RSS リーダーを利用する
情報化社会というけれど、多くの人はどのように普段の生活の中から、自分の時間を作り出し、その貴重な能動的時間の中から情報を得るための手段を選んでいるのだろうか?
新聞を購読するも良し、読書するも良し、オーディオブックを聞くも良し。
もしインターネット上でいろいろなサイトを訪れて情報をかき集めている人がいるならば、どれぐらいの人が RSS リーダーなるものを利用しているのであろうか?
一つ一つのサイトを訪れるなんてことをしなくても、この RSS リーダーを開けば、登録しているサイトの最新記事が上がり、自分がまだ読んでいなくて面白そうな記事、興味のありそうな記事だけクリックして読むことができるのだ。
また何かのキーワードだけに関連した記事を自動的に集めて欲しい、という機能も備えている RSS リーダー、これを活用する手はないではないか?
RSS フィード配信
そもそも RSS フィード配信ということ自体、耳慣れないという人がほとんどではないだろうか?
多くのサイトで見られるようになったRSSのアイコン、そう、あの R と書かれたオレンジ色のアイコンである。
これをクリックした方なら、何か意味不明な文章がやたらと中途半端な形で出てきたぞ、と思うかもしれないが、これが RSS フィード配信というもので、つまり記事を更新するたびにこのアドレスに更新毎の記事が掲載されて配信されていくのだ。
この RSS フィード配信されたアドレスをフィードリーダーなるもので拾っていく。
こうするともう一つ一つのサイトを個別に新しい記事がアップされたかなぁ、と訪れる必要もなくなる。
フィードリーダーを開き、登録しているサイトを順に新着記事がないかどうか自動的に更新してくれるので、何か新しい記事が上がっているサイトには New マークが上がっているからそのサイトのリンクを開き、更新記事をチェックすればいいだけ。
時間の節約、自分のお気に入りのブローガーを100人以上チェック、ということが可能になるのだ。
フィードリーダーをどれだけの人が利用しているだろうか?
ウィキペディアで調べてみけど、随分とあるんだね。ウェブ型からダウンロードフリーのソフトウェアの形式のもの、携帯電話型まである。どれを使うかはその人の好みによるけど、僕は現在 Gooが無料で提供している フィードリーダー をダウンロードして使っている。Google や はてななども フィードリーダー を出しているけど、もう随分とこの Goo ものを使っているから慣れてしまった。
次はお気に入りのサイト、ブログ、ニュースサイトなどの新着記事を登録してチェックできるようになるまでの簡単な手順を説明することにしよう。
サイト登録までの手順
この フィードリーダー はダウンロードフリーなので Goo サイトへ行って各自ダウンロードしてほしい。(goo RSS リーダー)次にインストールを済ませた後、実際にソフトウェアを立ち上げていただきたい。そうすると左のサイドバーになにやらいろいろなものが上がっているのがわかると思う。ここに普段訪れているというかお気に入りのブログなどを登録していくのだ。
まずはメインページのアドレスにお気に入りブログサイトのアドレスを打ち込んで、メインページに呼び出してみよう。(僕のサイトでいったら http://www.ebigbridge.com )
サイトが開いたらサイト内を右クリックする、そうすると”このサイトを goo RSS リーダー に追加”という項目が現れるからそれをクリック。サイトの追加、サイトを追加します、ブックマーク /RSS/Atom/OPML は自動的に判定されます、という小さなウィンドウが現れるから、そこにあるボタン”判定”をクリック。
RSS サイトの追加、 RSS の URL 、サイト名、サイト URL 、などが表示されたウィンドウが現れるから、そこにあるボタン”追加!”をクリック。するとサイドバーにある RSS サイトの一番上に、登録したばかりにサイト名が現れていることと思う。そのサイト名には New マークがついていることであろう。
早速登録したばかりのサイトをクリック。すると RSS リーダー上に開いているウィンドウ内にアップデートした各記事のタイトル名、未読であるかどうかのマーク、日時、サイト、カテゴリー、 URL といった内容のものが目に付くはずだ。
未読であるならば、自分が面白そうだと思う記事をクリックしていく。クリックされた記事は下画面に現れる。読み終わったら、新しい記事をクリックしていけばその度にクリックされた記事が現れるという仕組みだ。
簡単でしょう! ここに普段訪れている、お気に入りのブログやサイトなどを登録していっちゃいましょう。
キーワードで関連した記事を集める
他にもキーワードを打ち込んで、そのキーワードに関連した記事を拾ってくるという仕組みも RSS リーダーは備えているから試して欲しい。これを利用すれば自分が関心を持っている情報を集めるのも随分楽になるはずだ。
サイドバーにキーワードという箇所があるからそこを右クリック。キーワードの追加を選択する。
例えば今日本社会で問題になっている”人材派遣“というキーワードを打ち込んで、登録ボタンをクリックしてみる。
するとサイドバーのキーワードの下、今登録した” 人材派遣 ”という文字の箇所が新たに加わっているのがわかるであろう。その横には New マークもついている。
その登録したキーワード” 人材派遣 ”をクリックすると、 人材派遣 というキーワード関連の記事が先ほど紹介した RSS リーダー上に開いているウィンドウにアップデートした各記事のタイトル名、未読であるかどうかのマーク、日時、サイト、カテゴリー、 URL といった内容のものが上がっているはずである。
興味のある記事をクリック。下ウィンドウにクリックした記事が現れるという仕組み。とても便利である。
サイドバーに登録しているブロガーや各サイトの数を増やして欲しいということなんだけど、日本語だけでもいいし、英語のブロガーや英語のサイトに挑戦するもよし、自分なりの活用方法を開発していき、どんどん情報武装をしていって欲しい。
アルファー・ブロガー
アルファー・ブロガーの紹介サイトなどもあるので参考にしてみてはいかがであろうか? ( アルファーブロガーが社会に与える影響力を考える、その1 )、( アルファーブロガーが社会に与える影響力を考える、その2 )
Google でアルファー・ブロガーを検索してみるとそれに関連した記事が出てくるから、一つ一つ検証していく。サイトを訪れた後、一つずつ追加してみて実際の記事を読んでみる、気に入るか気に入らないかは自分で判断。
そのようにして好きなブロガーを追っていると、偶にそのブロガーが書いた内容の参照記事が出てくるので、そこを訪問して気に入ったら追加していく。このようにして自分なりの情報ソースを増やしていく。
ソーシャルブックマークを利用してもいいであろう、 はてなブックマーク、ヤフーブックマークなどには日本語の記事、とくにホットエントリーというものが上がっているのでそれらの中から興味のある記事を拾っていくのもよし。記事の投稿者のサイトが気に入れば フィードリーダー に登録していく。
英語学習に活用する
Del.icio.usや Diggは英語に挑戦したい人、英語での情報ソースを増やしたい人向けである。新聞なども RSS 発信しているので是非登録して欲しい、 朝日新聞 に ニューヨーク・タイムズももちろん利用できる。他には ポッドキャストなども利用するといい。
ボイス・オブ・アメリカなどは英語のリスニングにも利用できる。喋っている内容のスクリプトが載っているので、実際の喋りを聞きながら内容を確認していくといい。他にも Life ハック的なものも、 GIGAZINEも人気があるし、広く浅く雑学的なものでも情報を拾っていく価値は十分にあると思われる。
[quote1]
僕の場合、現在 フィードリーダー を使って ブログ などの記事を追う率は、日本語と英語の割合でいうと、日本語65に対して英語が35。この比率を来年から日本語40、英語60までに変えていくつもりでいる。
社会人ならば登録サイトは50以上を確保していたい。 大前研一氏などは500ものサイトから情報を集めているという。ビジネスマンならば、その中で英語サイトと日本語サイトの割合が3:2ぐらいが理想であろう。英語で情報を集めるのにも フィードリーダー は大いに役立つ。
社会がとても速く変化していく今の時代、情報武装の必要性はいうまでもないであろう。不確かな時代を生きるうえで、さまざま現象を捉えて自分で考える、そのために質の高い情報が必要という認識は必須であると思うけど、どうも日本の社会を外から眺めていると携帯電話の機能だけに頼っていて、情報を追う深さが浅いと思われるんだけどいかがであろうか?
日本とアメリカのブログの違い
日本とアメリカのブログの違いはどんなところであろうか?
そもそもアメリカのブログが出始めたのが2002年ごろ、その背景にはある事件が起こったことがきっかけになっている。2001年に起こったアメリカ同時多発テロ事件である。
IT 技術などが発達してきたタイミングもあり、人々が既存メディアだけの情報に頼ることなく独自に自分たちの意見や感想などをもう少し、ある人は専門性を含めて、ある人は自分のネットワークを通じて集めた情報を発する必要性? があったことが大きな理由だと思う。だから日本のような個人の日記形式のものはほとんどといっていいほどなく、発信している内容がもう少しジャーナリスティックなんだよね。
企業も会社も政府も当てにできなくなってくる社会では、個人をアピールする時代へと変化していく。
そのときには表現力が問われるであろうし、そのためには多くの情報を普段からインプット、情報を自分なりのフィルターを通して今後の社会の見通しなど、自分なりの価値観と照らし合わせながら、準備、行動しなくてはいけない。
世の中が便利になることは、その社会で生きることがどんどんタフになっていくことなのかもしれないと感じるようになってきた。
日本社会だけで収まっていたものが、世界中の人々相手にサバイバルしていかないといけなくなるからなんだけど、知的好奇心、知的に怠惰な人は辛いだろうなぁ。
ブログを続ける利点
茂木:昔であれば、たとえば梅田さんがコンサルティング会社にいるなら、その組織をバックにものを書いていた。どこどこ会社の誰々です、と説明して初めて個人として信用してもらえる。ところがいまはURL、ブログがあればいい。ネット上のプレゼンスがその個人を支えるインフラ。それを見てもらえればどういう人かわかるから。僕はいろいろな人に「これからは、個人の信用はネットで保証すれば良い。誰が最初にそれに気づくか。それに気づいた人がこれからは輝くよ」と言っています。つまり、ある組織に所属するということで完結している人は、これからは輝かない。
梅田:同感、100%同感(笑)。
茂木:個人が組織に所属しているという考えはもう古い。勤務規定とかがあるとして、人事の人たちの顔をつぶしてはいけないから、積極的に反逆することはしないほうがいい。でもそんなことで自分の行為をがんじがらめに縛ったら、これからネット時代に輝けない。組織と個人の関係を皆がうまくやらなければ日本は活性化しない。組織が大事だというならば、シリコンバレーとは違う、日本的な表現があっても良いのです。七割は会社なんだけど三割は個人、そんな考え方もリアルだと僕は思っている。
梅田:リアルとウェブの二つの別世界を創造的に行ったり来たりする生き方にも通じる考え方ですね。( フューチャリスト宣言 )
辛くてタフな世の中だけど、情報武装して、自分の頭で考え、世の中がどの方向へ行こうとしているのか見極める、それによって自分のオプションが増える、こういう姿勢を保っていかなければ・・・あんまり何々しなければ、という書き方や頑張れ、というのも精神的なプレッシャーを与えるかもしれないから避けたいんだけど、うーん、日本人は昔と比べるとひ弱になったのかなぁ?
Knowledge is Power.
英語プラス@の時代。インテリジェンスな情報を英語でキャッチ。日本語に翻訳されるまで待つのはやめましょう。できるあなたへ、 Knowledge is Power.
このパワーの意味するところは何であろうか? それは思うに、異なる環境へ適用する能力、だと思う。
例を挙げるなら、簡単な海外への小旅行から不確定未来 のさまざまな社会への対応能力など、それ相応の知識を持っているのといないのとでは、その人の人生の過程において得るであろう結果は、まったく違ったもの になるだろう。
当たり前のことだが成人してからの個人はすべて自己責任である。育ってきた環境への不満は、成人してからの人生ではすべて自分次第でどうにでもなると思う。今の自分の生活環境を嘆く前に自分は努力してきただろうか、問いただしてみるといい。
小旅行の場合。英語で言う Please, Execuse Me, Thank You はなるべくその行く国々の言葉で話したほうが無難である、と言われる。その他に簡単な挨拶から10ぐらいまでの数字の言い方。その国のお金の単位 や、その渡航時期の気候など、常識と思われるある程度の情報はその旅行自体を楽しんだり、その個人を守る上で必須であろう。
新しく違う環境での生活を始めるとなった場合はどうであろうか? 例えば住み慣れた日本の環境から、経験のない海外での生活となると、情報収集の意味がそ の行く国々についての知識の習得と言うニュアンスに変わってくる。その国の言葉から文化や生活スタイルに至るまで、勉強するべき範囲は広がる。
そして最後にこれから益々社会の変化のスピードが早まる中、どのような社会になっても自分を有利に導くことができるかどうかは、その人の知性に関わってくる。基礎となる知識がなくては、知性というもう一つの意味に近づくことができない。
まず何かを知ることからはじめたらどうだろうか? 無知は無恥につながるが、何も知らない自分を知ることのほうが、何かを学ぼうとするためのきっかけにな ると思う。そのほうが知らないでずっと行ってしまうよりはましだ。自分に何が必要かを知った個人にとって、勉強という言葉は無意味になる。サバイバル、と いったニュアンスのほうが近いのではなかろうか。
社会に感心を持つこと
僕のはてなブックマーク( http://b.hatena.ne.jp/B-KOOL/ )と delicious ( http://delicious.com/ebigbridge )の RSS も登録できます。僕が普段、どのような記事をブックマークしているのか知りたい方は、登録してみてください、ちょっとは参考になると思います。
というのも、今の日本の社会で中核的な役割を担っているはずの30~40代には、トラクション(駆動力)が全くないからだ。現在、日本の30~40代の人口は男女合わせて約3500万人に達する。しかし、その世代のサラリーマンをメインターゲットに私が主宰しているビジネススクールや実践的ビジネス英語講座などに関心をもっている人、言い換えれば、”戦闘意欲”を持っている人の母数は、インターネットなどの反応をみると、せいぜい15万人ぐらいだと思う。後の人たちの多くは、会社に入って10年余りが過ぎた頃から、すでにコーストダウン・モードに入っている。(大前研一 – サラリーマン再起動マニュアル)
この感覚は結構当たっているなぁ、という実感はある。同じ40代の存在をインターネット世界ではほとんど感じることができないからだ。
J-CAST ニュース : 働かない中高年リッチ解雇せよ 「正社員」保護しすぎ論が台頭
こうなってくるとまだ体力のある、30代、20代に期待するしかないかなぁ。
まずは社会に関心を持ったらどうであろう。自分の住んでいる社会で今どのようなことが起こっていて、それがどのような影響を今後与えていくのか? 自分の人生はそれらの影響によってどのように修正、準備していけばいいのであろうか?
こういった情報を集めることはとても大事であるし、危機感がないといわれている日本社会の原因もここのところ、つまり現状の段階でそもそも何が問題なのか? ということが認識できていないためではないであろうか? と思われるのだ。
積極的に現実社会で起こっている問題を把握することで、自分の立ち位置がわかり、ある人にとってはそれが危機感を誘発するかもしれないし、ある人にとってはそれらがチャンスと映るかもしれない。
クローズアップ現代がおすすめ
NHK の「 クローズアップ現代 」はおすすめです。毎回興味のあるトピックを取り上げてくれるし、内容自体も質の高いものに仕上がっている。今月だけでもカバーしたトピックをあげてみると次のようになる。
” 中東マネー ” を獲得せよ~日本の新戦略~
知られざる悲劇~小児がん医療を問う~
” 大麻汚染 ” を食い止めろ
狙われたインド~同時テロの深層~
行き詰まる産廃処理
空幕長論文はこうして発表された
突然の有毒ガス発生~石こうボードの落とし穴~
揺れる 24 時間 ” コンビニライフ “
いかがであろうか?
石膏ボードやコンビニライフはアメリカに住んでいてはわからないことなので、非常に興味を持ってみることができた。
もう一つは、今回お話しした「アメリカの風土が自動車のイノベーションを阻害した」というストーリーは、決して人ごとではないということです。若者のクルマ離れ、オーディオ製品の付加価値の縮小、薄型TVのスペックに見合わない地上波TVの「質」の劣化など、日本が強みとしてきた自動車やAV家電などの産業において「付加価値への厳しい目を持った消費者層」が急速に崩壊しているという現象に対してはもっと危機感を持つべきではないか、そんな風にも思うのです。「ガラパゴス化」と言われる携帯ビジネスの国内限定化の問題などは、正にデトロイトの犯したミスと同質のものです。(『 from 911 / USAレポート』第387回、「日米自動車戦争の終結」)
世の中の現象を関心を持って観察していれば、自ずと自分のアンテナに向こうから情報が引っかかってくるようになる。後はそれをどのように自分なりに咀嚼、自分の頭で考えて世の中へフィードバックしていくか?
RSS リーダーは情報武装していくための必須アイテムなのだ!
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