What's up, Japan?, 今の日本って大丈夫? - Written by B-KOOL on 月曜日, 5月 25, 2009 18:55 -
30代は自分に投資した奴が勝つ、頑張れ草彅君!
頑張れ草彅君
草彅剛君があの事件を起こしたとき、きっと多くの人は彼みたいな人が、という感想を持ったことだろう。この彼みたいな良いイメージの人が実は内情に多感な悩みを抱えていることは結構多い。
今回はストレス発散が行き過ぎた結果となったものの、もしそれ以上ことが進んでいたのなら、うつ症状の現われと共に自殺の可能性まで発生していたかもしれない。草彅君にとってはむしろ早い段階でこのような気付きに出会えてよかったのではないだろうか?
そのように思ってしまうブログ記事を見つけた。なるほど、と納得してしまった部分もあったので紹介してみようと思う。
実は先日、SMAPの草なぎくんが泥酔して夜の公園で裸で大騒ぎして逮捕された事件&その後の彼の謝罪会見をみていて、”うまくいってる人の30代前半”ってのも(37歳を迎える前段階として)大事な時期なんだなと思った。
謝罪会見の草なぎ君の印象は「若者役を演じていたおじさんが仮面をはずしました」という感じだった。肌のハリとかしみとか、もう若くないというのが歴然とでていて、これで”若者的な役回り”を演じるのはつらかっただろうなと思われた。そりゃそうだ。34歳だもん。
女性でも男性でも”アイドル”として盛りなのは10代からぎりぎりで20代までだろう。29歳あたりが限界なんじゃないかな。それより後は別の”売り”が必要になる。演技力でもいいし、大人の色香でもいいし、司会者としての才能でもいいし。
これは「若手お笑い芸人」とかも同じだよね。若いうちは大声で叫ぶ一声ギャクや体張っての笑いをとってればいいが、30代半ばからはそれだけで芸能界に残っていくのは難しい。(まだいける、と思ってた?)
自分の周りで芸能界から消えていく人を見てきたとしたら、あせるだろうなぁ。キムタクに中居君の存在感は相当大きかったはず。”シンゴー”と叫んでいたのも一番自分と近い存在として頼りにしてた。テレビの媒体としての価値はどんどん下がっていくのに今時の若手お笑い芸人の多さには驚くというかあきれてしまう。
一時的なブームということで担がされていることに気がついている人たちはいいけれど、自分を見失ってしまう危険性もあるから、と余計な心配もしたくなるけど、いつからこんなに増えたんだろう?
この”転換”は誰にとっても難しいのだろうが、おそらく「それまで売れていた人」ほど難しいように思う。イメージが固定しているし、リスクをとるのがより怖いだろうから。
また、この”転換”には主体性が求められる、というのも特徴だと思う。10代後半で売り出した時は事務所の作ったイメージ戦略にのり、言われるままに踊っていればいい。が、30代半ばの転換期には、もちろんアドバイスをくれる人は多くいるだろうが、基本は自分が舵を切ってどちらに進むのかを決める必要がある。
特にいわゆる”アイドル事務所”といわれるようなところって、次々と若いアイドルを発掘するのが使命なのであって、盛りを過ぎた”中年の元アイドル”の次の食べて生き方まで親身になって考えてくれるわけでもなさそう。
草なぎ君に関して言えば、ちょこっと韓国語を勉強したりして独自性を出してはいたものの、いわゆる”アイドル期以降”についてほぼ何の絵も描けてなかった感じだし、そんなことは誰に言われる必要もなく自分が一番わかっていただろうし、だからこそストレスフルというか、厳しい時期だったんだろうな、と思わせる。(まだいける、と思ってた?)
主体性
この主体性が一番日本人にとっては苦手なんじゃないだろうか? 人と同じことをしていればなんとなく生き抜いて行けてしまうのが日本社会といったら皮肉すぎるだろうか?
主体性かぁ、よく自分の好きなことがわからないとか、いつまでも自分探しをしている人って結構いるけど、あんまり社会とか他人の眼とか気にしないで、こつこつと自分の趣向を深めていったらいいと思うんだけど難しいのかなぁ?
他の力に乗せられて上手い具合に売れているときって男性より女性のほうがしたたかなのかもしれないね。モーニング娘。がバババァーって結婚したでしょう。
で、別に芸能人に限らないかも、と思いました。スポーツ選手でも30代半ばって明らかな体力の衰えを感じる時期でしょ。アイドルとかスポーツ選手とか、いわゆる”若い”ということに大きな価値のある職業の人にとっては、30代半ばの”転換期”が乗り切れるかどうかで次の人生が決まってしまう。ここはすごく大事なタイミングなんだと思う。
若さを売りにする商売以外でも、この30代前半ってのは大事な時期だよね。最初に書いたように「最後通告」が37歳でやってくる。それって36歳になってからじたばたしてもたぶんもう遅い。おそらく32歳くらいから35歳くらいまでの3年間で「キャリア後半戦」のための準備を整える必要がある。それが軌道に乗って37歳を迎えれば、そのまま次の上昇気流に乗れる。
ところがそこ(30代前半)で”ぼー”っとすごすと・・37歳の最後通告を迎えて”げげげ”となる。つまり「最後通告は37歳なんだが、実質的に大事なのはその4,5年前」ってことで、草なぎ君の憔悴しきった謝罪会見での表情は、その大事な転換期になんの展望もない孤独な”中年入り口男性(元アイドル)”の悲哀を十分に表していた。(まだいける、と思ってた?)
気体、液体、固体
そうなんだよねぇ、30代前半と30代後半って20代の同じ時期とはまるっきり精神的に受ける大きさというか懐の深さは違うからね。一番意識するのは人によって違うかもしれないけど、体力と時間だと思う。
30代前半だとねぇ、まだ20代後半の勢いを保てる自信も自分の中にあるような感じなんだけど、30代後半だと20代が遠い年代に感じられ、もうすぐそこに迫っている40代を意識し始め、それまでこれといって何の努力もしてこなかった人ほど自分の限界を抵抗しつつも、受け入れる扉を開きつつある、という感覚だと思う。
20代は気体、30代は液体、40代は固体、とはよく言ったもので、20代の気体というのは自分次第でまだどこでもいける感じを表現している。天高くに上昇するような勢いのある奴もいれば、もう地表近く、日陰の湿った場所の空気に馴染んでしまっているような奴らまで。
そして30代で液体というのは仕事も一通り覚え、川のように社会に潤いを与える存在だったり、海に出て大海を泳ぐようにして世界中を駆け巡る奴が出てきたりと、そうかと思えば、どんよりと漂う悪臭を放つ水溜りのようにもなってしまう。
これらの過程を経て40代を迎えたとき、この人はこのようなポジションで、このような職業の人で、というようにその人なりのキャリアの形が固まってくる時期であるようらしい。
よく「新卒就職活動の一発勝負がよくないのだ」といわれる。確かに20代の前半のすごし方がその次の10年、35歳くらいまでの人生を大きく左右すると思う。なので、最初に社会に出る時期に不況期、氷河期にあたった若者たちは不幸だったろう。
だけど、この「大事な時期」は10年後に再度やってくる。30代前半という時期。それは20代前半の”最初の勝負時期”を上手く乗り切った人にもやってくる。そしてこの時期をぼーっとすごすと、次の10年は決まってしまう。その”決まっちゃった感”が見えるのが37歳くらいってことなのだ。
しかも、会社員に関しても上に書いたのと同じだと思う。30代前半の”勝負時”は20代前半の勝負時とちょっと違う。つまり「誰もお膳立てしてくれない」から、自分で主体的に動く必要がある。就職活動みたいに”全員で一斉に動く”活動とは違う。周りの動きにかかわらず自分で主体的に動かないと”ずるずる”37歳までの時間がすぎてしまう。
加えて「今まで成功していた人ほど難しい」ってのも同じだ。20代前半の就職活動時期が不況で”挫折認識”のある人は、次こそは!と思うだろう。でも最初に”上手くいった”人はリスクをとるのが怖くなる。上手く行ってると「もうちょっとこのままいけるんじゃないか」って気がしちゃう。
草なぎ君の表情は、そうやって”まだいけるんじゃないか”"まだもうちょっとはいけるだろう”と思いながら決断を先延ばしにしてきた人、そのものだった。その肌のハリを客観的にみれば「なんでもっと早く動かなかったの?」と明らかにわかるというのに。(まだいける、と思ってた?)
草彅君復活の戦略
ここでおせっかいにも草彅君が今後復活するための戦略が頭に浮かんできたのでちょっと整理してみようと思う。他の4人に負けないための自分作りだ。
外見 – まずあのジャニーズ系どれも同じようなぼさぼさの髪型はすぐにやめよう。ここは一つ思い切って坊主頭にしてしまう。案外似合うんじゃないだろうか?
そして体の露出度の高いところにタテューを入れるのだ。イメージの良いアイドル系を事務所にお願いして脱する、そしてEXILEのボーカルのようにちょい悪のイメージに転換。こっち系のほうが草彅君は似合うと思うんだけどなぁ。
内面 – まずひたすら本を読む。それも小説とか文学といったもの。これはきっと草彅君の幅を広げてくれることに一役買ってくれるはずだ。日本文学から外国文学、古典物から現代物とすげぇー読んだなぁ、と自分が思うまで読み続けること。これを続けていけばきっと草彅君が40代になったとき、深みのある人物へと成長していることを約束してくれるだろう。
そして更に韓国語などという中途半端なマーケットの言語など習得しないで、広範囲的な世界中のマーケット用語、英語をマスターすることを心がける。できれば最終的には、あの剛、英語の原書で小説とか文学読むんだぜー、という噂が周囲に広まるぐらいに自分のレベルを上げたい。この努力が次の目標を実現可能なものへと近づける。
狙うはハリウッドの映画世界。こちらの俳優のレベルは高い。演技力といい俳優独自がもっている知的感覚から美的感覚まで、日本の俳優、特に可愛かったりかっこよかったりするだけで俳優として通っている姉ちゃん、兄ちゃんとは努力のレベルが違うのだ。ニューヨークタイムズを普段から購読しているレベルまで自分を持っていきたいところだ。
ハリウッド映画に頻繁、出演交渉が行われてそれなりに作品としての実績を残していくことができれば、その先、他の4人に劣等感など感じなくてすむのではないだろうか?
落合信彦氏も著書でこのように語っている、
20代は考えるな。30代で少しだけ考えろ。そうすれば40代では何も考えないですむ、と。つまり、20代ではうだうだと考えてばかりいないで、とにかくやれ。ガムシャラに何でもやれ。そして30代では、その20代で経験したこと、それによって身につけた知恵と実力を元手に少しは要領よく、さらに動け、ということなのだ。そこまでやれば、40代になったら自ずと力をつけていて、それ以上は何も考えなくても十分に何でもやれる。
自分に投資できるか?
草彅君に限ったことではないんだけど、絶対に20代、30代にちゃんと自分に投資してきた人が有利になるというか、自分の可能性をギリギリまで信頼することができるんじゃないだろうか?
学校へ通うお金がない、というのであれば独学をする。本代ぐらいはなんとかなるであろう。そして毎日こつこつと確実に努力を積み重ねていく。どんなに毎日疲れていようが30分で良いから自分の決断にコミットしていく。
そうすれば20代の奴は30代になったときに、30代の奴は40代になったときに、自分の可能性を信じることができると思うんだけど、いかがだろうか?
次の記事は本当に残念で仕方がない。
自殺者:30代過去最多 「氷河期」世代、道失い--同世代の旗手らに聞く
- 政治に力なく、希望持てぬ
- 非正規就業で「高齢」扱いに
- 給料減り暮らせない現実
政治に期待するな、会社に期待するな、自分ができるところから始める。英語や中国語を習得する。ウェブリタラシーにファイナンシャルリタラシーを高める。目標があれば、休日の起き始め、何からはじめてどのようにその日一日を全力で過ごそうか、自分でデザインできるようになる。自分の脳味噌を鍛えよう、自分の知性を鍛えよう!
最後通告は37歳
出産未体験女性にとって、この年齢は「自分が人生において”出産”を経験しないということを確定的に感じる年齢」だと思います。結婚してても、してなくても、です。男性で仕事の方でいえば、「夢を語ることができなくなる年齢」だと思う。
30代前半までは「オレは将来こーゆーことがしたいんだ。」とか「なんか、こーゆー道がないかと探ってる。迷ってるんです。」とか言える。しかし37才を超えて、まだ「こういう道がないか探ってる」ってのは、「へっ?」って感じになるでしょ。
つまり、ここから先は「”今の自分と連続した自分しか”将来にはいないですよ」という年齢なんだよね。30代前半までは「将来の自分」を「今の自分」と切り離して想像することを許されているのだが。(最後通告は37歳)
邱永漢さんも言っているけど独立する最後の年齢が40歳前後だと。40歳になった今だからわかるけどこれは当たっている。30代後半で体力や時間に限界があることを少しずつ受け入れるようになっていき、40代に入りはっきりと自分の体力と時間の可能性の大きさを意識するようになる。
僕の場合は自分が集中してできる自分の体力と時間を最も効果的に生かせるような領域を確実に捉えようというか、無駄なものは極力削り、死ぬまで現役で、というような状態でいられるようなライフワークを意識するようになった。
フリーターやニート
ここの元記事が三浦展さんの「下流社会 第2章」という本からインスピレーションを得た感じなんだけど、著者曰く、
人生があまりうまくいっているとはいえない人にとって、37才前後というのは非常に重い年齢なのではないかと思う。とすると、近年増えてきたフリーター、ニート、失業者などが37才を迎えると、けっこうヤバイ状況が生まれるのではないか。
中略
35歳ならまだまだ若いという気持ちがある。しかし37歳というと、40代がぐっと近づいて見える。人生の折り返し点。人生のやり直しがいよいよきかない年齢になるのである。その時、フリーターや、ニートたちは、なかなか平常心は保てないのではないか。その中から、異常な犯罪に走る人間がでても不思議ではない。
っていうのはある犯罪が重なって発生した場合に、ある共通点を発見したとしてもその時点では遅いよね。こういうことって社会が抱える負の問題なんだけど、政治的に言ってもここの集団は非力だし、うーん、どうしたらいいんだろう? でも確実にこのような社会はやってくるぞ!
20代後半だとか30代前半でいくら「優秀だ」「頭がいい」「あいつはトップエリートだ」とかいわれててもたいした話ではない。その人たちが実際に50才になった時に、本当の勝ち組になれているか、リーダーポジションについているか、というのは、かなり不確実だ。
20代なんていうのは学歴だの遺伝子だのから規定される有利さ不利さ、もしくは就職タイミングの好不況やちょっとした巡り合わせが、かなりの程度、その人の社会人としての成功・失敗を規定してしまう。つまり「後天的な能力」「その人独自の能力や努力」がまだ大きく効いていない。
しかし37才で勝ち組だったら、その理由は「過去の要素」ではなくその人の「今の要素」で決まりつつある。だから、今後の結果との相関が非常に強くなるのだ。負け組もまた同じ。時代のせいだ!などと叫んでいれば許されるのは30代前半までである。
30代、走り続けなければすぐに差が付いてしまう
僕が30代に入る前に参考にした本の中に鈴木健二氏の「30代に男がしておかなければならないこと」というのがある。その本の始めに30代とはこのようなものだと鈴木氏の視点が書かれている。
音楽にたとえるならば、30代は未完成交響楽である。結果はまだ一つも生まれてこないが、この演奏が終わる40歳には、将来に対するかなり確立の高い結果が生まれてくるのである。必要なのは、演奏を続けることである。
他にも
30代では、ある程度の”勝ち”を収めておくことである。それは職業人としての最も大切な時期である40代への大きな踏み台になるし、自分の体の中に活力を蓄えておく要素ともなる。ガムシャラに突進する時代でなくなっていることは確かだが、かなりのスピードで走っていかなくてはならない年代なのである。走るのをやめてはいけない。仕事にも遊びにも、しっかりと勉強することにおいても、30代は休んではならないのである。
もし彼がエリートならば、あなたは明日からそれなりの仕事の仕方を考えなくてはならない。彼はおそらく質的に良い仕事をさせられるだろう。そうしたら、あなたは量で対抗していかないと彼には追いつけない。30代でとてもあいつにはかなわないという負け犬根性を持ってしまったら、将来は真っ暗けである。一番は彼なら、あなたは2番になろうと心がけなくてはいけない。その覇気は30代でしか求められないものである。40代には逆転のチャンスがあるが、それは30代で努力した人間だけに与えられるのである。
このようなことを意識して30代を自分なりに努力して過ごしてきた今、次の言葉を眼にするとき、よーしやるぞぉ、という気持ちが自分の中に湧き上がってくるのを感じる。
40代は仕事を通じて自分の人生に勝負を賭ける時代なのである。それに必要なのは、何かをやってやろうという”勇気”と、この問題を自分はこう考えるという”判断”と、近い将来を見通す”洞察”である。この3人の友達を持てるか持てないかで、勝負は決まる。
40代を迎えたとき、内から燃えるような気力が湧いてくる人がどれぐらいいるのだろうか?
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