自転車ツアー、ジョージ・ワシントン・ブリッジ


Little Red Lighthouse

自転車ツアー、ジョージ・ワシントン・ブリッジ

週のレイバーディー・ウィークエンドに自転車をレンタルしてマンハッタンを42丁目から北上してジョージ・ワシントン・ブリッジなどを探検してきました。過去、ハドソン川沿いを下はバッテリー・パークから上はジョージ・ワシントン・ブリッジまで自転車で走破した経験があるので、今回はそのジョージ・ワシントン・ブリッジの北を制覇することと、そのジョージ・ワシントン・ブリッジを自転車で横断すること。

少し前現在世界を大陸間はランニングで大洋間はヨットで冒険「アースマラソン」を続けているタレントの間寛平さんがアメリカ大陸横断の最終地点としてニューヨークへ到着した際に、マンハッタンへ入るのにランニングでジョージ・ワシントン・ブリッジを横断していたんです。

YouTubeでその動画を見たんですけど、それを視聴して“あぁ、ジョージ・ワシントン・ブリッジも車以外で横断できるんだ”、ということがわかったのです。橋の上から見える景色も素晴らしかったですし、一度橋の麓まで自転車で行ったことがあったので、是非一度、あの大きな橋を渡ってみたいなぁと常々考えていました。それを今回実行したのです。( George Washington Bridge! )

最近になってニューヨーク各場所に自転車で遊べるところがかなり存在していることがわかったせいもあり、来年当たり本格的に自転車を買ってみようかなぁと考えているのも事実。

でもとりあえず来年まで待てないということで43丁目と12番街にある自転車レンタルショップへ土曜日に行ってきました。お天気がよかったせいもあり、またハドソン川をクルーズするサークル・ラインの乗り場や、軍艦を博物館使用に改造して川沿いに停泊しているイントレピッド海上航空宇宙博物館などもあるせいか観光客が大勢いました。

自転車はいろいろな種類もあって自分のサイズに合ったものを紹介してくれます。料金も1時間、2時間、4時間という時間単位で借りてもいいですし、僕みたいに一日レント、というのでも料金は44ドルぐらいでした。

さて、いよいよ出発。運動不足なので体力がどれほどあるか未知数ですけど、一度自転車に乗ってしまえば、もうそれはヤッホー、といった感じでペダルをこぎ始めてしまいました。ヨシッ、とりあえずはジョージ・ワシントン・ブリッジを目指しそこから北上してハドソン川とイーストリバーがぶつかるところまでいってみよう。

できればそこからイーストリバー沿いを降りてきてマンハッタン最南端のバッテリー・パークまで行けるかな? そしてそこからまた北上してきて42丁目まで戻ってくればいいやというのん気な計画を立てていましたけど実際には普段の運動不足はそこまでのスタミナを与えてはくれませんでした。

走り始めてすぐ、72丁目の桟橋までは平坦な道が続いています。自転車を楽しんでいる人もたくさんいますし、ランニングしている人もたくさんいるんですねぇ。川沿いということもあり景色は開放的で気持ちがいいからでしょう!

72丁目の桟橋からはリバーサイド・パーク(Riverside Park)の中を上がったり下がったりしながら進んでいきます。川沿いを進んでいき両サイドにはカヤックを楽しむ集団がいたりテニスコートあったり優雅にベンチに腰掛、のんびりしている人など気持ちのいい気候をそれぞれが楽しんでいます。

リバーサイド・パークには川沿いからちょっと上のほうに上がっていくんですけど、ここが気持ちがいいんですよ。広く両サイドに遊歩道が設けられており、大きな木々に覆われ、木漏れ日の中をたくさんの人たちが楽しんでいます。

この公園は好きですね! アッパーウエストに住んでいたならばいつも来てしまいそうなぐらいに気持ちがいいです。ドッグランもありますしスケボー専用の広場などもあります。

リバーサイド・パークを抜けると今度はまたハドソン川沿いへと道は降りていき、隣にヘンリー・ハドソン・パークウェイ(Henry Hudson Pkwy)、反対側にハドソン川といったところを自転車専用レーンは進んでいきます。ここまで来ると上流にかかるジョージ・ワシントン・ブリッジが見えてきます。おぉ、まだまだ遠いなぁ!

West Harlem Piers West Harlem Piers

George Washington Bridge

125丁目あたりに来るとそこはたしかちょっとした駐車場があってたくさんの人が桟橋で釣りをしていたんだよなぁ、と昔の記憶を頼りに到着してみると、奇麗に整備されて新しくWest Harlem Piersとして72丁目の桟橋のようにちょっとした公園になっていました。これはいい、ちょっと最初の少休憩といった感じで写真を撮りつつ辺りを観察したり。

ここを抜けるとなんかでっかい建物(リバーバンク州立公園)を迂回するように専用レーンは内陸側に入り、そこを抜けるとジョージ・ワシントン・ブリッジ前に広がるちょっとした公園やプレーグランドなどがある開けた場所へとやってきます。ここでは黒人ファミリーやラテン系ファミリーがあちらこちらでバーベキューをやっていたり、広場で野球やバスケットボールをしています。

橋もだいぶ近づいてきました! 確か橋の麓にはちょっとした広場があるんだよなぁ、といった記憶で近づいていくとテニスコートが設けられているではないですか! あぁ、ここも随分整備されて奇麗になったんだなぁ、などと横目でテニスをしているのをが眺め、ついにジョージ・ワシントン・ブリッジ麓まで到着。

ここにはLittle Red Lighthouseと呼ばれる赤でペイントされた灯台があります。見上げると、うぁ、橋でけぇー、ということで写真をパチクリしながら、ヨシィ、ここまでは前回来たからここから北は未知の世界、地図によるとマンハッタンの一番北までいけるはずだから挑戦してみるかということで出発。ミッドタウンからここまではほとんど平坦な場所を自転車専用レーンは続いています。

George Washington Bridge George Washington Bridge

しかしここから北へはまずヘンリー・ハドソン・パークウェイ(Henry Hudson Pkwy)と同じぐらいの高さまで自転車専用レーンも上がっていて急な登りがいきなり登場します。ここは自転車を降りて押しながら上がっていってもいいんですけど、まだ体力も充分あるせいで、いや毎年観ているツール・ド・フランスに影響されて、山岳地帯を登るランス・アームストロングをイメージしながらペダルをこいでしまいました。

めちゃくちゃきつかったけどなんとか足をつかずに上まで上がりきると、もう息が上がってしまい、ここで太ももに負担をかけてしまいましたね。おっ、俺もまだ若いじゃん、というちょっとした勘違い、これだったらマンハッタン一周できそうだぞ、と・・・

ここからは左に崖が迫り、右にはヘンリー・ハドソン・パークウェイ(Henry Hudson Pkwy)がという感じで進んでいき、一気に自転車専用レーンの最終地点まで行ってしまいます。

階段を下りたところに地図があり、降りた道をそのまま進むとイーストリバーに出るようですし、あっ、ちなみにマンハッタンの最北端辺りは急激にイーストリバーがハドソン川側へと迫ってきてマンハッタンを横断するのにもほんの数百メートルぐらいの長さになります。

さぁ自分はどっちにいこうか! とりあえずイーストリバーとハドソン川がぶつかるところまでいってみたい。実はここの景色、随分前にニューヨーク近郊にあるBeaconという街までニューヨーク近代美術館 (MoMA)の別館Dia:Beacon & MoMAがあるということでMetro-North Trainを利用していったときにこのイーストリバー沿いにある駅を通過したことを覚えているんです。

おぉ、マンハッタンの北側、ハドソン川とイーストリバーがぶつかるところはこうなっているんだぁ、と驚いた記憶があるんですけどその景色を確認したくて近くまで行くことができるインウッド・ヒル・パーク(Inwood Hill Park)へいってみることにしました。

Seaman Ave沿いに自転車レーンは北上していきます。この辺り始めてきたんですけど道沿いのアパートメントがなんかお洒落、ちょっとした中流より上の所得層エリアだなぁと感じました。

そして公園についてみると、あっ、治安良さそう的雰囲気を察知でき、いいなぁこの辺、ということで後で家に帰りグーグルマップで調べてみると、なんと自転車専用レーンが終わった辺りのすぐ近くにクロイスターズ美術館(メトロポリタン美術館の別館)があるじゃないですか、どうりで雰囲気がよかったわけだ。

地下鉄駅の周りに存在しているショップ群も低所得者層向けには感じませんでしたから・・・インウッド・ヒル・パーク(Inwood Hill Park)は大きかったですね。僕はとりあえず川がぶつかるところまで行きたかったので公園の端まで自転車でいってみました。

おぉ、こうなっているんだ、と改めてそこから見える景色を眺め、対岸の向こう側に大きな橋(Henry Hudson Bridge)が架かっていました。マンハッタンとブロンクスをつなぐ橋でその橋の下にはMetro-North Trainの駅(Spuyten Duyvil (Metro-North station))が見えます。

あの橋は自転車で渡ること、できないのかなぁ? とそこでは諦めましたけど、家に帰ってグーグルマップで公園内を観てみるとどうやら遊歩道が続いていそうです。ハドソン川とイーストリバーがぶつかる地点へも川沿いに続く公園に沿って上がっていけばどうやらたどり着けそうなことがわかりました。これは次回の機会にでも挑戦してみます!

Inwood Hill Park Henry Hudson Bridge

Spuyten Duyvil (Metro-North station) East River and Marble Hill (Metro-North station)

ここからどういこうかなぁ? イーストリバー沿いを降りてもいいし、あっ、でもジョージ・ワシントン・ブリッジを渡ることが今回の目的だったんだ、ということでじゃ、橋を渡った後、体力が残っていればまたハドソン川沿いに今度は下っていって、マンハッタン最南端のバッテリー・パークまでいって自由の女神を眺めてから自転車レンタルショップのある42丁目まで戻ればいいやとその時点で計画を立てました。

ジョージ・ワシントン・ブリッジを過ぎてからは坂道が多くて結構太もものきていたんですけど、まぁとりあえずジョージ・ワシントン・ブリッジは横断するぞ!

行きに来た道を引き返し、橋の麓前で自転車専用レーンを外れて、ちょっとした歩道橋があるからそれを通り、橋が渡れる高さまで街中を登っていきます。イヤー、自転車を降りて押して上がったんだけどきつかった!

ジョージ・ワシントン・ブリッジがある場所には地下鉄の駅もあるのでそこまで来ます。そして橋の南側へと渡り、橋を渡るための入り口を探すんですけど、ここまでくればたくさんの自転車に乗った人たちが橋方面から行ったり来たりしてますから入り口は見つかるはずです。

あぁ、そうだそうだ、間寛平さんが降りてきた場所だという場所を発見、いよいよジョージ・ワシントン・ブリッジを渡ります! 橋に入ってすぐ、わぁ、高い! ちょっと恐すぎる! といった感じで高所恐怖症の僕は写真を撮りたいんですけど柵に近づけません。恐すぎる、高すぎる!

下はこうなっていたのかといった感じで橋の下にあったテニスコートやその横にあるとは知らなかったMetro-North Trainのレールにヘンリー・ハドソン・パークウェイ(Henry Hudson Pkwy)も見て取れます。遥かかなたにミッドタウンのビル群が見えハドソン川は雄大に流れています。凄い!

Henry Hudson Pkwy from George Washington Bridge Metro-North Train from George Washington Bridge

On the George Washington Bridge George Washington Bridge

橋の上には自転車ロードタイプを乗っている人が多数横断していました。きっとロードにいってきたのでしょう。頑張ればベアマウンテン辺りまでいけますし、ハドソンバレーにも自転車ツール用のロードが存在しています。( ベアマウンテン( Bear Mountain State Park )でトレッキング )

写真を撮らないと、他のひとたちは平気で柵に寄りかかりながらポーズしていましたけど、高所恐怖症の僕は柵の2メートル手前でしゃがみこみ、そこから地面にしゃがんだまま低姿勢のまま何とか柵までたどり着き、恐る恐る柵の間から覗き込み写真を撮りました。もう、2、3分も眺めているだけで立ちくらみ、すわりくらみがきそうでどうも落ち着かなかったです。

橋自体も大きいので渡るのに結構な距離があります。自転車に乗ると上半身が柵を乗り越えてしまい下の景色が見えてしまうので(右左通行方向は決まっていますけど)、行きは自転車から降りて歩いて渡ることにしました。恐くて景色をゆっくり楽しめない!

おぉ、やっとのことでニュージャージ側まできたぞ、と思っていると対岸の崖の中、森の茂みに人がいるのが見えました。あぁ、対岸からだとわからなかったけど、どうやら展望台がありそうです。あそこへいってみよう!

Hudson River View from George Washington Bridge Hudson River View from George Washington Bridge

Looking Down from George Washington Bridge on New Jersey Side Fort Lee Historic Park

無事に橋を渡り終えたところで左方向へ展開、橋から見えた展望台はこちらのほうにあるはずだ、と思っているとすぐFort Lee Historic Parkという入り口が左手にありました。ここかぁ、ということで早速公園内へと向かう。

公園内では自転車を降りて移動するルールになっているので自転車を押しつつ公園内をちょっと散歩。どうやら橋から見えた展望台はあちらのほうだ、と歩いていると前から自転車を同じように引いて近づいてくるカップルが・・・そう、忘れた頃にやってくる、この質問(あのぉ、何々、どこにあるか知ってる?)、前のエッセイ( 僕もよく道を聞かれるんです )にも書きましたけどまたまた道を聞かれました。

どうやらそのカップルはニュージャージ沿いにも自転車トライアルロードが展開していて、その入り口、Henry Hudson Driveを探しているらしい。そういえば自転車ロードタイプを乗りこなしツーリングにいってきたんだろうなぁ、という連中に多くすれ違いました。

それにベアマウンテンへ行くときにいろいろ調べたとき確か、Palisades Interstate Parkなるものがハドソン川沿いに展開されていてポイントポイントで展望台なども設置されていたはず。そうか、この近くにその入り口があるんだ!

カップルには残念だったけど確かな場所はわからないと答え、家に帰り調べてみるとありました。これでまた自転車で行きたい場所が増えてしまった。( Palisades Interstate Park )展望台なんだけど、ありました。対岸からは気がつかなかったけど、こんな場所があったんですね。そこからの眺めは最高でした!

その展望台で30分ぐらい休憩、帰りは何とか橋を自転車に乗って一気に横断してしまいたい、ということもあり、体力が回復するのを待っていました。というかこの時点で42丁目まで戻れればいいや、とかなり爺的な姿勢に変化していました。やっぱり若くなかったですね!

恐いながらも下を見ないで前方方向に集中、恐かったですけどすれ違う自転車やランニングしている人たちも少なかったせいもあり、なんとか一気にこぎつけました。恐いと緊張するから変な体力使うんだよね、高所恐怖症のくせに高いところへは行ってみたいという好奇心もあるし・・・

橋を渡ってもとの自転車レーンまで戻り、帰りはくたくたでペダルをこぐのにも一苦労! 休憩したり寄り道をしたりで結局、42丁目の自転車レンタルショップまでたどり着くのに計5時間を要したことになりました。お疲れ!

マンハッタンをイーストリバー沿いを走ることにも挑戦したいし、ニュージャージ側にも自転車ロードがあることが確認できた、この夏にいってきたベアマウンテンへも自転車でいけるし、今週のローカルペーパーにはブルックリンを自転車ツアーできるという特集記事まで見つけてしまった。次回はどこへ行こうかな?!

George Washington Bridge from Fort Lee Historic Park Manhattan Side View from Fort Lee Historic Park

George Washington Bridge from Fort Lee Historic Park

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