ウォーレン・バフェットの戦略
ウォーレン・バフェット氏は今回の 世界金融危機 (2007 年 -) でどのように行動したか?
世界金融危機 (2007 年 -) はいつまでどこまで続くのだろうか? 最近のニュースでは今日はダウ工業株 30 種平均、500ポイントも下がったといわれてもすっかり感覚が麻痺してしまった。
自分で資産管理している人にとってはため息が出るほどの失望感なんだろうか? アメリカでも同じである。多くの人が 401kで個人年金を運用しているけれど、その資産の目減りようといったらがっかり度は相当なものに違いない。ニューヨーク州のデイヴィッド・パターソン知事のジョークが笑える、私のなんか「201Kですよ」、と。
そんな時、つい先日のニューヨーク・タイムズにあの資産家、ウォーレン・バフェットの記事が載っていた。ちょっと前に バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす 125 の知恵 という本を読んでいたので、そのニューヨーク・タイムズの記事を読んでなるほど、と納得したのである。
A simple rule dictates my buying: Be fearful when others are greedy, and be greedy when others are fearful. And most certainly, fear is now widespread, gripping even seasoned investors. To be sure, investors are right to be wary of highly leveraged entities or businesses in weak competitive positions. But fears regarding the long-term prosperity of the nation’s many sound companies make no sense. These businesses will indeed suffer earnings hiccups, as they always have. But most major companies will be setting new profit records 5, 10 and 20 years from now.
Let me be clear on one point: I can’t predict the short-term movements of the stock market. I haven’t the faintest idea as to whether stocks will be higher or lower a month — or a year — from now. What is likely, however, is that the market will move higher, perhaps substantially so, well before either sentiment or the economy turns up. So if you wait for the robins, spring will be over.
A little history here: During the Depression, the Dow hit its low, 41, on July 8, 1932 . Economic conditions, though, kept deteriorating until Franklin D. Roosevelt took office in March 1933. By that time, the market had already advanced 30 percent.
Or think back to the early days of World War II, when things were going badly for the United States in Europe and the Pacific. The market hit bottom in April 1942, well before Allied fortunes turned. Again, in the early 1980s, the time to buy stocks was when inflation raged and the economy was in the tank. In short, bad news is an investor’s best friend. It lets you buy a slice of America ’s future at a marked-down price.(Buy American. I Am.)
つまり普段から気に入っている会社の株価をチェックして、今回の 世界金融危機 (2007 年 -) のときのように良い会社悪い会社に関係なくすべての株が暴落しているときに、こっそりと自分のお気に入りの会社の株を同じようにある程度暴落しているであろうから購入するのである。
- 他人が強欲なときに臆病になり、他人が臆病なときに強欲になりさえすればいい。
- 株式市場の乱高下は、敵とみなすのではなく、友とみなしたほうがよい。
今回の 世界金融危機 (2007 年 -) でもウォーレン・バフェットの動きがニュースになっていたよね。
金持ちは、こうやってさらにお金を殖やす
はっきり言ってどれぐらい彼が得をしたのかわからなかったけど、僕が普段購読しているメールマガジンの一つがすばらしい答えを提供してくれていたのでここに紹介しよう。
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は 1 日、総額 150 億ドル(約 1 兆 5900 億円)の大型増資を実施すると発表した。航空エンジン、放送など幅広い事業を抱える優良企業だが、米金融危機を受けて利益の約半分を占める金融事業の業績が悪化しており、資本を増強して信用力を高める。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハザウェイが利回り 10 %相当の配当が付く優先株 30 億ドル分を引き受ける。日本経済新聞 10月2日夕刊
佐々木の視点・考え方
「金持ちは、こうやってさらにお金を殖やす」という実例を、このところのウォーレン・バフェットの動きが教えてくれる。同氏のバークシャー・ハザウェイは9月23日にゴールドマンサックスの増資に応じて50億ドル(約5千2百億円)投資すると決めた。
買値は、暗黒の1週間の時に同社株が108ドルの安値をつけたあと22日の終値は122.78ドルだったが、ディスカウントの115ドルで値決めされた。しかも、この株は年10%利回りの配当が付いてくる。
大規模な増資が出来たことと、金融持株会社移行が出来たこと、金融救済法案の大枠が決まったこともあり、同社株は上昇し、29日のダウ777ドルの暴落のあとでも1日の終値は134.5ドルだ。17%上昇しているので、7日間の間に約9百億円儲けたことになる。
それだけではない。同時に115ドルで50億ドル分買える新株購入権が付いているので、この分からも約9百億円の利益となる。つまり、世間は株価が下がって右往左往している7日間の間に約1千8百億円儲けたわけだ。
ついでに言うと、同じオファーを三井住友銀行も受けていたのだが、短期間で結論を出せずに断った。よって、三井住友銀行の株主は、同額の利益をフイにしたわけだ。ゴールドマンがバフェット氏に示した高利の配当とワラント付きの増資要請は、通常なら名門の会社が示すものではない。
しかし、ゴールドマンといえどもバフェット氏の資金と名声を手に入れることにより後続の投資家にも買わせやすくなるので、何が何でも増資して欲しかったのだ。現に、香港の自動車バッテリー会社の比亜迪股フェン有限公司株を同氏が10%買ったというニュースが流れたとたんに2日で5割以上上昇しているほどだ。
GEも全く同じ。10%の優先株と、同額のワラント付き増資だ。バフェット氏は又金のなる木をつかんだわけだ。お金持ちはこうしてさらに金を殖やすのだ。(10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる)
なるほど、お金持ちの戦略というのは単純らしいけど、それが一番難しかったりするから人間の心理というのは面白い!
日本でも今回の 世界金融危機 (2007 年 -) をきっかけにして多くの人がインターネットで株の売買ができる口座を開けたとかいうニュースが流れていたから、これをチャンスと見た投資家が日本にも登場し始めたということだろうか?
愚か者でも経営できるビジネスで、今から10年、15年経とうが人々の行動様式が代わらないものってなんだろうか?
愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、いつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。 わたしは10年から15年先の姿が予想可能に思えるビジネスを探している。例えば「リグリーズ」のチューインガム。インターネットがいかに進歩しようと、人々のガムの噛み方が変わるとは考えにくい。 ベンジャミン・グレアムとフィリップ・フィッシャーを読みなさい。年次報告書を読みなさい。そして、ギリシア文字が入ったような方程式を使うのはやめなさい。 ウォール街は動くことで金が転がり込んでくる。あなたは動かないことで金が転がり込んでくる。 我々は投資先にあれこれと口出しする気はない。相手を変えようとする手法は投資でも結婚でも事態を悪化させるだけである。
[quote1]
大企業が一個人の資本を頼りにするというところが、スケールが大きいというか、相当な資産家なんだろうけど、ちょっと想像ができないねぇ。
ウォーレン・バフェットを知らなかった? 毎年発表される 世界長者番付第2位につけていたのが同氏、ウォーレン・バフェット。ちなみに1位がミスター・ウィンドウズ、 ビル・ゲイツ。この二人がタグを組んで始めた基金が ビル & メリンダ・ゲイツ財団である。
アメリカはスケールがでかい!
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