人材不足の日本サッカー界 – 本当に2010年南アフリカW杯に行けるのか?

岡田武史新監督

岡田武史新監督の下、日本代表は新たにスタートすることになったわけだが本当に岡田監督で大丈夫なのだろうか?

イビチャ・オシム監督のサッカーを継承するつもりはないらしく、 岡田監督独自の考えの下戦いが進むらしいが、うーん残念! オシム監督のサッカーでどこまでいけるのか見届けたかったと思っている人はきっと多いことだと思う。

考えながら自分たちでゲームを作るサッカーというのは日本のサッカーが大人になるいいきっかけになるはずだったのに、このチャンスを逃したことは非常に大きい。

海外にコネクションがないし、海外でプレーしてきた人材の不足という面でも日本サッカー界の実力をあらわにした。

いい監督を引き寄せるにはある程度の金銭面での提示も必要だが、やっぱり日本のサッカーに情熱を持てるか? というモチベーションがその支持された監督に自発的に生まれるかどうかのほうが重要なんじゃないかなぁ。

ジョゼ・モウリーニョがイングランド代表監督を断ったでしょう。本人曰く、イタリアとかのクラブチームの監督になりたがっているようだし、やっぱりサッカーをやっていて指導者となれば(尚且つ指導者としてある程度の実績を残した人物であるならば)、 セリエ A のチームを指導者として導きたいという欲望は当然だと思う。自分の能力を試してみたいよね!

ディフェンス型のサッカースタイル

さぁて、 岡田監督はどこまでやってくれるのかなぁ。ある程度、コンサドーレ札幌横浜 F ・マリノスで実績を残した人なので、どのようなサッカーをする人なのか想像が付きやすいが、一つ気になっていることがある。戦術が攻撃的なサッカーではなくて、相手の長所を消していく、つまりディフェンス型のサッカースタイルらしいんだ。これは危険だぞ!

こんなサッカーをやっているようだと、日本代表はいつまで経ってもアジアの枠を超えたサッカー、少しでも欧州の強豪国に近づくサッカーから遠のくことになるし、気がついたらアジアの国々にも実力差を迫られるかもしれない。

4-0で負けるより、4-2で負けたほうがいい

岡田武史相手が強いからといってその長所を消しているようじゃ、よくて互角には戦えるかもしれないが、絶対に勝ちはないと思う。

強いチームだからこそ、どれだけ日本の目指そうとしているサッカーが通用するのか、というのを試す絶好のチャンスであるし、それだからこそ確実に世界を知ることにもなり、結果日本のサッカーが前進するのだ。

4-0で負けるより、4-2で負けたほうがいいと思わないか? 0点だったら結局、あぁ、相手はやっぱり強かったぁ、で終わっちゃうんだよね。相手の長所をつぶすことを狙っていって負けたんだから、代表は自信なくすよ。

だけど、4-2でも2点得点することができたとしたらどうだろう? あぁ、日本のサッカーにも兆しが見えたぞ、ということにならないだろうか? いや、絶対になるよね。

今、セットプレーからしか点が入らないとか、FW不足とか、流れの中から得点が取れないとか、最後の決定力があまいとか言われているわけでしょ! 調度苦しんで模索しているところなんだよ。だからこのサッカースタイル、オシムが目指そうとして選手が手ごたえを感じ始めていたサッカーで行ってみるべきなんだ、 南アフリカ  2010 までは。

そこまでやって初めて、よし! 今回はここまできた、次はあそこまでのレベルを目指すぞ、という方向付けもできるし、あーぁ、非常に残念だよ。岡田監督でほんといいのかなぁ?

良くて引き分けというサッカー

1998 FIFA ワールドカップの時もそうだったけど、リスクを冒して勝ちに行こうというサッカーじゃないんだよね。良くて引き分けという印象が残ったし、可能性のある若手選手を起用することもなく、無難な路線で選手を起用し、結果、1試合も勝てないで予選敗退したんだよね。

来年から始まる 2010 FIFA ワールドカップ・アジア地区予選もまたきっと苦しむぞ。途中で雲行きが危うくなって、 南アフリカ  2010 の出場がもしかしたらダメかもしれないという雰囲気が漂ったら協会はどうするんだろう? そのときになって慌ててもだめだよね。

結局岡田監督が「お前が犠牲になれ!」みたいな感じで責任を任されたんだよ。前に代表監督になったことあるし、 横浜 F ・マリノスとかでの実績もあるから周りも納得してくれるだろう、みたいな読みもあったんじゃないかなぁ。一番無難な選出だよね、協会にとってしてみればさぁ。上が必死になって人材を探してこないつけが必ずくるぞ。もしかしたら 南アフリカ  2010 、日本は行けないかもしれないという危惧を抱いているのは僕だけだろうか?

長い目で見たら、その結果も日本代表が今後強くなるという上では役に立つかもしれないが、遠回りをすることになるし、欧州レベルに達するまであと50年ぐらい差が開いてしまうかもしれない。

世界のサッカーの方向性は攻撃的

UEFA チャンピオンズリーグをみているであろうか? その国のリーグでトップの成績を残したチームが参加しているだけありレベルが非常に高く、チーム選手の構成も各国を代表する選手で成り立っているから見ていて世界のサッカーの方向性がわかる。攻撃的なんだよ! 世界のサッカーの方向性は! 強いチームは間違いなく攻撃的だね。UEFA チャンピオンズリーグで勝ち進んでいくには攻撃的なサッカーを展開できるチームじゃないと絶対に上にはいけないんだよ。

アウェーで勝てるようにならないと

UEFA チャンピオンズリーグホーム・アンド・アウェー方式で行われるんだけど、アウェーでの得点って倍になるんだ、全体で換算した時に。

つまり マンチェスター・ユナイテッド FC 対 セルティック FC の例で説明すると、 セルティック FC 、ホームでの試合、 セルティック FC は地元ということもあり積極的に攻める姿勢をしやすいよね、ホームファンの後押しもあるだろうし。だから攻撃的になる。

地元で負けるわけには行かないということで勝ちに行くという内容にもなるであろうし、またそれがプレッシャーとなって セルティック FC にのしかかる。

マンチェスター・ユナイテッド FC はアウェーということもあり、引き気味になってしまうところだが、アウェーでの得点は倍に加算されるため何とかして点を取りたいところ。1点が2点という換算になるのだ。

ここで マンチェスター・ユナイテッド FC が仮に2-1で負けても2-2で引き分けに終わったことと一緒なんだよ。次の マンチェスター・ユナイテッド FC でのホームでは引き分けでも、 マンチェスター・ユナイテッド FC がアウェーで得点したことが有利になり、上に進むことができるんだ。

だからホームでやるチームは相手に絶対に点を与えてはいけないし、逆にアウェーのチームはここで得点できればものすごいアドバンテージになるんだよね。これが UEFA チャンピオンズリーグの試合を引き締めている要因なんだ。だから面白い!

そうすると否が応でも攻撃手なチームで育った人材が伸びるし、その人材を多く抱えている国がやっぱり強くなるよね。鍛えられるから。アウェーで勝てるようにならないとだめなんだよ。

所詮、 FIFA ワールドカップが開催される国なんてほとんどの国がアウェーなわけでしょう。そしたらそこで普段の力、それを超えるような勝ちたいという欲望から生まれる数々のプレーが選手から出てこないと絶対に FIFA ワールドカップでは勝てない!

4-0で負けるより4-2で負けたほうがいいという意味がわかってもらえたかなぁ? 攻撃の感覚、得点の取れそうな雰囲気、というものを代表のチームの空気から消しちゃいけないんだよ!

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