口コミの伝播力と情報の質、真偽の見解は?
SNS ( ソーシャル・ネットワーキング・サービス )「 mixi 」で、「 mixi ユーザーの日本人写真家がロサンゼルスで行方不明。 情報を提供してほしい」という内容の日記が大量に投稿されている。写真家の個人名で日記検索すると9 月 28 日午前 11 時 30 分現在で、 1 万 4000 件以 上がヒット。多いときは 1 分に 2 ~ 3 件のペースで増え続けている。
情報の “ チェーン化 ” を問題視した一部のユーザーは、チェーン日記を憂うコミュニティーを作成。写真家の早期発見を願いつつ、写真家本人やロス情報に関係ないユーザーは、不用意にチェーン日記を広めないよう、また日記に書いた場合も、家族の携帯番号や「コピーして広めてください」という文章は削除するよう呼びかけている。岡田有花ITmedia
このチェーン日記は、報道を見たユーザーが自主的に消去したり、ユーザー同士が「チェーンを回さないで」と呼びかけるなどして徐々に沈静化したが、報道から 4 日経った今でも、 1 日数十本程度が掲載され続けている。一部の mixiユーザーがチェーン日記をウォッチしており、見つけると「これはチェーン日記だから削除して」とコメントを付けるなどして拡散を防いでいるようだ。
ミクシィの笠原健治社長はインタビューで「 mixi は『マイミクに教えなくてはならない』と思うような意外性のある情報は伝ぱしやすい構造。(チェーン日記が発生しても)事後的な対応しかできない」という認識を語っていた(関連記事参照)、今回は、報道の後に「チェーン日記を回さないで」という告知が mixi 運営事務局から出た。岡田有花ITmedia
早い時期に起こってよかったなぁ。 チェーン日記のニュースを見ての僕の感想である。
どういうことかというと、多くのネット未成熟者がこのようなネット上に回るチェーン日記なるものに触れたことなどなく、この機会を得ることによってマス単位で少しはネチケットの教訓を学べたと思うからである。
チェーンメールは広めない
チェーンメールの代表作としては「 Good Times 」「 橘あゆみ 」などが挙げられる。また「 世界がもし 100 人の村だったら 」や「 時間銀行 」などは稀に見る感動的な作品となっていると言われるが、チェーンメールであることには変わりない。
最近は「ミュージックバトン」に端を発する「ブログやホームページで回答する楽しげな質問集」が出回っている。これらも最終的に「 ○ 名の人に回して 下さい」となっているためチェーンである。よって回された相手に対する心理的負荷があることは憂慮される(ただし、メールではないためにネットワークに 対する負荷は少なく、質問集であるために個人的情報が多く嘘やデマは少ないため、チェーンメールとは別扱いされる)。
僕がこのネチケットを知ったのはまだインターネットを始めたばかりの1998年ごろだったと思う。 悪質なものはほとんどなかったが、友人から回されたものは一回は目を通し、他人に回すという誘惑は確かにあった。
今回のように善意ある内容であれば、自分のマイミクへ広めたいと思うのは人情というもの。 インターネットというデジタルの世界ではコピーがいとも簡単にでき、それらをマスに送ることができるので、早くいいものは広めてあげたい、というのは普通の人間ならば誰しもとってしまう行動ではないだろうか?
では今回のようなチェーン日記に含まれる悪質な問題とはなんであろうか? それは第3者が勝手に解釈して当事者本人やその関係の人々に迷惑がかかることではないだろうか?
だけど、多くの第3者を介して自分のところに回ってきたメールをよーく考察することなしに、自分の多くの知り合いへ知らしめることを躊躇させることは難しい。 これにはネットで行動する一人一人のネチケットや IT リタラシーを上げていくしかないであろう。僕がいつも基準にしている単位は、そのメールは本元から出ている情報か? ということ。
「楽天のすべてのユーザーに警告です。楽天のサイトへアクセスするとその情報が自分の登録メールを介して多くの人に伝達してしまうそうです。楽天では現在対応に急いでいるらしいですが、追いつかないみたい。ですので、このメールを受け取った方は早く自分の知り合いに知らせてください。」
楽天でも、ヤフーでも、ライブドアでもいい。 まずはこのような第3者からの書き込みと思われるメールは必ず、楽天、ヤフー、ライブドア自身がこのような内容の緊急ニュースを自身のサイトから発表しているかどうかを確認する。
メールにリンクアドレスが合った場合も、直接クリックしてしまう誘惑にかられるが、怪しいと思ったらメールに載っているリンクアドレスではなく、直接そのサイトへいって事実を確認したほうがいい。
というのはつい最近、恥ずかしいが似たような手口で悪質なフィッシング ( 詐欺 ) というのに引っかかってしまった。
フィッシング ( 詐欺 )
この行為は、 悪意の第三者が会員制ウェブサイトや有名企業を装い、「ユーザーアカウントの有効期限が近付いています」や「新規サービスへの移行のため、登録内容の再入力をお願いします」などと、本物のウェブサイトを装った偽のウェブサイトへの URL リンクを貼ったメールを送りつけ、クレジットカードの会員番号といった個人情報や、銀行預金口座を含む各種サービスの ID やパスワードを獲得することを目的とする。その結果として架空請求詐欺や預金の引き下ろし・成り済ましなどに利用され、多重に被害者となってしまう、または間接的に加害者になってしまうケースも目立ってきている。
フィッシング詐欺は、主にアメリカ国内を中心に被害が急増し、例として 10 万ドルをフィッシングサイトに振り込んでしまった被害者がいる。 イギリスのメッセージラボ社の調査によれば、 2003 年 9 月には月間約 280 件の発見であったのが、 2004 年 3 月には月間約 22 万件にまで増えているといい、迷惑メールの新たな形態としても目立つようになってきている。日本でも 2004 年 12 月に国内初のフィッシング詐欺の被害が確認されたと警察庁が明らかにした。日本でのフィッシング詐欺の例として、 2005 年 11 月に千葉銀行を騙し各企業へ CD-ROM を郵送し、その CD-ROM をパソコンに入れるとフィッシングサイトに勝手に繋がり金を騙し取られるという事件が発生した。
近年では Yahoo! 等のポータルサイトにおいて、インターネットオークション会員やウォレット等 の様々なサービスが、一つの ID とパスワードに集約されて提供されている事情もあり、日本国内でもこれらのアカウント乗っ取りを目的としたフィッシング詐 欺と見られる無差別送信のメールや、偽のサイトが報告されている。この場合、アカウントが乗っ取られれば、自分の名前で嘘のオークション出品物が出された り、正当な出品者から出品物を騙し取るのに利用されたりといった、二次的にオークション詐欺の片棒を担がされる事態に陥る危険性がある。
なお、詐欺に至らなくとも(詐欺での摘発に至らなくとも)偽のサイトを作るという行為だけでも、著作権法や商標法などの違反となり処罰の対象となる可能性がある。
PayPal (ペイパル)というオンラインの決済サービスを利用しているんだけど、そこのカスタマーサービスからメールがきた。
「最近、お客様のアカウントへ大量に第3者からアクセスする不審な行動が発生しています。安全のため、パスワードを変更することをお勧めします。つきましては下記のリンクからログインして、すぐにでもパスワードを変更してください。」
見事に引っかかりました。 多分ペイパルと同じような偽サイトへとジャンプしたのでしょう。 しかし、しばらくペイパルを使っていなかったためログインしようにもパスワードを自分が忘れていてログインできない。
何度やってもログインできないので、その内にパスワードに関する情報を登録したメールに送ることに。 どうやら気がついたら本サイトに行っていたようです。 どうしても思い出せないパスワードは先日カスタマー・サービスへ電話をかけて解決しました。 いやー、恥ずかしい。皆さんも気をつけてくださいね。
ちなみにどのようにしてそれがフィッシング ( 詐欺 ) だったか判明したかというと、まるっきり同じ内容のメール記事を新聞で見たからです。 フィッシング ( 詐欺 ) に関する注意を即す内容の記事で見た瞬間、ほんとあせりました。あっ、やられたー、ってね。
話がそれてしまいましね、チェーンメール、日記に戻しましょう。 今回のミクシィ事件のようにチェーンメールや日記、善意の内容のものだったらどうしましょう? 難しいとは思いますが、その情報が本人やその関係者から出ているものかどうか確認することが大事だと思われます。 その情報がその会社独自が発信しているものなのか?
でもこれは中々確認できないですよね。 やっぱり人の手で出回ったチェーンメールや日記は、やはり人の手で「これはチェーンメールですので広めるのはやめてください」「これはチェーン日記ですので広めるのはやめてください」と気付いて行動できる人に任せるしかないのですかね?
忘れた頃にまた、このようなこと、起こりますよ。 なんかいい知恵はないでしょうか?
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