2006年02月19日
THE MASK CLUB
Introduction
死者の視覚及び、ミキ・火の奴隷について
タンゴ・そしてミキとの想い出
先住者
テツオ
心理テスト
蝶の背に乗って
偵察1 虫
偵察2 リノ
偵察3 サラ
探査1 眼球の中へ
探査2 視神経へ
探査3 電子特急
探査4 記憶の駅
探査5 記憶粒子
探査6 変質する映画
探査7 サラ
探査8 記憶遮断分子
探査9 写真
探査10 七人の少女
探査11 言葉の熱風
探査12 解読
探査13 影絵
探査14 復讐
探査15 再会
探査16 表出
探査17 MASK CLUB
探査18 ココアの秘密
探査19 最初の犠牲者
探査20 消滅
あとがき
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The mask club
つまんね~
村上龍村上龍氏の小説は基本的に好きです。一時期、この作家は日本の少女達に取材をし、そこから得たデテールをもって数々の作品を書いていたと思います。この作品はその内の一つ。
ストーリー全体に流れるこの作者からの思いは、日本社会に生きる男達に苛立ちをもって伝えられています。毎回のことですが、段々といらだっているような。そしてある種の諦めを感じるのは僕だけでしょうか? 村上龍氏があきらめているというか、期待していないというか。日本の社会に生きる日本の男子達にですよ。
少女達に取材をしているうちにきっと気が付いてしまったんでしょう。何にか? この人の本を読めばわかります。
このイライラ感は、日本の外で情報を得ている人達に共通してみれる。大前研一氏や、邱永漢氏。そしてこのイライラ感の原因となっている、この小説に出てくる男達は、みんなそれぞれの世界が狭い。
あとがき
この小説のモチーフの一つに「男性のライフスタイル」がある。バブルが崩壊し、ずっと経済の停滞が続いているが、もっともその影響を受けているのは、バブル以前の社会システムと考え方の枠組みの恩恵を受けてきた日本の一般的な男性だ。終身雇用、年功序列という制度に依存し、企業に庇護されて収入と安定を得るというローリスク・ハイリターンの生き方が危うくなっている。それなのに、大部分の男達は、新しい生き方を探そうともしない。主人公の「死者」は、男性中心社会にフィットすることで生き延びてきた多くの男達の象徴である。
- by B-KOOL
- at 12:13
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