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2006年11月10日

「世界全主要都市で出店めざす」ユニクロ、NY進出

かつて英国への大量出店を試みて挫折。今後のグローバル展開の予想を日記にどうぞ!

「世界全主要都市で出店めざす」ユニクロ、NY進出

カジュアル衣料店大手「ユニクロ」の超大型店が10日、ニューヨーク市の中心街にオープンする。

柳井正ユニクロ社長兼会長(親会社ファーストリテイリング社長兼会長)は読売新聞とのインタビューで、「世界の主要都市にはすべて出店しようと思っている」とし、パリ、香港、ソウルなどにも大型店を出店する考えを明らかにした。

かつて英国への大量出店を試みて挫折したが、2度目の挑戦が成功するか、注目される。(2006年11月9日22時19分 読売新聞)

ニューヨークで成功すれば、全米で成功する、という話はその事業内容が何であれビジネスをここニューヨークではじめる起業家には勇気付けられるフレーズであろう。

ユニクロが最初にニューヨークでお店を開いたのは今年の初め頃だっただろうか、去年の終わりごろだっただろうか?確かマーケティングの戦略かもしれないが、試験的にお店を開ける期間が限定されていた。

その6ヶ月(確か?)の試験期間を終わり、いきなりソーホーに2店舗オープン。お店をのぞいてみると日本人が経営するお店の臭いはせず、アメリカの社会になじんでいる雰囲気が伝わってきた。

売り上げもそこそこに伸びてきたのであろう、徐々に広告を大々的に展開するようになり、超大型店へのオープンに向けて準備を着々と進めていたと思われる。

ユニクロはアメリカで成功するだろうか?

ある条件を満たせれば全米の服飾業界でもやっていけるのではないか、と僕は思っている。

まずは自分達をどのあたりに位置づけし、消費者に対してアピールしようとするのか?

安さで行くのか?だとすると競合相手はオールド・ネービーということになる。しかし、多くのニューヨーカーはすでにオールド・ネービーと同じぐらい安いが、素材のクオリティーがユニクロのほうがいいぞ、と感じ始めていることと思う。

オールド・ネービーはマジョリティーの低所得者層にアピールしているブランド、というのが僕の印象だ。

じゃ、クオリティーと値段でいったらどのぐらいの位置に立つことになるのだろう?

値段でいったらJ・CrewやBanana Republicよりも安いが素材のクオリティーは充分に信頼できるだろう。

後勝負するところといったら、デザイン性かなぁ?

要は遊び心があるかどうか?

GapはJ・CrewやBanana Republicよりは安いが結構丈夫だしデザインもオーソドックスにちょっと遊び心が入った感じとして、多分ユニクロが競争することになるブランドはGapではないかと想像するのだがどうだろう?

日本人のファッションとか服のデザインは注目されてきているし、キャラクター・グッズやゲームにアニメの世界で日本のファンになった人も多いのではないだろうか?

そういった日本人が得意とする大人が受け入れられる可愛さを、デザインとしてアピールできればユニクロは人気が出ると思う。

そうしてキャッシュ・フローを確実にしてまずはニューヨークの地位を確立。そして徐々にイースト・コーストから広げていくのがいい。

ニューヨークで成功すれば、ボストン、シカゴ、フィラデルフィア、ワシントンDCもすぐにオープン出来る。

そして中西部と南部を展開し、その後西海岸へ進出、なんていかがだろうか?これらの地域はニューヨークと比べると田舎なのである程度の市場調査は必要だろう。

着ている服装なんかニューヨークとロスアンジェルスじゃ全く違うからね。かつてロサンジェルスからニューヨークに着たばかりの頃、着る服がなくて困った困った。LAで革靴なんかはかなかったし、黒系よりも白系の服ばかり。NYでは冬服がなくてね、手袋や帽子などは必需品なんです。

そういった地域の違いがアメリカにはある、というかニューヨークはアメリカではない。東京と同じ大都会だ。

かつてイギリスで失敗したそうだが、ヨーロッパ人にアメリカのセンスのないデザインは受け入れられない。

ユニクロが仮にアメリカで成功して次に目指すところはアジア市場。これで充分だろう、というかここまでが限界であろう。

それか経済成長が今後期待できるBricsやNext11の地域を視野に展開するのがいいのでは。

もしユニクロがヨーロッパに進出したいのであれば、デザインというかユニクロのイメージをコンセプトからヨーロッパ指向に変えていく必要があるのではないだろうか?

ヨーロッパは確立された地域である。パリジャンにアメリカで出しているような同じようなデザインの洋服をアピールしても受け入れてもらえるだろうか?

それともインターネットが普及した現在社会で趣味格好がどこの地域の若者も似通っている事実の幸運に乗って、もしかしたらヨーロッパでも成功するかもしれない。

iPodにナイキは世界の若者の共通文化だ。


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