So What?, スポーツ他 - Written by B-KOOL on 月曜日, 9月 8, 2008 0:40 -

女子全米オープンテニス準決勝2008

9月5日、金曜日に女子全米オープンテニス準決勝を見てきました。

ほとんど毎年、全米オープンに行っているんだけど、今回は日本からお友達の Yukako ちゃんも来るということで、どうせ見るんだったらいい試合を見たほうがいい! ということになり女子シングルス準決勝を一緒に見に行きました。

お天気にも恵まれ、青空に浮かぶ雲はすっかり秋模様なんだけどまだまだ暑いニューヨーク。10時から開場できるということで行ったんだけど試合が始まるのは12時から。

それも男子ダブルスの決勝の後ということで、これはのんびり行ったほうがいいだろう、ということで会場内をぶらぶらとお散歩。

ポロ専門店やナイキなどのお店もあったりして買い物も楽しめるようになっています。奥へ行くと選手たちが練習する場所があるんだけど、そこでは女子シングルス準決勝に出場する選手の一人、エレナ・ヤンコビッチが一番奥のコートで練習している姿をみることができ、しばらくの間眺めていることに。

それでもまだまだ時間があるので会場内のフードコートに行って軽―く食事をしたんだけど、高いね、何もかも。

まぁ、こういう場所は外から食べ物は持ち込めないので(おにぎりをポケットに入場したことはあるけど)、思いっきり値段を吹っかける。ちょっとどこかの悪い商売みたいだね。

2時少し前、スタジアム内に入ることにした。

調度男子ダブルスが2セット目の後半へ突入しており、会場内は双子のアメリカ人、ボブ・ブライアンマイク・ブライアンを応援する多くのアメリカ人と、対戦相手ルーカス・ドロウヒーリアンダー・パエス、ペアの一人リアンダー・パエスがインド人ということもあり、その彼を応援するべくインド人が多数見に来ていた。

Men's Doubles – Finals Winner’s Bryan Brotherまぁ、結果は双子の男子ペアが 7-6, 7-6 で勝ったんだけど、僕が嬉しかったのはインタビュアーがメアリー・ジョー・フェルナンデスだったことで彼女を見ることができたほうに喜んでいた。

さて、いよいよ女子シングルス準決勝が始まる。

第1試合はエレナ・デメンティエワとヤンコビッチ。

デメンティエワは先の北京オリンピッで決勝まで進み、もう一人の準決勝進出者、ディナラ・サフィナを 3-6, 7-5, 6-3 で逆転勝ちを収め、見事金メダルを手にしたのだ。

力強いストロークの持ち主で多分デメンティエワが勝つと思っていたけど、ヤンコビッチの方が決勝に進んだね。

実は僕、彼女の試合をちゃんと見るのは初めて。どういう試合をするのか見ていると、あのキム・クライシュテルスを連想させる試合運びであった。身体が柔らかいから思いっきり足を伸ばして、デメンティエワが打ち込むストロークを拾うんだよね。これがデメンティエワのリズムを崩すことに繋がる。

デメンティエワは Unforced Error が多かった。これは致命傷で連発するようになると途端にリズムを失う。

気がついたら速いペースで試合は進み、結果 6-4, 6-4ヤンコビッチが見事 4 大国際大会( グランドスラム )初となる決勝進出を果たした。

会場内にはヤンコビッチに飛ぶ声援も多かったような気もするし、若い彼女が進出して経験をつませてあげたほうが、今後の女子シングルスが活性化する。粘り強くストロークを拾って、チャンスのときに一気に攻めあがればヤンコビッチに勝機あり。

続く第2試合はセリーナ・ウィリアムズとサフィナの試合。サフィナも先の北京オリンピックで決勝まで進出した。彼女はあのマラト・サフィンの妹。

自分のリズムを乱し、自分に向かって八つ当たり? するようにロシア語で叫ぶあたりはほんとお兄さんのサフィンと一緒で今回の試合中でも何度か見ることができた。

彼女のストロークはフォアもバックハンドの強烈で、今回準決勝まで進んだ4人の中で一番力強いストロークを持っている人材かもしれない。それだけにイージーミスで自分のリズムを乱してしまうのはもったいない。彼女も Unforced Error が多かった。

サフィンが調子さえ良ければロジャー・フェデラーを倒すほどの実力の持ち主といわれているように、サフィナも自分の感情をコントロールできるようになったら彼女の強さは本物になるであろう。

試合後の会見でも自分の感情などをコントロールできなかったと自分の欠点をわかっているし、前向きに捉えていたので安心した。

流暢な英語を喋っていたのが以外? マリア・シャラポワのようにアメリカ英語を話していた。そういえばお兄さんのサフィンも14歳の時、スペインへテニス留学しているからスペイン語、ペラペラ! 語学に才能ある2人兄妹か! サフィナ、彼女はまだ23歳、今後に期待したい。

やっぱり勝ったかぁ、というほどセリーナ・ウィリアムズは安定している。まぁ地元アメリカでの開催ということもあり余裕をもって試合に臨んでいた。

今年のウィンブルドン決勝で負けた相手ヴィーナス・ウィリアムズ、自分の姉を準々決勝で破り、この時点でセリーナ・ウィリアムズは自分のテニスさえできれば決勝までいけると思っていたに違いない。試合は 6-3, 6-2 という結果で終わった。

決勝はセリーナ・ウィリアムズのほうが有利だけど、初 4 大国際大会( グランドスラム )決勝進出を果たしたヤンコビッチにもチャンスはある。挑戦者の気持ち、「 I got nothing to lose. 」という気迫で試合に望めば勝機が巡ってくるであろう。

今回、久しぶりに上位者の試合を見に行ったんだけど、あらためて感じたのはやっぱり準決勝クラスの試合は良かった。来年からは大会スケジュールの2週目、火曜日から水曜日、木曜日、金曜日、土曜日、日曜日、とここら辺を抑えれば男女シングルスの準々決勝あたりからの試合を見れることがわかった。

錦織圭くんも活躍し出したことだし、来年の全米オープンは男子シングルスの試合を見に足を運んでみようと思う。

P.S. 先ほどテレビの中継見終わったんだけど、セリーナ・ウィリアムズが 6-4, 7-5 でヤンコビッチに勝ったね!

ヤンコビッチは2セット目、ほとんど奪取できるところまでいきながら自分の感情を乱しチャンスを落としてしまった。この2セット目を取れていたら勝っていたかもしれない。セリーナ・ウィリアムズ、ちょっと疲れが出始めていたからね。

ヤンコビッチはセリーナ・ウィリアムズがゲームが変わるときに時間を取りすぎることに対して苛立っていた。調度準決勝を見に行ったときのヤンコビッチとデメンティエワの試合のとき、ヤンコビッチがゲームが変わるときにちょっと自分のタオルを取って汗をぬぐっていたら審判から Time Violation を受けたんだよね。

ヤンコビッチは、えー、なんで? てな感じのジェスチャーをしていたんだけど、そのことが頭にあったんだと思う。なんでセリーナ・ウィリアムズが時間を稼いでいるときには Time Violation を与えないのか? ここの感情を切り替えられていれば。うーん、惜しかったなぁ。それにしてもヤンコビッチ、ゲーム中に会場にあるビックモニターで replay を見ながら笑顔を見せているところなんかは愛嬌があってよかった。

勝ったセリーナ・ウィリアムズ。ランキングナンバー1に返り咲き。彼女のプレースタイルを見ているとアスリートという感じが伝わってくる。

これで今年の 4 大国際大会( グランドスラム )も終わり、ジュスティーヌ・エナンが引退したせいで女子シングルスは混沌としていて面白くなってきた。全豪オープンで マリア・シャラポワ が、全仏オープンアナ・イワノビッチが、ウィンブルドンでヴィーナス・ウィリアムズが、そして全米オープンをセリーナ・ウィリアムズが制している。

来年はどんな展開が見られるのか、今から楽しみだ!

View from Arthur Ashe StadiumUS Open Tennis Winner’s Plate

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