2002 FIFAワールドカップ、日韓初勝利


2002 FIFA WORLD CUP JAPAN vs RUSSIA

2002 FIFAワールドカップ、日韓初勝利

めでとう、韓国代表!! 昨日の韓国対ポーランドの試合で韓国はワールドカップ初勝利となった。たいへんに喜ばしいこと。それまでに韓国はFIFAワールドカップにアジアの代表として出場するが一回も試合に勝ったことがなかった。辛く重いFIFAワールドカップでの歴史があったのだが、やっとFIFAワールドカップでの初勝利。

ほんとうに韓国国民は嬉しかったことだろう。おめでとう、と言いたい。試合終了のホイッスルを聞いた後のイレブンがグラウンドで一つになって固まっていた。わかる気がする。俺達の時代でやっと歴史を変えることができた喜びをお互いにたたえていたのだと思う。

韓国はFIFAワールドカップ直前におこなわれたイギリスとフランスとの親善試合でかなりの自信をつけた。とくにフランスとの試合は3-2と負けてしまったが内容的には選手に自信を与えたに違いない。王者フランスに対してあそこまで戦えたことは大きかった。その結果が昨日のポーランドとの試合にでていた。選手達は自信に満ちたプレーでポーランドを圧倒していた。

韓国のディフェンスはとても落ち着いていたし、中盤の選手もよく走っていた。攻撃にも力があった。とくにイタリアペルージャーに所属している安はとても良かった。テクニックもいいし身体のきれもさえていた感じがする。次のアメリカとの試合でも勝てるという自信を選手たちは持ったに違いない。

さて、そのアメリカだが、今日見事にポルトガルとの試合に3-2で勝った。僕はアメリカのチームは力があると思っていたのでこの結果にはあまり驚かなかった。FIFAワールドカップ直前のオランダとの試合をみて、攻撃力があったので点は取れると思っていた。前半が終わった時点で3-1とリードしていたことが大きかった。

後半に入りポルトガルの総攻撃が始まったがアメリカの選手たちはよく凌いだ。ランドン・ドノバンとジョン・オブライエンは共にいい選手。韓国はこの二人を中盤で自由にさせないこと。全体的にみてもアメリカの選手はフィジカルにもメンタルにも強いので、ポーランドの試合のようには簡単に勝たしてはくれないだろう。

それにしてもポルトガルが1次リーグで消えそうになってきた。ルイス・フィーゴやルイ・コスタのホットラインは素晴らしい。二人とも見ていてとても楽しい選手。とくにフィーゴのボールさばきはまるでバスケットボール選手がドリブルをしているようで、ボールがフィーゴの足元に吸いついている。

ボールをキープしている時に自分の足元のボールを見ずにコントロールしている。この二人の選手にジョアン・ピントとセルジオ・コンセイソンが加わった時のポルトガルの攻撃は恐ろしい。ポルトガルをもっとこの後もみたい。フィーゴの素晴らしいドリブル。ルイ・コスタのパスさばき。共にヨーロッパのトップクラスの素晴らしいプレー。

後、この日の試合の最後におこなわれたドイツとアイルランドの試合。ドイツが1-0と試合終了間際までリードしていたが、ロスタイム残り30秒たらずのところでアイルランドに追いつかれてしまった。アイルランドの最後まで試合を諦めないスピリットは素晴らしかった。本当によく追いついた。アイルランドにとっては価値のある同点だった。試合が終わった後のアイルランドのサポーターはしばらくの間、試合に勝ったかのように喜んでいた。すごくその気持ちわかる。最後の最後で追いついた。

それに比べてドイツの方はがっかりしたに違いない。この試合に勝てば一番のりで決勝トーナメント進出を決めていた。後残り30秒での失点。ドイツのサポーターは試合後も呆然としていた。中田選手が昨日の会見で言っていたが、FIFAワールドカップで勝つことは非常にたいへんで難しい。

日本、FIFAワールドカップ初勝利

本の選手たちは最後までよくやってくれた。後半は押されぎみに試合が運ばれていたけど、ディフェンス陣はよく凌いだ。この勝ち点3は大きい。稲本よ、ありがとう。観ている側にとって日本の試合は疲れる。心臓に悪いと言うか、はらはらしっぱなしで落ち着いてみていることができない。ちょっとでも日本の選手がミスしようものなら、テレビに向かって怒鳴ってしまう。後半の残り30分は、本当に長かった。

さぁ、チュニジアのと試合に備えて充分に休養してほしい。個々のミスは忘れよう。選手自身が一番よく知っているはず。とにかくH組1位で通過できる可能性がでてきた。油断せずにチュニジアとの試合も勝ちに行こう。トルシエと戦ってきたシドニーオリンピックや2000AFCアジアカップ、2001FIFAコンフェデレーションズカップでの経験が大きい。選手たちはグループリーグ突破のたいへんさを経験している。このまま行けるところまでいってほしい。

今日、本当に勝ててよかった。日本の選手たちよ、ありがとう。 2002/06/09

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