその選手のファンになりますし、生活の一部にほんのりと豊かな充実している満足感が芽生えるのではないでしょうか。

田中将大投手、少しずつ全米中に彼は本物だったという雰囲気が出来上がりつつあります。メジャーリーグ一年目にしてあの冷静さは大したものです。日本に居た時からある程度のイメージ(メジャーリーグで自分が投げているイメージ)が出来ていたんでしょう。相手打者に向かっていく度胸といい、自信を持って勝負してくる当たりは良い物を見せてもらっている、という感覚が生まれてきます。田中将大投手が投げる試合、絶対に楽しめます。

今週末から始まる全米オープン(United States Open Championship)に出場する松山英樹選手にも注目してください。5月29日-6月1日、メモリアル・トーナメントにてケビン・ナとのプレイオフを制してPGAツアー初優勝を果たした今伸びしろの日本人ゴルフプレーヤーです。私が松山英樹選手を観ていて気に入っている部分、決して腐らない態度とでも言いましょうか。

ショットが乱れても慌てず一歩一歩修正しながら確実に歩んでくる。勝負は木曜日からの4日間、最終日の日曜日の時点で首位に立っていれば当たり前に優勝ということを俯瞰しているようで慌てないんです。18番ホールあるから最終的に上手く仕上がればいいと開き直っているというか。そのような雰囲気が松山英樹選手から伝わってくるんです。最終日の松山英樹選手が仕掛ける猛チャージはもしかしたらという期待を抱かせるので見応えたっぷりです。

錦織圭選手、今年初めの全豪オープンを見たであろうか? 4回戦で第1シードのラファエル・ナダルと対戦してストレート負けでしたが、スコアは6-7、5-7、6-7と3セットとも接戦を演じたあの試合は強烈な印象を私の中に植え付けました。凄かったんです。あのナダルに攻めを挑むテニスを日本人プレーヤーから観ることが出来るなんて想像していませんでした。錦織圭選手も近い将来、ビッグフォーに食い込んでくる期待の人材であることは間違いないです。

上位2%を目指せる実力があるならば挑戦してほしい

に比べて世界の舞台に飛び出してくる若者が増えていることは良いことです。日本に居ながらにしてある程度の情報が入ってくるという環境は羨ましい限りであり、飛び出す前の準備に費やす時間は決して無駄にはならないでしょう。実際に自分は活躍できるだろうか、ということはその世界に実体験として飛び込んでみないと分からないし、不安かもしれませんが、案外日本人はその点、器用なので大丈夫だと思います。

ニューヨークに誠道空手塾というものが存在するんですけど、昔ニューヨークへ来たばかりの頃、少しばかりお世話になったことがあるんです。その時初めて空手の世界に入ったんですけどそのとき感じたことは次のようなことでした。

皆それぞれ凄いんですけど、自分もそこそこその中でやっていけるレベル、全体的に観て80%の人材は大したこと無い、と言ったら怒られそうですけど、自分も負けないレベル。しかし残りの20%に本当に凄い人材がいると。これらの人材には自分も努力しないと敵わないなぁ、中には絶対にこの人材には敵わないだろうなぁという強者もいました。

このような気付きって実際にその世界に入ってみないとわからないじゃないですか。男の世界って特にはったりで勝負している部分がありますから、俺ボクシングやっていたとか、空手習っていたとか言ったらそれだけでビビってしまう部分もあるんです。でも実際に自分がその世界に入って覗いてみると案外大したことないない、と発見したりするんです。中にはそのはったりが本物だったりする場合もあるんですけど・・・そういう場合は他の方法で対処したりと。

何が言いたいかというとその世界に飛び込む前に不安な状態でいるのはわかるけど、できるだけ早い段階で飛び込んでしまったほうが良いということです。そうすれば自分の実力の立ち位置や自分より遥か上のレベルの選手の存在など目指すべき方向性に出会えるでしょう。田中将大投手(25歳)、松山英樹選手(22歳)、錦織圭選手(24歳)と皆若い内から世界の舞台で勝負する機会を得たアスリートです。

本物の20%達が存在する中へ割り込んでいく実力は備わっているのですから、後はその中の更に上、上位2%の存在へと成長してほしいです。ここまで来ると日本人だからということは問題になりません。その業界を引っ張っている存在感。彼が登場するゲームはMust See、絶対に観戦するべきだよ、という雰囲気が業界内外で醸成されていきます。

その個人もそのような環境でもまれることで鍛えられる精神面も強くなりますし、哲学的な発想もできるようになるでしょう。そのようなキャラが益々多くのファンを惹きつけることにも繋がります。がむしゃらでもいい、今この瞬間、才能を輝かせる時間はあっという間に過ぎてしまうので自分の信ずる道をまっすぐに歩いて行ってほしいと思います。

2014 FIFAワールドカップ、日本のサッカー職人はどこまで結果を残せているでしょうか? サッカー日本代表の真剣勝負の試合は私の場合、ほんと観ていて入り込みすぎて疲れてしまうんですけど、4年に一度の充実した疲労感を存分に味わってみるつもりです。頑張れ日本!

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