What's up, Japan?, 今の日本って大丈夫? - Written by B-KOOL on 土曜日, 9月 29, 2007 20:14 -
ミャンマー軍事政権へのデモはパキスタンの情勢が絡んでいる
ミャンマー軍事政権へのデモ
今、パキスタンに注目する理由 – イスラム原理主義勢力が核兵器を持つことになりかねない
ミャンマーで軍事政権へのデモ隊は27日の軍の治安部隊が一般市民に向けての発砲事件もあって沈静化の方向へ向かっているらしい。
このデモが活発になり始めた時、なんで今ミャンマーの僧侶からのデモが急速に一般市民の支持を得て拡大し軍事政権を威圧するまでになったのだろう? という疑問だった。
これはパキスタンのパルヴェーズ・ムシャラフ大統領が現政権を維持できるかどうか、ということと微妙に絡んでいるんじゃかなぁ?
というのはムシャラフ大統領がつい最近までもうそろそろやばいんじゃないか? という報道がなされていたんだけど、これってどういうことかというとムシャラフが倒れた時、それに変わる新米路線の指導者が現れなかったとき、一気に政治情勢がイスラム原理主義化する可能性があるんだよね。
これが非常に危険でパキスタンは核を保有している国でインドとはライバル関係にあり(まぁ、インドも核持っているけど)、仮にパキスタンにイスラム原理主義に近い政権が奪取した場合、ジオポリティックス上インドの周りは非常に危険な地域になってしまうんだ。
パキスタンのお隣はアフガニスタン・イスラーム共和国。反対側にはインドがあり、そのインドの隣にはパキスタンから独立したバングラデシュがある。スリランカもインドの周りが一気に盛り上がれば、パキスタン側につく可能性もあるし、ネパールも反政府組織が活発ですから。これを危惧しているんじゃないかなぁ? というのがミャンマーのデモのニュースを見ての僕の反応。
インドの孤立化を恐れるアメリカ
今日グーグルニュースに上がっていたものでもあの地域に関連するものが3つもあった。そのうちスリランカからも何かでてくるぞ。
で、今回のミャンマー事件をアメリカはどうみているかというと、表面上は何にもアクションを起こしていませんがこれは様子を見たんだと思います。一般市民からの支持を僧侶が得て軍事政権へのデモが拡大した場合、ミャンマー政府はどのような行動に出るのかを見極める目的があった?
事前に中国側とも打ち合わせがしてあり、中国も沈黙を守ったじゃないか? このようないきさつがこの事件の裏にあるんじゃないかと思うんです。
パキスタンにイスラム原理主義に近い政権が誕生した場合、バングラデシュをすぐに取り込もうとするでしょうね。そうするとスリランカもモルディブも一気にそちらに傾いてインドが孤立化する可能性があります。これはアメリカにとっては非常にまずい。インドにはアメリカ、ものすごーい投資をしていますからね。
社会のインフラはじめ(確か ゼネラル・エレクトリック(General Electric Company) は原子力発電所の開発をしているはずです)、IT系企業もたくさんインドに進出していますし、インドが経済成長をしてくれて西側からの投資魅力的な国家の体制を維持することは、アメリカにとって理想的な展開であり、お隣のパキスタンや アフガニスタンとの関係を軍事上有効に進めるのにものすごーく大事なんですね。
だから今回のミャンマー事件は、バングラデシュがパキスタンにとられた場合の牽制なんじゃないか? と思うわけです。バングラデシュの隣はミャンマーがあり、ここを今の軍事政権から民主的な政権へ移行することができれば、ミャンマーのすぐ上には中国もありますからアメリカとしてはインドを守る上で心強いわけです。中国がアメリカ側につくとは限りませんけどね!
ミャンマーは最近では北朝鮮とも軍事的な関係を持っていますし、アメリカから見たらやっぱり中国の存在は厄介です。軍事的に中国は北朝鮮にもミャンマーにも援助していますから、その辺のバランスをアメリカは気にしているのかなぁ? あの辺がイスラム色をもっと強くしたら、うーん、不気味というか中国はねぇ、やっぱり商人ですからイデオロギー関係なく武器とか資金の提供をするでしょうね。
パキスタンはイランとも国境を接しています。イランも核施設開発は平和利用のためだ、と言っていますけどお隣の国がイスラム原理主義政権にとって変わったときには、パキスタンがすでに所有している核は、西側諸国にとってものすごーいインパクトのあるカードになるんですね。
西をみればアフガニスタンにイランがあり、東を見ればバングラデシュにミャンマーありでインドは完璧に孤立しますね。これが現実になると中国の軍はかならず活発になり、下手をすると中央の意見も聞かず暴走する恐れがある。
中国が内部で分裂し始める、というのは非現実的かもしれないけどアメリカとしては中国が軍事的に他国と強い関係を持つのは面白くないだろうなぁ。そうすると今日本で議論されている「 テロ対策特別措置法 」もどこから圧力がかかっているかわかります。インド洋で行なわれている日本の給油は、これから起こる可能性のある状況へ向けての準備固めなのでは?
補給支援活動 – テロ対策海上阻止活動の円滑かつ効果的な実施に資するため、自衛隊がテロ対策海上阻止活動に係る任務に従事する諸外国の軍隊等の艦船に対して実施する自衛隊に属する物品及び役務の提供(艦船若しくは艦船に搭載する回転翼航空機の燃料油の給油又は給水を内容とするものに限る)に係る活動をいい(第 3 条第 2 号)、インド洋( ペルシャ湾を含む)で行うことを想定している(第 2 条第 3 項)。(ウィキペディア参照)
テロ特措法、もう一つの見方 – インド洋で行なわれている日本の給油は、テロとの戦いの何に使われているのか
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