逞しい大韓民国移民、アメリカで拡大する大韓民国社会


Korean Town

逞しい大韓民国移民、アメリカで拡大する大韓民国社会

国での非雇用率の割合が日本よりも高いと書いたけど、アメリカに移民してきた韓国人は実際のところ非常に逞しい。母国から経済的、政治的に自由になるために移民してきた韓国人の社会とはアメリカではどうなっているのか?

まず韓国の家族は教育熱心だということがあげられよう。裕福な家庭はもちろんだが、貧しい家庭でもそれこそ両親が必死になって子供たちにはいい教育をと一生懸命に働いているのだ。子供たちもそれに答えてか、よく勉強する。実際、大学などの図書館で夜遅くまで残って勉強している人種として、韓国人はマジョリティーに入ると思う。

英語も若い世代を中心にしてよくできるようだ。昔、偶然に回したチャンネルで韓国の番組をやっていたんだけど、高校生のクイズ大会みたいな催しを放送していて、びっくりしたことがある。その放送の出演者、全員もちろん韓国人の高校生なんだけど、英語で喋っているんだよ。

もちろん司会者も英語で喋っていて、僕は最初こっちに移民してきた親の子供かなぁ、と思ったんだ、韓国系アメリカ人ね。だけど違ったんだよ。そのプログラムはなんと韓国で製作されていて、出演者の韓国人高校生は全部現役の韓国高校へ通う高校生だったんだ。ネイティブでもなんでもないんだよ、要は純粋な韓国人。

でもね、英語、みんな普通にコミュニケーション手段として使えているんだ。それをみて、あぁ韓国の未来、特に若者が本当に国際的に活躍し出した社会はもしかしたら日本よりも強くなっているかもしれないなぁ、って思ったよ!

逞しい韓国移民

を戻そうか。アメリカに移民したての貧しい階層の韓国人家族は、なんとかお金をためて、まず家族経営かなんかでクリーニング屋とかコインランドリー、リカー・ストアー、日本で言ったら小さな酒屋さんみたいなものから始めるんだ。

ここが逞しいんだけど、お金がさらに厳しい家族は、危険な場所でも平気で商売のために出て行くんだよ。例えば黒人街とか、ヒスパニック系のコミュニティーでちょっと危険な雰囲気の場所ね。

こういうところはやっぱり韓国人の男性は徴兵制があって2年間、軍隊に入るから気合が違うんだよね。そのような危険地帯で商売していてもちゃんと自衛の心構えができているし、いざというときすごいんだけど、この人たちは戦うんだよ。

昔ロサンゼルスに住んでいたとき、ロドニー・キング事件というのがあって、白人警官が寄ってたかって一人の黒人、ロドニー・キングをぼこぼこにしていたのがカメラに録画されて公開されたんだ。そのときの判決が出たんだけど、 4 人の白人警察官は無罪だったんだよね。それに怒った黒人は暴動に走った。

それで事件は思わぬほう方向に突っ走るんだけど、暴動のどさくさにまぎれてみんな大きなデパートや商店、スーパーマーケットを襲って商品をひったくるんだよ。これでね黒人街とか、安売り街のスパーマーケットとか(韓国人経営)が狙われたんだ。

だけど、このとき、警察がそこら中で起こっている犯罪に対処するのに精一杯で、韓国人系列の商店街を守りに来てくれないため、彼らは自衛の手段に出る。集団で武装したんだよ。ライフルを構える者、拳銃で空に向けて警報の発砲を行う者、とみんな戦っていたんだ。それみてねぇ、いやー韓国人連中は逞しいなぁって思ったよ。

這い上がるための上昇志向

ューヨークとかロサンゼルスのような大きな都市でクリーニング屋、リカー・ストアーと言ったら大体韓国系が商売している。そこである程度お金がたまった家族は次へのステップに進むんだ。大抵の場合は、ちょっとしたグロセリー・ストアーやレストランを経営したりする。

どちらも現金商売だよね、すこしずつ小銭を貯めていくんだよ。そうして自分たちが住む場所もだんだんと安全な場所へと引っ越していき、上へ上へといった感じで韓国人社会全体で富裕層への流れ込みがとてつもなくダイナミックに行われているんだ。

だから韓国人社会、コリア・タウンって急速に大きくなるんだよね。ロサンゼルスでもニューヨークでも。その間、子供たちはいい大学へと入学して、必死で勉学に励んでいるんだ。アメリカで生活している韓国人は小金持ちが多いよ。

アメリカ社会の韓国系コミュニティー

もう一つの特徴としてキリスト教の韓国人コミュニティーが社会の中でちゃんと機能しているというのも大きい。日本人のようにバラバラではなく、結構韓国人社会がまとまっていて底辺層の人も富裕層の人も韓国系社会をサバイバルさせるために団結している感じがするね。でもこれも賛否両論あることも付け加えておくよ。

韓国人街に行くとやたらとハングル語が目立つ。全く英語なんて見えないし、韓国人にしかわからないような感じがして、こういうところは地元住民からは顰蹙をかっていたりもするから、全部が全部いいとは言い切れないところもあるんだ。

去年起こったバージニア工科大学銃乱射事件もアメリカ社会に溶け込むことができない苦痛から、極端に反発してしまった可能性もある。( バージニア工科大学銃乱射事件の悲劇について想う )グロセリー・ストアーやネイル・サロンで不当な扱いを受ける従業員の話題でもたびたび韓国人経営はニュースにあがるほど。

日本人の排他主義もすごいけど、韓国人の排他主義もすごいからね。外国系企業が韓国でなかなか成功できないというのも納得できるし(日本と違って財閥が残っていたから?)、親日家の韓国人ならば親しみやすいけど、反日家ならちょっと一緒にやっていくのは無理だよね。

がめつい、がめつい、とか言われがちの韓国系だけど、裏を返せばそうならざるを得ない事情があることも事実だし、経済的に韓国よりも一足先に大国となった日本はがめつくなる必要もなく、円高のお陰でわりとのん気に過ごせたのかもしれないし。

日本も戦後の頃はがめつかったかもしれないし、やっぱり生き残るためには必死にならざるを得ないから、格好なんて関係ないんだよね。そんなこと、気にしている余裕がないんだよ。でも今度新しく大統領になった李明博(イ・ミョンバク)氏は韓国を大きく前進させることになるかもしれないと期待されているんだよ。

この人、大阪府出身の人なんだよね。日本に対しては相当なライバル意識を持っている国民だから、ひょっとすると 21世紀の新しい経済、新しい社会という枠組みに対して日本よりも早く適応していく可能性がある、と韓国人の頑張りを見るたびに思わずにはいられなくなってしまうのだ!

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