What's up, Japan?, 今の日本って大丈夫? - Written by B-KOOL on 火曜日, 4月 27, 2010 1:31 -
禁煙条例、ニューヨークの場合
少し前にNHKの討論番組で禁煙条例に関するテーマで取り扱っていた番組を観て、ニューヨークの例を紹介できると良いなぁ、と思っていたところその番組の内容をまとめたサイトを発見! これならばこの討論内容を踏まえながらニューヨークでの禁煙条例の経過を紹介できそうだと思ったので今回記事にしてみた。
蟹瀬(かにせ)誠一氏 明治大学教授。AP通信社、AFP通信社記者を経て、フリージャナリストとして活躍、テレビ朝日、TBSのキャスターなどを歴任した。かってヘビースモカーだったが子供が生まれた時に一念発起して禁煙、「周りの人の健康をむしばむ、公の場所では絶対に禁煙にすべきです」と主張、公共空間の全面禁煙は世界の潮流であると話す。
黒鉄(くろがね)ヒロシ氏 本名、竹村弘。ギャグ漫画が多いが、近年の歴史漫画も「黒鉄歴画」といわれ、高い評価を受けている。テレビ朝日など、テレビ・コメンテーターとして出演している。全面禁煙に断固反対、これまでの歴史を捨て去るような急激な喫煙規制に対し異を唱えている。黒鉄氏は番組が終了するや否や即座にタバコの火をつけた。どうやらNHKスタジオ内での喫煙は自由らしい。
公共スペースの禁煙は欧米だけではなくアジアや中東でも進んでいる
VTRを見てもわかるように、公共の場所でをタバコを吸うのはやめる時期に来ているのですよ。タバコはやはり害がある。吸いたい人は吸ってもいいんですよ。ただ、他の人には迷惑をかけない。公共の場所はどこかというと、病院、学校だとか、それから道なんかもそうなんですよ。小さいお子さんが歩いている。くわえタバコの人が(子供の目の高さに)持って歩いている。煙だけの問題だけではなく事故が起きることもある。
黒鉄ヒロシ氏: タバコを持った(手の)高さが子供の目の高さにある。ポイ捨てが火災に結びつく。その通りですが、では刃物による事故はどうかというと、これは刃物が悪いのではない。それを使用する人が悪い。タバコもモラルの問題で、タバコとは分けて考えていただきたい。私もタバコを簡単にいいとは思っていないんですよ。
もう一つは、アルコールには実は発癌性が認められている。タバコ以上に。にもかかわらず、皆、住み分けて飲んでいる。人がどう生きて行くかの自由さ加減を(奪って)・・・例えば山奥で吸っている人をサーライトで照らしだすように、タバコを吸っている人が監視されていることに非常に怖いものを感じますね。
一元論者にどんどん追い詰められて、新幹線では吸えない、タクシーでは吸えない、飛行機の中では吸えない、路上でも吸えない、隣から戸をがらがらと開けられて「お前吸っているだろう」と言われては、ファシストと言えば言い過ぎかも知れないが、こうして追い込んで行く様は「禁酒法」と同じくヒステリックな状態になっているのではないか。
公共場所での煙草禁止、これはもはやアメリカでは当たり前の光景であり今では過去の様子を思い出すのが困難なほど市民権を得ているというか普段の何気ない景色の一部と化していて違和感さえ覚えることができない。
仮にもしそのような公共機関で煙草を吸っているのを目撃しようものならかなり顰蹙な目線を浴びるのは明らかであり、誰かしらからの注意を即受けること間違いないであろう。
- ニューヨーク・ターミナル駅 Grand Central Station、Pennsilvania Station、 New York City
- ニューヨーク地下鉄・国際空港エアトレイン New York City Subway/JFK Airport Airtrain
日本ではやっと駅構内で分煙化の動きが出てきたみたいだけどこれも導入してしまえば駅構内では禁煙、というのが当たり前になる。煙草を吸っている人にとっては肩身の狭い思いになるだろうが一度クリーンなイメージを抱いてしまった環境の中で再び煙草を吸える場所を同じような環境下で獲得しようとするのは無理だと思う。
吸ってもいいですよ、ただ他人に迷惑をかけない、煙草を吸う場所をわきまえる、という内容は説得力があり、黒鉄ヒロシ氏の説明は文学的で説得力がないように感じる。
煙草と刃物を結びつけるのは強引だと思うし、それを使用する人が悪い、というのは全米ライフル協会の銃に対する自分たちの主張「人を殺すのは人であって銃ではない」となんら変わりがないではないか? (あなたは拳銃を撃ったことがありますか?)
悪法の教訓
黒鉄ヒロシ氏: 1920年にアメリカの連邦議会で「禁酒法」が可決され実行された。しかし、その後、密造酒による健康被害やマフィアによる治安悪化が市民の生活を脅かすようになったので、成立13年後に廃止された。米国の「禁酒法」は悪法の代名詞として後世に記憶されることになった。
こうした(禁酒法制定の)動きになった背景が何かと考えた時に、それは集団ヒステリーみたいなものなんですよ。悪いものは悪いし、マナーは守らなきゃいけない。蟹瀬さんはタバコ会社が(健康の害を)全部認めて(タバコの箱に)書いていると言っていますが、あれは運動が始まって、言葉が悪いのですが、恐喝と言うのでしょうかね、あれは書かないとタバコの不買運動が始まるとか、言論の自由なはずの日本でありながら、こんなことは初めてではないかと思うのです。自由を謳歌しつつ、皆で意見を交換しながら、(タバコを吸う人と、吸わない人が)お互いに譲り合うところに行かないかという気がするのですがね(拍手)。
蟹瀬誠一氏: タバコを吸ってはいけないとはいっていない。お吸いになりたい方はどうぞ吸ってください。ただし、他人の迷惑にならないようにしてください。この一点だけなのです。自由を奪っているのではない。ただ他の人の健康を犯さないでください。
タバコの先から流れるタールが飛んでって気化して、べちゃとくっついて、また他の人の肺の中でまたタールになるんですよ。髪の毛について臭くなる。衣服について臭くなる。非常に荒っぽい言い方だが、道を歩きながら人にツバを吐きかけていると一緒なのですよ。そのことをタバコを吸っている人は気づかない。われわれの自由を認めてくれ。なんとか一緒に住めないか。これはずいぶん昔にアメリカで議論されたことなんですよ。
「禁酒法」はいろいろと誤解が多くて、もともとヒステリックなことで起きたことではない。聖教徒の人たちはお酒を飲むことを嫌っていた。当時の穀物などが大変不足していて、とても酒など造っている場合ではないという経済的な事情が一つあつた、男たちが酒場に入り浸りとなった、けしからんと女性が声をあげた、この3つくらいの要素があつた。しかし、これは間違っていたというは明らかなことで世界に広がらなかったでしょう。
タバコ規制の場合はそうでなく、規制しましょうとする国が世界で140ヵ国以上にまで広がり世界の潮流となっている。なぜそうなっているか考えると、(タバコを吸って)他の人に迷惑をかける、愛煙家の方には言葉はきついかも知れないが、反社会的な行為なのですよ。社会でみんなが幸せに生きて行こうとするときに反社会的なことが広がるのはやっぱり困るわけです。
ニューヨークの市長は誰だかご存知だろうか? あの金融関係のニュースで名の知れたブルームバーグ (企業)を1980年代に設立したマイケル・ブルームバーグ氏。彼が市長になってからニューヨーク市内での煙草規制が厳しくなったのはニューヨーカーならば誰でも知っている。公共機関での禁煙からバーやレストラン関係の飲食業の範囲まで規制を広げ、煙草一箱の値段もべらぼうに高い価格にまで吊り上げる。
一箱約8ドル近くにまで一気に値上がりしたときには流石に僕自身も馬鹿馬鹿しくなって煙草を辞めた! まぁこのお陰で煙草を辞めれたことは事実なので結果としては今考えればありがたかった。多くの人が今日でも煙草を辞めたくても辞めれない、という葛藤も金銭的な余裕がなくなれば即煙草を辞めるきっかけとしては心強いものとなるであろう。
日本での煙草一箱の値段が1000円になるかもしれないという議論があるのを知ったけど、間違いなくこの方向で事が進めば多くの人がこれをきっかけにして煙草とはおさらばすることになるに違いない。
多くの人が健康的になる、煙草が直接の原因とは断定できないにせよ、健康的な雰囲気をかもし出すことはいいことだと思う。どうしてかというとまず一つは高額負担になりつつある医療問題。肺がんのリスクが高いというならば、きっとそれらにかかる様々なコスト、研究開発から治療に至るまでのコストを削減できる方向へとシフトさせることはできないだろうか?
国からの税金の一部や個人が高額の医療負担として賄われた金額を煙草関係が起因と見られる病気に割り当てられるのならば、その前の人々の意識を改革して、病気にならないための環境作りの方へ財政などのサポートを広げてはいかがだろうか?
喫煙が原因で病気になってしまった人への治療負担に当てる金額を無駄といっては語弊になるだろうが、もっとプラスの方へ、病気になる前の環境作りに大きな財政負担を割り当てることができれば、という意識へ人々を方向付けることは充分に意味のあることだと思う。
街中のサイクリングロードを整備するとか、ストレス発散のために煙草は必要というならばストレスがかからない社会作りを目指すとかね。仕事だけの人生ではなく、もっと自分とか家族を第一に考える人生を楽しむ意識作りとかそのような前向きな活動が当たり前になる環境が日本にも出現すれば公共機関での分煙化とかそもそもの煙草規制議論など懐かしい感じになるのではないだろうか?
「禁酒法」の話が出たついでに話しておくが、クリーンな街づくりを目指すニューヨークがちょっと潔癖症へと近づきつつある気がする記事が最近出てきたので紹介しておく。「炭酸飲料税」案と「塩使用禁止法案」とまぁ、アメリカ人が考えそうな発想。
NY「炭酸飲料税」案…赤字も体形もスリムに!
米ニューヨーク州政府が、炭酸飲料などの砂糖入り清涼飲料水の販売に課す新税の導入を目指している。財政赤字削減という経済効果以上に、肥満防止などの健康増進効果を強調し、州議会の理解を得たい考えだ。ただ、飲料業界は猛反発しており、31日の採決に向けてぎりぎりの攻防が続いている。
「肥満が原因で州が支出する医療費は年間76億ドル(6840億円)。行動を起こすべきだ」ニューヨーク州のパターソン知事は8日、税制討論会で力強く訴えた。
景気低迷による税収不足で同州の2010会計年度(10年4月~11年3月)の財政赤字は90億ドル以上に膨らみ、税収確保は緊急課題となっている。ただ、所得税や固定資産税などの増税は大きな反発を招きかねない。そこで目を付けたのが、清涼飲料への課税だ。
同州の成人が1年間に消費する砂糖入り飲料は平均36ガロン(約136リットル)。州人口(1950万人)の4分の1が肥満体で、低所得者層に限ればその割合は3分の1に上昇する。新税を導入すれば一定の税収が見込める上、清涼飲料の消費が減って健康にはプラスとなり、医療費も減らせる。「新税は一石三鳥」が知事の決めゼリフだ。
新税は「ペニー・パー・オンス(1オンス当たり1セント)税」と呼ばれる。355ミリ・リットル(12オンス)缶の炭酸飲料が1・35ドル(税抜き価格)前後で売られているニューヨーク市では、8・875%の消費税に加え、約9%の新税が上乗せされることになる。州政府は新税導入で消費量は15%程度減るものの、年間10億ドルの歳入増が見込めると試算する。
この「炭酸飲料税」案が出てきた背景に注目していただきたい! “肥満が原因で州が支出する医療費は年間76億ドル(6840億円)”、という病気にかかってからのコストをその病気になる前の意識に人々の関心を惹き付けるというもの。
炭酸飲料水の飲みすぎは健康上よくないというのはわかる気もするがここまで政府が個人の人生における選択の自由を奪ってもいいものか、という議論も沸きそうな気がするが、まぁ人は所詮誘惑には弱い生き物であるし、何らかの規制を設けてその誘惑の元となるものにアクセスさせないようにでもしないと、年々膨らんでいくネガティブな高額医療負担をもっと効率よく社会へ還元していくためには必要なのかもしれない。
アメリカのデブは日本人の感覚とはほど遠いデブだからね! 私はダイエット中だからダイエットコーク、という意識から間違っている!
NYのレストランで「塩使用禁止法案」提出
12日(現地時間)Telegraghなどの海外ニュースサイトによると、ニューヨークのレストランで、塩を使って料理をすると店主に罰金1,000ドル(約90,000円)を科せるという法案が提出されたと報じている。ニューヨークはすでに公共区域で全面禁煙が実施されている。塩の禁止に関しては、レストラン関係者から反発の声が挙がっているという。
この法案を提出したのは、ニューヨーク市議のフェリックス・オルティス議員。オルティス議員によれば「塩を制限すれば、生活習慣病(糖尿病・高血圧・がんなど生活との関わりの強い病気)で死亡する人を、最大10万人減らすことが出来る」と語る。ニューヨーカーの約150万人が高血圧に悩まされている。この現状を打破したい考えだ。
マイケル・ブルームバーグ市長は「すでに公共区域での喫煙は禁止した。レストランでは、メニューにカロリーの記載をするように義務付けている。塩を制限すれば、高血圧に悩む人たちの救済になるはずだ」とオルティス議員の考えを支持。さらに市長は、将来的に甘味の含まれた炭酸飲料にも、新しい税金を導入したいと考えているとのことだ。
しかし、今回の議会では、レストランの塩全面禁止法案は見送ることとなったようだ。飲食業従事者・消費者などの連合組織『myfoodmychoice』からの激しい反発を受けている。「とんでもないことだ」とその他の団体からも非難が相次いでおり、実際に法案が成立するまでには、時間が掛りそうだ。議会は法案成立の代わりに『減塩キャンペーン』を打ち出す予定とのことだ。
これはどうなんだろう? これを導入させようとする背景にある動機が煙草や炭酸飲料水と似ているところに注目。“塩を制限すれば、生活習慣病(糖尿病・高血圧・がんなど生活との関わりの強い病気)で死亡する人を、最大10万人減らすことが出来る”、という主張は医療費削減というテーマと同じではないか?
確かにチェーン展開をしている飲食関係の業者にはメニューにアイテムごとカロリーを記載することが義務付けられ今日ではどこでも当たり前の風景と化している。それに加えて今度は塩を規制するとはアメリカらしいといえばアメリカらしい。
やっぱり食文化って大事なんです・・・アメリカはご存知のようにファーストフードの国であり、合理主義でなんでもやってきた国柄。おふくろの味とか、郷土料理といった伝統的なものが伝わってこなかったのか・・・Time is moneyという感覚もわかるんですが、食文化とは社会のありようにも関わってくるものなんです!
話を煙草の方へ戻します!
やれば出来る全面禁煙
蟹瀬誠一氏: 全面禁煙に踏み切った店がある。香り高いワインを売り物にするイタリアン料理のレストラン。「タバコ一本吸われるとお店の香りが全部飛んでしまう。」とレストランのオーナーはその理由を語る。禁煙とした後の売り上げは増えている。タバコがよく似合ったバーでも遂に全面禁煙に踏み切る店も登場した。その理由は「5年くらい前からでしょうね、急に喘息が進行してしまったので、全面禁煙に切り替えた。マスターの健康によい。「新たに来ていただけるお客様の割合でいうと女性の方が多いです」と話す。
時代はこういうふうに変わりつつあるのですよ。アメリカは禁煙先進国ですが最初は反対の議論がすごかったのですよ。「けしからん」「商売の邪魔だ」。今は決してそんなことはない。「タバコを吸っていない状況の方がはるかに気持ちよく幸せに暮らせる」「タバコの煙のないところでおいしい食事できて、おいしいワインが飲めていいね」。こういう意見の方が多くなっている。むりやりにファッショで上から押さえつけてやったんではない。実際にやった人たちが「ああ良かったね」と気持ちよい思いでそれを受け入れているのが全体としての姿です。勿論、かたくなに「けしからん」という方はいらっしゃいますよ、アメリカにだって(大きな拍手)。
黒鉄ヒロシ氏: (日本で)禁煙にしたのは寿司屋が最初でしたね。それでもいいのです。その店の方針ですからね。ただ、私はそこに行かなくなっただけのことです。東京ドームは出来たときから禁煙ですから行かないのですが、神宮(球場)で「全面禁煙」というのに、空が開いているのですよ。「全面禁煙」と言われると恐怖感を感じるのですよ。この調子で行くと「シガーバーまで禁煙にせよ」と訳の分からんことを言われるのではないか。
そこで住み分けをしたい。タバコを吸う人だけのバー、吸わない人のバーがあってもいい、中に、半分ずつ両方の人が離れて座るバーなどがあってもいい。昔のバーですね。こちらも吸わない人がいるなと思うと早めに消す、店も換気を良くして、そのようにして、もう少しゆとりのある禁煙がよい。「タバコが体によいから健康のためにどんどん吸いなさい」と言っているのではないのですよ。文化の接着剤的な意味で。
ですが(吸う人は)今後も徐々に減って行くでしょう。ここで一気にタバコをなくして、脅迫しているのではないのですが、こんなことは本当は言いたくないのですが、JTの総収入からいろいろのお金が使われている。だからどうだと言われると困るんですが、手当をしてから徐々に行かないと。今度はタバコを値上げまで言っていますね。どんどんいじめて欲しいくらいで、一箱一万円でも私は買いますけれども(大笑い)。(喫煙者は)減るでしょう、圧倒的に。減ったときに税収ががたーと減るんですね。今度は恐らくアルコール、他のものを探して税金をかぶせて来るんですね。そのときに、もう一度タバコにと、皆さんはまー、そうおっしゃらないと思いますが、そういう先行きのタバコの力があるのですね。経済だけではないのですけど。
ニューヨークでも飲食関係の場所での禁煙条例には導入に際して戸惑いや反発が確かにあった。お酒を飲む、コーヒーを飲む、といった行為に煙草は付き物でまた煙草がほしくなることも確か! 客足が遠のくのではないかといった議論も展開されましたが、結果は全体的なイメージが健康的になってよかった、というところに落ち着いたように感じます。
今ではレストランなどで食事をするテーブルの上に灰皿があることはイメージできませんし、その中に吸殻が入っていたとしたら食欲は一気にどこかへ吹き飛んでしまうのではないでしょうか?
煙草を吸う人は一旦レストランやバーの外へ出て喫煙。そこでの出会いがきっかけで新たな喫煙者同士の社交場として活用される場面もあるようですし?
禁煙の経済効果
タバコ収入より禁煙規制した方が、その経済的効果は大きい。カリフォルニア州では禁煙によって(公共的施設を全面禁煙した後に)、15年間で9兆円もの医療費を削減出来たと今年、発表された。規制によりタバコ販売量が減少し、36億箱分減少、肺癌や心臓病など喫煙が原因とされる患者が大幅に減ったためだからと指摘している。
国立がんセンターの望月友美子博士は日本に於いてタバコによって年間11万人の人が亡くなってるのですが、その人々の病気の治療に要した医療費を試算した。喫煙者の疾病の治療費は年間1兆3000億円余計にかかっている。損失は医療費だけに留まらない。タバコによる病気や死亡により労働力損失は5兆8500億円、タバコの火の不始末による消防費用が2200億円、合計年間7兆4000億円の損失が発生している。タバコ税は2兆数千億円の収入の3倍ほどに相当する。
蟹瀬誠一氏: これを単純に試算するとタバコを吸わない人たちが毎月、4万円を喫煙者のために支払っていることになるのですよ。要するにタバコを吸っている人の尻ぬぐいを毎月、4万円ですよ。4万円あったら大分おいしいものが食べられますよね。それを吸っていない人が支払っている。これは社会の中でちょっといびつな構造なのですよ。この辺のことを理解していただいて、何度も申し上げますが、吸っちゃいけないといっていないですよ。ただ、「公共の場所で吸うのは迷惑になるからやめましょう」、こういう風に申し上げているのです(大きな拍手)。
黒鉄ヒロシ氏: 冒頭に戻るよるようですが、先生はタバコによる死亡者が11万人とおっしゃるけれど、これは実はタバコによるとは限らないのですよ。アスベストもあれば公害もあれば、いろんなものがある。それを全部タバコにかぶせていらっしゃる。実際こうであるや、なしやはやってみないと分からないのですよ。びっくりしてしまいますよね。お互いにびっくりしているわけですから、この結果を甘んじて受け入れますけれど、ただこれだけでなく違う方法も考えておいた方が、タバコは全面パーになってもいいんですか。これでないという答えが出たときはみんなが幸せに暮らして行くために、ちゃんと手当をしておいた方が良かろうということと、それから一元論でタバコをすべて悪魔のようにして追い詰めて・・・・・・(持ち時間終了で中断)。
蟹瀬誠一氏: 私も共感するところはありますし、自分はタバコを吸っていた人間だし、タバコがすごく嫌いなわけではない。ただ世の中人のためにらないことだったら、そこのことは少し我慢してもらって、一人で吸って他の人には迷惑をかけないようにしてください。
“カリフォルニア州では禁煙によって(公共的施設を全面禁煙した後に)、15年間で9兆円もの医療費を削減出来た”、といったポジティブな結果が数字として出てきたことは大きな意味を含んでいる気がする。
医療費削減の方向性は変わらないだろうし、煙草を吸う人はどうぞ一箱1000円でも自分の体の責任は自分で取る、と主張して煙草を吸い続けるであろう。それはそれでいい! 他人に迷惑をかけなければ・・・
「分煙はムダ」
どこにもある喫煙室。しかし、いくら厳重に仕切りしても分煙は完全ではないとの事実を発表した人がいる。喫煙者の吐く息は部屋の汚染源であるということですね。産業医科大学の大和浩教授である。一体、なぜ分煙ではダメなのか。それを証明するために実験をしてもらった。使用するのは粉塵(ふんじん)計。空気中の含まれる有害な細かいタールの濃度を計測する。まずは1本、タバコを吸う。吸い終わったら呼吸を止め、直ぐに粉塵計に息を吐き込む。最初の4, 5回は交通量の多い交差点(濃度)の数十倍に相当する粉塵を計測、その後も吐き出した息、30回目まで粉塵が含まれているという結果が出た。教授は「肺から全く煙が出てこなくなるまで屋外で過ごしてもらうしかないと思います。そのためには、タバコを吸い終わって数分間は建物に戻ってはならないことが必要だと思います」と語る(拍手)。
蟹瀬誠一氏: とても息苦しい社会が出てくる感じがないも知れませんけれど、大げさな言い方かもしれませんが、社会全体をよくして行くためには、自分の子供、孫、・・・ 黒鉄さんのワンちゃんはタバコを吸っているとのことですが、うちの犬にはあまり吸わせる気にはなりませんので、・・ そういう人たちのことを考えた時、やはり公の場所はきちんと全面禁煙にして、そして、分煙が全部ダメというのではなく、いいシステムで分煙出来るのいであれば、それはそれとしてオプションとして考えたらいいと思いますよ。いま一番考えられることは、少なくとも病院から始まって、役場になったり、学校になったり、そしてお酒を飲むいろいろな人の集まる場所、タバコの嫌いな人の集まる、そういう場所では、やはり、(タバコを吸うのは)黒鉄さん、我慢しましょう(大きな拍手)。
アメリカ人は本当に煙草を吸わなくなった。では煙草を吸っていると思われている人種は誰かというとアジア人やヨーロッパ人! アメリカという国は自分が良いと思ったことを他人、他国に押し付ける(民主主義は素晴らしい)国柄ですから・・・
自分の価値観、規制されても煙草を吸い続けているニューヨーカーいますし、社会が強制しても人の選択はそれぞれでいいのではないかなぁ、とも思います。まっ、社会的雰囲気が他人には迷惑をかけるので辞めましょう、といわれればそれさえ気をつければいいだけの話で・・・僕も煙草を吸っていたので煙草の美味しさも知っていますし。
今は辞めましたけどまた煙草を吸いたいとは思わないでしょうね・・・煙草を辞めたいけど辞めれない、といった状態で吸い続けるのが一番よくないかなぁ、とも思うわけで。吸うなら誰がなんと言おうと吸い続ける。吸わないならきっぱりと辞める!
自分の選択肢に責任が持てるならば持続すればいいし、何でもかんでも社会が国が定めたものが100%正しくて従わなくてはいけない、というものにも違和感を覚える、という選択肢も大事だと思います。
なんかまとまりがない主張になってしまいました(笑)
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