自転車プロロードレース、問題点いろいろ


ドーピング問題

自転車プロロードレース、問題点いろいろ

年のジロ・デ・イタリア(5月7日~29日)、開催中の三週間でいろいろなことがありました。レースの方は終盤になってやっぱりこの人、アルベルト・コンタドールが実力を発揮しだして圧倒的強さで優勝してしまったんですけど・・・死者も出てしまいましたし、山岳コースでの沿道で見かけるパフォーマー、相変わらず醜いですし、そして再びドーピング問題が浮上してくるとは!?

死者を出したレース

ロ・デ・イタリアが始まって3日目ですか衝撃的な事件が起こってしまったのは! 山岳地帯を含むコースでレースを終盤、急角度で降下する比較的狭い道路を走行しているときでした。ベルギー出身の若きホープ、ワウテル・ウェイラントは左後方を振り返り後続の様子を窺っていたのでしょうか、前方へと顔を前へ向けた瞬間自転車はコースを外れ縁石にある岩に左頬辺りから激突。かなりの出血を出したようでその場で応急処置などがドクターなどによって施されましたが搬送先の病院で死亡が確認されました。

別府史之のツイッターにもあったんですけど抜粋しておくと、

「ウィラント選手が下りで後ろを振り返った時に左側の縁石に顔から突っ込んでしまった」「彼の落車した瞬間を一部始終見ていたが打ち所が悪かった」

と語っている。

ヘルメットが義務付けられたのが2004年ですから(確か?)・・・そしてグランツールでの死亡事故は1995年ツールでのファビオ・カサルテッリの事故以来ということでレースには重い雰囲気が漂います。もちろんその次のステージはレースなしということでただコースを消化するだけの追悼走行。

最後はベルギー出身のワウテル・ウェイラントが所属していたチーム全員、レオパルド・トレックとウェイラントとの親交が深かったタイラー・ファーラーが横一線でゴールラインを越えるというイベントで締めくくります。その後に出したチームからのコメントは気の毒で仕方がありませんでした。

自転車ロードレースでの落車ってスプリントがメインとなるステージでは結構頻発して起こります。これ観ている側はほんとハラハラドキドキものでして、落者して選手は軽いときには擦り傷ですみますけど、ひどいときになると骨折をしてレースを続投できなくなるんです。

プロはそれこそ時速60キロとか平気で出しますから事故ですね、これはもう・・・ベルギー出身のワウテル・ウェイラントのご冥福をお祈りします。その後ウェイラントの着用していたゼッケン108番が永久欠番となることが発表されました。

山岳コース、沿道で見かけるパフォーマー

れは相変わらず醜いです。自転車で必死こいて登っている選手に併走するようにして声援を送っているファンはまだ良いんです。でもあんまりしつこかったり選手に近いところで怒鳴るような声援を飛ばしたり、余計なお世話で選手に水をかけてあげるなどすると当然うざったがられるようでお返しに選手から肘鉄などが飛んでくるようです。

ジロ・デ・イタリアの2週目に行われていた2011 Tour of California、アメリカ西海岸ということもあって陽気なアメリカ人、というのは理解できるんですけど、そのパフォーマーのあほさ加減にあきれてしまいました。なんかねぇ、大きな事故が起きる前にやめさせたほうがいいと思いますけどいかがでしょうか?( 2011 Tour of California )

ツール・ド・フランスへの準備

転車ロードレースの大きな大会は毎年5月にジロ・デ・イタリア、7月にツール・ド・フランス、9月にブエルタ・ア・エスパーニャと3つあります。中でも7月に行われるツール・ド・フランスが最大のイベントでこの大会に各選手は照準をあわせてそれなりに体調などを準備してきます。

ほとんどの選手は5月のジロ・デ・イタリアに出場して7月のツール・ド・フランスを走ることしないらしいです。大会の間に1ヶ月程度空くといってもレースは3週間行われるわけですから、その間にいろいろあるわけです。怪我が一番恐いんでしょうけど、モチベーションが続くとか、健康管理なども大変なんでしょうね。

去年のツール・ド・フランス、総合2位で終わったアンディ・シュレクはジロ・デ・イタリアに参加せず、2011 Tour of Californiaのほうで調整を行っていました。大会は8日間ですし、それなりの注目度もあるので悪くない選択ですけど肝心のアンディ・シュレク、調子が今ひとつでレースの順位は不甲斐無いものでした(総合順位8位)。

去年のリベンジをアンディ・シュレクは胸の内で秘めているでしょうから今年のツール・ド・フランスは楽しみです。ライバルのアルベルト・コンタドールは、マルコ・パンターニ以来のジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、2冠「ダブルツール」となるかというぐらい強いですから、大丈夫でしょうか!

ドーピング問題再び

ロ・デ・イタリアもいよいよ終盤、最後1週間を迎えるというときの日曜日、アメリカCBSの60minutesという番組でゲロってしまった元現役選手がいました。アテネオリンピックで優勝したタイラー・ハミルトン。そうなんです、記憶が確かならば彼はランス・アームストロングとチームメイトでランス・アームストロングの7連覇達成の始まりごろ、2000年前後に釜の飯を共にした仲です。

5月20日、上述の2004年のアテネオリンピックにおけるドーピングの事実を認め、個人タイムトライアルで獲得した金メダルを返上する意向を示した。またUSポスタル在籍時代、ランス・アームストロングが度々ドーピングを行なっていた事例を、米・CBSテレビのドキュメンタリー番組・60 Minutesで証言し、自転車競技界に大きな波紋が広がっている。(ウィキペディア参照)

法省などと取引したんですね、本当のことを言えばお前の刑期は軽くなるぞ、と脅されたのか誘惑に負けたのか、元チームメイトを売ってしまったタイラー・ハミルトン。60minutesのインタビューでは罰の悪そうな雰囲気でインタビューされていましたけど、明らかに自分のしでかした過去の過ちを恥じている様子は窺えました。

レース中に行われるドーピング検査をすり抜ける方法もたくさんあるらしく、それを援助するドクター、チームメイト(ジョージ・ヒンカピー?やタイラー・ハミルトン)、チーム監督(ヨハン・ブリュイネール)など大きな組織が裏で動いているんです。金でしょうね・・・エリスロポエチン(EPO)などのドラッグを使用して赤血球を増やすそうです。

後はレース前に自分の血を抜いておいて、レース後体力を消耗した身体にレース前のフレッシュな血を注入させるという方法などもあってあの手この手を使って過酷なレースで優勝するために悪魔の誘いに乗っかってしまうのです。

ランス・アームストロングは知らないと言い切るでしょうね。ここで本当のことをゲロってしまったら彼がメインのキャラクターとなって支えている癌支援プログラムなどは大きなダメージを受けるでしょうし、それこそランス・アームストロングは表舞台に再び登場すること、かなり難しくなるんじゃないでしょうか? 来月にはもうツール・ド・フランスが始まります。ドーピング問題はツール期間中でも引きづりそうです・・・( 2011 Giro d’Italia )

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