自転車ツアー、イーストリバー


Flushing Meadows Corona Park

自転車ツアー、イーストリバー

ール・ド・フランスを観ているだろうか? 毎年7月はテレビの前でツール・ド・フランス観戦をすることを楽しみにしている。スプリンターの脅威的なダッシュに慄き、山岳スペシャリストの狂人的な体力に憧れ、平坦な場所での平均時速約60キロで毎日150キロぐらいを暑い中戦う自転車ロードの選手たちはかっこいい!

そしてフランスの田舎の美しさ! アルプスやいよいよ始まるピレネー山脈越えでその景観に癒され山道で応援するサポーターの歓喜に同化しようとする自分がいる。今年はFIFAワールドカップでスペインが優勝したこともあり、ピレネー山脈ではバスクの旗も多く見られることだろうがスペイン国旗もそれにも増して多く見られることであろう。楽しみ、楽しみ!

というわけで影響されやすい僕は今年自分の自転車、マウンテンバイク、を購入したとあって去年に引き続きニューヨーク近郊を探索しに行ってきました。ニューヨーク市自体、通勤の際の自転車利用を奨励しているので毎年各地で自転車専用道路が整備され続けているし、それに伴って毎年新しく更新されたニューヨーク市内及び近郊の地図も無料で自転車屋さんなどに行けば手に入れることができる。

今年は今月初め7月3日、自宅からアストリアへ向かいイーストリバー沿いを南下してそのままブルックリンに入り、ユダヤ系住人地区、黒人住人地区、プエルトリカン住人地区を抜けて自宅に戻ったコースと7月5日独立記念日振り替え休日では地下鉄でジョージ・ワシントン・ブリッジまで行きそこからジョージ・ワシントン・ブリッジを超えて去年発見したヘンリー・ハドソン・ドライブを完走してきた。

US Tennis Association Center

日、まず目指したのは自宅Forest Hills近辺にあるウィロー湖(Willow Lake)へ出て北上、メドー湖(Meadow Lake)を通過して全米オープン (テニス)が行われる会場、USテニス・アソシエーション・センター(US Tennis Association Center)まで行くことにした。

気温30度を越える中ペダルをゆっくりゆっくりこぎながら小さな湖を横切っているとあっという間にテニスセンター裏側へ到着、遠くにアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)が見える! その途中どこかで見たような建物を発見、映画「Men in Black」で出てきたエイリアンがUFOで地球を去るシーンでのUFOの隠し場所だと思う。ここはQueens Museum of Artと呼ばれる場所らしい。その隣ではスケートボード広場が広がり若者たちで一杯!

グーグルマップで調べてみるとこの辺りはフラッシング・メドーズ・コロナ・パーク(Flushing Meadows Corona Park)というみたい。奥へ行くと植物園(Botanical Gardens)やニューヨーク・メッツの本拠地シェイ・スタジアム(Shea Stadium)なんかも位置している。

Queens Museum of Art Flushing Meadows Corona Park

Queens Museum of Art

La Guardia

に目指したのはラガーディア空港(La Guardia)。アストリア・ブルーバード(Astoria Blvd)まで北上し、そこからディットマース・ブルーバード(Ditmars Blvd)をぐんぐん自転車で進んでいくと右手に飛行場が見えてくる、といっても小さなものだけど! 中型の飛行機も結構近くで見ると離着陸は迫力満点。いきなり視界に入ってくる飛行機に圧倒されながらもペダルをこぎ続けた(すでに汗ビッショリ!)。

イーストリバーへ

の時点ですでにバテバテ、気温も上昇しているし喉がカラカラ。早く涼しげな景色に触れたいということで頑張ってアストリア、イーストリバーを目指すことにした。

地図を見ながら20th アベニューまで出て、左手にニューヨーク市内の電力供給を担うCon Edisonの巨大な敷地内を眺めながらテクテクとペダルをこいでいくとやっとのことでショア・ブルーバード(Shore Blvd)まで着いた。

ラルフ・デマルコ・パーク(Ralph Demarco Park)で休憩しながら対岸にあるランデールズ・アイランド(Randall’s Island)を眺め、遠くに二つの大きな橋が架かっていることを発見! 一つはヘルゲート橋(Hell Gate Bridge)と呼ばれアムトラックとCSXトランスポーテーション社、カナダ太平洋鉄道、ニューヨークアトランティック鉄道の貨物列車が利用しているらしい。

それと並行して架かっている橋がトライボローブリッジ(Triborough Brige)。ここにはアストリア・パーク(Astoria Park)があって大勢の人で賑わっていた。

Hell Gate Bridge

クイーンズとブリックリンの境

ョア・ブルーバード(Shore Blvd)終点まで着て次に探したのはヴァーノン・ブルーバード(Vernon Blvd)。この道をイーストリバー沿いに南下してクイーンズからブルックリンへ入る予定。途中左手にソクレイツ・スカルプチャー・ガーデン(Socrates Sculpture Garden)を眺め、ルーズベルト・アイランド(Roosevelt Island)へ渡る橋を通り過ぎ、クイーンズ・ブリッジ・パーク(Queensbridge Park)へ入った。

行く手にまたもや大きな橋、クイーンズボロ橋(Queensboro Bridge)がそびえ立つ。この橋の下を通り抜け、最近賑やかになってきたロング・アイランド・シティー(Long Island City)へと向かった。

この辺り、ロング・アイランド・シティーは2012年夏季オリンピック会場として立候補していたニューヨークは当選したら選手村にする予定だったらしく不動産開発候補地だった。結果はロンドン(ロンドンオリンピック)に持っていかれたけど不動産開発は徐々に進んでいるらしく、最近では若者向けのお店や住居の整備が進み、ハンターズ・ポイント(Hunterspoint)辺りはいい感じの環境になっていてヤッピーらしき人たちが多く見られた。マンハッタンからも地下鉄で一駅か二駅ということもあり通勤に便利なのだろう。

夏にはWater Taxiのロング・アイランド・シティーとしてイーストリバー沿いにビーチができ、そこが水上タクシー乗り場と化す。オープンバーなどもありイベントも行われるようで、夏の間は若い人たちで賑わう人気スポットとして近年注目を集めているようです!

いよいよクイーンズからブルックリンへ入る。プラスキー橋(Pulaski Bridge)というちょっとした橋、下にはロング・アイランド・エクスプレスウェイ(Long Island Expy)などが走っていてマンハッタンへはトンネルを通ってイーストリバーを抜け、ミッドタウンへ入る。

G Train沿いはお洒落な街?

ルックリンへ入るとグリーンポイント(Greenpoint)という街へ。フランクリン・ストリート(Franklin St)を探してその道を通って南下していくとそのままケント・アベニュー(Kent Ave)になり、ベッドフォード(Bedford)へと向かう。

ベッドフォードはニューヨークへ来たばかりの頃(1996年ごろかな?)、知り合いアーティストのイベントがあるということで行ったんだけどあの当時はほんと何もない倉庫街というか倉庫すらなかったんじゃないかなぁ・・・とても危ない場所だった。

元々はソーホーなんかのビレッジ近辺のアーティストがマンハッタンの物件が高くなって移ってきた場所。だんだんと栄えてきたみたいで今ではすっかり若者の街として発展し続けている。

クイーンズのロング・アイランド・シティーにハンターズ・ポイント、ブルックリンのグリーンポイントやベッドフォードも地下鉄Gラインの運転が頻繁に行われ、マンハッタンへの交通の便がよくなればさらに一層発展しそうな場所だから、不動産投資するにはいいかもしれない! 今もお洒落なお店が増え続けています!!

さてそろそろバテバテの僕はケント・アベニュー沿いにあるちょっとした公園で休憩を取ることにしました。大好きなジャンベの音が聞こえてきてそれにあわせて歌を唄っている集団が居るのを発見したからなんですけど、しばしイーストリバーへ突き出る公園でウィリアムズバーグ橋(Williamsburg Bridge)を見ながら体力が回復するのを待つことにしました。家へ帰れるかなぁ・・・

ユダヤ教正統派?

うどこへ行く体力も残っていない! お家へ引き返そうということで帰宅プランを立て地図を見ながら検討。このままケント・アベニューを下ってマートル・アベニュー(Myrtle Ave)まで出て、それをつたってクイーンズ、Forest Hillsまで戻ろうと計画、実行することにしました。汗ビッショリで洋服が身体にこびり付く。

ケント・アベニューを南下していくと右手にブルックリン海軍工廠(Brooklyn Navy Yard)が見えてきます。フラッシング・アベニュー(Flushing Ave)まできてそこを左折、ブルックリン・クイーンズ・エクスプレスウェイ(Brooklyn Queens Expy)をくぐり、フランクリン・アベニュー(Franklin Ave)を今度は右折、マートル・アベニューにぶつかるまで自転車で行きます。

このフランクリン・アベニューを通っているとき多くのユダヤ教正統派(Orthodox Judaism)に出会いました。凄いですね、と言ったら彼らに失礼ですけど普段見慣れているユダヤ教正統派(Orthodox Judaism)よりもっと右よりなんでしょうか? 男性の格好というか髪型に驚いたんですけど、もみ上げクルクル状態の髪型にシルクハットの帽子ではなくケーキの原型というか大きなフラット上の円柱(10センチぐらい)を頭に載せて歩いているんです。アメリカにユダヤ人多いですけど、いやー、イスラエルを意識せざるを得ませんでした!

プエルトリカン、うるさい!

んなユダヤ教正統派の人たちが多く住んでいる地域を抜けると今度は出会う人々が黒人ばかりになります。ちょっとここの景色に自分(アジア人)は馴染まないなぁ、ということで夕方だったんですけど身の危険を感じました。ここからブロードウェイ(Broadway)に出るまで必死にペダルをこぎました!

そして地下鉄JラインとMラインがぶつかるところまで来るんですけど、ここの景色、映画「ストリート・オブ・ファイヤー」で登場した雰囲気とそっくりです(多分!)。ウィキペディアで調べてみるとロケ地は主にシカゴですか・・・失礼。

このブロードウェイを越えてからはプエルトリカン系の人々登場。街は賑やかさを取り戻し、歩く人から街に流れる音楽などどこか騒々しい、というか平気で大音量の音楽を街中で流しています。それに負けんとばかりに車のクラクションは鳴り響き、そこを疲れの溜まった汗ビッショリ、日焼けして真っ赤のアジア人の野郎が自転車で通り抜けて行きます。初めての場所は緊張しますなぁ・・・

もう疲れた、もう疲れた、もう少しでマートル・アベニューがクーパー・アベニュー(Cooper Ave)とぶつかるはず! このクーパー・アベニューを北上すればForest Hillsの裏へ出てくるから後一息で我が家だ、頑張れ、と自分を励ましながらペダルをこぎますがエネルギーがどこかへすっ飛んでしまい、もうヘトヘトでした(多分、ツール・ド・フランスより辛いぞ!)。

クーパー・アベニューへ出てなんとか無事、Forest Hillsへ到着。今日の合計走行距離は約40キロとまぁアマチュアにもかからないレベルで申し訳ないです。疲れたぁ・・・続く

On Pulaski Bridge

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