2005年、今年のメジャーリーグ見所(日本人メジャーリーガー)


2005年、今年のメジャーリーグ見所(日本人メジャーリーガー)

年注目してほしいメジャーリーグでの日本人選手のお話をしよう。新たに日本からやってきた選手の中で、メジャーリーグ1年目から結果が残せる選手は今のところ?マークかな。オークランド・アスレチックスの 藪恵壹投手はどのようにメジャーリーグの野球に対応していくのか? 厳しい現実を受け入れることができるかに、彼の活躍はかかっている。

野手での新人はシカゴ・ホワイトソックスの井口資仁選手。今年彼が万が一活躍するようなことになると、日本で密かにメジャーリーグ行きを心の中で秘めている選手に火をつけることになるであろう。

投手、外野手は日本人でも通用することが証明された。野茂英雄をはじめ イチローがパイオニアである。後は内野手。ここからメジャーリーグで活躍する日本人選手がでてきたら、日本のプロ野球はお終いだろう。しかし今の時点ではニューヨーク・メッツの松井稼頭央もホワイトソックスの井口もメジャーリーグの生活に慣れるまで後2、3年はかかると思う。

投手で今年僕が注目しているのは、 ロサンゼルス・ドジャースからニューヨーク・メッツに移ってきた石井一久投手。彼は今年活躍すると思う。ドジャースでの経験、私生活から野球を含めてやっとアメリカ生活に慣れてきて迎えるこのシーズン。

トレードされても難なく新しい生活環境にフィットできるということは、アメリカ生活に慣れてきた証拠。今年はその分、おもいっきり野球に集中できるのではないだろうか? 同僚にリトル松井もいることだし、メジャーリーグNo 1の投手と言われるペドロ・マルティネスがいる。いい意味で触発されることを願っている。

それとミスター野茂英雄投手である。彼には今後もどこのチームでもいいから、メジャーリーグでプレーしてほしい。彼の存在そのものが日本選手にとってパイオニア。現在メジャーリーグでプレーしている日本の選手たちの誇りとなる彼の存在は、これからも体力の続く限り現役にこだわってほしい。頑張れ! 野茂英雄 !!

メジャーリーグ2年目のニューヨーク・メッツの松井稼頭央選手はどうか? 今年ある程度、結果を残せないようだとシーズン後彼はトレードの対象になる。打撃はまだメジャーリーグに適応する時間がかかると思うが守備面で確実に貢献すること。ここから一つずつ信用を勝ち取っていけば、彼はこれからもメジャーリーグで生き残ることが出来る。リトル松井はもっとアメリカの生活に溶け込む必要があると思う。

イチローと松井秀喜

チロー選手の話をしようか。彼はアメリカの野球界からリスペクトを得始めている。野球に対する姿勢から普段の生活スタイルまで、アメリカのメジャーリーグ選手からもリスペクトを得る男。それが今年のイチロー。このイチローが与えるインパクト、野球に対するまじめな姿勢は、アメリカ社会に物凄い影響を与えている。

日本からだと中々理解することが難しいかもしれないが、このような選手を日本社会が持てたことは本当に幸せだし感謝の気持ちも含め、僕達はイチローを応援し続ける姿勢を示すべき。彼にはそれぐらいのものを受け取る資格が充分にある。

そして最後にここニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手。今日のボストン・レッドソックスとの開幕戦を見る限り今年の松井秀喜選手は必ず何かのタイトル争いに加わる、一メジャーリーグ選手として扱われるだろう。今の彼には打席の場面でオーラが出ている。見ていて自分のバッティングに対する自信を感じる。

ボストン・レッドソックスの先発はかつてニューヨーク・ヤンキースでプレーしていたデービッド・ウェルズ。その彼との対戦、第一打席。いきなり2ストライクと追い込まれる。しかし、今年の松井秀喜には追い込まれた、という雰囲気が漂ってこない。

自分自身のバッティングに対する自信がオーラとしてでているため、2ストライクで追い込まれた状況でも不安を感じさせない。今年は本物かも!と思っていたら、あっという間にフルカウント。ここで甘い球を逃さずにレフト方向へヒット。つまりぎみながらもレフト方向へヒットが打てることが、松井秀喜の不安を消しているのかもしれない。

第2打席。ここでもランナーを帰すセンター前ヒット。確実に外側の球をセンター方向に打ち返す余裕が伺える。力んで引っ掛けるスイングではなく、腰が落ち着いているので引っ掛けるようなスイングでも、外側のボールを確実にセンターへはじき返していた。この2打席で完全に自分への今年の自信を確信したのだろう。松井秀喜の第3打席は三振に終わったが絶対にホームランを狙っていたスイングだった。おもいっきりよくバットもふれている。

途中からニューヨーク・ヤンキースの一方的な試合になったために中継をみるのをやめたが、なんとその後8回の第5打席で第1号2ランを放った。あ、やっぱり、と思った。松井秀喜は確実にホームランを狙っていた。あの第1打席と第2打席、名投手デービッド・ウェルズから確実にヒットを生んだ自信が松井秀喜に積極性を与え第1号2ランとなって現れた。

その通りだ。松井秀喜選手よ。君は自分の技術に自信をもっていい。メジャーリーグの生活に慣れた3年目、いよいよ松井秀喜選手がデビューする時が来た。ニューヨークの話ではない。全米デビューなのだ。アメリカ全国の野球ファンが君を確認することになる一年となるであろう。おもいっきり楽しんでもらいたい。

コミュニケーション、相互理解

後にちょっと残念なニュースも。ロサンゼルス・ドジャースのマイナーリーグで開幕メジャーリーグを目指していた中村紀洋選手。いい成績を残したにも関わらず、マイナーリーグ行きを宣言させられる。日本の球界へ戻るなどの話が飛び交っているが要は中村紀洋選手自身、信用されていないのだと思う。

過去のニューヨーク・メッツとの交渉の際の出来事が大きい。アメリカのメジャーリーグは中村紀洋選手を信用していないというより、しようとしてもできないのでは。そこへここでもまた、日本へ帰るとなると中村紀洋選手は、今後メジャーリーグで確実にプレーすることはできなくなるであろう。

中村紀洋選手に悪気はないとおもうが、僕の視点はお互いのコミュニケーション不足。とくに中村紀洋選手からの納得いかないオーナーなどへの不信感に対する論理的な反論である。ニューヨーク・メッツとの交渉の際、確かに納得いかない部分もあっただろうがもう少し自分の考えを具体的に伝えていたならば。お互いが納得いくまで。

そうしていればそのシーズンが終わった時点で、メジャーリーグへの移籍の話はスムーズに進んでいたはずだと思う。残念ながら中村紀洋選手へのメジャーリーグ挑戦は、今のところ可能性がほとんどなくなってしまった。

P.S. オープン戦で自分より成績が劣る選手がメジャーリーグに残り、自分がマイナーリーグ落ちする悲哀を味わった中村紀洋選手。日本球界復帰のうわさも流れたがアメリカに残りメジャーリーグ挑戦を選んだ中村紀洋選手。

マイナーリーグでの好調を認められなんと1週間でメジャーリーグ昇格した。デビュー戦でいきなり放った初安打は、まさに「俺をなめるな!」って感じで怒りがいい意味で、ポジティブのエネルギーに変わっている。

このまま球団側にこびることなくあくまで結果を出すことで、チームメイトやファンからの信頼を勝ち取っていってほしい。それができたなら、彼はメジャーリーグで生き残ることができる。頑張れ!! 2005/04/11

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