“カリスマ”続々登場!ブログ新時代
口コミ( w:word of mouth ) マーケティングに注目する企業、バイラル CM。家電メーカが 30 名の著名な女性ブロガーを招待し、新商品を帰り際に手渡す。( NHK クローズアップ現代『“カリスマ”続々登場!ブログ新時代』 を観ました。 )
- 狙いは新商品のレビューをブログに書いてもらうこと。
- 企業の広報担当者「 ブログの力は計り知れない」
- 評価をブロガーに委ねる一方で辛辣な評価が書き込まれる恐れもあるが、それはむろん覚悟のうえ。
- そこまで企業がブロガーを意識するのは、「ネットの口コミ」で商品を購入するケースが今や TV ・雑誌を上回っているため。
これすごいねぇ。商品を受け取ったブロガー、家に帰って書く気満々だったね。
やっぱりこういう風にして人が、あの人はどのようにこのトピックについて思っているのかなぁ、ってな感じで人が集まってきたら嬉しいよね。人間誰だって注目されて気分が悪い奴はいないだろう。
企業も方も大金をはたいてまで広報に力を入れなくても、ほんの数人、信頼のあるブロガーに自社の商品について書いてもらうだけで、それを読んだ人がまだ自分のブログで書いて、なんていう連鎖反応的口コミマーケティングが成功しやすいからね。
消費者にうそをつけない時代
企業は消費者にうそをつけない時代に入ったんだな。悪い噂はすぐに広まるし、逆にいい噂、評判は自分から発したんじゃ信頼されないからやっぱりエンドユーザー、消費者にお願いすることになるんだよね。
PR 会社 本田哲也氏
- 「 ブログを使ったマーケティング活動を展開するには)どのブログが影響力を持っているかを知ることが大切だ」
- PR 会社は、膨大なブログを影響力・ジャンルごとに緻密に分類している。
ONEDARI BOYS (クチコミマーケティングのパイオニア・おねだりボーイズ!)」 いしたにまさき氏
- 200 万 / 月のアクセス。企業から依頼された商品を紹介するブログ。
- 現在年間 100 件の依頼がある。
企業もそこんところはちゃんと心得ているし、おねだりボーイズなんていい位置獲得したよね。
なんか百円ショップに陳列してもらうために訪れるいろいろな会社みたい! そこに流通させてもらえれば多くの人の目にとまる。そこのサイトで扱ってもらえれば多くの人が商品を判断する上での一つの材料、目安になると。
アメリカのウォルマートでは
先進地、米国ではブログを使ったマーケティングが裏目に出る事例が米国では既に出ている。
- スーパーの駐車場に寝泊まりして全米を横断する様子を紹介したブログがあった。
- ブロガーは一般の個人であるはずが実際は PR 会社ののカメラマンとライターであることが暴露され、 PR 会社のトップが謝罪に追い込まれた。
これはウォルマートですね。トーマス・フリードマン著「フラット化する世界」の中でウォルマートに関する記述がいくつか紹介されている。
安く商品を提供してお客さんをたくさんウォルマートに集めたい。そのためには人件費も削って手当てなどはごく簡単なものしか保障しない。よって競合他社よりも利益率を上回り株価上昇。株主大喜び。
だがウォルマートは不当に従業員を扱っているといってバッシングに合う。このような状況が裏にあったんだよね。
でもこのウォルマートの状況と比較対照したある会社が紹介されていたんだけど(本の中で)、その会社は従業員の手当てを厚くしたんだよね。よって人件費がかさみ、それが扱う商品の値段に跳ね返り、安く設定できなくなってしまったんだ。
するとお客は来なくなる。売り上げ利益はあがらない。株価下降し、株主文句たらたら、と。こういうジレンマを紹介していたんだ。いい本だから読んでみて!
消費者の僕たちは安くモノを買いたい。だからといって従業員が不当に扱われるのには気分がよくない。じゃ、従業員の味方をした企業の商品を高くても買うかといったら・・・?
口コミマーケティング、バイラルCM
ハーバード大 デビッド・ワインバーガー氏曰く、「信頼が失われたブログに価値はない」と。口コミマーケティングに信頼性を担保しようとする動きが出ている。
- 「 口コミマーケティング」を略語で「 WOMMA 」と呼ぶ。 Word of Mouth MArketing の略。米国には「 WOMMA 協会」なるものが設立されており、倫理規定を定める動きがある。
- ただし誰がルールをチェックするか、どのように実効性を担保するか、始まったばかりの試みのため課題はまだ多い。
口コミ、これはアメリカで早くから使われている戦略で次のように書けば多くの日本人にも知っている現実となって頭に浮かんでくるのではないか?
つまり、ネットワークビジネス(連鎖販売取引)では古くから使われている戦略で、マルチ商法とかいったりねずみ講とかいって多くの人が多少なりとも耳にしたことがある事柄だと思われる。これも賛否両論なんだよね。
マルチ商法とねずみ講は別物だ、というひともいればマルチ商法とねずみ講は一緒で法律違反だという考えの人もいてどうも微妙だよね。
口コミもネットワークビジネスも個人が関係しているツールだから人々のそれに対する意識も変わってきそうだし、当然そうなったら社会も変わってくるだろうね。
個人にとってのブログとは
「自分がお金に変換できない情報やアイデアは、溜め込むよりも無料放出することで(無形の)大きな利益を得られる」ということに尽きると思う。」そしてその「溜め込むより無料放出」についてはさらにこう詳述される。
「まず個人にとってのオープンソースとかブログとは何か。それはポートフォリオであり、面接であり、己の能力と生き様がそのままプレゼンテーションの装置として機能する。記事を書き続けることで人との繋がりも生まれていく。
転職活動をする場合、相手が読み手ならば自己へのコンセンサスがある状態から交渉を始めるアドバンテージを得られる。それだけのものを、金も人脈も後ろ盾のない人間が手に入れる唯一の手段が、情報の開示なのだと思う。」
情報は囲い込むべきものという発想に凝り固まった人には受容しにくい考え方であろう。しかし、長くブログを書き続けるという経験を持つ人たちにとっては、実感を伴って共感できる内容に違いない。
ブログという舞台の上で知的成長の過程を公開することで、その人を取り巻く個と個の信頼関係が築かれていくのである。 梅田望夫著「 ウェブ進化論 」参照
群衆の叡智
アルファーブロガーもロングテールに埋もれている数多くのブロガーも情報を発信していくことでそれがマスの形で蓄積されれば一般の人にとっては素晴らしい知識と知恵にアクセスできることになるよね。
多分このことが、梅田望夫著「ウェブ進化論」の中の群衆の叡智というニュアンスに近づいていく、ということなんだろうけど、このような叡智を人々が簡単に利用できる社会的インフラができていかないと。
国家がこれからは年金などの社会保障を国が国民に準備できないかもしれないです、というのであればこれぐらいは用意するべきだと思う。
国民はその叡智の中から一人一人が自分にあった選択をしていくことになり、後はすべてその人次第という世の中に変わっていくんじゃないかなぁ。
うまーくそういうものの特赦選択ができて自分を有利に展開できる人と、知的に怠惰な人とではおそらく人生におけるさまざまな過程で差が出てくるんだろうなぁ。
僕としては国とか企業はうそ言って国民をだましている部分とか今まで多かったから、たくさんの信頼あるアルファーブロガー出てきて欲しいなぁ。そうすると大前研一氏の提唱する「生活者革命」がきっと起こるのに!
変われ日本! or Should I say … 変わってしまえ日本社会!
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