2008MLBオールスターゲーム – 一流プレーの数々

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2008MLBオールスターゲーム – 一流プレーの数々

試合前のセレモニーでは、殿堂入りした選手・監督総勢 49 名の紹介とともに先発メンバーが紹介されるという趣向で行われた。ニューヨーク・ヤンキースのホームグラウンドで行われたため宿敵ボストン・レッドソックスの選手は大きなブーイングで迎えられた。

アメリカの歌手シェリル・クロウによってアメリカ国歌の斉唱が行われ、その後の始球式はヤンキース出身の殿堂入り選手、リッチ・ゴセージ、レジー・ジャクソン、ヨギ・ベラ、ホワイティ・フォードの 4 名によって行われた。(ウィキペディア参照)

曜日に行われた 2008MLB オールスターゲームを見ただろうか? ベーブ・ルースが建てたといわれるヤンキー・スタジアムでの最後のオールスターゲーム 。実際に選ばれた選手の中にも12名ほど、ヤンキー・スタジアムでプレーしたことのない人たちがいた。だからもちろん欠席者ゼロ。怪我人のアルフォンソ・ソリアーノ、ケリー・ウッド、デビッド・オルティーズも参加、誰も辞退しなかった。

オールスターゲーム 一日前のホームランダービーもすごかったね。優勝はしなかったけど1ラウンドで記録が出た。ジョシュ・ハミルトンがなんと28本も連続でホームランを打ったのだ。これはすごかったね! 正に左打者有利のヤンキー・スタジアム、ベーブ・ルースが建てた家、 The house that Ruth built と言われる所以である。

ホームランダービー

オールスターゲーム前日の 7 月 14 日 にホームランダービーが開催された。 1 回戦でテキサス・レンジャースのジョシュ・ハミルトンが 2005 年 にボビー・アブレイユの打った 24 本の記録を破る 28 本の本塁打を放った。

そのハミルトンも決勝では 3 本と振るわず、 5 本を打ったミネソタ・ツインズのジャスティン・モルノーが優勝した。 カナダ勢で初の優勝者となった。前年の優勝者ブラディミール・ゲレーロは、オールスターに選出されなかったこともあり休日は家族と過ごすことを選び出場を辞退した。(ウィキペディア参照)

一流プレーの数々

合の方はさすがにワールドシリーズのアドバンテージがかかっているとあっていつものように緊迫した雰囲気を保ったまま、数々の名プレーを見ることになる。印象に残った場面はやっぱり守備の上手さだね。まずはどのピッチャーも素晴らしい! ストレートの切れといい、メジャーリーグで通用する選手は95マイル以上、 must だね。

そして変化球の鋭さ。 nasty とか wicked なんて言葉を使って表現するんだけど、どの球種も切れがある。どんな形でもいいから決め球というか、一つの球種が天下一ぐらいの威力があればメジャーリーグでやっていけると思うんだけど、これが簡単そうで簡単じゃないんだなぁ。

マリアノ・リベラのカッターなんてボール一つ分、打者の手前で変化するから不思議。打者は普通にストレートの弾道をイメージして素振りに入るから、ほんの手前でボール一個分、微妙に変化するとは予想していない。他にはチェンジアップとかフォークボールにナックルボール、緩急の激しいカーブ ( 球種 ) にスライダーも有効だよね。

内野手もすごい。無駄のない動きというかすべてがとてもスムーズ。サードやショートのゴロの捌きかたの上手さにボールを取った後のランニングスローの美しさ。サードではアレックス・ロドリゲスにクリスチャン・グーズマンのランニングスローが美しかった。ショートではデレク・ジーターにミゲル・テハダ がお手本のようなプレーを見せてくれた。肩が強いから軽く投げているようなんだけどね。

盗塁に対する素早い処理もお見事。キャッチャーからのスローに、セカンドのベースカバー、流れるような仕草のタッグとほんとどれも超一流。ノーアウト満塁場面でのお手本のような守備もすごかった。みんな全然慌てない。ピッチャーはゴロを打たせて野手がボールを処理、ホームでフォースアウト。これを繰り返して、2アウトとなりいつもの守備位置へ。

後はどこでもフォースアウトなんだけど、超簡単なように見えたからすごい。バントの処理も見事だし当たり前だけどみんな基礎が出来ているからほんとすべての流れがスムーズで洗練されていた。

外野手も負けてはいない。アルバート・プホルスの2塁打を射したイチローの隙のない守備はさすがだったし、延長戦で見せたナショナルリーグのセンター、ネイト・マクラウスからバックホームへ返球、キャッチャーのラッセル・マーティン、ワンバウンドのボールを処理しながらベースを足でカバー、ランナーのディオナー・ナバーロそのままアウト、という場面は迫力があったしね。いくら日本ですごかった福留孝介も今回は初参加ということでお客さんだった。

延長に入ってからは好場面続出。特に後攻めのアメリカンリーグは点が入った時点でサヨナラとなるため、かなり有利な展開を進めていたんだけど、抑えのリリーフピッチャーの凄さは天下一品。ほとんどの投手は一イニング投手ということもあり、みんなストレートが速い。フランシスコ・ロドリゲス、ジョナサン・パペルボン、ジョージ・シェリル。見ていてほんと、気持ちがよかった。

試合の方はなんだかんだと長引いて、結局15回の裏、アメリカンリーグがサヨナラで勝つ。両監督に選手ともお疲れ様でした。とくに選手に気を使わなくてはいけなかった両監督は神経をすり減らしたことだろう。アメリカンリーグなんて最後のピッチャー、スコット・カズミアーはこの日曜日の投げたばかりの投手で、できればオールスターゲームには起用したくなかったはず。

テリー・フランコーナはスコット・カズミアーが2回か3回投げた時点で試合が決まっていなかったら、白旗を振っていたことだろう。15回の裏で、それもなんとも際どい判定で終わったときには、両選手ともほっとしたに違いない。いいゲームだったね。

試合経過

アメリカンリーグが 4-3 で勝利し、 11 連勝( 1 引き分けを挟む)を記録した。オールスターゲームでの 11 連勝は 1972 年から1982 年にナショナルリーグが達成して以来史上 2 度目である。試合は延長 15 回、試合時間 4 時間 50 分の激戦となった。延長 15 回は 1967 年以来、試合時間は史上最長であった。通算対戦成績はアメリカンリーグの 37 勝 40 敗 2 分 。

先発投手はナショナルリーグがベン・シーツ、アメリカンリーグがクリフ・リー。先制点は 4 回アメリカンリーグ 4 番手アービン・サンタナからマット・ホリデーがソロ本塁打で先制。 5 回にもランス・バークマンの犠牲フライで 2-0 と突き放す。アメリカンリーグは 7 回、J.D. ドリューがナショナルリーグ 4 番手エディンソン・ボルケスから 2 点本塁打を放ち同点に追いつく。

8 回表、ナショナルリーグはエイドリアン・ゴンザレスの犠牲フライで勝ち越すが、その裏アメリカンリーグはエバン・ロンゴリアの二塁打で 1 点を返し、 3-3 の同点のまま延長戦に突入、その後は両リーグ追加点を奪えずしばらく均衡状態が続く。試合が動いたのは 15 回裏、 11 番手で登板したブラッド・リッジが 2 安打 1 四球を与え、 1 死満塁とするとマイケル・ヤングの犠牲フライでアメリカンリーグがサヨナラ勝ちを収めた。(ウィキペディア参照)

回はイチローと福留孝介、日本人選手は二人だけの選出となった。ちょっと残念である。今年の日本人メジャーリーガーは怪我人が多いようでどうしたのだろう? メジャーリーグでオールスターゲームに選ばれることはとても名誉なことなんだけどなぁ。

アメリカの野球ファンが憧れる存在というのは本当にすごいことなんだよ。8年連続で出場しているイチローは本当にたいしたものだと思う。メジャーリーグでも日本人以外の一流の選手からもリスペクトを集める男。イチローのお陰でどれだけアメリカで生活を営む日本人が良い住み心地を得ていることだろう? それぐらいすごいことなんだけどなぁ。

2008 年の MLB オールスターゲーム

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