What's up, Japan?, 今の日本って大丈夫? - Written by B-KOOL on 月曜日, 5月 21, 2007 1:05 -

北朝鮮との拉致問題解決が難しいわけ(その1)

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大韓民国

このエッセイは先月の今頃、20日前後に書き上げようとしたんだけど、調度バージニア工科大学銃乱射事件があり、偶々犯人が韓国からに移民だったということもあってすこしの期間を置くことにした。

どうしてかというとこのエッセイで扱う題材が北朝鮮による日本人拉致問題に関わることがらだからだった。

韓国というか北朝鮮も含めた大韓民国という認識に立って、あそこのお国柄とはどういうものなのか? を考察してみようとしたのだ。

他にはアジアでの位置関係や国際的な役回りとその影響力とか、日本に対する一般的な姿勢や、なぜ北朝鮮による日本人拉致問題が中々進展しないのか? などを取り扱うつもりであった。

犯人が韓国系だったということで扱う内容がセンシティブな面もあるだろうことを考慮して僕は躊躇してしまったのだ。

アメリカの北朝鮮に対する姿勢

韓国人ほどアジアの中でNationalismの強い国民性の民族はいない

その間にアメリカの北朝鮮に対する姿勢が軟化しはじめ、“拉致問題にも積極的に関わっていく”というポーズを取ってはいるが実際のところアメリカが気にしているのは核問題であって、拉致問題にはそれほど関心を示していない。

関心を示していないと書くと誤解を招きそうなんだけど、要は世界的に見た場合、アメリカの視点というか、拉致問題というのは世界ではそこらじゅうで起こっていることがらであり、それこそ治安の悪い地域に行けば拉致などは日常茶飯事であることは想像に難しくない。

世界にはまだ死という現実が日常的なんだと思う。平和的な日本や韓国がずれているのか? それとも死という現実が日常的な世界が悪いのか?

日本からしてみれば被害者関係の家族、親戚にとっては大変なことであろう。いや世界どこでも拉致された家族は想像ができないぐらいの悲しみと怒りに負けそうなくらい打ちのめされているはずだと思う。

ただ、大国同士のカードの出し合い的に拉致問題を扱われた場合、やっぱりアメリカの立場というか視点は拉致問題よりも核問題の方にウエイトが偏ってしまうのは、今のところ受け入れるしか選択のあまりない現実なのであろう。

日本とアメリカ、韓国とアメリカ、という同盟意識から最低限のポーズをアメリカは取っているに過ぎないと思うが、その態度をあからさまにしてしまうと、両国の感情を逆立てることになるのでそこは慎重に扱っている雰囲気が伝わってくる。

日本の外交にもっと力があればいいのだが、やっぱりアメリカの傘の下、在日米軍基地に頼っているという日本に自衛権がないことなどが絡んでくるのだろうし、今行われている憲法改正案の審議などもここのところ(日本独自で行動ができる、つまり単独で決定、行動が起こせるなど)が裏にある実情という感じがする。

非現実的なことが現実になる可能性

0254ちなみに僕はアメリカで、それもニューヨークでアメリカ同時多発テロ事件を経験した理由から、“えっ、うそだろー”という現実的でないことがらももしかしたら日本にも起こってしまうかもしれない、という否定できない感情がある。

つまり北朝鮮が核ミサイルなりの攻撃を日本に仕掛けるという、今の世の中でいったら99%非現実的でありそうなんだけど、“えぇー、でも?”という1%の現実的になりそうな確率。これが恐いのだ!

まさか昨日の夜あった世界貿易センタービル( WTC )が次の朝には攻撃を受けてなくなってしまうなんて99.9999999・・・・・・%も思っていなかった。このまさかが現実になりそうで恐い! 絶対という確信がもてないのだ。日本、大丈夫?

韓国と北朝鮮の本音

南北両国間に鉄道が開通、というようなイベントで盛り上がっていた先週。韓国の人は楽観視している人もいて後5年、10年以内に韓国と北朝鮮は一つの国になると感覚をもっている。

韓国としては北朝鮮という安い労働力が手に入るという思惑があるのではないだろうか? 中国が農村部からの人手を利用して安い賃金をキープしているように、韓国も合併した時に利用できるであろう北朝鮮の労働力を当てにしているという本音もあるであろう。

当然北朝鮮側にはそのニュアンスは伝わっているであろうし、だからこそそう簡単にはお前らの言う通りにはさせないぞ、というようなプライドがあって韓国をじらすというかあくまでも同じ目線からの交渉ごと、というバランスをキープしたいのだと思う。

北朝鮮上層部の人間

0253北朝鮮の上層部の人たちは何を考えているのであろう?

これだけ国境を閉鎖するのが情報的に難しくなってきた現在、その国民は哀れであるが、まぁ、本当の現実を知らないから幸せなのだろう。

遅かれ早かれ北朝鮮は独立国家としてこれ以上長くはやっていけないことなど承知のはずだと思うが、その韓国と合併して行く場合、どのようにソフトランディングしていくのか? その辺のシナリオが両国間でまだ温度差があるのかなぁ?

上層部の人たちには生活の保障はもちろん、自分の国で権威を示してきたプライドを保障して欲しいのだと思う。

そうなのだ、韓国人ほどアジアの中で Nationalismの強い国民性の民族はいない。

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