2014 FIFAワールドカップで優勝したいと思えるか?


本田圭佑

2014 FIFAワールドカップで優勝したいと思えるか?

0月終わりの先週末、チェルシー対マンUの試合を観た。緊迫した試合、両者とも激しくぶつかり合いボール際は特に厳しいチェックが入る。両チーム選手の顔ぶれを見るとブラジル代表、スペイン代表、フランス代表、イギリス代表、オランダ代表といったメンツばかり。ヨーロッパを代表する強豪国から戦いに来ている選手ばかりだった。

で、残念だがそこには香川の姿はなかった。このような緊迫したゲームをクラブ同士の戦いの中経験、体験して行かないと国際試合で強豪国と戦った場合に活かされない。緊迫したゲームに慣れていないからそこでの試合が初体験になってしまう。これではヨーロッパへ移籍した意味がなくなってしまうし、強豪クラブへ移籍した意味もなくなってしまう。

ビッククラブ同士との戦いにスタメンとして出場、結果を出すようなプレーをし続けていれば、フランス代表、ブラジル代表などと親善試合をしてもこれまで得てきた糧が活きると思う。先のフランス代表、ブラジル代表との試合で健闘を見せた日本代表だが経験が足りない。残念だがビッククラブ同士がぶつかる緊迫したゲーム体験が足りない。

欧州遠征

昔前とでは大きく良い方向へと変わったことは日本代表が成長した証だと思う。ドイツリーグでプレーする日本人が多くなったことは欧州中堅国内リーグならば通用するという自信を得たことといっても良い。今は次の段階、そこの中堅国内リーグ、自分の所属するチームで確固たる地位を確立すること。

出場機会に恵まれない欧州移籍組も中には存在するようだが、あきらめないでほしい。監督、他の選手からのバイアス、日本人にサッカーが出来るのか? という見下した偏見はプロとしての結果を出すことでしか覆せない。信頼を勝ち取るには、少ないチャンスをものにする。試合中は勿論だが普段の練習時、生活環境の中からといった具合に海外生活は住み慣れた日本から離れたアウェイでの戦い。

監督、他の選手とのコミュニケーション不足、チームとしての意思疎通ができないといった語学ハンディキャップは普段からのコミュニケーションをこちらから働きかけていくことを心がけることで随分と違ってくるはずである。その上で徹底したプロ意識を自他共に認める行動様式で示していければ無関心的存在にはならないと思う。

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親善試合、対フランス代表

心選手のいなくなったフランス代表だがサッカーは強かった。速いパス回しからの攻撃、ボールのとらえどころが中々つかめない日本代表。以前だったらこの時点でビビっていたであろう。今回の親善試合では厳しい状況の中、それでも細かくパスをつないで攻撃につなげる場面を何回か作れるようにまで成長していた。

2001年3月、(サン=ドニ)で行われたフランス代表との親善試合で0-5の敗戦。今回の試合会場もぬかるんでいる芝。しかし欧州移籍組は普段の練習場、アウェイの環境で経験積み、驚くに値しないまでに成長していた。

スタジアムのアウェイな雰囲気、同様しないタフネスを身に着けている。日本代表は組織的に我慢して守り続ける。個々の力ではフランス代表に比べるとまだまだ劣るがすでにビッククラブに移籍している長友と香川の存在は大きい。

絶対に点を決めて勝つという意識の強さは強豪クラブや強豪国と対戦する時に必要で、これらメンタルな部分はビッククラブへ移籍してビッククラブ同士の対戦を体験するしか獲得することができない。フランス代表と1対1で戦っても負けない個の強さはそのような経験を得た上で自身のプレーとなって表現される。

親善試合、対ブラジル代表

ラジル相手に細かいパス回し、コーナーキックもブラジルより多い前半は評価できる。FWの人材不足、ハーフナー・マイクではボールが収まらないので本田圭佑をトップとして起用。スペイン代表のセスク・ファブレガスをトップに置く布陣のようだが日本代表のそれは見ていてどこかちぐはぐしているように感じた。

経験の無さ、試合巧者ブラジルはまだまだ日本にとっては上の存在。緩急をつけたサッカーの素晴らしさ、対応に遅れる日本代表。日本代表サッカーにはどこで攻撃のスイッチを入れるのかのサッカー文化が醸成されていない。ブラジルでは「弱小チームのように守り、ビッグクラブのように攻撃すべきだ」といわれる所以。謙虚さと積極さの両方を持たなければいけないという意味らしい。

決定機の違い、点を先にとって試合を有利に運びたい意識の共有はブラジル代表から感じられた。2006FIFAワールドカップでのブラジル戦、1-4よりは進歩した部分があるとすれば、自分たちの形をゲーム内で作れるまでになったこと。後は得点力、厳しいタフな試合を多数経験するしか方法は存在しないように感じる。練習することも大事だが厳しいタフなゲームには練習時では得られない貴重な情報が沢山詰まっているはずである。

欧州移籍組が意識するべきこと

(1)欧州中堅国内リーグ移籍の場合、その所属するチームの国内リーグ、上位3チームのどれかに移籍。スタメン確保、俺がチームを引っ張っているんだという自覚と自信。周りからもこいつがこのチームには必要と思わせる存在感。

(2)欧州強豪国リーグ移籍の場合、スペイン、イタリア、イギリスリーグの中堅クラブチームへ移籍。スタメンで出場し続け上位クラブのビッククラブと対戦する経験を積んでいく。個々人のスピード、技術、フィジカルの強さを体感する。

(3)UEFAチャンピオンズリーグ出場チームに移籍、できれば決勝トーナメントまで確実にいけるチームでスタメン出場。厳しいHome and Away型式の緊張感を経験して個人が強くなること。できれば中心選手的存在感を身に着けたい。FWの中心、中盤の中心、DFの中心。

このような経験を積んだ個人が日本代表に増えた時、フランス代表、ブラジル代表などと対戦しても互角に、いやそれ以上に試合を支配する時間帯が長くなるに違いない。他国からも日本代表サッカーはリスペクトされ強豪国へと扱われ方が変化するに違いない。

FIFA コンフェデレーションズカップ 2013とコパ・アメリカ

013年のFIFA コンフェデレーションズカップと2015年のコパ・アメリカへの出場機会を得たことは今後の日本代表にとって貴重な体験となるであろう。アウェイで結果を出せるチームとして日本代表は強豪国へと成長していってほしい。2014 FIFAワールドカップで優勝したいと思えるか?

強く優勝したいと感じているのならば厳しい試合環境でプレーする必要性を強く感じているはずである。今回はベスト4でいいや、という気持ちならばその個人は欧州ビッククラブへ移籍することチャンスは今後巡ってこないであろう。FIFAワールドカップで優勝したいという気持ちしかビッククラブ移籍へのモチベーションは生まれないと思うのだが?

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