What's up, Japan?, 今の日本って大丈夫? - Written by B-KOOL on 火曜日, 4月 14, 2009 20:40 -
日本のカワイイは世界に通用する!?
東京カワイイTV
NHK番組「東京カワイイTV」をご存知でしょうか?
偶然にもこの前視聴する機会があったんですけど、いやー、なんていうんですかね、驚きましたし、新鮮でしたね、日本の若者が発する新しい価値というか文化というか、”可愛い”という発想にです。
「見せパン」、「盛りブラ」、「なんちゃって制服」、「スクバ盛り」、「ショ袋」、「ストスナ」、とかキーワードを並べてみましたけど、何のことかわかります、というか想像できたとしたらたいしたものですね。あなたは若者の発想についていけています!
JK
JKって女子高校生って何かあの空気を読めないのKYと一緒ですかね。まぁ、いいんですけど、この日本の女子高校生がすごいことになっているわけです。びっくりしました。
番組ではあるお店(セシルマクビー)を紹介しているんですけど、そこでの企画というか商品開発部門、商品価値の見つけ方に現役(ここ大事!)の女子高校生の意見を取り入れているんです。ある選別された(多分?)現役女子高校生たちをお店の集めまして、ある商品、サンプルを自由に触るだの眺めるだのコメントするだの要望するだの、まぁ、いろいろと好き勝手なことを言っていいわけです。
これがねぇ、すごいんですよ! 彼女たちの発想がなんていうんですかね、もう普通はこういう発想出てこないだろう、的なことなんですけど彼女たちの発想ってですね、そのぉ若者的な可愛いという発想に繋がっているというか、皆に受け入れられる発想というかがですね、自然と新しいアイディアとなって出てくるんですね。
それをのっけからはねてしまわないで、積極的に活用していく。もう、これはすごい! と思いましたね。売り上げナンバー1、ブランドの秘密というのはストリートの女の子たちのリアルな声、なんです。
無料で使える試供品
何なんでしょうか、彼女たちの文化というかネットワークというか、ある場所(「SBY 渋谷109店」)では、化粧品やらが自由に使える場所が用意してありまして、学校帰りに女子高校生(ヘア&メイクの研究に没頭)の溜まり場になっているんです。
そこでのやり取り、コテを使ったことがない女の子がコテを上手に使っている女の子に話しかけます、”私にしてー”、みたいな感覚で。それがきっかけとなりまして、そのコテ上手な女の子(ギャル界のファッションリーダー吉田美尋ちゃん)、ちょっとした評判につながり(女子高校生内でですよ、多分?)、カリスマ的な存在になっていくんですね。
リアル
「リアル」って何か知っています? じゃ、「Twitter」ならどうでしょう? Twitterというのは今、世界中で流行り出しているウェブサービスでして、グーグルが買収をしかけているという噂が最近たったばかりです。
単純にいうと140文字以内で好きなことをつぶやく、というものなんですけど、まぁ、使われ方を規制しなかったというか、他の機能を順々に付随していかなかった要素が上手くいきまして、ユーザーが勝手にどんどん新しいサービスとかを展開していったんです。
まぁ単純に今、これやっている、的なことから、YouTubeなどの動画にリンクさせてつぶやいたり、他にもたくさんあるんですけど、ある出来事がきっかけとなって一気に注目を集めるんです。それはニュース価値なんですけど、もう普通のニュース番組では情報の伝達速度がTwitterで上がる情報よりも明らかに劣るわけです。
例えば去年の終わりごろ起こったインドムンバイ同時多発テロ。これなんかは現地の人、普通の人がですね、写真付き(Flickrにリンクさせます)でライブの情報をどんどんTwitterに流すんですよ。そうするとですね、Twitter追いかけているユーザー内で一気にインドのムンバイで何が起こっているか、ということが盛り上がって情報を探すんですけど、中々検索に上がってこない。
ニュース番組なんて当てにできないですよ、当然裏を取ったり、現地に特派員を派遣したりしてですね、いろいろと時間がかかりますから。ですけど、Twitterのユーザーではライブの情報が刻々とTwitterを通して上がってきていたんです。この即時性というんですか、CNNなんかもTwitter情報を終いには取り入れていましたから。
このようなことが世界ではTwitterを通して起こっていまして、何かの大きなイベントがあると、どこかのニュースサイトを当たるより、即効で結果を知ることができるんです。WBCの試合結果だったり、UEFAチャンピオンズリーグの速報だったり、ハドソン川に飛行機が突っ込んだとか、どこかで銃乱射事件が起こったとか、イタリアで地震とかいうニュースは今ではTwitterの情報が一番速いんです。
ちょっと話がずれましたけど、このTwitterのようなこと、というかサービスを日本の女子高生、若い人たちはすでに活用していたんですね。それが「リアル」というものです。なんかネーミングが凄いというか、怖くなりました。(中高生版Twitter? ケータイ「リアル」をのぞいて驚いた)
こういう発想の子供たちが成長して、大人たちが既存のサービスとかで利用しているものとかに新しい発想、使われ方を要求して新しいサービスとしてどんどん発展していくんでしょうね。
携帯電話でのSNS「モバゲータウン」に関しても、あの環境作りにあやかりたかったのがmixiでして、つい最近この春から利用規定の年齢項目が変更されましたよね。
ユニークなお店たち
番組ではアメリカの歌姫ニコール・シャージンガーが買い物に行った場所として「L.D.S」渋谷109店が紹介されていました。他にもR&Bシンガーのカール・ウルフが訪れたショップとして紹介していたのがJACK ROSE(ジャックローズ)というお店です。
他には見せ(魅せ)パン専門店の「cluise」や、盛りブラの「rienda」、なんちゃって制服の「CONOMi」、渋谷道玄坂にあるアニメからヒントを得たファッション店「galaxxxy」、原宿ネイルチップ専門店「Te to Te」などを紹介していました。
僕が気に入ったのがスイーツ・アクセサリーの会社グラムのアクセサリー・ブランド「Q-pot.」をみたとき。お菓子のジュエリーがたくさんありまして、スイーツをモチーフにしています、というメッセージがストレートに伝わってきました。このブランド、アメリカで受けるだろうなぁ、と思っているとすでにニューヨークに進出していたんですね、知りませんでした。
発想を受け入れられるか?
昔だったらですね、今もそうかもしれませんけど、パンツを見せるんじゃない! ズボンからパンツが見えているでしょ! とか、ブラジャーをわざと見せたりだとか、私服があるのになんでわざわざ制服を着て登校するの? それは学校が指定した制服なの? とか、お菓子がジュエリーのモチーフになるの? とか、まぁ、いわゆる大人たちの既存の発想からするとすべてタブーだったわけですよ。
そういう発想を否定しないで、なんで? どうして? 何が起こっているの? とか不思議な感覚だなぁ、という好奇心をもってこちらからアプローチしてみる。このような姿勢って多分これからどんどん必要になっていくと思われます。
固定観念を払拭する
例えばですね、ちょっと前にネットで上がっていた話題で派遣切りにあった人たちが農業へ就職するんですけど、3日ともたない、という内容への批判やらコメントがいろいろなところで取り上げられていました。(「農業」数日でやめた元派遣 甘くない現実と甘い発想)
元の情報は「クローズアップ現代」で取り上げられらたものなんですけど、同じような内容(ほとんどが一つの視点から語られたもの)がネットに上がる中、ちょっとこれは面白いな、というのがネットに新たに上がっていました。(一体、この国は農業をどうしたいんでしょうね)
まぁ、どれぐらい農業にお金や時間がかかるか、ということから作物別にみる利益の上がり方などの情報で、なるほどねぇ、こういう情報は便利だよね、というかこうした情報を踏まえたうえで、例えば普段から邱永漢氏のコラムを追っている人ならわかるとおもいますけど、今そしてこれから中国で何が起ころうとしていて、邱さんらがどんなことに挑戦しようとしているのか、という事柄と繋がってくるんです。(もしもしQさんQさんよ)
そうするとですね、本気で農業をやる人だったらこういう戦略を立てよう! とかいうことが自然とアイディアとして浮かんでくると思うんです。動きやすくなると思いますし、どのようなステップを踏んでいけばいいかとか、目先の事柄から将来的な事柄まである程度のイメージが湧くと思うんです。
3日ともたない、という現象ばかりにまでがスポットを浴びていましたけど、もしミスマッチが起こっていた場所にいろいろな情報が溢れていたら、そのようなことも起こらなかっただろうになぁ、と想像しました。
海外からの旅行者たち
情報を付随させる、ということは例えば海外から日本へ観光しにくる外国の方の動向を観察すれば自ずと何を行えばいいのかわかってくると思います。驚いたんですけど今時の海外からの旅行者は日本の観光名所とかにはあんまり興味をしめさないんですね。
じゃ、彼らが何をするのか、といったらいろいろとあるんですけどね、夜中にクラブへ出かけて朝方返ってくるとか、まぁこれも驚きましたけど、一番凄い! と思ったのがデンマークから来ていたティーンの女の子たちの行動でした。
宿泊先のホテルでなにやらコスプレ的な衣装を身につけて出かける先はどこかと思いきやなんと、カラオケなんですね。そこで二人して思いっきり歌を唄っているんですけど、その歌がですね、有名なアニメの主題歌だとか!
歌詞の意味なんてわからない、といっているんですけど日本語の歌詞を完璧に覚えているデンマークから来た少女たちは日本人が歌っているように完璧な日本語の発音で歌い続けています。”おぉー、すげぇー、こいつら”、なんて思いながらみていたんですけど、面白い! って思いましたね。
日本も観光庁なるものを作って海外からの旅行者を増やそうと躍起になっていますけど、こういう人たちの動向ってもっと活用したほうがいいと思うんです。つまり、彼らは日本人の一般の人たちが行う行動に興味があるんじゃないか、と。日本人からすれば普通の景色なるものに興味があるというか、体験してみたいと感じているんじゃないでしょうか? (観光庁(Japan Tourism Agency))
自発的な行動を起こさせるには
この前放送していた「プロフェッショナル、仕事の流儀」の茂木健一郎氏の講義、ご覧になりました? その中で僕が特に興味をもったのが、子どもたちの自発的な行動をどのようにして引き出すか、というものでした。
答えは単純なものでして、もう「待つ」しかないそうです。しかし、次のキーワードが重要なんですけど、「観察しながら」というもの。つまり、「自発的な行動が起こりうるまでひたすら待つ、しかもよく子どもたちを観察しながら」というものです。
そして子どもたちが何かに興味をもって自分から行動を起こしたときがチャンスなんだそうです。そのときに親は積極的にその事柄に関与していく。情報を提供してあげたり、その子どもが自発的にとった行動に創造力が膨らむような姿勢をもって子どもたちをサポートしていく、というものでした。
これってヒントにならないですかね? つまり海外からの観光客を日本へ呼び寄せるきっかけなんてそれこそ何でもいいんです。要は興味をもってもらうこと。アニメでもコスプレでもオタク文化でも、朝市の築地市場でも、温泉街でも、日本のラッシュアワーの光景でも、デパ地下でも、コンビニでも、パチンコでも、お祭りでも、もうなんでもいいんです、日本ということに繋がるなんらかの事柄に興味を持っていただければ。
大事なのはその周りのそれらに関する情報を、海外の観光客たちが興味を惹くように準備というか、そのような環境を提供すること、だと思うのです。
茂木氏の発想のように、自発的な行動、この場合は日本のあるものに興味を持った、を起こした。親の立場、この場合で言ったら日本の政府や観光庁、一般のそれらのサービスなどを提供する側のひとたちは、じゃぁ、ということで積極的にそれらに関する情報を提供して、そこから日本に対する好奇心が広がっていくように仕向けてあげる。これが重要なんだと思います。
ママモデル? ギャルファー?
「東京カワイイTV」のこれからのラインナップなんですけど、結構注目しています! 可愛いママ、ママモデルということで紹介されているお母さんたち、皆モデルみたいでかわいいんです。
伝説の元キャバクラ嬢登場ということでカリスマ☆ママモ「桃華絵里」さんが出演するらしいんですけど、さっぱりついていけません。韓国スターのあの人、チョン・ダヨンさんも話題になっていますし、アラフォー(Around40)をターゲットにしたマーケット開発でしょうか? (JUNG DA YEON)
そして韓国といえば女子プロゴルフ界では多数活躍していますけど、日本人で活躍しているのが女子ゴルフ界のファッションリーダー、上田桃子さんということで番組に登場、ゴルフ界も凄いことになっているんですねぇ。話題のギャルファー? 金田久美子さんってご存知でした?
日本の可愛いは世界に通用する!
大前研一氏の本の中で「トライアド・パワー」というのがあるんですけど、そこに書かれている内容で、北米始めヨーロッパなんかの先進国の若者は共通の文化をシェアするようになる、みたいなことが書かれているんです。
カリフォルニアで流行った若者文化、ウォークマンにスケートボード、とかですね、そのような格好をそれら共通の経済圏では同じような行動を若者が示す傾向にあるというものです。
要は一人当たりのGDPが1万ドル辺りを越えたぐらいから、生活スタイルが若者たちの間で似通ってくるというものなんですけど、今現在でその方程式を当てはめてみるならば、インターネットのお陰で、ウォークマンなんかの時代よりも遥かに若者は情報を共用しているわけでして、皆が共通して利用できるチャンネルとか、情報発信を行ううえでのチャンネルみたいなものが世界中の若者に指示されるならば、一つの流行があっという間に世界に広がる可能性があると思います。
アニメとかゲームのように、日本が発するカワイイという文化、スタイルは世界の若者に急速に広まっていくでしょうし、指示されていくと感じるわけです。携帯電話の利用規格が世界共通になったとき、それらのスタイルが瞬く間に世界中の若者文化として目立つようになる、と僕は思っているんですけど、かなりマーケットとしてはある形が形成されつつあるなぁ、と感じています。
日本の可愛い的センス、これは世界を虜にする可能性があります。そういえば、たまごっちは世界を制しましたよね!
あるメールマガジンに出ていた可愛いという感覚は多分このような感じだと思いますので参考にしてください!
しかし、彼女たちは、こんなものまで「カワイイ」と言いだすから大変です。
- ミニクーパー
- 背の低い郵便ポスト
- 黄色のやかん
- 木製のしゃもじ
- クマのプーさんのお腹
サンチェの経験では、「車のCDチェンジャー」をさして、「6枚もCDをパクパク食べるなんてカワイイね」と言った女性もいました。
もうこうなってくると、デザイン力とか発想力の仕方を根本的に変える必要があるようです。
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Tags: カワイイ, 日本の若者
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