FIFA コンフェデレーションズカップ 2013、個々人が強くなれる日本社会へ


FIFA コンフェデレーションズカップ 2013

FIFA コンフェデレーションズカップ 2013、個々人が強くなれる日本社会へ

っぱりというかどこかで期待していたものの、グループリーグ全試合負けという結果をどこかで安心しながら受け止めている自分がいる。本田に香川、長友と一昔前の日本代表とは比べ物にならないぐらい、随分と逞しくなったイレブン。ある程度やってくれるだろう、でもほんのちょっと良い展開を日本代表が創造しただけで満足していいのだろうか?

グループリーグ全試合を勝ちで抜けた地元ブラジルサッカーはやっぱり強かった。足元の技術あり、組織的にもプレー、個々人も精神的、身体的に逞しい。ブラジルのサッカーはセクシーだった。洗練されていた! 無駄なドリブルなし、無駄なパス交換なし、トラップにパス、攻撃への創造力など観ていて楽しいサッカーをしていた。

イタリアもなんだかんだで強い。ブラジル対イタリアの試合を観たけどやっぱり個々人が精神的、身体的に負けていない。日本代表イレブンのように大人しい中学生のようなプレーをしていない。怯えていないし、ブラジル相手に戦っている、闘っていた。ピルロもデ・ロッシも居ないのに・・・バッジオみたいなスパースターなんて昔のことなのに!

メキシコもサッカーを知っていた。日本よりも知っていた。日本人のような小柄な体格の選手だけでサッカーは日本代表イレブンよりも上手かった。ブラジル相手にもイタリア相手にも戦うサッカーをしていた。防戦一方でいつか点が入ってしまうような空気の時間帯などなかった。

メキシコ人なんてアメリカでは不法滞在者がほとんどで英語も喋れず、日本で言う3Kの仕事に就くなどしてバカにされているけど、サッカーに関してはそんなメキシコ人に対して日本人はただただ現実を受け入れるしかなかった、メキシコの方が強いということ!

気持ちで負けてしまったブラジル代表戦、草食系

対4。完敗である。ジーコが言っている。日本はヨーロッパ諸国の強豪国とはある程度互角にやれるところまできた。伝統的な組織的なサッカーを展開してくるヨーロッパ諸国。パスサッカーのスペインやフィジカルに強いドイツ、どこのリーグへ移籍しても中心的な人材として活躍する選手が集まるオランダ。フランスやイタリアは嘗ての強さを失っているように見えるけどそこは王者の貫禄、チャンピオンのオーラーを身につけたサッカー国は簡単には負けない。

だが個人が逞しい中南米相手だと日本の弱さが出る、脆さといったほうがいいかもしれない。簡単に精神的にも身体的にも崩れてしまう。どうしてあんなに大人しいプレーをする日本代表イレブンになってしまったのだろう。王者ブラジル前に怯えながら・・・

日本の社会を連想してしまう。学校で、会社で、社会の中で、上からの言うことを一方的に受け入れる日本人、日本社会。学校の授業は先生の言うことをただ黙って聞いている、黙々とノートを取りながら。ブラジル相手に日本代表イレブンは大人しく黙々と覇気も無くプレーしていた。監督の言うとおり、ここはこうしてプレーして・・・うーん、本当に人の言うことをよく聞く生徒! 決まりきった約束事に忠実だから相手にしやすい。

個々人が強い、逞しいとは現場で自分の実力で目の前の状況を新たに有利な方へと展開していける能力のことを言う。真面目なサッカーをしてくる日本代表相手にブラジルは楽勝だっただろう。次の展開を読みやすいというか、こちらの罠(駆け引き)にも簡単に引っかかってくれる。世界中からお金がほしい時にはカモにされる日本経済。図々しくない、日本人相手だとちょっと脅せばにやけ笑いを浮かべながらこちらの言いなりになる。

生真面目で組織プレーを完璧にこなす、その上個人一人一人も逞しい。日本代表の将来図である。このときになって初めて日本代表イレブンは世界から尊敬されるに違いない。ヨーロッパにはないスタイルのサッカー、中南米にもないスタイルのサッカー。日本独自が歩む道。

善戦したと勘違いしている日本社会、イタリア代表戦

だイタリアは疲労からの回復が完璧でなかっただけの話。3対4という結果をどの方向から語るのか? お互いのPKは審判の誤審があったとして香川と岡崎の2点に対して、イタリアは前半終了間際の1点。2対0で終わるより2対1で終わるほうが後半の入りが良いと当たり前のことを現実化しただけ・・・

吉田の集中力無いプレーからオウンゴールを献上。後半終了間際の今野の甘い対応。勝ち切れない、強豪国相手に勝った経験、体験がないから想像できない。想像できないことは実現しないからどこかで負けてしまうんじゃないか、逆転されてしまうんじゃないかといった空気が日本代表イレブンに漂い始める。

イタリアは俺達がサッカー発展途上国日本相手に負けるわけがない、というオーラーをイレブンが醸し出し、一つのチャンスを確実に得点に結びつけて勝つという共通認識を誰もが持っていた。本田の言う、「イタリアはバテていても勝つ。ボクらは勝ち方がわからない。そこが『格』だ」という意味はそこにある。俺達は過去、FIFAワールドカップで優勝経験がある。俺達は簡単に負けられない!

王者は簡単には負けない。負けないオーラーを持っているから、纏っているから。マイケル・ジョーダンが居た頃のシカゴ・ブルズはプレーオフで簡単には負けなかった。王者としてのプライドと自信というオーラーをチーム全員が共有してたから。今年再びチャンピオンになった王者マイアミ・ヒートも同じ。プレーオフでは簡単には負けない・・・

負けるはずがないと皆が信じている、チームが信じている、プレーヤー一人一人が信じている。それが「格」となる、それがプライドになる、それがオーラーになる。王者になるまでは物凄い努力をするものだし、簡単には手にはいらない。そこの壁を日本代表は後一年で超えられるだろうか? 王者を倒す勢いのある、自信を持って挑んでくるチームに生まれ変わることができるだろうか? そのような相手とだったら王者も負けを受け入れる。

メキシコ代表戦、理想を打ち砕かれ自分たちの弱さに対して迷い

にも同じ事を書いている。あの頃と殆ど変わらない内容の試合展開。中田が本田に変わったのと香川や長友のようにビッグクラブでプレーする選手が居たり、欧州でプレーする選手が少しは増えたことぐらいだろうか・・・世界との差を知る、から、自分たちのサッカーがどれぐらいできるか、と今ここ。ちょっとは前に進んでいるかなぁ?

FIFA コンフェデレーションズカップ 2005

本対メキシコ。日本代表はこんなにもパスとトラップが下手だったのだろうか? というようなゲーム内容だった。サッカーが雑。この一言に尽きる。パスを通しての見方同士の意思疎通ができていない。その場その場で展開される目的意識のないパス交換。トラップミスも未だに目立つ。あー、日本の実力とはまだこんなものなのだぁ、とがっかりした。

メキシコはサッカーをよく知っていた。パスの回し方など日本よりも一つ上手であった。細かくつなぐパスに必要な正確さやトラップの技術など、個々の選手に備わっていたのである。日本も同じようなことをやっているんだけど、どうしてもサッカーが雑に映ってしまう。すべてにおいてメキシコのほうが一枚上手だった。

特にペナルティーエリア付近からフィニッシュに至るまでの展開は、メキシコのほうがサッカーを知っているという感じがした。エリア内で無理のない攻撃を効果的に仕掛けてくるし、選手はリラックスしているような印象さえ受ける。それに比べて日本のペナルティーエリナ内の攻撃といったら、シュートの正確さから細かいパス交換まで余裕が感じられない。

この辺が世界と戦う時に勝てるかどうかのポイントなのだろう。中盤での展開は少々劣るがそれなりにボールを奪ったりして、攻撃できる場面もいくつかあったが後は選手個々の技術の差かなぁ。強い相手に対して落ち着いて自分達のサッカーができるようにならない限り、技術があっても試合には勝てない。( FIFA コンフェデレーションズカップ 2005、世界との差を知るのはもうたくさん! )

イタリア戦では日本らしいサッカーを展開できた、という感じで喜ばないでほしい。日本はちっとも世界で戦えていない。潜在能力はあるのに・・・

ブラジルメディアがコンフェデの日本代表を総評。「現状ではW杯で上位には食い込めない」

現在の日本の最大の問題点が3試合で9失点を喫した守備陣にあるのは明らか。右SB内田はブラジル戦でネイマールのドリブル突破を封じるなどまずまずだったが、吉田、今野の両CBは高さ、強さ、スピードが物足りず、ポジショニングも悪かった。特に吉田の状況判断の拙さは目を覆うばかり。

左SB長友は明らかにコンディションが悪く、攻守両面で本来のプレーを見せることができなかった。攻撃面では、本田が持ち前のキープ力を発揮し、積極的にシュートを放つ姿勢を見せたが、彼もコンディションに問題があり、試合の後半になると運動量が落ちてミスも増えていた。

イタリア戦は、前半32分までに2点のリードを奪ったわけだから、きちんとリスクマネージメントをしていたら当然勝っていた試合。残り58分で4失点を奪われて逆転負けを喫する、というのは伝統国ではありえないこと。

代表選手の多くが欧州でプレーしているにもかかわらずこのような脆さをさらけ出すのは理解に苦しむ。強豪国とアウェーで対戦するなど、厳しい状況を頻繁に経験して国際経験を積み重ねる必要があるだろう。

日本の強みは選手の俊敏さ、運動量、テクニック、戦術的従順さにあるわけだが、これらを発揮するためには選手が万全の体調になければならない。しかし、日本はあえてコンディションが悪い状態を作り出してブラジルへやってきて、負けるべくして負けたように思えてならない

イタリア戦の前半は素晴らしいプレーを見せて地元観衆を熱狂させただけに、ブラジル戦、メキシコ戦が非常に残念だ。ただ、問題はコンディションだけではない。両CB、両ボランチ、CFらの個人能力は、世界トップのチームと戦うには不十分。現在のレギュラー全員が控えに回るくらいに個の力を上げない限り、W杯で上位には食い込めないだろう

これらの問題を、大会前のコンディションの悪さ、監督の選手起用などだけに摩り替えるべきではない。クラブの選手育成システム、Jリーグのレベルの停滞といった根本的な問題を解決しなければ、W杯で日本はグループステージ敗退とベスト16を繰り返す中堅国のレベルからいつまでたっても抜け出せないだろう

個々人が強くなれる日本社会へ

全ては教育だと思います、教育。これからは創造力がすべて!

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