2006年07月28日
Google誕生 - ガレージで生まれたサーチ・モンスター
はじめに
究極の検索エンジンを創る!
邪悪になるな
グーグルはまだ始まったばかり
1章 不可能に思えることには、できるだけ無視の姿勢で
イスラエルの高校生たちにグーグル・ストーリーを語る
ロシアから自由を求めて
思わぬゲストの登場
2章 ラリーとサーゲイの出会い
知的決闘から終わりなき友情へ
ラリー - 最愛の父親の死を乗り越えて
サーゲイ - 6歳でアメリカに渡り、10代の頃から常に注目される
スタンフォード大学コンピュータ・サイエンス学科で
3章 ゲイツ360号室
ウィリアム・ゲイツ・コンピュータ・サイエンスでのラリーアンサーゲイ
おだやかなラリー、情熱的なサーゲイ
バックラブ検索エンジン
成立しなかったアルタビスタやヤフーとの契約
4章 自分たちが世界を変える
シリコンバレーの天使がくれた10万ドル小切手
意味のある検索結果を引き出すために
ウェブページを重要度によって順位付ける
時には「危険」もともなう
5章 2大ベンチャー・キャピタルから融資を獲得
ガレージから起業
セコイア・キャピタルのマイケル・モーリッツ
クライナー・パーキンズのジョン・ドウアー
そして2大ベンチャー・キャピタリストからダブル出資を獲得
驚愕のプレスリリース
6章 グーグル・ドゥードゥルの誕生
バーニングマン
グーグルに共通する文化理念
ロゴをおめかしして大反響!
サイトの改良、そして巨大なデータセンターを設置
脳外科医リース博士
7章 「サーチエンジン・ウォッチ」
「検索の権威者」ダニー・サリヴァン
オーバーチュアに着目
グーグルの潔癖さは利益を生めるか?
8章 「グーグル」が動詞になる
IT企業が倒産に追い込まれるなか、積極的に雇用を推し進める
ユニークな楽園、グーグルプレックス
アフィリエイト・プログラムで攻めの姿勢に転じる
「検索結果ページの右3分の1を広告に」
「もしかしてXXX?」「イメージ検索」「グーグル・ニュース」
9章 操縦士エリック・シュミットの参画
「とにかくグーグルガイに会ってみてくれ」
知的火花の散ったあとに
そして交渉成立
3頭政治体制の確立
10章 AOLと提携
パワード・バイ・グーグル
キーワード・オークション
インターネット広告の中心に
11章 グーグル経済圏
迷走するアスクジープス
テオマの技術を採用
グーグル経済圏との提携によって大変な利益を上げる
12章 20パーセント・タイム・ルール
グーグルにしかないもの
9・11とグーグル・ニュース
フルーグルの誕生
ビル・ゲイツは20パーセント・タイムを認めるか
13章 全世界に広がるグーグル
アジアにもグーグル
使用可能言語は100近くに
個人情報も過去の経歴もすべて暴かれてしまう?
学術研究への影響
グーグル・ブロゴスコープト(ブログ的視点から見るグーグル)
14章 Gメール論争
すごいメール・サービスであっと言わせたい
エイプリルフールの発表
プライバシーの問題をめぐって
誰かに監視されている?
15章 ポルノ・クッキー・ガイ
アダルトサイトとの戦い
グーグルの広告基準
16章 ウォール街を震撼させる株式公開
株式公開もぼくらのやり方で
ウォール街の因習を打破してやる
経営権は絶対渡さない
証券取引委員会の要求も拒否
17章 そしてついに株式公開
さまざまなトラブルに見舞われて・・・
新規株式公開にともなう危険性
とにかく早く済ませてしまおう
「プレイボーイ」インタビュー
18章 グーグルは腹ペコだ!
ストックオプション付きのシェフ
社員のために愛情を込めて料理する
金曜日には楽しいパーティーも企画
エルビス・プレスリーが愛した特製フライドチキン
ラリーとサーゲイの30歳の誕生日パーティー
シリコンバレーのフード・サービス文化を変えた男
華やかで切ない別れと5千枚のTシャツ
19章 ライバル社との戦い、そしてグーグルの内情
AOLをめぐるヤフーとの攻防
彼らは使命感にモチベーションを得ている
グーグルプレックス内部は?
デスクトップ検索などで、マイクロソフトにさらに差をつける
宇宙競争を制す
20章 商標使用権をめぐる裁判
ガイコ対グーグル
真っ向から対立
法的勝利を収める
21章 図書館デジタル化プロジェクト
ぼくたちは全部スキャンする
ハーバードの図書館をまるごとデジタル化
本にやさしいスキャニング方法を開発
極秘に進められた図書館プロジェクト
著作権(版権)の問題は?
グーグル・プリント発表
すべての人には好意的に受けとめられなかった・・・
22章 クリック詐欺
広告クリック数の異常な増加
コスト・パー・アクションとコスト・パー・クリック
グーグルは広告主を徹底して無視?
グーグル広告の現状とリスク
23章 マイクロソフトを攻撃する
エリック・シュミット、ワシントン大学で講演
ゲームはグーグルの勝ちだ! - ようこそ、マイクロソフトの悪夢に
一緒に働かないか?
24章 初の株主総会 - 株価は急上昇
グーグル株は「買い」だ
若くて貪欲な創業者たちに賭けてみよう
しかし、株価は上昇しつづける
「ロングテール論」と成長余地の論理
株価は300ドルを突破!
25章 中国市場を制する
マイクロソフトの逆襲
引き抜きは許さない!
ついに億万長者に
常に検索がいちばん重要であることに変わりはない
26章 遺伝子をグーグルする - そして未来へ
グーグルで病気の予防や治療ができる
遺伝子研究、生物学、宇宙開発、そして貧困救済にも役立てたい
環境にやさしい燃料の生産、世界各地で無線ウェブ接続
グーグルのない生活は考えられない - 人と検索エンジンがさらに近づく
資料について
感謝のことば
訳者あとがき
牽引
イースト・プレス (2006/05/31)
前半の大半、グーグル誕生から現在に至るまでの発展物語に興奮したが、本当に知的興奮を持って読んだのは最後の章のこれからのグーグルがなしえようとしている箇所である。
グーグルがこれから提供するであろうサービスに驚いた共に、これはとんでもないことになるなぁ、というような、来る未来が想像もつかない世の中になるであろうことに思いをはせていた。
まず、自分を知ることが一般になるらしい。
どういうことかというと、グーグルは遺伝子工学や分子生物の分野でものすごーい開発に力をいれており、ヒトゲノムの解読から様々な生物の遺伝子解明に取り掛かっている。
それによって近い将来、自分がどういう体質の人間か、自分の遺伝子はどういう特徴があるのか、自分にあった薬から食事まですべて個々にカスタマイズされるのだ。
医療が一つまた上のレベルに達するであろう。
自動翻訳が当たり前になる。
これはグーグルが提唱している開発の一つで、まず使っている言語に関係なくインターネット側に蓄積されている厖大な知の世界にアクセスできるようにした。
そしてその次のレベル、個々人が使っている言語を意識することなくコミュニケートできるようにしよう、という試み。
今現在でのグーグルの検索結果などの自動翻訳はすごいレベルだが、きっと近い将来、こちらで自分の言語をあるデバイスに話すなり書くなりインプットすると、反対側の相手からはその人の言語となって自分のインプットした情報が、自動的に相手側の言語に翻訳されて、お互いスムーズにコミュニケートできるようになる可能性はある。
そうなのだ。ドラえもんの「ほにゃらこんにゃく」をついに誰もが手にできるのだ。
長ーーーーーーーーーーーーい時間をかけて、これから地球は一つの国家に仕上がってゆく。
世界政府というものの存在などまだ想像できないが、もし人々がお互いの言語を意識することなくコミュニケートできたときにはまず人々に意識がどのように変わるのか、見てみたい。
世界のどこからでも、どこにいても、たとえ秘境の地、アマゾンの奥地や、砂漠の中央、他大自然のど真ん中にいようともコンピューターにアクセスできるようになる。
今、グーグルは太陽光を利用した新しいエネルギー源の開発にも力を入れており、将来的には無線で双方のネットワークに繋がるような、もっと地球レベルで活用できるコモデティーの開発を急いでいる。
このコストは素晴らしく、ゼロに近いものになるだろう。
グーグルの世界中に散らばる何十万というサーバーの消費エネルギーはこれで解決される。
そう、発明は必要の母なのだ。
まだまだある。
持ち運びができる小さなデバイスをもって、人類はいつでもどこにいてもその地理的条件に関係なく、インターネットのあちら側の知の世界にアクセスできるようになる。
そしてそのデバイスは超小型化を極め、いつしか人間の脳内に直接埋め込むようになり、人間の左脳の能力はすべて超小型コンピューターを利用して生かされるようになり、人類は右脳という、直感や第6感、インスピレーション、胸騒ぎなどの部分が発達してゆくことになる?
そうなのだ。
当たり前のように行われている知識の習得、という意味のある行動がなくなる。
すでにあるたくさんの情報、インフォーメーションは巨大なデーターベースにアクセスすることによってすべての人間の機会がフラットになる。
人類のすべての人間がもう一つ上のレベル、インテリジェンスという知性の域まで達するのか?
これらのことが意味する本当の真意とはなんであろう?
人類すべての人々が知の世界に平等にアクセスする機会は限りなく民主主義的に人類を発達させてゆくのか?
村上龍氏の「愛と幻想のファシズム」を思い出してしまった。
民主主義と医学の発達が人類の人口を増やしたと。
弱者を増やしたと。
子供の頃、殺されずにすんだ運、病気に打ち勝つ体、殺し合いに生き残る力。その3つがないものは弱者なのだよ。
まさにグーグル概念は弱者を増やす機会を人類に与え続ける。
しかしその先はどうだろう?
僕の直感だが、限りなーく人類が平等に知へのアクセスを手にいれ、民主主義的な世の中になったあと、人類は再び狩猟社会に戻るのではないか?
そう、超近代的な狩猟社会。
その根拠は?
人類は知へのアクセスをつかんだことは、一見するとプラスの材料を手に入れたかに見える。
だが、実はすべての人々に知へのアクセスがあるという状態は、逆にいえば、すべての人間が平等、というか何にもない、フラットな状態だといえないだろうか?
うーん、ニュアンスが伝わるかなぁ?
何もないフラットな状態。
そうなのだ、人類はプリミティブな世界に戻るのだ。
超近代的な適者生存、自然淘汰が行われるプリミティブな世界。
原始的な世界で人類が採用してきた生きるシステムは狩猟だ。
農耕などの奴隷的システムが登場するずっと前の社会だ。
超近代的な狩猟社会とはどんな世界だろう?
想像できない。
しかし、村上龍氏のエッセイに書いてあったのだが、次の社会システムがあるとしてその社会システムに一番フィットする、適応するであろう民族はアフリカ人らしい。
飢饉に殺し合い、自然災害と次の社会システムのなかで起こりうるすべての要素を今現在経験しているかららしい。
だとすると、アフリカ人は次の社会システムへ適応するために今現在進化していることになる。
ありえなくもない。
あなたはどう思いますか?
「文書とかそういうものが書かれている間に、ディスクはどんどん進化し、どんどん速くなっていきました。
あと、2、30年もすれば、人間の知識のすべては、そして人間が生み出すどんな情報も、ビデオ画像を除けばみんなポケットに入れることができるようになるでしょう」とブリンは自信たっぷりに言った。「こういうことは全部可能です。一つの中心地にそっくり丸ごと保管しておいて、それを活用すればいいのです。ぼくたちがやったのはそういうことです。」
ここに一つのキーワードがある。ビデオ画像を除けばというもの。映像という文字の検索とは違う実際には見なければ内容がわからない映像をどのように検索によってランク付けしていくのか?グーグルは機械を通して、ヤフーは人を介して映像を整理しようとしているらしい。ここにビジネスチャンスがないいだろうか?
ラリーとサーゲイは、自分達の株の売却の仕方を決めるときも、好景気と不景気の波を長いあいだ見てきた金融関係者や弁護士のアドバイスをしっかりと心に留めていた。
創業者達は、持ち株のほとんどを所有し続ける計画でいたが、例のシリコンバレーの起業家たちのように、自社株にほれこんでしまったばかりに、一株も売らずにいて、会社が倒産したとき手元には何もなかった、といった終わり方をしたくなかった。そんなわけで、その月のグーグルの株価が上がっていようが下がっていようが、スケジュール通り、二人ともそれぞれ同じ日に同じ数の株を売るというのもなかなか良い方法だ、と思ったのだ。
これによって、二つの問題を避けることができた。まず、自動的に株が売却されるので、二人が内部の機密情報に基づいて株を売買したかもしれないといった疑問が持ち上がりようがなかった。
第2に、二人の持ち株の一部は確実に現金化されることになるから、たとえどんなことが起ころうとも、二人には、そして二人の家族は、万一の時に必要になる以上のお金を確保しておくことができた。
当然、投資の分散もできた。そして、議決権の数が異なる株が2種類存在することも忘れてはならない。これがあったから、二人は、グーグルの運命をその手に握りながら、安心して大量の株を処分することができたのである。
非常に賢いやり方だと思う。元々グーグルの二人は株式発行の前、なるべく多くの人にその機会が与えられるようにといろいろなことを試みていた。この二人の株式を定期的に売却するという行為はその延長線上と思われる。二人のもっている株を市場に出すことによって多くの人がそれらの株を購入できる。
その重要な第1歩となる試みとして、人口知能の技術や言語翻訳の新たなメソッドなどの実験がグーグルプレックスのなかで行われている。
ブリンとペイジは、こうした努力がやがて報われて、言語や地域の違いや、インターネット接続や電力のあるなしで制限されたり障害が生じたりすることなく、誰もがよりよい情報や知識にアクセスできるようになる、と期待している。
文明社会から隔離している多くの民族にとってこれは有り難いことなのか?この大いなる人類の英知の発達はそれらの人々を幸福にするだろうか?要はこのひとたちがこれらの新しいシステムにアジャストできるか、適応できるか、ということのほうが問題だ。
人は能動的でない限り、自ら知識を吸収しようとは思わない。情報を与えられるほうが楽だからだ。
文明社会に飛び出した多くのアメリカン・インディアンは新しい社会に適応できず、多くがアルコール中毒、ドラック中毒、犯罪、自殺へと進んでいく。知へのアクセスがすべての人に与えられても、それを世界中の人がフルに活用するとは思わない。奴隷は楽なのだ。
グーグルのプロジェクトのなかでもっとも心躍らせられものの一つに、生物学と遺伝学にかかわる研究がある。
医学と科学に飛躍的な発展をもたらすような研究で、このプロジェクトと通じて、グーグルがオーダーメイド医療(Personalized Medicene - 個人の体質を遺伝的に調べてそれに合った薬などを用いる医療)時代の到来を早める可能性もある。グーグルが取り組んでいるのは個人の正確な遺伝構造の解読で、これが可能になれば、医師やカウンセラーが一人一人に適切な医療を施すことができるようになる。
もはや統計や平均に基づいて、医療を施したり治療法を考えるようなことはなくなるのだ。グーグルの研究から病気に対する新しい知識が生まれ、新薬が開発される。
その結果、特別な遺伝形質を持つ人たちが、特定の食物や薬品を利用したり、あるいは逆にそれを避けられるようになる。そんなことが十分に期待できる。
これによって西洋医学は驚くほど進歩するだろう。じゃぁ、東洋医学はどうなるのか?この辺は中国が解明してくれるだろう。当たり前だがグーグルは中国にも進出している。
自分自身の生物学的な生態を知り、それと病気や生活習慣とがどう関係しているかを理解することは何より重要だ。
グーグルがあれば、自分自身の遺伝子を理解できるようになる。グーグルには、こういったことをすべて行う能力があるし、わたしがラリーとサーゲイと話したときにも、その点については十分に議論を重ねた。
もしかしたらグーグルは人類の寿命を延ばすかもしれない。将来的には100歳は早死にの分類へ、そして人は150歳ぐらいまで普通に生きることができるかもしれない。
その一つは、環境にやさしいクリーンな燃料を手ごろな値段で生産することで、燃料源はおそらくは太陽になる。
この分野の調査はペイジにとっては重要だった。ペイジは、グーグルのコンピューター・ネットワークのパソコン数十万台の動力源である膨大な量の電力の調査や研究を何年間も行ってきたからだ。
この分野でグーグルが投資しているアメリカにある会社をご存知か?将来のシスコやデルになる可能性がある。
CEOのエリック・シュミットは、究極的にはグーグルは地上のどんな場所にも行き渡ると考えている。
「アマゾン川流域を見て、どうしてインターネット・ユーザーがいないの?と思うだろうが、それはそこに電力がないからだ」とシュミットは説明する。「そしていま、この問題に人々は取り組みはじめている。だからグーグルはどんな地域の人にも使われるようになる。たとえ木の上に住んでいたとしても大丈夫だ。その人たちに、電力とちょっとした装置を提供すれば、問題は解決する」
人、もの、カネが自由に動くボーダレス経済。これからのその加速は早まるだろうし、もっと活発になる。人はもっと暮らしの快適な場所へ移動するようになったら、国家という概念はどうなるのだろう?発展途上国に住んでいようが、イスラム圏に住んでいようが、人々はグーグルを通して提供される知への恩恵を受けて幸福に暮らすことができるのだろうか?
近頃は世界中でインターネットとグーグルが同じものと思われたりもしているようだが、ブリンとペイジはさらにその先を見ている。
人間と検索エンジンがもっとずっと近づく可能性を予測しているのだ。「脳に役立てたらどうかな?」とブリンは口にする。「みんながコンピューターの力がもっとほしくなるんじゃないかと思うんだ。たぶんいつか脳に差し込むだけでグーグルの小型版が取り付けられるようになるよ。ぼくたちは、かっこいいのを開発しないといけないな。でも、それがあったら、世界中の知識をあっとい間に全部手に入れられる。なんだかわくわくしちゃうな」
日本のアニメで「ゴクウ」というのが確かその昔あったよな?その主人公の片側の目はコンピューターになっていて世界中のコンピューターと繋がっている。
やっぱり悪用する人がでてくるだろうなぁ。人の殺し方マニュアルからあらゆる爆発物製造に関するマニュアルや、金融犯罪などの手口など、ありとあらゆる知識が利用可能となれば、やはり殺し合いは起きるだろう。
超近代的狩猟社会は人間社会の人口の淘汰が始まる。それによって生物学的に人口の調整が行われ人類は新しい社会への適応を進めていく。
才能や運や努力や出会いなどさまざまな要素が融合していまのグーグルに至っているわけだが、成功の最大の秘訣は、ラリーとサーゲイが、世の中の役に立ちたい、という気持ちを常に持っていたことにあるようだ。
このようなパブリックな考え方はアメリカの発明家の伝統でもあり、エジソンの母親が「役に立つ人間になりなさい」(Be a useful man.)と息子に言っていたことはよく知られている。グーグルの二人も、自分達だけのために行動していては必ず限界に突き当たることがわかっていた。大きなことに挑戦するには、多くのひとたちを巻き込まなければならない。
そうすることで、自分たちはさらに好きなことができるし、役立つことができる。それを誰よりも理解し、徹底的にやり遂げたのがこの二人であり、グーグルなのだはないか。
落合信彦氏が言っている。お金持ちになりたい奴はあきらめたほうがいいと。
自分の情熱にかけること。情熱をもって行えることに励むこと。
落合氏が若いときにささげた全エネルギーは石油ビジネスだった。
それに情熱を傾け、結果、カネが落合氏を追いかけてきたらしい、という表現をされていたのを思い出した。
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- by B-KOOL
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