What's up, Japan?, アメリカの行くへ - Written by B-KOOL on 土曜日, 11月 8, 2008 13:56 -

バラク・オバマ大統領誕生、その2 – ハッキング・デモクラシー

8年ぶりに政権交代かぁ、いやー、この2000年からの8年間は本当に長かった( ブッシュ大統領2期目の行くへ(2005年1月) )。

ジョージ・ブッシュも政権獲得時にまさか 9/11 テロ(アメリカ同時多発テロ事件)がおこるなんて思ってもいなかっただろうから、この事件によって大きく舵を変えさせられたことは今思うと、もしあの事件が起こっていなかったらどのようなアメリカ社会を今日、迎えているかと思う時がある。

それぐらいにこの8年間のブッシュ政権は人々の心から次第に離れていくものとなってしまった。

やっとのことで最初の4年間が過ぎ去り、新しい大統領、新政権起立のチャンスがアメリカに訪れたけど、2004 年アメリカ合衆国大統領選挙の結果は本当にがっかりしたことを今でも覚えている。

ジョン・ケリーといういまいちカリスマ性に欠ける民主党候補しか選択肢がなかったということもあるだろう、結果はブッシュの嫌な4年間をまた迎えるということになった。あのときの失望感はほんと、“あぁ、あと4年間もブッシュかよ!”という感じでブッシュを嫌っていた人は無力感と共に打ちのめされていた。

ブッシュ政権がいかさまだって、なんでわかんないのかなぁという苛立ちを多くの人が抱えていたと思うけど、アメリカ社会の南部、中西部などの保守的人種が多い地域では外国からの威嚇からアメリカを守る、という呼びかけに騙されてブッシュに次の4年間も任せる選択をしたんだよね。Presidential Election 2004 Map

投票結果を故意に変換するように組まれたプログラムを組み込んで

普段から外国と接触のない地域なんて宗教に走ったりしたから自分の頭で考えることを放棄した単純なアメリカ人、ジョージ・ブッシュに任せれば大丈夫だ、という思考停止状態に多くの宗教指導者も便乗した形となり、それを最大限利用したのがブッシュだった。

風向きが変わってきたのはやっぱり2006年ごろからかなぁ。中間選挙の結果がもしかしたらアメリカ社会は変われるかも、という期待感を人々が持つようになる( 米国防長官を更迭、大統領は敗北宣言、米2006年中間選挙 )、( ブッシュのイラク政策とアメリカのジレンマ )。

2006 年11 月 8 日に行われた中間選挙で、与党共和党は敗れ、民主党に連邦議会上下両院の多数派の座を奪われた。このため、ブッシュはイラク政策の責任者であったラムズフェルドが国防長官を辞任(事実上の更迭)。後任ロバート・ゲーツ(元 CIA 長官)を指名した。その後も、相次ぐ閣僚の不祥事や原油高による経済への不満などもあり支持率は低迷。 2007 年5 月には支持率が最低の 28% となったこともあって、報道官などのスタッフを入れ替えて人事の刷新を図った。

調度この時期にアメリカのHBOというケーブルテレビのネットワーク放送局があるドキュメンタリーフィルムを放送するんだけど、これがかなりの反響を呼んだ。題して「 Hacking Democracy 」。オフィシャルサイトはこちら「Hacking Democracy 」。

どういう内容かというと、2000年と2004年の選挙で接戦だったフロリダ州でいかさまが行われたんじゃないかという疑惑を検証していく。

Hacking Democracy (Col) [DVD]選挙で使われた投票のための機械( Diebold Election Systems (now Premier Election Solutions , a wholly owned subsidiary of Diebold) )がハッキング、つまり投票結果を故意に変換するように組まれたプログラムを組み込んで、2000年のアル・ゴアよりも、2004年のジョン・ケリーよりも大統領選挙争いを繰り広げていた相手ブッシュに投票が行くようにしたというもの。

これは正直、驚きだった。

Hacking Democracy is a 2006 documentary film by Russell Michaels, Simon Ardizzone, and Robert Carrillo Cohen, shown on HBO . Filmed over three years it documents American citizens investigating anomalies and irregularities with ‘ e-voting ‘ (electronic voting) systems that occurred during America ’s 2000 and 2004 elections, especially in Volusia County, Florida .

The film investigates the flawed integrity of electronic voting machines, particularly those made by Diebold Election Systems , and the film culminates dramatically in the on-camera hacking of the in-use / working Diebold election system in Leon County, Florida.

フィルムの後半、フィンランドのコンピューター・セキュリティー・エキスパートの Harri Hursti 氏が( “the Hursti Hack ” として有名らしい) Diebold オプティカル・スキャン・投票システムのメモリーカードをハックする。

つまりゴアやジョン・ケリーに投票しても票が付け加えられるになるところを、実際の合計数からマイナスされるように仕組みなおす。よってゴアやジョン・ケリーに投票しようが、ブッシュが勝利するといういかさま疑惑が発生したという仮説をたてる。

興味のある人は YouTube に上がっているから消されてしまう前にどうぞ!(1~9まであります) 6人が No に投票して、2人が Yes に投票した結果は?

このようなことがあったんだよ!

2006年の中間選挙から約2年、迎えた今回の選挙(2008 年アメリカ合衆国大統領選挙)、ここまでほんと長かったよ!

インターネットがこれほどまでに大統領選挙と絡んできたことは今回が初めてだと思うけど、このような過去の例があったから Watchdog としてインターネットが機能してきた面が2008 年アメリカ合衆国大統領選挙にはあると思う。

今回は大丈夫だったのかなぁ?

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