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	<title>eBigBridge.com &#187; ウェブ進化論 - </title>
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	<description>Kazuhiro Ohashi Official Weblog</description>
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		<title>あらゆる潤沢さは新しい稀少性を作り出す</title>
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		<pubDate>Wed, 13 Oct 2010 03:00:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[非貨幣経済]]></category>

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		<description><![CDATA[アイデアは永久に止めておくことはできないと仮定する世界ではすべての情報、すべての叡智に人々が望めばアクセス可能な状態とした場合、人々はどのような行動を起こすのだろうか？ 汲み取っていく情報には個人差が現れ、自分にとっての [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/10/0314.jpg" width="240" />
		</p><p>アイデアは永久に止めておくことはできないと仮定する世界ではすべての情報、すべての叡智に人々が望めばアクセス可能な状態とした場合、人々はどのような行動を起こすのだろうか？</p>
<p>汲み取っていく情報には個人差が現れ、自分にとっての情報はこれ、となった場合、そのフィルター的働きをするであろうその個人の感性や、その情報を如何にしてクリエイティブな右脳を駆使してアウトプットしていくのか？</p>
<ul>
<li><a href="http://www.ebigbridge.com/2010/08/17/%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%81%aa%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%87%e3%82%a2%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%92%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%92%e5%be%97%e3%81%a6%e3%81%9d%e3%82%8c%e4%bb%a5%e4%b8%8a/">オリジナルなアイデアからヒントを得てそれ以上のものを創造する</a></li>
<li><a href="http://www.ebigbridge.com/2010/08/28/%e7%9f%a5%e3%81%ae%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e5%8c%96%e3%80%81%e4%ba%ba%e9%a1%9e%e3%81%8c%e9%80%b2%e5%8c%96%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab/">知のオープン化、人類が進化するために</a></li>
</ul>
<p>「知のオープン化」を自分が属する社会のコミュニティーに還元される刺激は人々のモチベーションを上げるのだろうか？　今回も「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank">フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略</a> 」の本の中から行く部分かを抜粋して非貨幣経済についての考察などをまとめてみよう！</p>
<p><strong>潤沢な情報は関心の欠如を作り出す</strong></p>
<blockquote><p>１９７１年、情報化時代の夜明けに社会科学者のハーバート・サイモンは次のように記した。</p>
<p>“情報が豊富な世界においては、潤沢な情報によってあるものが消費され、欠乏するようになる。そのあるものとは、情報を受け取った者の関心である。つまり、潤沢な情報は関心の欠如を作り出すのだ。”</p>
<p>サイモンの観察は、最古の経済原則の一つを表明したものだった。それは、「あらゆる潤沢さは新しい稀少性を作り出す」という原則だ。私たちは、自分たちがまだ充分に持っていないものに高い価値をつける。例えば、職場で無料のコーヒーを好きなだけ飲めることで、より美味しいコーヒーの需要を呼び覚まし、喜んでそれに高い料金を払う。そして、一流シェフの料理からブランド飲料水まで、プレミア商品は安価なコモディティーの海から浮かび上がってくるのだ。</p>
<p>「人はパンのみにて生きる、というのはまったく正しい。パンがほとんどないときには」。アブラハム・マズローは１９４３年の画期的な論文「人間の動機に関する理論」でそのように記した。「だが、パンが豊富にあり、いつも胃袋が満たされているならば、人間の欲求はどうなるだろうか？」（フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略参照）</p>
</blockquote>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>例えば英語学習に纏わる情報といったら日本語でのそれはそれこそネット上を始め現実世界にもたくさん存在することは誰でも知っている。</p>
<p>中学、高校と６年間も学校で英語の授業を取りながらここまで英語でのコミュニケーションに苦労している日本人にとって英語学習の情報があまりに多く存在するため情報の受けて側がそれら対象への関心の欠如を引き起こすという仮説が成り立つ。</p>
<p>ではそこから希少的な高価な情報へと変換させていくにはどうしたらいいのだろうか？　たくさんある情報の中からどれを組み込んでいくのかはそれ個人の感受性、経験などの差などが反映される。僕がちょっとずつ役に立つのではないかと思って集めてきたリンクをまとめてみよう！</p>
<p>オンラインサービス</p>
<ul>
<li><a href="http://www.j-cast.com/2009/12/06055281.html" target="_blank">ネット「英会話教室」が急成長　 フィリピン人講師で格安実現</a></li>
<li><a href="http://skytalk.co.jp/" target="_blank">オンライン英会話 スカイトークは1週間無料（Skytalk）| スカイプで英会話を楽しもう！</a></li>
</ul>
<p>勉強法</p>
<ul>
<li><a href="http://kanzenmap.nomaki.jp/" target="_blank">英語上達完全マップとは</a></li>
<li><a href="http://kachibito.net/marketing/study-of-english.html" target="_blank">英語の学習情報の特徴メモ</a></li>
<li><a href="http://anond.hatelabo.jp/20100219230508" target="_blank">社会人のための本気の英語学習法</a></li>
<li><a href="http://anond.hatelabo.jp/20091026215137" target="_blank">急がばまわれ式・堅実で一番効率的な英語の勉強法</a></li>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/cdcdc6e78fceb594418389a59a9e573e" target="_blank">留学を目指す人のためのTOEFL iBT攻略まとめ。</a></li>
<li><a href="http://anond.hatelabo.jp/20090716175613" target="_blank">英語コンプの馬鹿でも投資ゼロでTOEIC900に達するたったひとつの方法</a></li>
<li><a href="http://kvyn.net/blog/20100103/722/" target="_blank">一貧乏学生が2010年、英語をモノにするためにしようと思うことまとめ</a></li>
</ul>
<p>子供教育</p>
<ul>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/ecbe8017fab3dbfbfbdbde32be846c2e" target="_blank">日本の中高の英語教育がマイナスにしかならない件について</a></li>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/a9a24cea845a577da4a482606befde8a" target="_blank">じゃあ中高の英語教育をどう変えるべきか考えてみる</a></li>
</ul>
<p>文法</p>
<ul>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/rhb/20091205/p1" target="_blank">英文法用語の一覧表（英語表記）</a></li>
</ul>
<p>読み書き</p>
<ul>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/dd4569f6e8fe6b812aa7c817abd2014f" target="_blank">英文を読むのが苦痛な人はまずは単語力を身につけよう</a></li>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/8489de641f308916ee7926ec6dc91636" target="_blank">「英単語をただ覚える」という筋トレがつらい方へ</a></li>
<li><a href="http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-414.html" target="_blank">５７０の学術系英単語を５クリックで覚える表</a></li>
<li><a href="http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-413.html" target="_blank">フリーの英単語リストをまとめてみた</a></li>
<li><a href="http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-401.html" target="_blank">英語の接頭語（辞）もまとめてみた</a></li>
<li><a href="http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-412.html" target="_blank">ボキャブラリーの「広げ方」をマインドマップで書いてみた</a></li>
</ul>
<p>聞く話す</p>
<ul>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081111/1226409288" target="_blank">英語に圧倒的に一人勝ちする7つの言い回し</a></li>
<li><a href="http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-405.html" target="_blank">リスニング、あと何が足りないか？</a></li>
</ul>
<p>「学習の高速道路」英語版だが英語を学習する人たちがこの高速道路、誰もが手に入れることのできる英語学習についての情報をその個人が駆け抜けていけるようサポートするべくネット上に存在している。情報を提供する個人は誰かに頼まれてこれらの情報を提供しているのだろうか？</p>
<ul>
<li>潤沢な情報は無料になりたがる。稀少な情報は高価になりたがる</li>
<li>潤沢にあることは何の問題にもならないが、稀少な場合は奪い合いになる</li>
<li>人間はものが潤沢なことよりも、稀少なことを理解しやすいようにできている</li>
<li>潤沢にある物のコストが底値まで下がるとき、その商品に隣接した別の物の価値を押し上げることがある</li>
</ul>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140814047/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/10/0314.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>以下はYouTubeで大学の講義を無料でオンライン化している大学側はどのようにしてメリットを得ているのかの例を記したもので、潤沢な情報、稀少な情報というキーワードを感じつつ読み進んでもらいたい！</p>
<p>また大学のオンライン化無料の例のほかにはどのようなものを今現在の社会から発見できるだろうか？　ミュージシャンの生き残るヒントはここに隠されているのかもしれない。</p>
<p><strong>どうして大学の授業がタダになるのか？</strong></p>
<blockquote><p>潤沢な情報</p>
<p>私たちはカリフォルニア大学バークレー校に入学しなくても、リチャード・ミュラー教授の人気講義「未来の大統領のための物理学」を受講できる。それはYouTubeで配信されていて、そこには他にもバークレー校の１００人を超える教授の講義がアップされて、合計で２００万回以上も視聴されている。バークレー校のほかに、スタンフォード大学やMITもYouTubeに講義をアップしている。MITの「OpenCourseWare」構想では講義ノートから課題や講義のビデオまで、ほぼすべてのカリキュラムをオンライン化している。もしも、これらの大学に入学して講義を受けるとしたら、１年間で３万５千ドルはかかる。なぜそれを無料にするのだろうか？</p>
<p>稀少な情報</p>
<p>講義だけが大学教育ではない：学位はYouTubeを見ていても取得できないという当然の違いに加え、大学教育はそもそも講義と読書だけではない。授業料を支払うとは、ミュラーのような教師に質問をし、アイデアを共有して、指導を受ける権利を買うことと同義なのだ。また、学生のネットワークに加わってアイデアを交換し、助け合い、関係を築くこともできる。大学側とすれば、優秀な学生に自分の学校を選んでもらいたいので、無料コンテンツをマーケティング手段としているのだ。具体的なプログラムや教授のサンプルをびっくりする価格で提供することで、学生を引き付けたいのだ。</p>
</blockquote>
<p><strong>欲求段階説</strong></p>
<blockquote><p>今や「欲求段階説」としてよく知られているマズローの答えはこうだ。「すぐに別（高次）の欲求が現れ、生理的空腹に代わってその肉体を支配する」。マズローの５つの段階の一番下には、食べ物や水などの生理的欲求がある。その上は安全の欲求で、３段目は愛と所属の欲求、４番目が承認の欲求で、最上段が自己実現の欲求である。自己実現とは、創造性などの意義あるものを追求することだ。</p>
<p>同様の段階構造が情報にも当てはまる。ひとたび基本的な知識や娯楽への欲求が満たされると、私たちは自分の求めている知識や娯楽についてより正確に把握できるようになり、その過程で自分自身のことや自分を動かしているものについてもっと学ぶことになる。それが最後に私たちの多くを、受け身の消費者から、創作に対する精神的報酬を求める能動的な作り手へと変えていく。（フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略参照）</p>
</blockquote>
<p>広く浅く、いろいろなフィールドから情報をインプットする。狭く深く、あるフィールドから情報をインプットする。そうして行く過程で仮にその個人の知的空間的整理が必要なとき、アウトプットしたいという欲求は自然に発生するのだろうか？　受け身だった情報の受けて側が能動的に創作していくドライブ（やる気）を内発的に生み出すことは精神的報酬を求めている証なのだろうか？</p>
<p><strong>「注目経済」と「評判経済」</strong></p>
<blockquote><p>通常、消費者市場で私たちは、お金に稀少性があるからこそ、潤沢な商品の中から自分にあったものを見つけることができる。なぜなら自分に払えるものしか買えないからだ（クレジットカードを利用しても結局は同じだ）。資本主義は消費者が何に喜んでお金を払うかといった需要を記録することができる。しかしオンラインの世界では、ますます多くの製品がソフトウェアの形にデジタル化され、無料で提供できるようになっている。そこでは何が起きるのだろうか。もはやお金が市場におけるもっとも重要なメッセージではなくなり、それに代わって二つの非貨幣要因が浮上してくるのだ。</p>
<p>二つの要因はよく「注目経済」と「評判経済」と呼ばれる。もちろん、市場にとって注目も評判もなんら新しいものではない。テレビ番組は注目を得ようと競いあうし、ブランドは評判を争う。セレブは評判を高めてそれを注目に変える。だが、オンラインで起きているユニークな事態は、この注目と評判が測定可能なものになり、日々実体経済のようになってきていることだ。（中略）</p>
<p>私が他人に払う注目の価値が、私が他人から受ける注目の量によって決まるとすれば、そこには個々人の注目が社会的株価のように評価される会計システムが生まれる。社会的欲求が活発にやりとりされるのはこの流通市場だ。注目資本の株式取引こそ、「虚栄の市」を正しく体現したものにほかならない。</p>
<p>しかし当時、どうやって注目を数量化するかについてフランクにできたのは、「メディアに登場する人物の存在感」を大まかにはかることだけだった。</p>
<p>もしも、注目や評判を金銭のように数量化できたらどうだろうか。それらを適切な市場で扱えるような形にすれば、経済学者が貨幣経済学で使っている方程式でそれらを説明し、定式化できるのではないだろうか。そのためには、注目と評判も従来の通貨と同じ特徴を持つ必要がある。すなわち測定でき、有限で、交換可能という特徴だ。</p>
<p>私たちはそれを実現しようとしている。１９８９年にティム・バーナーズ・リーの開発したハイパーリンクのお陰だ。それは単純なもので「http://」で始まる文字の羅列にすぎない。だが、それが作り出すのは注目と評判を交換するための正式な言語であり、両者のための通貨だ。今日、皆さんが自分のブログを誰かのサイトとリンクすれば、皆さんは事実上、自分の評判の一部をその人に与えたことになる。皆さんはブログを見てくれる人にこう言っているのだ。「ここを出て、あのサイトに行くといいよ。多分気に入るはずだ。もし気に入ったら、それをすすめた僕の評価も上がるだろう。そうなれば、きっと僕のブログをもっと見てくれるだろうね」</p>
<p>こうして評判をやりとりすることで、両者を富ませるのが理想だ。よいものを推薦すれば、読者の信頼を得られるし、推薦されたほうも信頼される。こうして信頼がトラフィックを生み出すのだ。（フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略参照）</p>
</blockquote>
<p>日本でも流行し出したツイッターだがフォロー数が増えないといった記事をよく目にする。一番のアドバイスは貴重な情報を常に発信することを心がけることらしい。単なる独り言のようなつぶやきもその人の人間性を知る上で必要な発信だと思うが、この人が発するつぶやき情報の先にある情報はいつも役に立つと思われるならばその人は評判を得るだろうし、読者、この場合はフォローしている人からの信頼も得ることができる。</p>
<p><strong>ページランク・アルゴリズム</strong></p>
<blockquote><p>現在、本物の評判市場は存在する。グーグルがそうだ。グーグルのページランク・アルゴリズムは、ウェブという意見のネットワークにおいて決定的に重要なリンク数を測定するもので、オンラインにおける評判の通貨としてこれ以上のものはないだろう。そして、ウェブ・トラフィックにまさる注目の測定基準はない。</p>
<p>ページランクは、冗談みたいに単純なアイデアなのに、大きな力を発揮する。基本的にリンク数を人気投票だと考えて、リンク数の多いサイトにリンクされることは重要で、少ないサイトにリンクされることはそれほど重要でないと考えるのだ。この種の計算はコンピューターにしかできない。なぜなら、ウェブの全リンク構造を記録して、各リンクを帰納的に分析しなければならないからだ（興味深いのは、ページランクがベースにしているのが、それ以前に科学論文を対象としてはるかに小さな規模でおこなわれた研究だということだ。論文の著者の評判は、その論文がどれだけ多く他の研究者から引用され、脚注に記載されたかで測定され、そのプロセスは引用分析と呼ばれた。学術上の評判は、終身在職権や助成金などあらゆることに影響するので、これ以上の明確な評判経済はない）。（中略）</p>
<p>フィイスブックとマイスペースには「友達」機能がある。イーベイは売り手と買い手をランク付けしている。ツイッターには「フォロワー」があり、スラッシュドットには「カルマ」というユーザー評価がある。それぞれのケースでユーザーは評判という資本を築き、それを注目に変えることができる。されにこの注目をお金に変える方法を思いつくかどうかは、それを望む人にまかされるが（ほとんどの人は望まない）、注目と評判の数量化は今や、世界中で行われている。自覚している否かは別にして、私たちはその市場に参加しているのだ。かつては実体のないものだった「評判」が、どんどん有形のものになっている。（フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略参照）</p>
</blockquote>
<p>ネット社会では悪いことはしないで良いことをしていくほうが得だ、といった内容の記事をどこかで読んだんだけど、生きるコストとしてはそちらのほうが賢明であろう。その個人がポジティブ思考の人ならば類は友を呼ぶ的な働きが起こり、自分の周りはポジティブ思考の人間で満たされる。あぁ、あの人はいつもポジティブなアウトプットをしていて刺激を受けるなぁ、という輪は確実にポジティブな影響力をもって社会に広がり、世の中を変えていく。日本でこれだけツイッターの流行が大きくなっていることはもしかしたら変化の加速を後押しするかもしれない。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/0070.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>このエッセイのタイトルは「あらゆる潤沢さは新しい希少性を作り出す」となっているがふと梅田望夫氏が書いた「ウェブ進化論」の中に出てくる“自動秩序形成システム”という言葉を思い出したので急いでそのあたりの箇所を読み直してみると、なるほど、梅田氏はすでにこの「ウェブ進化論」を世に送り出す前に今現在の社会の方向性のようなものに気付いていたことになる。</p>
<p>あらゆる潤沢さ、たくさんある情報、この誰もが情報を発信する総表現社会での方程式は次のようなものだと梅田氏は記している。</p>
<ul>
<li>総表現社会 = チープ革命 x 検索エンジン x 自動秩序形成システム</li>
</ul>
<blockquote><p>忙しい現代人にとって最も貴重な資源は時間である。玉石混交から「玉」を探す作業に時間を費やし「玉」の発見に情熱を注ぐことができるのは、暇人だけである。暇人がいくらブログが面白いと騒いでも、忙しい人の心には届かない。忙しい人には、「玉」の発見にかける時間などないから、玉石混交問題の解決に大きなブレークスルーがなければ、相変わらず、新聞・雑誌などパッケージされた情報源への依存が続くことになる。（ウェブ進化論参照）</p>
</blockquote>
<p>潤沢な情報の中から生まれる新たな希少性、玉石混交となっている総表現社会から「玉」となる貴重な情報を探し出す。思い出してほしいのだが先のエッセイ「<a href="http://www.ebigbridge.com/2010/08/28/%e7%9f%a5%e3%81%ae%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e5%8c%96%e3%80%81%e4%ba%ba%e9%a1%9e%e3%81%8c%e9%80%b2%e5%8c%96%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab/  ">知のオープン化、人類が進化するために</a>」の中で僕は羽生氏が提唱する将棋の世界における「知のオープン化」なるものを紹介した。</p>
<p>自分の中だけに叡智をとどめておくよりも、自分が所属するコミュニティーなどにそれらの知恵を還元する。それがそのコミュニティーの知的な基盤の底上げを起こし、誰かがまた創造性を駆使して新たな叡智をそのコミュニティーに還元していく。気がついてみればその集団はある真理に突き進んでいることになり、すべての真理はそこに属する個人一人一人を自由にしてくれるのだろう！</p>
<p>[quote1]</p>
<p>そして人類は混沌とした情報社会の中から「希少性」、「玉」となる情報を取り入れる術を手にし始めているのかもしれない。ツイッターやフェイスブックがこれほど現代社会に受け入れる前、すでに梅田氏は著書「ウェブ進化論」の中で次のように記している。</p>
<blockquote><p>検索エンジンも自動秩序形成システムの一つだが、何もインプットがなければ、アウトプットは出せない。では「言葉の組み合わせ」に代わるインプットとは何なのか。こういう発想の先に今後のブレークスルーが期待される。</p>
<p>例えばリアルタイム性に着目するという手がある。ネット上のサイトというのは時々刻々と書き換えられていくものである。決して定常状態というものはない。グーグルだって、過去のある時点のネット世界の状態を保存して、その情報に対して計算を行う。厳密にいえばリアルタイム性はない。「ネット上に一時間前には存在しなかった」けれど「多くの人が注目している」情報を自動抽出してくることができれば、ひょっとすると何のインプットがなくても、速効性の高い情報についての「自動秩序形成システム」が出来るかもしれない。そういうふうにモノを考えていくのだ。</p>
<p>もう一つ例を出そう。「私」と「あなた」は違う。その違いに着目するという手がある。一人一人情報への嗜好は異なる。「私」は「あなた」に比べて何が違うのか。それを徹底的に突き詰めていく。「私」や「あなた」は、誰と友達なのか、その友達とどんな関心を共有していてどのくらい親しいのか、何が好きなのか、過去に何を読んだのか、誰を信奉しているか・・・。そういう個の嗜好をインプットして、常時世の中の変化にあわせて、個にぴったりの情報を流し続ける「自動秩序形成システム」が出来るかもしれない。パーソナライゼーションとか、ソーシャル・ネットワーキングといった新しい試みは、「自動秩序形成システム」をいう文脈でこう解釈することもできる。「検索エンジン」の能動性という限界を如何に超えるのかという疑問への取り組みは、まだ緒についてばかりだ。（ウェブ進化論参照）</p>
</blockquote>
<ul>
<li><a title="ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その１" href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/19/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-4/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その１</a></li>
<li><a title="ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その２" href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/20/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-3/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その２</a></li>
<li><a title="ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その３" href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/21/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-2/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その３</a></li>
<li><a title="ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その４" href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/22/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その４</a></li>
</ul>
<p>ツイッターやフェイスブックなどが出揃ってきて人々のそれらのツールを使いこなせるようになってきている。つまりあらゆる潤沢さの中から新たな希少性を見つけることだったり、玉石混交する総表現社会の中から自分に合った「玉」となる情報を見つけ出す手段である。</p>
<p>梅田氏が指摘する「自動秩序形成システム」のブレークスルーが生まれた世界、数百万、数千万という表現者の母集団から、リアルタイムに、あるいは個の嗜好にあわせて、自動的に「玉」がより分けられて、必要なところに届けられるようになる世界。この世界はどうやら非貨幣経済で支配されているらしい。</p>
<p>注目や評判が貨幣として扱われる世界では個人はどのような行動を示すのか？　自律性、マスタリー（熟達）、目的などのキーワードを纏った個人が誰から頼まれることなく自己を実現していく世界。梅田氏は著書「ウェブ進化論」の中で表現者の立場を、甲子園に進むための地区予選のような仕組みが常にすべての人に開かれているような厳しい競争社会が表出することを意味している、と記した。</p>
<p>[quote2]</p>
<p>需給バランスが崩れた先は、コンテンツ自由競争が継続する世界ということでほとんどの人が恐竜のロングテールの部分に埋もれてしまう厳しい世界であることに間違いないのだが、それでも人々は自己実現を続けていくであろう。</p>
<p>そして気付いている、いないということはともかくそれらの情報、叡智の還元がコミュニティーを、社会を、国を、人類を、進化という大きな基盤の底上げに寄与しているといったら大げさであろうか？　すべての人は自由に成りたいのだ！　真理は我々を自由にしてくれる、というのを僕は信じている。</p>
<p>つづく・・・</p>
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			<wfw:commentRss>http://www.ebigbridge.com/2010/10/12/%e3%81%82%e3%82%89%e3%82%86%e3%82%8b%e6%bd%a4%e6%b2%a2%e3%81%95%e3%81%af%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e7%a8%80%e5%b0%91%e6%80%a7%e3%82%92%e4%bd%9c%e3%82%8a%e5%87%ba%e3%81%99/feed/</wfw:commentRss>
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		</item>
		<item>
		<title>独創性を持って自立を目指す志、ニューヨーク・タイムズ</title>
		<link>http://www.ebigbridge.com/2008/12/16/%e7%8b%ac%e5%89%b5%e6%80%a7%e3%82%92%e6%8c%81%e3%81%a3%e3%81%a6%e8%87%aa%e7%ab%8b%e3%82%92%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%99%e5%bf%97%e3%80%81%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%a8%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%bb/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=%25e7%258b%25ac%25e5%2589%25b5%25e6%2580%25a7%25e3%2582%2592%25e6%258c%2581%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a6%25e8%2587%25aa%25e7%25ab%258b%25e3%2582%2592%25e7%259b%25ae%25e6%258c%2587%25e3%2581%2599%25e5%25bf%2597%25e3%2580%2581%25e3%2583%258b%25e3%2583%25a5%25e3%2583%25bc%25e3%2583%25a8%25e3%2583%25bc%25e3%2582%25af%25e3%2583%25bb</link>
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		<pubDate>Wed, 17 Dec 2008 01:01:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカの行くへ]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[ニューヨーク・タイムズ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.ebigbridge.com/?p=585</guid>
		<description><![CDATA[ニューヨーク・タイムズの新しい試み 米有力新聞の NYT ， WSJ ， WaPo ，サイトの開放化がまた一歩前進 オンラインに賭ける New York Times, 　次に仕掛ける大きな手は？ そこで， NYTimes [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/12/0071.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>ニューヨーク・タイムズの新しい試み</strong></p>
<ul>
<li><a href="http://zen.seesaa.net/article/101895476.html">米有力新聞の NYT ， WSJ ， WaPo ，サイトの開放化がまた一歩前進</a></li>
<li><a href="http://zen.seesaa.net/article/101860577.html">オンラインに賭ける New York Times, 　次に仕掛ける大きな手は？</a></li>
</ul>
<blockquote><p>そこで， NYTimes.com も 4 年ほど前から， RSS フィードで更新記事を配信するようにした。最初からカテゴリー分けして配信し始めた。</p>
<p>ユーザーは RSS リーダーを用いて，複数のニュースサイトの更新記事を横断的に閲覧できるようになったのだ。もう，新聞社サイトのトップページに必ずしも飛ぶ必要がなくなった。</p>
<p>いち早くRSS フィード配信を提供していたので，それからのポッドキャスティングやパーソナライズド・ページ・サービス （ &#8220;My Times&#8221; ）， Twitter 対応， iPhone 対応，ウィジェット（現在は My Times 対応だけだが，年内に拡大サービスを予定）の提供も難なくこなしていけたのだろう。</p>
<p>また検索エンジンの進歩に合わせて，パーマリンク（永遠に変わらない url ）の採用も大きな決断だった。新聞社のトップを走った。パーマリンクは検索エンジン最適化にとっても不可欠である。古い過去記事までもパーマリンク化したのが素晴らしい。最近完成したデジタルアーカイブでも， 1851 年からの記事すべてに固有の url を付与している。</p>
<p>先ほど NYT の検索エンジンで， 1851 年 -1855 年の期 間指定で &#8220;Japan&#8221; を検索して見ると， 555 本の記事が出てきた。その検査結果のトップ記事が &#8220;JAPAN OPENED.; Satisfactory Result of Commodore Perry&#8217;s Visit.&#8221; （ プレビュー ： PDF の全文も無料閲覧できる）であった。ペリー提督が 1854 年に日米和親条約を調印したことに関する解説記事である。 Google の検索エンジンでもこの記事が検索できた。すばらしい！</p>
<p>各記事をパーマリンク化しておけば，ＳＥＯ対策に効果的であることは当然である。さらに，ブログをはじめ，ソーシャルブックマークやソーシャルニュースサイトでも，パーマリンクのお陰でＮＹＴの記事が飛躍的に引用されるようになってきた。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756804365/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="The New York Timesフロントページ―1896~1996" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/12/0068.jpg" alt="The New York Timesフロントページ―1896~1996" width="240" height="240" align="right" /></a>このように RSS フィードやパーマリンクの採用が，検索エンジンやソーシャルメディア経由でのアクセスを増やすことになったのだ。つまり，以下の図のように，トップページのアクセスに加えて，各記事に向けてのアクセスが上乗せされいったのである。ニュースサイトへのインバウンド（外部からの）リンク数が， かつての Technorati の調査でも， NYTimes がダントツに多かった。</p>
</blockquote>
<p><strong>RSS フィード配信</strong></p>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC">フィードリーダー</a>をどれだけの人が利用しているだろうか？</p>
<p>ついこの間、アメリカでもＮＨＫ特集「<a href="http://www.nhk.or.jp/digitalnative/" target="_blank">Digital Native 、次代を変える若者たち</a>」を見たんだけど、そこのホームページにあなたの Digital Native 度はどれぐらいか？　というものがあって僕が試みたところ、僕の Digital Native 度は７５％であった。</p>
<p>その中の質問の一つに「定期的にチェックするブログが、５つ以上ある？」というのがあるんだけど、５つ以上どころが僕の場合現在１００ある。これはフィードリーダーなるものを利用すれば簡単にできるんだけど、日本ではあんまり広まっていないみたいなんだよね、もったいない！</p>
<p>僕の場合、現在フィードリーダーを使ってブログなどの記事を追う率は、日本語と英語の割合でいうと、日本語６５に対して英語が３５。この比率を来年から日本語４０、英語６０までに変えていくつもりでいる。もちろんこの中にはRSSフィード配信をしている <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA">ニューヨーク・タイムズ</a>も含まれている。</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>フィードリーダー、これは非常に便利である。記事ごとにアップデートされていくのでどの記事は読んだか、どの記事は読んでいないかなどすぐ把握できる。</p>
<p>次のエッセイではフィードリーダーの使い方やどのようにして情報武装していけばいいのか、いやするべきなのかについて書く予定でいるからもう少し待ってね。</p>
<p><strong>過去記事のアーカイブと検索対応のパーマリンク</strong></p>
<p>僕がニューヨーク・タイムズすごいなぁ、と感じたのは過去記事を<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%96">アーカイブ</a>の形にしてアクセスできるようにしたことである。これによりある記事を<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF">ソーシャルブックマーク</a>しても日本のニュースサイトのようにしばらくしたらリンク先の記事が消えてしまったということもない。</p>
<p>パーマリンクのお陰でブログなどで引用されるのが増えたというのも当然であろう、ブログの記事を読んでそこにある引用先のリンクへ飛んでも元記事が残っていると書く側の引用する際での信用を高める。</p>
<p><strong>自社が持つデーターやサービスを開放できるか？</strong></p>
<blockquote><p>サービス提供者の立場でいけば、アマゾン・ウェブサービスのように、自社が持つデーターやサービスを開放し、不特定多数の人々がその周辺で自由に新しいサービスを構築できる構造を用意することが、 Web 2.0 の本質だ。孤島を作って閉鎖的空間を作るのではなく、島を開放的空間とするための仕掛けを用意するのである。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>しかし、世の中がそういうサービスで溢れれば、データーがネットを介してありとあらゆる場所へ広がり、広がったデーターがさらに新しい価値を生み出すという連鎖が起こる。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>開放によって全体が大きく発展してパイが大きくなるほうが、閉鎖してジリ貧に陥っていくよりもずっといい。（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/20/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-3/">ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その２ </a>）</p>
</blockquote>
<p>経営者がどれほどネットの環境のことを理解していて、即実行に移せるか？　ということがキーポイントになっているような気がする。ニューヨーク・タイムズもネットの世界へそのウエイトを移し始めたといっていい。 <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Amazon.co.jp">Amazon.co.jp </a>の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%BE%E3%82%B9">ジェフ・ベゾス</a>は次のようなことを考えたのだ。</p>
<p><strong>アマゾンの戦略</strong></p>
<blockquote><p>ペゾスはネット上のたくさんの小売業者（リアルの小売業者が持つネット販売事業も含む）が、アマゾンのテクノロジー・インフラに寄生しなければ生きていけないような世界を作ることを思い描いた。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>具体的には、アマゾンは自らの生命線とも言うべき「アマゾンが取り扱っている厖大な商品データーのすべて」を、誰もが自由に使って小さなビジネスを起こせるよう、無償で公開することにしたのである。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822241912/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="アマゾン・ドット・コム" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/12/0069.jpg" alt="アマゾン・ドット・コム" width="240" height="240" align="right" /></a>もしかすると近い将来ニューヨーク・タイムズが API （<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Application_Programming_Interface">Application Programming Interface </a>）などを作り、多くの人々に利用できるような形で開放して、一気にあちらの世界での優位性を固める可能性はないとは言いがたい。いや、すでにそのようなことを模索しているのではないだろうか？</p>
<p><strong>ニュースアグリゲーター？</strong></p>
<blockquote><p>New York Times （ NYT) は，ニュースサイトとして公式の www.nytimes.com とは別に， &#8220;Blogrunner&#8221; と称するニュースアグリゲーター を運用している。 www.nytimes.com がニュースサイトの表玄関とすれば， Blogrunner は目立たない裏玄関のような存在かもしれない。</p>
<p>Blogrunner の歴史を振り返っておこう。 2003 年に生まれ， 2 年ほど前に NYT に買収されたニュースアグリゲーターである。 Techmeme や Google News と似通ったタイプのニュースサイトで，外部のニュースサイトやブログを定期的に巡回し，集めたニュース記事をカテゴリー別に分類 し表示している。</p>
<p>NYT の傘下に入ったこともあって， 2 年前からは <a href="http://nytimes.blogrunner.com/">The Annotated New York Times </a>と呼ばれるサービスも実験的に立ち上げている。 NYTimes.com の記事がブログなどでどのように取り上げられているかを知ることができるサイトだ。（<a href="http://zen.seesaa.net/article/103368476.html">&#8220;Blogrunner&#8221; が New York Times サイトの裏玄関に</a>）</p>
</blockquote>
<p><strong>日本とアメリカのブログの違い</strong></p>
<p>日本とアメリカのブログの違いはどんなところであろうか？</p>
<p>[quote1]</p>
<p>アメリカのブログが出始めたのが２００２年ごろ、その背景にはある事件が起こったことがきっかけになっている。２００１年に起こった<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6">アメリカ同時多発テロ事件</a>である。</p>
<p>IT 技術などが発達してきたタイミングもあり、人々が既存メディアだけの情報に頼ることなく独自に自分たちの意見や感想などをもう少し、ある人は専門性を含めて、ある人は自分のネットワークを通じて集めた情報を発する必要性？　があったことが大きな理由だと思う。</p>
<p>だから日本のような個人の日記形式のものはほとんどといっていいほどなく、発信している内容がもう少しジャーナリスティックなのだ。</p>
<blockquote><p>英語圏では、分野限定的だがこの問題が表面化しつつある。</p>
<p>ネット上の玉石混交問題さえ解決されれば、在野のトップクラスが情報を公開し、レベルの高い参加者がネット上で語り合った結果まとまってくる情報のほうが、権威サイドが用意する専門家（大学教授、新聞記者、評論家など）によって届けられる情報よりも質が高い。そんな予感を多くの人たちがもち始めた。（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/19/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-4/">ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その１ </a>）</p>
</blockquote>
<p><strong>ライブドアが広めた？</strong></p>
<p>では日本でブログが広まった背景、どうしてアメリカのそれと違う方向性で発展しているのか？　一つには元<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%89%E3%82%A2">ライブドア</a>の社長、 <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%80%E6%B1%9F%E8%B2%B4%E6%96%87">堀江貴文</a>氏が日本にブログを広めたという説がある。ライブドアがアメリカで広がっていたサービスを日本にも取り入れ、簡単に自分の日記をネット上で更新、発信することができますよ、と。</p>
<p>だから日本のブログは個人の日記形式のものが多く、内容がないといったら失礼になるけれど、特徴としては短文であることが多く、携帯電話からのアップロードが頻繁に行われていること、などがあげられよう。多くの人がそれなりにネットにコミットできる、しているというのはまぁ、それなりにいいことではあると思うんだけどね。</p>
<p><strong>新しい個人のポートフォリオ、ブログ</strong></p>
<blockquote><p>「自分がお金に変換できない情報やアイデアは、溜め込むよりも無料放出することで（無形の）大きな利益を得られる」ということに尽きると思う。」そしてその「溜め込むより無料放出」についてはさらにこう詳述される。</p>
<p>「まず個人にとってのオープンソースとかブログとは何か。それはポートフォリオであり、面接であり、己の能力と生き様がそのままプレゼンテーションの装置として機能する。記事を書き続けることで人との繋がりも生まれていく。転職活動をする場合、相手が読み手ならば自己へのコンセンサスがある状態から交渉を始めるアドバンテージを得られる。それだけのものを、金も人脈も後ろ盾のない人間が手に入れる唯一の手段が、情報の開示なのだと思う。」</p>
<p>情報は囲い込むべきものという発想に凝り固まった人には受容しにくい考え方であろう。しかし、長くブログを書き続けるという経験を持つ人たちにとっては、実感を伴って共感できる内容に違いない。ブログという舞台の上で知的成長の過程を公開することで、その人を取り巻く個と個の信頼関係が築かれていくのである。（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/21/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-2/">ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その３ </a>）</p>
</blockquote>
<p>でもねぇ、もうすこし大人というか、働き盛りのビジネスマンだったり、知識のある年配層とか、社会的に地位のある人が発言してこないと、次のような現象が日本では起こりにくい。</p>
<blockquote><p>ブログが社会現象として注目されるようになった理由は２つある。第１の理由は「量が質に転化した」ということだ。</p>
<p>ブログの面白さ・意義とは、世の中には途方もない数の「これまでは言葉を発してこなかった」面白い人たちがいて、その人たちがカジュアルに言葉を発する仕組みをついに持ったということである。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/12/0070.jpg" alt="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる" width="240" height="240" align="right" /></a>いろいろな職業に就いて、独自の情報ソースと解釈スキームを持って第 1 線で仕事をしている人々が「私もやってみよう」とカジュアルに情報を発信し始めれば、その内容は新鮮で面白いに違いない。ブログの総数が数万のときと数百万となった今とでは、質の高いブログのそろい方が全然違う。（ <a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/21/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-2/">ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その３ </a>）</p>
</blockquote>
<p>守秘義務、匿名性などわからなくもないけれど、日本も近い将来は少しずつだが量が質に変化していくと思う、というのは楽観的すぎるだろうか？</p>
<p><strong>業界が生き残るためにユーザーを意識する</strong></p>
<blockquote><p>この従来型トップページの右上に表示されている &#8220;Try Our EXTRA Home Page&#8221; をクリックすると，以下の Extra 版トップページに 切り替わる。 Extra 版ページも，従来型と同じ主要記事が掲載されている。この Extra 版ページが従来型と違うのは，各主要記事の下に外部リンク（赤の囲みの部分）が加わったことである。その主要記事の内容と関連性の高い外部記事への外部リンクが置かれているのである。同じニュースを扱っている外部の ニュース記事やブログ記事に，ワンクリックでアクセスできるのである。</p>
<p>この <a href="http://www.blogrunner.com/snapshot/D/4/1/unemployment_rises_to_67_as_533000_jobs_are_lost/">ページ </a>は，ニュースアグリゲーター Blogrunner のページである。実は Blogrunner が，関連ニュース記事の収集やフィルタリングを行っている。この Blogrunner は NYT により 2 年前に買収されている。 Blogrunner については， <a href="http://zen.seesaa.net/article/103368476.html">こちら </a>を参照してもらいたい。</p>
<p>NYT サイトのトップページから，競合する WSJ.com の記事などにダイレクトリンクが張られる時代になってきた。つまり，せっかく訪れてくれたお客さんを， 敵対するサイトに送り出してしまうこともあるのだ。いよいよ新聞社サイトも鎖国政策に終止符を打ち，本格的な開国に向かい始めた。供給者の思惑だけでユー ザーを囲い込んでいると，ユーザーが寄り付かなくなる。（<a href="http://zen.seesaa.net/article/110794178.html">NYT サイトの窓が大きく開かれた</a>）</p>
</blockquote>
<p><strong>英語圏へ本格的な移住</strong></p>
<p>これすごいよねぇ、日本で既存のニュースサイトやメディアの中で、関連性のある記事としてそのブログにリンクを貼り付けているサイトってあるだろうか？</p>
<p>ここが肝心なところで、例えば関連するニュースに同じようなニュースを記事にして発信しているリンクのブログをたどってみると、単純な日記的な内容であった、となったらリンクをたどる信用が増幅されていかないと思うんだよ。</p>
<p>だからもう少し日記的に個人の身の回りに起こったことを書いてもいいけど、すこしは社会的関心ごとに目を向けて、それぞれの意見というか、最終的には群衆の叡智となるような知的なマスができるように仕向ける内容の記事が書けるようになれば、それらの情報を共有できる国民は幸せだと思うんだけどなぁ。</p>
<p>ちょっと前に日本語が滅びる、という内容の記事がネットで話題になったけど、個人的にはこれからも日本語で、自分のサイトで書き続けると思う。と同時に来年からは英語でブログを始めようと準備を進めている。英語圏で２本の自分の足を使ってしっかりと立つことに決めた。</p>
<ul>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/24e707ffa42cb9da8fd0b58857c79e0b">日本語はすでに亡びている &#8211; 池田信夫 blog</a></li>
<li><a href="http://v.japan.cnet.com/blog/murakami/2008/12/08/entry_27018522/">mixi は日本で最も本音が言えないコミュニティになってきたのかもしれない</a></li>
<li><a href="http://www.defermat.com/journal/2008/000355.php">「ウェブ進化論」以後の絶望 | JOURNAL | FERMAT</a></li>
</ul>
<p><strong>ウィジェットを利用できる</strong></p>
<blockquote><p>予告通りに，ニューヨークタイムズのサイト（ NYTimes.com ）がウィジェットサービスを開始した。期待を裏切らない出来栄えだ。 NYTimes.com にアクセスしなくても， NYTimes の好みのトピック記事を，好みのオンラインページでチェックできる。</p>
<p>他の米国のウィジェットと同様，ブログだけではなくて， SNS （ Facebook や Myspace など），パーソナライズドページ（ iGoogle や Netvibes など），個人ホームページなどに自由に貼り付けられる。（<a href="http://zen.seesaa.net/article/111072412.html">素晴らしい NYT のウィジェット，選り取り見取りにカスタマイズ</a>）</p>
</blockquote>
<p>こんなかっこいいウィジェットならすぐに利用したい、ということで早速自分のサイトでも使ってみることにした。過去にいろいろな出来事をすっぱ抜いてきたニューヨーク・タイムズである。信用できるメディアのリンクというのは個人をエンパワーする上で強力な助っ人になる。</p>
<blockquote><p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412101507X/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ニューヨーク・タイムズ物語―紙面にみる多様性とバランス感覚" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/12/0071.jpg" alt="ニューヨーク・タイムズ物語―紙面にみる多様性とバランス感覚" width="240" height="240" align="right" /></a>ともかく NYTimes.com はこの 2 年あまりの間に， MyTimes ， TimesMachine ， <a href="http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/index.html">TimesTopics </a>， TimesExtra ， それに TimesWidgets などと，次々と新サービスを提供し続けてきた。その結果， NYTimes.com は紙媒体（新聞）を遥かに超える魅力ある ニュースメディアに育ってきた。</p>
<p>特に最近はブログの充実ぶりが驚くばかりである。ピュリツァー賞受賞記者でもブロガーに転身するくらいである。はっきり 言って，無料の NYTimes.com のほうが有料の NYT 紙より，優れているのではなかろうか。でも，オンラインシフトを加速化させたタイミングが，不運にも大不況と重なり，ＮＹＴにとって大きな誤算になってきた。</p>
</blockquote>
<p><strong>オンラインのほうが優れている？</strong></p>
<p>ネットでニューヨーク・タイムズの記事を追うようになり、久しぶりに実際の紙の媒体を購入してみると、そこには深夜に読んだ同じ記事が載っているだけで新鮮味はまったくなかった。</p>
<p>広告がやっぱり大きく目を惹くなぁ、と思っただけで、紙の媒体よりもネットのほうが遥かに便利だと感じたのはいうまでもない。</p>
<p>アメリカも日本の紙媒体と同じように苦労しているようであるが、積極的にネット世界へと移行を試みているニューヨーク・タイムズ には応援してあげたいような気持ちもあり、なくなってもらっては困る、と思っている人も案外多いのではないだろうか、と感じるのだがいかがだろうか？</p>
<p>今アメリカで起こっている <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%8D%B1%E6%A9%9F_%282007%E5%B9%B4-%29">世界金融危機 (2007 年 -) </a>始め、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC">ビッグスリー</a>の問題や来年からは本格的に実体経済が悪化するであろうことを予測すると、益々失業率は増えるであろうしそれに伴って犯罪も増えていくであろう。</p>
<p>[quote2]</p>
<p>しかし、僕は今回のアメリカ経済が低迷しているであろう時期にネットの世界がさらに充実してくると予想している。多くの時間を持て余すであろう人々は過去、経済の低迷期に自分のスキルアップのために MBA などを取得する時間を作り出していた。</p>
<p>今回の経済低迷期では人々はネットの世界にどっぷりと浸る可能性がある。それほどまでに英語圏のネット事情は充実してしまったし、これを機にイノベーションが加速する気分もあるのだ。</p>
<p>次にアメリカ経済が浮上してくるときにはネット世界から新しい何かが始まっているかもしれない。</p>
<img src="http://www.ebigbridge.com/?ak_action=api_record_view&id=585&type=feed" alt="" />]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>私塾のすすめ &#8211; 斉藤孝/梅田望夫</title>
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		<comments>http://www.ebigbridge.com/2008/11/16/%e7%a7%81%e5%a1%be%e3%81%ae%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81-%e6%96%89%e8%97%a4%e5%ad%9d%e6%a2%85%e7%94%b0%e6%9c%9b%e5%a4%ab/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 16 Nov 2008 05:48:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[Myself]]></category>
		<category><![CDATA[書籍 映画 - Review]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.ebigbridge.com/?p=638</guid>
		<description><![CDATA[梅田望夫氏の「ウェブ進化論」「フューチャリスト宣言」「ウェブ人間論（日本社会とアメリカ社会が個人に与える影響について）」「ウェブ時代　５つの定理」など数々のウェブ論を展開する本を読んできたけど、ここへ行き着いたのかぁ、と [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/11/0084.jpg" width="240" />
		</p><p>梅田望夫氏の「<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/19/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-4/" target="_blank">ウェブ進化論</a>」「<a href="http://www.ebigbridge.com/2007/07/15/%e3%83%95%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e5%ae%a3%e8%a8%80/">フューチャリスト宣言</a>」「ウェブ人間論（<a href="http://www.ebigbridge.com/2007/07/11/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%a8%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%8c%e5%80%8b%e4%ba%ba%e3%81%ab%e4%b8%8e%e3%81%88%e3%82%8b%e5%bd%b1%e9%9f%bf%e3%81%ab%e3%81%a4/" target="_blank">日本社会とアメリカ社会が個人に与える影響について</a>）」「<a href="http://www.ebigbridge.com/2008/04/22/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%ef%bc%95%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%ae%9a%e7%90%86-%e2%80%93-%e6%a2%85%e7%94%b0%e6%9c%9b%e5%a4%ab/">ウェブ時代　５つの定理</a>」など数々のウェブ論を展開する本を読んできたけど、ここへ行き着いたのかぁ、というのが読んだ後の感想。</p>
<p>テクノロジーの発展と共によく言われる個人がエンパワー（ empower ）できるようになったのだといわれても、果たしでどのようにして、何を活用して自分自身が如何に自分自身でいられるような便利なテクノロジーというものはなんぞや？　と多くの人々が実感としてもてなかったのではないだろうか？</p>
<p>要はそんなに硬く、難しく考える必要などないのだ。</p>
<p>能動的に自分のアンテナ、感受性にあったものを拾っていき、それに対して自らも情報発信していく、そうすることによって「類は友を呼ぶ」的に自ずと調和のあった人同士が集まるようになるだろうという自然の摂理にも似たような現象を実際に行動を起こして、そういうことが可能なんだよ、ということを広く広めようとしているようであり、僕自身、多くの大人の人が理解、行動に移してくれるといいなぁ、と思った。</p>
<blockquote><p>「レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか ?</p>
<p>本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。 」</p>
<p>尊敬する人物を人生の師匠として設定するのが好きであると同時に、情報発信の結果として自身も塾長的な存在になってしまうという点でも「私塾体質」という点が共通する二人のダイアログ。</p>
</blockquote>
<p><strong>自分をエンパワーしてくれるブログ</strong></p>
<p>[quote2]</p>
<p>ブログの利点というか、ブログを始めたほうがいいよ、という掛け声は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E9%96%93%E5%92%8C%E4%BB%A3">勝間和代</a>さんや<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E">茂木健一郎</a>氏の著書などからも読み取ることができる。</p>
<p>自分の内部に発生する変化としては、情報を咀嚼しながら自分の言葉として発することは脳にとっていいことなんだよ、とは茂木健一郎氏。</p>
<p>自分の外回りに発生していく、自分の力の範囲やコントロールでは収まりきらないような世界が広がるよ、と呼びかけるのが梅田望夫氏の共感してほしいところなのかもしれない。</p>
<blockquote><p>志向性が似通った人同士で活動したり、自分と志向性が似通った偉人をロールモデルとして自分の生き方を設計してことはこの上なく楽しいことだが、かつては、同じ学校の同じクラスの数十人の中から、または伝記などの書物の中から自分と志向性が合いそうな人を探すしか方法がなかった。</p>
<p>それが今ではネットを通じて無数の人の中から自分と合う人を見つけていくことができるし、ブログなどで自分から情報発信することで、自分と合いそうな人の方からコンタクトしてきてくれることさえある。</p>
</blockquote>
<p><strong>自分がまずポジティブであれ！</strong></p>
<p>ネットのすごさってその世界にある程度、自分自身をコミットさせないと体験できないと思う。ではどうすればいいのだろうか？　という答えをこの本が提供しているのだ、つまり自分自身のブログを開設する、自分自身の考え方をフランク（ frank ）に発していく、そうすることによって志向性を同じくした人が集まってくるから、そこから新たなポジティブエネルギーをばら撒いていく。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064257/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img title="私塾のすすめ ─ ここから創造が生まれる" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/11/0084.jpg" alt="私塾のすすめ ─ ここから創造が生まれる" width="240" height="240" align="right" /></a>私塾というようなコミュニティーなんて大げさな、と遠慮してしまう方もおられるだろう、そこは肩肘張らずに自分らしく、自分なりのコミュニティーを展開していけばいいのだ。</p>
<p>アメリカでよく言われる成功するにはポジティブな人に多く囲まれること、などというものがあるんだけど、やっぱり自分がポジティブになってそれらの雰囲気が発せられれば自然、ポジティブな人が集まってくるというのは意識的に行いたいもの。</p>
<p>そういうポジティブな空間がたくさんあつまれば、やがてそれが大きなマスの力を持つようになり、群集の叡智と呼ばれる仕組みを創造できさえすれば、人々が不確かな未来を進んでいくことに躊躇しなくなるという希望は、実現不可能な事柄であろうか？</p>
<p>僕はそうは思わない。</p>
<p><strong>日本人はもっと自信をもっていい</strong></p>
<p>日本人はもっと自信をもっていいと思うんだけどなぁ！</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<blockquote><p>そこに存在するのは、「時代の変化」への鈍感さ、これまでの慣習や価値観を信じる「迷いのなさ」、社会構造が大きく変化することへの想像力の欠如、「未来は創造し得る」という希望の対極にある現実前提の安定志向、昨日と今日と明日は同じだと決め付ける知的怠惰と無気力と諦め、若者に対する「出る杭はは打つ」的な接し方・・・といったものだけ。</p>
<p>これらの組み合わせがじつに強固な行動倫理となって多くの人々に定着し、現在の日本社会でまかり通る価値観を作り出している。</p>
<p>中略・・・</p>
<p>特に、大人たちが発する何気ない言葉の数々が、子供たち、若者たちの心を萎えさせ、悪影響を及ぼし、社会全体の活力をそいでいることを問題視しています。</p>
</blockquote>
<p>村上龍氏がかつて&#8221;自分は何から逃亡しているのだろう&#8221;と語っていたところがあって、曰く、自分は日本の様々なシステムから逃亡しているのだ！　というようなことを言っていたと思う。</p>
<p>自分の周り、自分が安泰ならば自ら変化を望むという姿勢はやっぱり生まれないだろうなぁ、ましてやそのような人が多くの日本社会を営む上での決定権となるようなポジションを占めているとしたら、変化を望むものにとっての日本社会とはイライラの対象となるのであろうことは想像に難しくない。</p>
<p>変化には痛みが伴うものであり、多くの人が戸惑い、もしかしたら多大なコストがかかってしまうかもしれないけれど、案外日本人というのは明治維新や第２次世界大戦後に味わった感覚のように、適応せざるを得ないならば、すっきりと受け入れてしまうのではなかろうか？</p>
<blockquote><p>ウェブ進化は、すべての人が、不特定多数に向けて自己を表現する可能性を拓いた。ブログはその初期の道具にすぎず、これからその機能はさらに進歩していきます。</p>
<p>ウェブは時空の制約を超えるから、どこに住んでいても、また教育を本業としていなくても、志さえ持てば、志向性を同じくする若者たちを集め、自分がこれまでの人生で学んできたことを伝え、良き刺激を与える役割を果たすことができる。</p>
<p>それによって、日本社会の「もやーっとした感じ「朦朧とした感じ」と戦い、現状を打破する起爆剤の一つになれる。多くの良き大人たちが自由にそんな私塾的活動をする未来に、私は期待したいと思っています。</p>
</blockquote>
<p><strong>知的に怠惰な大人たち</strong></p>
<p>大人がしっかりと社会を見つめ、自分なりの価値観なりを発していかないと、それに続く子供たちは何を見つめて、どのような対象を自分の心の中に暖めて、彼らなりに歩んでくのかの道しるべが見当たらないという環境を作り出してしまう。今の時代、これほどまでにストレスを抱え込んでいる子供たちはかつての日本社会には存在しなかったそうである。</p>
<p>外から見ている限り、日本の大部分の大人たちは知的に怠惰であると思う。忙しいのはわかる、しかし、静かに自分自身を見つめる、自分自身の内なる声と対話する時間を設け、決して自分自身ができる可能性を過小評価することなく、とりあえず、なんでもいいから始めてみるべきである。</p>
<p>[quote1]</p>
<p>自分自身の存在をポジティブに捉えて、ポジティブなエネルギーを発していくことの積み重ねが、日本社会を覆う閉塞感なるネガティブ感を払拭してくれるものと信じているのだが、いかがだろうか？</p>
<p>個人的には第３章の「ノー」と言われたくない日本人の箇所が面白かった。営業と聞いて、えー、と遠ざかってしまう人は日本人の中には多いのではないだろうか？</p>
<p>僕は営業のスキルはすべての人に必要なスキル、と信じていて、仮にすべての日本人が営業スキル、自分を売り込むというスキルや相手に共感するというスキルを身につけることができるのならば、日本社会を覆う閉塞感なるものもなくなってしまうと思うんだけどなぁ。</p>
<img src="http://www.ebigbridge.com/?ak_action=api_record_view&id=638&type=feed" alt="" />]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ウェブ時代の５つの定理 – 梅田望夫</title>
		<link>http://www.ebigbridge.com/2008/04/22/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%ef%bc%95%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%ae%9a%e7%90%86-%e2%80%93-%e6%a2%85%e7%94%b0%e6%9c%9b%e5%a4%ab/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=%25e3%2582%25a6%25e3%2582%25a7%25e3%2583%2596%25e6%2599%2582%25e4%25bb%25a3%25e3%2581%25ae%25ef%25bc%2595%25e3%2581%25a4%25e3%2581%25ae%25e5%25ae%259a%25e7%2590%2586-%25e2%2580%2593-%25e6%25a2%2585%25e7%2594%25b0%25e6%259c%259b%25e5%25a4%25ab</link>
		<comments>http://www.ebigbridge.com/2008/04/22/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%ef%bc%95%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%ae%9a%e7%90%86-%e2%80%93-%e6%a2%85%e7%94%b0%e6%9c%9b%e5%a4%ab/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 22 Apr 2008 18:08:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[Myself]]></category>
		<category><![CDATA[書籍 映画 - Review]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>

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		<description><![CDATA[第３のリンゴ エデンの園でイヴがかじったリンゴは、人類に「知の味」を教え、人類と世界の関係を決定的に変えてしまった。これが第１のリンゴ。 二つ目がニュートンのリンゴ。そして今アップルは、第３のリンゴ、すなわちパーソナル・ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/04/0174.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>第３のリンゴ</strong></p>
<blockquote><p>エデンの園でイヴがかじったリンゴは、人類に「知の味」を教え、人類と世界の関係を決定的に変えてしまった。これが第１のリンゴ。</p>
<p>二つ目がニュートンのリンゴ。そして今アップルは、第３のリンゴ、すなわちパーソナル・コンピューターを、私たちの机の上に置いたのである。それによって、文化の革命が起こる。　ジャン・ルイ・ガゼー</p>
<p>Eve’s was the first apple to provide man a taste of knowledge and thereby alter forever his relation to the world; Newton ’s was the second; and now, (…).</p>
<p>Apple Incorporated has placed on our desks a third: the personal computer. A cultural revolution is in its consequence. Jean-Louis Gassee</p>
</blockquote>
<p>この<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB_%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89">アップル</a>社のエピソードが一番印象に残った。なるほど、このような思想がバックグラウンドにきちんと規律されていれば、アップル社で働く従業員になんの迷いが生まれようか？　疑いようのないまっすぐな道を見つめ続けて、日々研鑽し、目標を確実に実現、人類に貢献できるという満足感は、相当な祝福感を個人に与えてくれるものだと想像する。</p>
<ul>
<li><a href="http://ascii.jp/elem/000/000/122/122843/" target="_blank">上場するなら金をくれ ── 中島 × 小飼 × 津田・鼎談（前編）</a></li>
<li><a href="http://ascii.jp/elem/000/000/123/123066/" target="_blank">個の時代がやって来る ── 中島 × 小飼 × 津田・鼎談（中編）</a></li>
<li><a href="http://ascii.jp/elem/000/000/123/123170/" target="_blank">搾取された 30 代が日本を変える ── 中島 × 小飼 × 津田・鼎談（後編）</a></li>
</ul>
<p><strong>カリスマ的な存在、スティーブ・ジョブズ</strong></p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<blockquote><p>iTunes が日本に上陸する直前の時期、米国のレコード会社の人間が、日本のレコード会社の社長をジョブズに会わせようとしなかったという話を聞いたことがあります。会うと絶対に説得されるから。</p>
<p>やっぱりカリスマなんですよ。結局、向こうのレコード会社の人間は全員説得されちゃいましたし、映画業界も「 iTunes Movie Rentals 」という彼らが飲みやすいスキームを提示することでほとんどのメジャーをパートナーにしてしまった。</p>
</blockquote>
<p>上に紹介した記事からの引用なんだけど、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96%E3%82%BA">スティーブ・ジョブズ</a>についてのあるエピソードが載っている。</p>
<p>生活者の主権を取り戻す、個がエンパワーされてより自分の好みに合った生活、人生を送ることが可能になるという期待はアップルが新しい商品を市場に出すたびに、消費者はわくわく感を持ってそれらを待ち受けるのだ。</p>
<p><strong>チームワークに必要な優秀な個</strong></p>
<blockquote><p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163700005/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/04/0174.jpg" alt="ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!" width="240" height="240" align="right" /></a>日本の場合、「チームワーク」という概念に、「優秀な個」という前提が自動的にビルトインされていないところが落とし穴だと思います。「チームワーク」といえば、「メンバーの痛みを理解できる」「困っている他のメンバーを助けてやる」といった相互扶助の概念と紙一重になります。ややもするとそれは、日本人特有の「群れたがり」「つるみたがり」への指向性とも重なってしまう。</p>
<p>第２定理の「チーム力」とは、「異分野のその道のプロ」が組むことで相乗効果をたたき出す「プロフェッショナルチーム」のことを意味します。</p>
</blockquote>
<p>これは日本のプロサッカーよりも日本のプロ野球の分野で、多くの活躍する選手を輩出している現象を観察してみるとよく理解できると思われる。</p>
<p>一流といわれるメジャーで活躍できている日本人選手は、一流といわれる欧州で活躍できている日本人サッカー選手よりも多いのはどうしてか？</p>
<p>日本人のサッカー、特に代表レベルにおいても、選手間に仲良しグループという文化をそのままピッチ上に持ち込んでしまうという欠点があるように思われる。だから<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E8%8B%B1%E5%AF%BF">中田英寿</a>選手のような特出した個が誕生すると、彼の場合のように浮いてしまうのだ。</p>
<p><strong>タフな技術者</strong></p>
<blockquote><p>情熱を持ったリーダー、タフな技術者、経験豊富なビジネスパーソン – まずはこの三位一体が最低限必要です。</p>
</blockquote>
<p>今の日本で一番必要なのは、タフな技術者だと思う。情熱を持ったリーダーや経験豊富なビジネスパーソンは経営やコミュニケーション、他にそれ専用の知識が必要だと思われ、ある一部のエリートのみが実行可能なように感じる。いわゆるコスモポリタンという人種を育てる必要があるのだ。</p>
<p>タフな技術者ならば、多くの日本人が様々な分野で適応していくことができると思うんだが、いかがであろうか？</p>
<p><strong>他者が絶対にやらないような組み合わせ</strong></p>
<p>[quote1]</p>
<blockquote><p>たとえどんなに小さな達成でも、他者が絶対にやらないような組み合わせを工夫することは、コモディティ化を避けるきわめて重要な考え方です。そしてそれは、「時代の大きな変わり目」をサバイバルするための要諦そのものです。</p>
<p>そういう方向での努力が、さまざまな偶然や幸運と結びつき大きな仕事になっていくとき、これまでに経験したことのないような「働く充実感」が味わえると思うのです。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://japan.cnet.com/column/rwweb/story/0,2000090739,20371705,00.htm" target="_blank">普通の人にソーシャルメディアに費やす時間はあるのか？</a></p>
<p>一週間に何時間、コミットすることができますか？　なんでもそうですけど、一工夫、一手間がその個人なりサービスや商品を際立たせるのです。</p>
<p>第 1 定理 アントレナーシップ<br />
 私を起業へと駆り立てた言葉 / 起業して成功するための条件とは ?/ 〃第三のリンゴ〃が私のアントレナーシップに火をつけた / 変化の予兆を感得せよ / ビジョナリーとの出会い / 失敗といっても「スポーツで負ける」くらいのこと / 最高の倫理観をもった者が社会を牽引する</p>
<p>第 2 定理 チーム力<br />
 人についての黄金則 / ベンチャー経営に必要な三要素 / リーダーシップは料理のレシピ本のようにはいかない / 好きな人と働くことが原動力 / 全員イエスでなけれ ば採用しない /A クラスの人は A クラスの人を連れてくる / 自分で動く、贅肉のないチームづくり / データで判断し、行動する</p>
<p>第 3 定理 技術屋の眼<br />
 技術者たちの反骨精神 ―― テクノロジーで権威と対抗する / 技術者はものを介して考える / 変化の節目で何に掛け金を置くか / テクノロジーで「百倍よくなる」未来を愛する /PC のアイコン、アップルの復活劇 / プロダクトを何で差別化するか / アントレプレナーはみなマイクロマネジャーだ / 変化を見抜く者が生き残る</p>
<p>第 4 定理 グーグリネス<br />
 グーグルの第一倫理 ―― 「邪悪であってはいけない」 / グーグル採用術 ―― 「グーグリネス」はあるか ?/ 一つのアルゴリズムで完璧な答えを返す / 世界中からグーグルに人材が集まる訳 / タイムマネージメントについて / みんなの合意が基本 ―― マネジメントの 3 つの黄金則 / 混沌さの中に組織のパワーは宿る</p>
<p>第 5 定理 大人の流儀<br />
 日本語圏独特の匿名文化 / 自分は何者なのか ―― フェイスブックの台頭 / 「パブリックな意識」がネット空間を進化させる / 人々の善性を信じよ / 世の中をよくしたい ? ウォールストリートを興奮させろ / 苦しいときこそ、大人が社会を鼓舞する / 若い人の流儀を尊重する / 愛するものを全うする /</p>
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		<title>フューチャリスト宣言</title>
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		<pubDate>Sun, 15 Jul 2007 07:14:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[Myself]]></category>
		<category><![CDATA[書籍 映画 - Review]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>
		<category><![CDATA[茂木健一郎]]></category>

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		<description><![CDATA[今回も楽しく読ませて頂きました。 梅田望夫氏がおっしゃっているように「ウェブ人間論」での 平野啓一郎氏と梅田望夫氏の関係が「フューチャリスト宣言」では梅田望夫氏と茂木健一郎氏のポジショニングになっていて面白かったです。  [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2007/07/0239.jpg" width="240" />
		</p><p>今回も楽しく読ませて頂きました。</p>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%9C%9B%E5%A4%AB">梅田望夫</a>氏がおっしゃっているように「ウェブ人間論」での <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E9%87%8E%E5%95%93%E4%B8%80%E9%83%8E">平野啓一郎</a>氏と梅田望夫氏の関係が「フューチャリスト宣言」では梅田望夫氏と<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E">茂木健一郎</a>氏のポジショニングになっていて面白かったです。</p>
<p>ネットの世界にデープ（ deep ）にはまっていない人にはちょっと内容がちんぷんかんぷんなところがあるかもしれませんが、もし自分がそのように感じているのならば貴方の位置は、これから社会が動き出そうとしているポイントよりもビハインド（ behind ）です。</p>
<p>それでも生きていくことはできるでしょうが、サバイバル、適者生存という視点から捉えるならば総合的にみて生き方に損をしている部分を多く感じることになるでしょう、やがて。</p>
<p>超近代的狩猟社会が早く訪れて欲しい。個人的にはそう思いました。</p>
<p><strong>私たち人間自身を信頼する</strong></p>
<blockquote><p>茂木：未来は予想するものではなく、作り出すものである。そして、未来に明るさを託すということは、すなわち、私たち人間自身を信頼するということである。</p>
</blockquote>
<p>この考えは日本の共同体を頼りに生きている人、生きてきた人には受け入れるのは無理でしょうね。もはや昔存在した共同体なんてないのに、一生懸命にその共同体みたいなものを作ろうとしている人たちもたくさんいるのが今の日本社会です。自民党なんか特にね、いや、日本の政治家はほとんど全部がそうかなぁ？</p>
<p>そういう共同体から勇気を持って出て、自分の能力と信念を武器に生きていくことでしか、私たち人間自身を信頼する、という概念は理解できないのではないか、という気がします。</p>
<p><strong>壊して新しいものを創造</strong></p>
<blockquote><p>梅田：ところがインターネットが出てきた瞬間に、インターネットの性質というのは極めて破壊的、アナーキーなので、そこに踏み込めなくなった。「なぜ日本の家電メーカーがインターネットに踏み込めなかったか」という原因は、すべてそこにあるんですよ。</p>
<p>何かをやろうとすると、必ずいまの社会を支えている仕組みに触るから、そこで最後まで行ってやろうという狂気が生まれない。アマゾンや e ベイだったら、小売・流通の仕組みが壊れるとか。ユーチューブだったらメディアが壊れるとか。</p>
<p>壊して何かをやろう、あるいは壊して新しいものを創造しようということとインターネットの性質はイコールなんです。</p>
</blockquote>
<p><img style="margin: 10px;" title="梅田望夫" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2007/07/PICT0132-237x300.jpg" alt="梅田望夫" width="237" height="300" align="right" />なるほど、このような仕組みがあるから日本発の世界仕様が生まれないわけだ。逆に言えばその枠内だったら安心して日本人は全力を出すことができる。</p>
<p>会社が守ってくれるし、もっと大きく言えば日本政府が守ってくれる。でもその裏で必ず得をしている人たちがいるわけで、それが既得権益集団というものの存在を許す土壌を作り上げた結果になったのだと思う。</p>
<p><strong>ネット側とリアル側</strong></p>
<blockquote><p>梅田：だけどネット側でものすごく効率のいい生き方をすると、そっちを早く切り上げて、リアル側で過ごす時間が長くなるというのも事実なんですよ。</p>
</blockquote>
<p>こういう感覚が理解できる人。まだまだ少数だろうなぁ。こういう感覚を理解できる人、実際に行動している人がマジョリティーにならないと日本は変わらない。</p>
<p>人の目を気にする日本人だから、ちょっとした少数がこのような感覚で生きていて、そちらのほうのアドバンテージをマジョリティーが理解し始めた時、日本社会特有のブームという形で広まるかもしれない。</p>
<p>そしてそのブームがたとえ一過性の短期間のものであっても構わない。必ずその集団の中にそのような生き方のメリットに気づいて、ちゃんと続けていく個人が生まれているから。</p>
<p>その数は最初は少数だが、必ずマジョリティーになるというか日本人の新しい生き方として支持されるであろうから。</p>
<p><strong>どういう志向性を持てるか</strong></p>
<p>[quote2]</p>
<blockquote><p>茂木：「連想記憶」、つまり、あるものを思い出すときにそこから連想して別のものまで思い出すということがありますよね。クエスチョン＆アンサー方式に空白部分の穴埋めをして正解を出すというタイプの記憶力でななくて、チェーン・リアクション的に、ネットワーク的に記憶を展開していく能力がこれから大事になっていくと思うんです。連想力です。</p>
<p>茂木：結局、サーチ・アンド・チョイスのチョイスの場面で、どういう志向性を持てるか、ということが大事だという気がするんですね。そこにおける選択肢が「可能無限」になるのだから。梅田さんが休みの日に何をネット上で調べるかには、無限の自由がありますよね。何を志向できるか、自分の人生をこれからどういう方向に向けていくかというビジョン。それを誤ると大変なことになる。</p>
<p>梅田：無限からのチョイスということですね。</p>
<p>茂木：そこにその人らしさが一番表れる。だって、ネットでどこのドメインを見ているかというのは、人によって全然違うじゃないですか。テレビを見るのとは全く違った自由度がある。その体験は自分を作り上げていく上でも重大なことだと思います。</p>
<p>志向性というのは自分の経験の蓄積から決まってくるので、どういう志向性を自分の中で立ち上げられるのかは、そこにどう記憶を生かすことができるかということが一つのポイントになると思います。</p>
</blockquote>
<p><img style="margin: 10px;" title="茂木健一郎" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2007/07/PICT0133-300x100.jpg" alt="茂木健一郎" width="300" height="100" align="right" />これは実はすごーーーい指摘なんだよね。</p>
<p>知的に怠惰な人はこれからは生きていけない、と<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%89%8D%E7%A0%94%E4%B8%80">大前研一</a>氏も言っているとおり、自分から能動的に自分に有利な情報を選別してとり入れ、それを生かしていかないと後できっとあぁ、こんな選択肢もあったのか、こういうサービスもあったのか、というように後悔するから。</p>
<p>国、政府、会社、学校、親が準備してくれるもの、与えてくれるものを、他の選択肢を探すことなく楽して受け入れてきた人は、きっと狭い範囲の世間しかしらない視野の狭い人間に育ってしまうのではないか？</p>
<p><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/10/news100.html" target="_blank">ネット利用の小学生、 7 割が「宿題ネットで調べる」</a>という記事があったが、別にいいではないか？　きっとその調べる範囲にも個人差がでてくるから。日本語圏内でしか調べられない人、英語圏内でもリサーチできる人とでは情報を選択する範囲が比べ物にならないぐらい違ってくる。</p>
<p>人から聞いてもいいであろう。そのときにネット上でも狭い範囲でしか聞く人がいない人と、それこそ世界中の人から自分の獲たい情報を得るためのネットワークを持っている人とではフィードバックの質が違ってくるのは当然である。</p>
<p>きっと小学生でもすごい奴が当たり前のように存在する時代がもうすぐ来る。先生よりも知っている、という生徒の数がクラスの過半数を超えたとき、その先生は何を子供たちに教えればよいのだろう？　そしてそれらのネットで生きていく術を身に付けている（知識武装している）子供たちの次のステップはどういうものが理想なのだろうか？</p>
<p><strong>個人の信用はネットで保証すれば良い</strong></p>
<blockquote><p>茂木：昔であれば、たとえば梅田さんがコンサルティング会社にいるなら、その組織をバックにものを書いていた。どこどこ会社の誰々です、と説明して初めて個人として信用してもらえる。ところがいまはＵＲＬ、ブログがあればいい。</p>
<p>ネット上のプレゼンスがその個人を支えるインフラ。それを見てもらえればどういう人かわかるから。僕はいろいろな人に「これからは、個人の信用はネットで保証すれば良い。誰が最初にそれに気づくか。それに気づいた人がこれからは輝くよ」と言っています。つまり、ある組織に所属するということで完結している人は、これからは輝かない。</p>
<p>梅田：同感、１００％同感（笑）。</p>
<p>茂木：個人が組織に所属しているという考えはもう古い。勤務規定とかがあるとして、人事の人たちの顔をつぶしてはいけないから、積極的に反逆することはしないほうがいい。でもそんなことで自分の行為をがんじがらめに縛ったら、これからネット時代に輝けない。</p>
<p>組織と個人の関係を皆がうまくやらなければ日本は活性化しない。組織が大事だというならば、シリコンバレーとは違う、日本的な表現があっても良いのです。七割は会社なんだけど三割は個人、そんな考え方もリアルだと僕は思っている。</p>
<p>梅田：リアルとウェブの二つの別世界を創造的に行ったり来たりする生き方にも通じる考え方ですね。</p>
</blockquote>
<p>[quote1]</p>
<p>これは大部分の人が苦手だろうな？</p>
<p>アウトプットするにはインプットをしていないとできないわけで、テレビばかり見ている人とか読書を全くしない人、活字を消化していない人、ビジュアルでもいいから自分の５感に刺激を与えている行動を自分の生活に取り入れていない人はブログとかを利用して自分から能動的に情報を発信することは苦痛だろう。というかそもそもブログとかの必要性も考えないだろうし。</p>
<p>このようなスタイルは自分の意志で積極的に成し遂げていかないとダメな選択肢であるから、新しい社会に適応するぞー、という意志のないひとにはそのメリットさえ理解されないであろう。</p>
<p><strong>怒りの原因を解消</strong></p>
<blockquote><p>梅田：テクノロジーはどんどん怒りの原因を解消させてくれる方向に進化する。もしそう進まないなら、誰かがそれを阻んでいるからです。阻むのは、既得権を持った人たちが人為的にやっている場合が多い。</p>
<p>わざと新しいインフラを敷かないとか、昔できた著作権法の問題とか、そういうところに今度は怒りが向いていく。そんな大きな流れに沿ってビジョンをドーンと出していくのが、たとえばジョブズのような人なんですね。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063617/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="フューチャリスト宣言" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2007/07/0239.jpg" alt="0239" width="240" height="240" align="right" /></a>たとえば日本の政治に対して怒りをもっているのならば、その怒りは日本の政府を変えることができるだろうか？　つまりこの議論でいうところのテクノロジーが日本の政治を変える力になりうるのか？</p>
<p>年金問題とか、またかよぉー、ということで曖昧に終わることなく、それらの欠点が直ちに解消されるような政治システムが構築されるのであろうか？</p>
<p>今回の参議院選挙の争点は年金問題らしいが、こんなことをぐずぐずやっているようでは日本の政治はまだ１９世紀のままだ、と思われても仕方がないか。一番危険なのは多くの人があきらめの感情をもったまま（どうせ何もかわらないだろう、というような）、現状をいつの間にか受け入れてしまう社会の流れではないだろうか？</p>
<p>声を大にして社会にアピールしても今の日本、様々な方向から攻撃を受け、いつの間にかつぶされてしまう。その攻撃で一番力を持っているのは日本のマスメディアなんだけど、この集団の中から肯定的にアクションを起こしてくれる流れが起きないかぎり、だれもつぶされるとわかっている戦場へわざわざこちらから傷つけられに出向くことはないであろう。</p>
<p><strong>偶有性をどう受け入れるか</strong></p>
<blockquote><p>茂木：人間の成長を分ける大きな文水嶺は、偶有性をどう受け入れるかということだと思うんです。成長する能力のある人というのは、自分にとって痛いこと、つらいこともきちんと受け入れて、それを乗り越えていける人だと思うんですよ。ネットってまったく無制約にいろいろなものが入ってくる場だから、、偶有性に身をさらす上で、これ以上の場はない。ふつうのマスメディアだと何重にも守られていますから。</p>
<p>梅田：ブログを書くのは、修行みたいな感じですよね。</p>
</blockquote>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>日本人はネガティブな人が多いからね。そんな環境で我慢しているよりも思い切って外に出てしまう、外の環境と自分が繋がるように仕向ける、ということができれば狭い範囲でのバッシングも耐えることができるのではないだろうか？</p>
<p>広い世界に繋がっていれば、狭い日本でのバッシングなどスルーできるんじゃないかなぁ？　<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%A2%E3%83%B3">ホリエモン</a>（死語かなぁ？）ももっと外の世界と繋がっていたらよかったのにねぇ。Google でもアップル社でもいいし、インドや中国のテクノロジーに強い集団と仲良しとか、東欧、ロシア、ブラジルのテクノロジーの集団とも仲良しだとかね。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EBay">EBay </a>でも <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/PayPal">PayPal </a>でもセールスフォース・ドットコムでも <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Skype">Skype </a>でもいいからまだ小さかった時に提携を組んでいればよかったんだ。</p>
<p>そうやって外と繋がっていれば回りからヨイショされて政治家になるなんてアホな行動に走らなかっただろうし、冷静に客観的に自分のポジションを見極めることができたのでは？</p>
<p>ホリエモンの話はやめようね。知的に興奮できる本です。</p>
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		<title>ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その４</title>
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		<pubDate>Sat, 22 Jul 2006 17:05:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[Myself]]></category>
		<category><![CDATA[書籍 映画 - Review]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>

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		<description><![CDATA[飛び級は当たり前に 将棋の羽生善治氏の「学習の高速道路論とその先の大渋滞」を読んでいて、ある直感がひらめいた。これからはできる子供の飛び級は当たり前になる、ということ。 どういうことかというと、インターネットのお陰である [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/0070.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>飛び級は当たり前に</strong></p>
<p>将棋の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E7%94%9F%E5%96%84%E6%B2%BB">羽生善治</a>氏の「学習の高速道路論とその先の大渋滞」を読んでいて、ある直感がひらめいた。これからはできる子供の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E3%81%B3%E7%B4%9A">飛び級</a>は当たり前になる、ということ。</p>
<p>どういうことかというと、インターネットのお陰である程度の技術を身につけることが昔に比べとても簡単になったということらしい。</p>
<p>将棋でいうならば、基本的な将棋が強くなるための必要な情報から、定跡研究成果、棋譜データーベース、終盤のパターン化や計算方法の考え方といった情報が、わずかなコストで誰でも共有できるようになったことが上げられる。</p>
<p>つまり、将棋の知識に関することならば、本人が能動的に必要と思われる情報はそれこそ可能な限り手に入ることを意味しており、そこで自分が知識に対して怠惰な姿勢で臨むのであれば、自分自身が惨めな結果を受け入れることに繋がる。</p>
<p>そしてなおかつ、将棋においては強敵との実践の場が一年中オープンな形で提供されている。アマチュアの強豪からプロの多くも匿名で参加しているらしく、自分さえその気になれば一気に実力を付ける場が提供されているのである。</p>
<p>どのぐらい強くなるのであろう？　羽生善治氏曰く、アマチュアならほぼ最高峰の強さ、プロの一歩手前というレベルらしい。</p>
<p>将棋のほかにも自分で独学ができる分野はたくさんある。コンピューターの一般的知識から、プログラミングの知識。語学はどうだろう？　英語や中国語などはやろうと思えばいくらでも手段はある。</p>
<p>先の飛び級の話だが、仮にある子供が幼い時期から自分の興味のある分野、例えば物理、天体、コンピューター、数学、科学、社会学、歴史、生物、英語、中国語、スペイン語、フランス語、工学などもっとたくさんの科目が考えられるが、それらの分野の知識を自分さえその気になればいくらでもその知識を得ることができる。</p>
<p>日本の義務教育が提供する英語授業に終始する必要はない。プログラミングや高等数学などは大学まで待つ必要はない。自分さえその気になれば学校の先生よりも深い知識が身につくことは容易になる。</p>
<p>学校の先生の淘汰がはじまる。創造性のない授業を提供している先生はより自分の専門性を高めるか、人間的な部分で補うかをしていかないと今に一人から数人のプロフェッショナルの教師、講師のところにすべての授業が流れてしまうだろう。</p>
<p><strong>高速道路先の大渋滞</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/0070.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>さて、もう一つの課題。その先にある大渋滞とはどういう意味か？　知識をつけるための高速道路を走ってきた子供達のその多くは、その先にある大渋滞で躓くらしい。</p>
<p>将棋を例に取ればそこまでたどり着いた子供同士での競争になり、そこからさらに一歩抜け出すのに苦労する子供達が大勢いる。さらに自分の後ろからたくさんの若い連中が自分が通ったのと同じ高速道路を駆け抜けてくる。</p>
<p>そこから抜け出してプロになるためには何が必要なのであろうか？　それは徹底的に考えることだと思う。徹底的に考えることはつまり、考え抜くことに繋がる。</p>
<p>多くの子供達は考えるという思考プロセスに入る。しかし、徹底的に考えて、考え抜いた自分なりの答えを見つけ出したものが、その大渋滞から抜け出すことができるのだと思う。</p>
<p><strong>学校の飛び級での課題</strong></p>
<p>とんとんで来てしまった子供達は必ず一回はカベにぶつかる。そこが将棋界などの世界で説明した大渋滞の部分なのだろうが、そこをどのようにして切り抜けるか？　周りのサポートや両親や友達との触れ合いから学ぶこともあるだろう。しかし、そこで自分なりに自分の考えを実行できるものだけが、その先もぐーんと延びる資質を自分に植え付けられるかどうかの分かれ目になると思われる。</p>
<p>大学まで一気に来てしまったとしたら、すこし自分にスペースを与えて世界を見て回っても良い。ボランティアに参加したり、親の手伝いをしたりしてもよい。自分で考えさせる。あせる必要はない。</p>
<p><strong>教育のあり方が変わる</strong></p>
<p>社会の上の層ばかりが、この恩恵を授かるようであってはならない。中間層から下層レベルの人たちまで、ある程度の扉は開かれるべきである。もしかしたらできるかもしれない。この希望が特に中間層から下層レベルの人たちには必要なのだ。そこで自らを放棄している人たちには政府が最低限の生活の保証だけをしてあげる。天は自ら助くる者を助く。</p>
<p><strong>日本の少年少女たち</strong></p>
<blockquote><p>日本の少年少女たちは今、世界中で最も進んだ IT インフラの中で日々呼吸している。物心ついたときから、インターネットや携帯電話の存在を空気のように感じて育った彼ら彼女らはこれからどんなことに感動し、その感動をもとに何を創造してくれるだろうか。２０１０年代に、グーグルを凌駕するコンセプトと新技術を引っさげたベンチャーが、日本から、今の中学生たちから生まれる可能性は、歴史から考えても十分に「あり得る未来」なのである。</p>
</blockquote>
<p>携帯からインターネットへの接続は日本はものすごくアメリカよりも先を行っている。アメリカの携帯などの接続環境はやっと危機感も持ち始めたところで、まだまだ時間がかかると思われる。しかし、一旦インフラが世界レベルに達した時にそこを流れるコンテンツは一気に加速するであろう。</p>
<p>ここがアメリカの凄いところ。イノベーションがイノベーションを呼び、人々の生活スタイルが一気に変わる可能性を秘めている。僕個人としてはやっと携帯から <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Skype">Skype </a>ができるであろうと思われる期待が嬉しい。</p>
<p><strong>グローバルに活躍する日本人</strong></p>
<blockquote><p>「転職によるいい意味での人生の急展開」、「新しい場での新しい出会いがもたらす全く新しいオポチュニティーの到来」、「組織に依存しない個人を単位としたネットワークがフル活動することの強靭さ」、「いつ失職するかわからない緊張感の中で、常に個としてのスキルを磨き自分を客観的に凝視し続ける姿勢が、いかに個を強くするか」、といった新しいキャリア・パラダイムについて、日本のエスタブリッシュメント層の人々は、頭では理解できても、経験に裏打ちされた想像力が全く働かないのだ。</p>
</blockquote>
<p>世界と繋がれるように個々人が知識武装する。これができれば世界のどこに住んでいようとその個人は生き延びることができる。日本のエスタブリッシュメントが主流ではない。しかし世界と繋がることのできない個人は日本のエスタブリッシュメントの犠牲になる可能性がある。語学は自分の視野を広げてくれるが、サバイバルの手段の選択肢も大きく広がることも意味している。</p>
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		<title>ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その３</title>
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		<pubDate>Fri, 21 Jul 2006 17:18:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[Myself]]></category>
		<category><![CDATA[書籍 映画 - Review]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>

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		<description><![CDATA[はてな？ この著者の梅田望夫氏の ブログ「 My Life Between Silicon Valley and Japan 」 は毎回梅田望夫氏がアップするたびにチェックさせて頂いているが、その内容はいつも新鮮で面白い [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/00701.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>はてな？</strong></p>
<p>この著者の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%85%E7%94%B0%E6%9C%9B%E5%A4%AB">梅田望夫</a>氏の <a href="http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/">ブログ「 My Life Between Silicon Valley and Japan 」 </a>は毎回梅田望夫氏がアップするたびにチェックさせて頂いているが、その内容はいつも新鮮で面白い。</p>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC">シリコンバレー</a>で活躍するコンサルタントだが、２つほど注目している梅田望夫氏の活動がある。</p>
<p>まずは「（株）<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA_%28%E4%BC%81%E6%A5%AD%29">はてな</a>」の取締役（非常勤）である。はてなの噂はなんとなく知っていたが、自分が積極的にその会社が提供するサービスに絡んでいくことはなかった。しかし、この本を読んで著者のファンになり、この著者が思い入れる「 はてな 」？とはどんな会社なのだろうか？　と思いとりあえず参加することにした。</p>
<p><strong>創業者兼社長の近藤淳也</strong></p>
<p>「 はてな 」の創業者兼社長の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%97%A4%E6%B7%B3%E4%B9%9F">近藤淳也</a>氏はつい先日日本にある会社を部下に任せることにして、自ら渡米する行動に出た人である。彼の経歴が面白い。京都大学理学部物理学科出身の彼は、独学でインターネットとプログラミングを勉強したらしい。</p>
<p>会社の雰囲気も近藤淳也氏曰くちょっと普通とは違うらしい。参加する人全員が立ってする会議のほか朝の会議は英語でするなど、なかなかユニークというかエスタブリッシュメントのおじさんたちにはわかるまい。</p>
<p>その近藤淳也氏が梅田望夫氏の下、シリコンバレーを訪れたのである。訪れたというより２，３年は帰るつもりはないという。たいした人物である。社長としては日本に残してきた自分の会社が気がかりであろう。しかし、そこまでする決意の裏には近藤淳也氏が抱いていると思われる危機感を感じることができる。</p>
<p>タイミング的にもわかる気がする。日本は IT 関係のインフラは多分わからないだろうと思うが、世界一である。しかしその中身は？　そこを通るコンテンツに日本から来た IT 関係者はアメリカのそれを見て、驚くという。ここに危機感を近藤淳也氏は持ったのだろう。これから５年、１０年と時がたったときに、 IT 環境はまたさらにがらりと変わる。</p>
<p>世の中にはことを起こす人が１割ぐらいいて、何が起こっているのか気がついているひとがまた１割ぐらいいて、あとの８割の人間はことが起こったあとにその変化に気がつく、というのがほとんどではないだろうか？</p>
<p><strong>日本人１万人・シリコンバレー移住計画</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/00701.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>近藤淳也氏はその先頭に立っていたいのだとおもう。そしてこの近藤淳也氏のような若い人材をシリコンバレーに移住させてしまえ、という計画を梅田望夫氏は抱いている。</p>
<p>「日本人１万人・シリコンバレー移住計画」という非営利プロジェクトを実際にたちあげ、それが後の「 Japanese Technology Professionals Association(JTPA 」という非営利組織に発達する。</p>
<p>シリコンバレーに日本人プロフェッショナルのコミュニティーを作ることと、日本に住む若者が「シリコンバレーを目指す」のを支援すること、を NPO 活動の２つの柱に。</p>
<p>世の中は動いている。世の中は激しく変化している。その激動する世の中に自ら積極的に関わっていかないと、これからの厳しい社会、生き残ることはできない。このことに多くの日本人は本当に気付いているのであろうか？</p>
<p><strong>ブログの面白さ・意義</strong></p>
<blockquote><p>ブログが社会現象として注目されるようになった理由は２つある。第１の理由は「量が質に転化した」ということだ。</p>
<p>ブログの面白さ・意義とは、世の中には途方もない数の「これまでは言葉を発してこなかった」面白い人たちがいて、その人たちがカジュアルに言葉を発する仕組みをついに持ったということである。</p>
<p>いろいろな職業に就いて、独自の情報ソースと解釈スキームを持って第 1 線で仕事をしている人々が「私もやってみよう」とカジュアルに情報を発信し始めれば、その内容は新鮮で面白いに違いない。ブログの総数が数万のときと数百万となった今とでは、質の高いブログのそろい方が全然違う。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%A2%E3%83%B3">ホリエモン</a>のブログの人気が高かったことを思えば、世の社長さんはいい意味でのマーケティングとして利用する価値はある。インターネットを使い始めた１９９７年頃、ブログのようなサービスを一般の人が持つことができることなど想像できなかった。人はやっと小さいながらも第５の権力を得たといえよう。</p>
<p><strong>成り行きでそうなった「ほんのわずか」</strong></p>
<blockquote><p>逆に言えば、これまでモノを書いて情報を発信してきた人たちが、いかに「ほんのわずか」であったかということに改めて気づく。そしてその「ほんのわずか」な存在とは、決して選ばれた「ほんのわずか」なのではなく、むしろ成り行きでそうなった「ほんのわずか」なのだ。</p>
</blockquote>
<p>ニュースなどのマスコミが発する情報を見たり聞いたりしていて、この人は勉強していないなぁと思うことはないだろうか？　なんでこんな奴が情報を発信しているんだ、というようなレベルの人はこれから淘汰されていくに違いない。まずはインタビューで当たり前の質問をできないような記者は消えていくであろう。</p>
<p><strong>書けばきっと誰かにメッセージが届く</strong></p>
<blockquote><p>そしてブログが社会現象化した第２の理由とは、ネット上のコンテンツの本質とも言うべきこの玉石混交問題を解決する糸口が、 IT の成熟によってもたらされつつあるという予感なのである。</p>
<p>この本質的問題が解決されるなら、潜在的書き手の意識も「書いてもどうせ誰の目にも触れないだろう」から「書けばきっと誰かにメッセージが届くはず」に変わる。そんな意識の変化がさらにブログの増殖をもたらす好循環を生み出している。</p>
<p>ではその原因となる IT の成熟とは何か。一つはグーグルによって達成された検索エンジンの圧倒的進歩。もう一つはブログの周辺で生まれた自動編集技術である。</p>
</blockquote>
<p>[quote1]</p>
<p>その届く範囲がインターネットの世界だと物理的な地理は関係ない。すごいなぁ、と思うのはインターネットが出現する前では、絶対に知り合うことがなかったような人に自分のメッセージが届くことではないだろうか？</p>
<p>日本語だけだと、まぁだいたいは日本人がそのメッセージの届く範囲だろうが、これが英語となるととてつもない可能性を秘めている。届くであろう可能性のパイがその日本語圏のものに比べるとものすごく大きいからだ。</p>
<p><strong>自動編集技術</strong></p>
<blockquote><p>加えてブログ周辺には、グーグルほどスケールの大きなイノベーションではないものの、気に入ったブログの更新をウォッチする仕組み、ブログの個別の書き込みに対して読み手が意見や感想を書く仕組み、書き手と書き手のつながりが次々と発展していく仕組み、読み手の関心領域に近いブログを新たに発見する仕組みなど、広義の自動編集技術が日々進化を続けている。</p>
</blockquote>
<p>これはコメント機能や<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF">トラックバック</a>機能のことであろう。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/RSS">RSS</a>や<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC">フィードリーダー</a>を活用しているだろうか？　情報を集めるのに、こんなに便利なツールはない。</p>
<p><strong>総表現社会</strong></p>
<blockquote><p>文章、写真、語り、音楽、絵画、映像・・・。私たち一人一人にとっての表現行為の可能性はこんな順序で広がっていく。それが総表現社会である。ブログとは、そんな未来への序章を示すものである。</p>
<p>チープ革命の恩恵で表現行為と発信行為のコスト的敷居がこれほど低くなる前は、表現した何かを広く多くの人々に届けるという行為は、ほんのわずかな人に許された特権だった。</p>
</blockquote>
<p>今はテキストのブログが中心だが、必ず映像コンテンツのブログが発達してくるのは想像に難しくない。</p>
<p><strong>メディアは淘汰されるべき</strong></p>
<blockquote><p>メディアの権威側や、権威に認められて表現者としての即得権を持った人たちの危機感は鋭敏である。ブログ世界を垣間見て「次の 10 年」に思いを馳せれば、この権威の構造が崩れる予感に満ちている。</p>
</blockquote>
<p>メディアは淘汰されるべきだ。くだらない雑誌からテレビのコンテンツにいたるまで、国民に与える知への影響力はすさまじい。特にテレビだが、ある特定した視聴者に向けての低俗な番組はなくなっていくであろう。そんなものを見ている暇があったら自分に投資していかないと、どんどん時代から取り残されていくであろう危機感が、今後はもっと深刻なものになる。</p>
<p><strong>チープ革命は進展していく</strong></p>
<blockquote><p>総表現社会 = チープ革命 x 検索エンジン x 自動秩序形成システム、という方程式で、ブログと総表現社会の今後を考えてみたいと思う。まず放っておいても「ムーアの法則」によってチープ革命は進展していく。</p>
<p>よって年々、表現者にとっての敷居は下がっていく。表現する為のありとあらゆる道具が、ほぼ無料で次々と揃う。母集団が増えていく為にはこの第１項が必須だが、何も心配はいらない。時が経つだけで、自然に良くなっていく。</p>
</blockquote>
<p>ハードウェアは本当に安くなったがまだまだこの先も安くなるであろう。しかし、僕が本当に期待しているのは通信コストである。世界中、どこにいても通信コストが無料になった場合、人々はもっと活発にコミュニケーションをとるようになるのであろうか？　仕事のやり方が変わるであろう。</p>
<p><strong>能動的なメディア</strong></p>
<blockquote><p>問題は方程式右辺の第２項と第３項である。玉石混交問題解決における第１のブレークスルーは検索エンジンであった。検索エンジンによってネット上の知の世界が整理されたため、私たちが何かを知りたいと思ったとき、まず検索エンジンに向かうというライフスタイルは広く定着した。</p>
<p>それによって、深い関心を共有する書き手と読み手が、検索エンジンに入力された「言葉の組み合わせ」を通して出会うことまでは可能になった。しかし考えてみれば、検索エンジンというのは、実に能動的なメディアである。問題意識、目的意識が明確な人はいい。このことについて知りたい。あのことについて調べたい。そういう欲求がある人にとっては素晴らしい道具だ。</p>
</blockquote>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>アメリカではテストでカンニングを認め始めた学校がでてきた。当たり前である。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Google">Google </a>を使えばなんでも調べられる。そんなことよりもその過程が大事なのであろう。答えにたどり着くまでにどのような思考を展開したのかこちらのほうが重要になってきている。</p>
<p>日本の教育システムが変わるのはいつのことだろうか？　いや、政府を当てにしてはいけない。賢い人たちは、すでに危機感をもって自ら動いているはずだ。他人を当てにしてじっと待っている人は、時代から置いていかれる。</p>
<p><strong>メディアの本質は受動性にある</strong></p>
<blockquote><p>しかしテレビでも新聞でも雑誌でも、メディアの本質は受動性にある。こちらから何も働きかけなくても、面白いもの、知っておかなければならない大切なこと、役に立つ旬な話題などが、親切にもどんどん提供されるのがメディアである。それでこそ、人口全体を対象としたビッグビジネスになるわけだ。</p>
</blockquote>
<p>この受動性に大半の知識吸収を任せてしまうと、自分で考えるという行為が苦痛になる。情報を受身に任せて届けられるものを吸収しているだけだと、脳みそを使わないので楽だ。だが、これからの時代、自分が能動的になって自分が必要と思われる情報を適格に処理して自分のものにしていかないと、長い期間で見た場合、大きな差となって現れてくるであろう。</p>
<p>受身で育った日本人は自分で考えることが苦手だ。新生サッカー日本代表の監督になった<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%A0">イビチャ・オシム</a>氏のメッセージは自分で考えろ。でも本当の意味は考えて実行することだと思う。</p>
<p>考えるのだったら夢想もそうだし、空想に陥りやすい。そこから考え抜く力につなげなければ。問題が目の前にあって、あぁーどうしよう。これも考えているうちに入るであろう。しかし、その問題を解決するためには考え抜く力が必要である。考え抜いてそれを実践する。オシム氏のメッセージはここまでの意味合いを含んでいるのだ。</p>
<p><strong>表現者が「飯を食う」すべ</strong></p>
<blockquote><p>先進国の表現者が「飯を食う」すべは、相変わらず即存メディアに依存し続けるだろう。そんな状況が相当長く続くのではないかと思う。消費者である私たちは、ネットの世界とリアルな世界の両方で生き、相変わらず、テレビを見て新聞を読み雑誌を買い、ハリウッド映画を観て、DVD も買い、人気作家の長い小説を本で読み人気ミュージシャンの CD を買い続けるのだ。</p>
<p>かなり遠い将来までこの構造が崩れず、これまでの世界にとどまるほうが経済合理的だと、「飯を食う」ことを重視する表現者の多くが判断し続けると予想できるからである。</p>
</blockquote>
<p>確かにそうであろう。しかし、発展途上国ではどうであろう。発展途上国では、違うものが発達する可能性がある。それが先進国へ影響を与えるべく大きな存在となった時に、もしかしたらこちら側のメディアの利用方法も変わるかもしれない。</p>
<p><strong>情報は共有する</strong></p>
<blockquote><p>「自分がお金に変換できない情報やアイデアは、溜め込むよりも無料放出することで（無形の）大きな利益を得られる」ということに尽きると思う。」そしてその「溜め込むより無料放出」についてはさらにこう詳述される。</p>
<p>「まず個人にとってのオープンソースとかブログとは何か。それはポートフォリオであり、面接であり、己の能力と生き様がそのままプレゼンテーションの装置として機能する。記事を書き続けることで人との繋がりも生まれていく。転職活動をする場合、相手が読み手ならば自己へのコンセンサスがある状態から交渉を始めるアドバンテージを得られる。それだけのものを、金も人脈も後ろ盾のない人間が手に入れる唯一の手段が、情報の開示なのだと思う。」</p>
<p>情報は囲い込むべきものという発想に凝り固まった人には受容しにくい考え方であろう。しかし、長くブログを書き続けるという経験を持つ人たちにとっては、実感を伴って共感できる内容に違いない。ブログという舞台の上で知的成長の過程を公開することで、その人を取り巻く個と個の信頼関係が築かれていくのである。</p>
</blockquote>
<p>情報は共有する。自らが持っている情報は開示する。そのことで起こりうるフィードバックのメリットは計り知れない、と説明している。この傾向は今後、ますます大きくなるであろう。</p>
<p><strong>著作権についての論争</strong></p>
<blockquote><p>著作権についての論争がヒートアップしやすいのは、議論の当事者が、著作権に鈍感な人と著作権に極めて敏感な人とに別れていて、その間に深い溝があるからだ。そしてその溝は、「その人たちが何によって生計を立てているか」「これから何によって生計を立てたいと考えているか」の違いによって生まれている場合が多い。</p>
<p>加えて「総表現社会の到来」とは、著作権に鈍感な人の大量新規参入（ブログの書き手やグーグルのようなサービス提供者の両方）を意味する。新規参入者の大半は、表現それ自身によって生計を立てる気がない。別に正業を持っていて、表現もする書き手などはそういう範疇に入る。</p>
<p>そして総表現社会のサービス提供者とは、「表現そのものの制作によってではなく、表現されたコンテンツの加工・整理・配信を事業化する」人たちで、即存の著作権の仕組みを拡大解釈するか、新しい時代に合わせて改善すべきだと考える。 Web 2.0 はそういう方向性を技術面からさらに後押しするものだ。著作権をめぐるさまざまな議論が、感情的かつ平行線をたどりやすい真因はここにある。</p>
</blockquote>
<p>Web 2.0 が多くの人々に理解され利用されていく過程で、それが市民権を得れば著作権についての人々のコンセンサスが新しいものに変わる可能性がある。しかしWeb 2.0 のような新しいテクノロジーのサービスをどれぐらいの人が理解して利用しているであろうか？</p>
<p><strong>ソーシャル・ネットワーキング</strong></p>
<blockquote><p>そう考えて入力と出力を発想してみれば、「何かを知りたいと思ったら誰に聞けばいいか」「何かをやりたいと思ったら誰を雇えばいいか」「誰かに会いたいと思ったら誰に仲介を頼めばいいか」・・・。巨大マップの存在を前提とすると、入力は目的で出力は「人のランキング」になるのが自然だ。むろん相手が情報ではなく生身の人間なので順位付けをすることへの抵抗感はあるし、検索エンジンより技術的に難しいから、こうした仕組みが実現されるかわからない。</p>
<p>しかしソーシャル・ネットワーキングは、「人々をテーマごと、局面ごとに評価する」という「人間検索エンジン」とも言うべき仕組みへと発展する可能性を内在しているのである。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Mixi">Mixi </a>の可能性はここにある。</p>
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		<title>ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その２</title>
		<link>http://www.ebigbridge.com/2006/07/20/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-3/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=%25e3%2582%25a6%25e3%2582%25a7%25e3%2583%2596%25e9%2580%25b2%25e5%258c%2596%25e8%25ab%2596-%25e6%259c%25ac%25e5%25bd%2593%25e3%2581%25ae%25e5%25a4%25a7%25e5%25a4%2589%25e5%258c%2596%25e3%2581%25af%25e3%2581%2593%25e3%2582%258c%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e5%25a7%258b%25e3%2581%25be%25e3%2582%258b%25e3%2580%2581-3</link>
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		<pubDate>Thu, 20 Jul 2006 18:11:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[Myself]]></category>
		<category><![CDATA[書籍 映画 - Review]]></category>
		<category><![CDATA[ウェブ進化論]]></category>
		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>

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		<description><![CDATA[「こちら側」と「あちら側」 インターネットの「こちら側」と「あちら側」の定義はとても興味のある内容である。これは今後の日本経済の行く末を読み取るヒントになりはしないか？ 「こちら側」を主体において物事、製品開発などを進め [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/00702.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>「こちら側」と「あちら側」</strong></p>
<p>インターネットの「こちら側」と「あちら側」の定義はとても興味のある内容である。これは今後の日本経済の行く末を読み取るヒントになりはしないか？</p>
<p>「こちら側」を主体において物事、製品開発などを進めていく日本産業、いわゆるものづくり社会とインターネットのバーチャルな世界でことが進む「あちら側」の世界。</p>
<p>アメリカや中国、そしてインドが中心となってそこで立ち上がる産業がついには「こちら側」の世界にも多大な影響も与える存在へと成長してゆくであろう。</p>
<p><strong>ネットワーク・コンピューター</strong></p>
<p>ネットワーク・コンピューターという構想が提唱されたのは１９９５年ごろ。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%84">ビル・ゲイツ</a>の独り占めに対抗するべく打ち出された５００ドル前後の価格のコンピューターだが、あの頃は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88">マイクロソフト</a>がその産業的タイミングにばっちり乗り出していたために、誰もが憧れた構想だが、結局はマイクロソフトの前にいつの間にか消えてしまった。</p>
<p>しかし、 Web 2.0 などの技術革新が進む世の中。</p>
<p>マイクロソフトのオフィスシリーズのソフトウェアと同じようなソフトウェア（<a href="http://www.ajaxlaunch.com/ajaxwrite/" target="_blank" class="broken_link">ajaxWrite</a>、<a href="http://www.ajaxxls.com/" target="_blank">ajaxXLS</a>、<a href="http://www.ajaxsketch.com/" target="_blank">ajaxSketch</a>、<a href="http://www.ajaxtunes.com/" target="_blank">ajaxTunes</a>）をネットの「あちら側」で利用できる時代。もうすこしでネットの「あちら側」に <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows">Windows </a>のような<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0">オペレーティングシステム</a>が登場する。</p>
<p>そうするとあのネットワーク・コンピューターが実現することになるのだ。この事実、このインパクトは物凄いものになるであろう。そしてこの事実が与えるであろう真実を研究することによって、その後に控えているとてつもない社会の大変化に対して個人はじめその社会から国までもが有利に展開できる可能性を秘めている。</p>
<p><strong>ページランク・アルゴリズム</strong></p>
<blockquote><p>権威ある学者の言説を重視すべきだとか、一流の新聞紙や出版社のお墨付きがついた解説の価値が高いとか、そういったこれまでの常識をグーグルはすべて消し去り、「世界中に散在し日に日に増殖するウェブサイトが、ある知についてどう評価するか」というたった一つの基準で、グーグルはすべての知を再編成しようとする。ウェブサイト相互に張り巡らされるリンクの関係を分析する仕組みが、グーグルの生命線たるページランク・アルゴリズムなのである。</p>
</blockquote>
<p>これを民主主義的と解釈するならば、その対に存在するエスタブリッシュメント側からの反発もあるであろう。権威は伝統につながり、そうやすやすと人々はその利権を手放さない。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Google">Google </a>の快挙はもしかしたらいままで権威に対して抵抗する手段を持たなかった大多数のマジョリティーに力を与えたことなのかもしれない。</p>
<p><strong>ネットの「こちら側」</strong></p>
<blockquote><p>ネットの「こちら側」とは、インターネットの利用者、つまり私たち一人一人に密着したフィジカルな世界である。</p>
<p>携帯電話、カーナビ、コンビニの POS 端末、高機能 ATM 、デジタル３種の神話（薄型テレビ、 DVD レコーダー、デジカメ）、無線 IC タグ。皆、インタネットと私たち一人一人を結びつけるインターフェイス部分にイノベーションを求めるものだ。</p>
</blockquote>
<p>ハードウェアで生き残る、という手もあるだろうが、そこには常に技術革新を求められる。高い技術をマーケットに提供できる会社ならば、素晴らしいソストウェアが出てきた時に必要と思われるハードウェアとのマッチアップとして指示され続けるであろう。</p>
<p>コピー製品はその後でたくさん出てくるであろうが、あの会社の技術力はすごい、と他の会社よりも注目され続けるようであればモノづくり産業の日本の会社のどれかは生き残れるかもしれない。</p>
<p><strong>「あちら側」に置かれた情報</strong></p>
<blockquote><p>そして今や、「こちら側」に置いた情報を「こちら側」で処理するコンピューティング・スタイルよりも、「あちら側」に置かれた情報を「あちら側」に作った情報発電所で処理するほうが高性能かつ合理的だというコンセンサスがうまれつつある。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>もしこれから多くのユーザーが、自分の情報を「こちら側」に置かずに「あちら側」に置くほうがいろいろな意味でよいと確信すれば、産業全体における情報の重心は移行していく。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/YouTube">YouTube </a>というサイトはご存知だろうか？　これはそのサイトのサブタイトルからもわかるように、 Broardcast Yourself 、つまり「自分自身をブロードキャストしてしまえ！！」というようなサイト。自分で取ったさまざまな映像などをこのサイトにアップロードして世界中の人に見てもらおう、という仕組み。これの使われ方がすごい。若い世代と僕らの世代（１０代の頃、インターネットやパソコンが身近になかった）では使い方が違うらしい。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/00702.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>僕らの感覚だとテレビなどから提供される様々な自分にとって価値ある情報は記憶媒体などに収める。ビデオ、 DVD レコーダー、 CD-R 、その他を使って。</p>
<p>先月の <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/2006_FIFA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97">2006 FIFA ワールドカップ </a>ではビデオを２０本ちかく使って録画していた。僕はまだ DVD レコーダーを持っていないのだ。しかし、若い世代の感覚というのは仮にテレビでその番組内容を見逃してもネットから探してみればいいや、という感覚らしい。どういうことかというと YouTube などから発信されるダイジェストを見てもいいし、どこかに存在するであろう、という感覚なのだ。</p>
<p>実際、最近に起こった日本のコメデェアン「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E6%A5%BD%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%BC">極楽とんぼ</a>」の解雇事件。これを僕は YouTube を使って日本のニュースを見た。その他にも今流行らしい？　日本の人気グループ「 <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/KAT-TUN">KAT-TUN </a>」もこの前 YouTube 内をサーフしていて偶然見つけた。自分で「こちら側」に録画して自分の元にとっておかなくても、ネットの「あちら側」に誰かが取っておいてくれるので見たくなったらいつでも探しにいってみればいい、という感覚の違い。</p>
<p>もし、この若い世代がマジョリティーになった場合、日本のほとんどの「こちら側」を意識してものを作っているメディア媒体企業はどうなるのであろう？　この真実の意味するところは大きい。</p>
<p><strong>コモディティー（日用品）化</strong></p>
<blockquote><p>付加価値が順次「あちら側」にシフトしていき、「こちら側」のものはコモディティー（日用品）になる。</p>
<p>誰でもいいから中国で作って世界に安く供給してくれればいい、というのが、米国が描く IT 産業の将来像だ。 IBM パソコン事業の中国企業への売却はそれを象徴している。</p>
</blockquote>
<p>もし、中国企業の中で日本のものづくりの精神を身につけた企業が育ち、ものすごい技術を引き連れながら安い価格でマーケットに進出した場合、日本企業のエスタブリッシュメントはどうするのだろう？　そこまでの危機感を持っているのだろうか？</p>
<p>東芝とソニーは DVD の規格を争っている場合だろうか？　液晶テレビと携帯電話はハードウェアの技術だけを競うだけでいいのだろうか？<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88"> ポッドキャスト</a>や<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88">ビデオポッドキャスト</a>を簡単に自分のブログやウェブページにアップロードできるハードウェアは潜在的需要を持っていないだろうか？</p>
<p><strong>Gmailへ移行しよう</strong></p>
<blockquote><p>私たち一人一人がネットの「こちら側」（つまり PC のハードディスクの中）で保存している電子メールをすべて「あちら側」に移してしまおう、というのがグーグルの意図するところである。マイクロソフトは、情報が「こちら側」に存在する限り、その情報（例、電子メール）を処理する為のソフト（例、アウトルック）で覇権を維持できる。</p>
</blockquote>
<p>迷惑メールで辟易している人々は、ネットの「あちら側」でスパムやウィルスの処理をしてくれるグーグルの電子メールサービス、 <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Gmail">Gmail </a>へ移行していくであろう。</p>
<p><strong>Google AdSenseで生活の糧を得る</strong></p>
<blockquote><p>グーグルはそんなインターネットの本質を具現化することで、リアル世界における「富の分配」メカニズムの限界を超えようとしている。上から下へとどっと金を流し大雑把に端末を潤す仕組みに代えて、端末の一人一人に向けて、貢献に応じてきめ細かくカネを流す仕組みを作ろうとしている。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_AdSense">Google AdSense </a>を利用している経済的環境は、現在のところ英語圏が際立っている。</p>
<p>[quote1]</p>
<p>しかし、今後中国はじめスペイン語圏の人たちが、現在の英語圏の人々と同じようなインターネット環境を手にいれ、人々の情報発信能力が高まった時に、 Google AdSense の需要はとてつもなく高まるであろう。</p>
<p>そして、英語をはじめ中国語やスペイン語で情報を発信できる人たちにとって Google AdSense は、とてつもない武器になろう。とくに経済の発展していない多くのスペイン語圏で仮に Google AdSense で毎月数百ドルの収入を得ることは毎日の生活の安定に繋がるおそるべし経済的なインセンティブになる。</p>
<p><strong>集団の知的パワー</strong></p>
<blockquote><p>しかしモチベーションの高いメンバーだけで構成される小さな組織で、すべての情報が共有されると、ものすごいスピードで物事が進み、それが大きなパワーを生む。</p>
<p>仕事の生産性が著しく向上する。誰かが提示した問題点が別の誰かによって解決されるまでの時間や、面白いアイデアが現実に執行されるまでの時間は、ときに数分という場合さえある。情報共有を前提として組織原理によって、従来型組織の時間についての常識を破壊するスピード感がでる。</p>
</blockquote>
<p>情報を共有する環境の中では、自分が１の情報、知恵しか身につけていなくても、同じモチベーションをもった集団があつまれば、たとえ一人一人が１の情報、１の知恵しか提供できなくても、それが１０になり１００になり、１０００になり、というように集団の知的パワーが格段とスーパーの領域に達するのだと思う。</p>
<p><strong>集団のモチーフ</strong></p>
<blockquote><p>「抜群に優秀な連中を集め、創造的で自由な環境を用意する。ただし情報を徹底的に全員で共有した上で、小さな組織ユニットをたくさん作り、個々がスピード最重視で動き、結果として組織内で激しい競争を引き起こす」</p>
</blockquote>
<p>これからのさまざまな組織と呼ばれる集団のモチーフとなるであろう思想は、 Google が先頭を切っているといっても過言ではない、というか羨ましい。</p>
<p><strong>差別と区別</strong></p>
<blockquote><p>「凄く頭のいい優秀な連中というのは皆、自分を管理できるのだ」</p>
</blockquote>
<p>アメリカの企業文化の中にある常識として、「太っている人」と「タバコを吸う人」は出世できない。これは差別ではない。区別である。英語で言うところの Discrimination ではない。Distinguish なのだ。当然ながら、差別と区別は意図するところが違う。</p>
<p><strong>情報リタラシー</strong></p>
<blockquote><p>社員全員が書き込む厖大な情報が、そのように自律的に淘汰・選別され、粛々と処理されていくのだ。この仕組みを当たり前に思えるかどうかは、ネット空間での情報リタラシーを持つか否かに大きく依存する。</p>
<p>若い世代にはかなり自然に受け入れられる考え方だが、インターネット未経験者には絶対に想像がつかない世界だろう。</p>
</blockquote>
<p>情報そのものが自然淘汰され選別、そして進化していく。これはすごいことではないだろうか。このことによって一気に集団の知のレベルが上がるのだ。この環境を受け入れられるかどうかも重要だが、世界と繋がっているかどうかも、国レベルで言ったら、その国の将来を考えた場合、とても重要だと思われる。</p>
<p><strong>なぜインターネットには飛びつけなかったのか</strong></p>
<blockquote><p>「なぜ日本からグーグルが出ないのか」という問いは、思考実験として意味がなくもない。</p>
<p>しかしその問いは、楽天やライブドアに向けて発するべきものではなく、むしろ人材の厚みや技術の蓄積から考えれば、日立、東芝、富士通、 NEC 、ソニー、松下といった日本の IT 産業、コンシューマー・エレクトロニクス産業を牽引してきた大企業に向けて、「半導体に飛びついて電子立国・日本を達成し、 PC にも飛びつき巨大な PC 関連産業を日本にもたらしたのに、なぜインターネットには飛びつけなかったのか？」と問うべきで、そのほうが、より本質的な議論ができるはずである。</p>
</blockquote>
<p>これはソフトウェアを開発する環境とモチベーションを人々が見える範囲で与えてやれば発展すると思う。日本人はそこまで世界と比べて劣っているわけではない。</p>
<p>ただすべての思考がいままではハードウェアのほうにさまざまな要求から向いていたわけで、ひとたび人々、そして産業のエスタブリッシュメントはじめ新規の企業まで、社会を含めた共通の理解が生まれれば、日本人にも可能性はあると思う。</p>
<p><strong>「恐竜の首」派とは</strong></p>
<blockquote><p>「恐竜の首」派とは、「ヒット商品、つまりベストセラー本やよく売れる本の売れ行きが鈍る」ことを嫌がる人たちのことである。これまでの出版社は「恐竜の首」部分で収益を稼いできたのだから、大半の出版関係者はこちらである。彼らにとっては「本の中身の検索」など絶対悪である。</p>
</blockquote>
<p>これは経済的安定の確保も大事だが、それよりもそのエスタブリッシュメント側が抱える権威というものの価値を失う恐れのほうが大きいと思われる。</p>
<p><strong>「ロングテール」派とは</strong></p>
<blockquote><p>しかしロングテール派は違う。ロングテール部分の本など、どうせ忘れ去られていて全然売れていない。何がきっかけでもいいから、その本の存在が誰かに知られることに価値を見出す。だから「本の中身の検索」は大歓迎なのである。</p>
<p>検索した１００人のうち９９人が立ち読みで満足して買わなくたって、一人が買ってくれたらいい。「全く売れなかった」本が「一冊売れた」になり、そこから何かが始まるかもしれないからである。ロングテール派はネット書店の新しい可能性に気づいた少数派だ。また出版社よりも著者のほうがロングテール派になりやすい。</p>
</blockquote>
<p>そうなのだ。これからは本を出すことなど普通になる時代。何も特別ではなくなるのだ。そこで重要になってくるのが、提供する本の中身の質も大事だが、もっと大事なのはどのようにして人々に知ってもらうか、ということ。つまり営業はじめセールス、マーケティング能力が重要になってくる。</p>
<p><strong>ロングテール部分には誰でも並ぶことができる</strong></p>
<blockquote><p>アマゾンのロングテールには「負け犬」商品がずらりと並んでいる。それらは、皆、一度は新商品として世に出たことがあるものばかり。</p>
<p>想定顧客層に行き届いてしまったとか、いい商品なのに誰にも知られなかったとか、まぁ色々と理由はあるだろうが、何かの理由で売れなくなったから、いまロングテール部分に並んでいるものばかりなのである。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>では、グーグルのアドセンスは何が違うのか。アドセンスのロングテール部分には「負け犬」が並んでいるのではなく、未知の可能性を持った存在が並んでいる。</p>
<p>しかもロングテール部分に並びたければ誰でも並ぶことができる。そんな底抜けのオープンさを持つゆえに、ロングテールはさらにずっと長い。</p>
</blockquote>
<p>もう一度言おう。Google AdSense の可能性は、自分が扱う言語がマジョリティーであればあるほどその可能性は高い。英語と中国語、そしてスペイン語で情報を発信できる人は、ものすごい可能性を持っている。</p>
<p><strong>ロングテールの裾野を広げる</strong></p>
<blockquote><p>既に「商品」になっている音楽を「配信」するのでは、ロングテールの効果も限定的になる。でも、まだ何ものでもない不特定多数に参加機会を与え対象を広げ、「新しい音楽を生み出そうという試み」こそが、ロングテールの裾野を広げ、より大きな可能性を拓く。ネットは今、そういう方向に進化している。</p>
</blockquote>
<p>この発想はすごい。将来的には誰でもミュージシャンになれる可能性があるのだから。大衆に指示される音楽を提供できるならば、たとえ自分の人生の中で１曲しかプロデュースできなくてもいいのではないだろうか？　普通の人が音楽や映像をプロデュースできる環境は「チープ革命」のお陰で、もうすでに手の届く範囲にまできているといってもいいかもしれない。</p>
<p><strong>アマゾンのテクノロジー・インフラ</strong></p>
<blockquote><p>ペゾスはネット上のたくさんの小売業者（リアルの小売業者が持つネット販売事業も含む）が、アマゾンのテクノロジー・インフラに寄生しなければ生きていけないような世界を作ることを思い描いた。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>具体的には、アマゾンは自らの生命線とも言うべき「アマゾンが取り扱っている厖大な商品データーのすべて」を、誰もが自由に使って小さなビジネスを起こせるよう、無償で公開することにしたのである。</p>
</blockquote>
<p>これらの意味するところとは、次のような便利なサイトのことを言う。（<a href="http://amzlsh.com/" target="_blank">amzlsh</a>、<a href="http://www.amazlet.com/" target="_blank">amazlet</a>、<a href="http://www.websmith.co.jp/lilbox/index.php" target="_blank">lilbox</a>）</p>
<p><strong>島を開放的空間とするための仕掛け</strong></p>
<blockquote><p>サービス提供者の立場でいけば、アマゾン・ウェブサービスのように、自社が持つデーターやサービスを開放し、不特定多数の人々がその周辺で自由に新しいサービスを構築できる構造を用意することが、 Web 2.0 の本質だ。孤島を作って閉鎖的空間を作るのではなく、島を開放的空間とするための仕掛けを用意するのである。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>しかし、世の中がそういうサービスで溢れれば、データーがネットを介してありとあらゆる場所へ広がり、広がったデーターがさらに新しい価値を生み出すという連鎖が起こる。</p>
<p>・・・・・（中略）</p>
<p>開放によって全体が大きく発展してパイが大きくなるほうが、閉鎖してジリ貧に陥っていくよりもずっといい。</p>
</blockquote>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>もし、価値あるデーターを手放すのに抵抗のある企業には勇気のいる決断であろうが、その可能性を充分に理解している企業にとってはある意味、大衆に自社ブランドを知ってもらうための価値ある機会だといってもいい。</p>
<p>そしてこの価値あるデーターは何も企業だけに期待することはない。国が保管している価値あるデーターで国民の役に立つものはないだろうか？</p>
<p>気象、財務、健康などのさまざまなデーターを使い、それを便利な形で「あちら側」に構築し、人々のサービスへのアクセスが容易になった時に、そのコストは限りなくゼロに近いものになるであろう。なぜならば国の提供する価値あるデーターは無料（多分？）であり、それを使って構築する「あちら側」のサービスを作るための人件費だげがコストだからだ。</p>
<p><strong>不特定多数無限大の自由な参加</strong></p>
<blockquote><p>ロングテールと Web 2.0 は表裏一体の関係にある。キーワードは不特定多数無限大の自由な参加である。それがネット上でのみ、ほぼゼロコストで実現される。</p>
<p>ロングテール現象の核心は「参加自由のオープンさと自然淘汰の仕組みをロングテール部分に組み込むと、未知の可能性が大きく顕在化し、しかもそこが成長していく」ことである。そしてそのことを技術的に可能にする仕掛けとサービス開発の思想が Web 2.0 である。</p>
</blockquote>
<p>今後、ネット上から何かを売っている企業は、最初のパッケージはすべて無料で提供されるべきだ。そこからアップグレード版やスペシャル版はそれぞれ課金していけばいい。大衆へ自社ブランド、自社ブランドのウェブ上のサービスを知らせること、それも無料で。</p>
<p><strong>新しい経済圏の誕生</strong></p>
<blockquote><p>「厖大な数の、それぞれにはとても小さいマーケットが急成長しており、その市場がグーグルのターゲットだ。グーグルは、厖大な数のスモールビジネスと個人がカネを稼げるインフラを用意して、そのロングテール市場を追及する」</p>
</blockquote>
<p>Google はまだまだ成長する。世界中のスモールビジネス、個人が小額でもいいから広告を自分が提供するマーケットに正確に出せるシステムに参加する。スモールビジネス、個人のウェブサイトがそれらのおこぼれにあずかる。それが地球規模で起こった場合、それは新しい経済圏の誕生ということになる。</p>
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		<title>ウェブ進化論 &#8211; 本当の大変化はこれから始まる、その１</title>
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		<pubDate>Wed, 19 Jul 2006 18:44:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
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		<category><![CDATA[梅田望夫]]></category>

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		<description><![CDATA[すごい本に出会ってしまった。小説以外で興奮して読んだ本の中ではこの「ウェブ進化論」が最近のベストかもしれない。この本はすごい。 これから起こるであろう数々の社会変化を１０年というスパンで未来を見据えた場合、この本は読んだ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
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		</p><p>すごい本に出会ってしまった。小説以外で興奮して読んだ本の中ではこの「ウェブ進化論」が最近のベストかもしれない。この本はすごい。</p>
<p>これから起こるであろう数々の社会変化を１０年というスパンで未来を見据えた場合、この本は読んだ人にとって大きな指針となるであろう。それぐらいにインパクトがあった。</p>
<p><strong>インターネットの可能性</strong></p>
<p>これに自ら絡んでいく人と傍観するひととの間では、今後そこから得られるであろうアドバンテージを考えると、その人の人生の過程で生み出す様々なアウトプットに多大の影響が及ぼされるであろう。個人的にはロングテールと Web 2.0 についての定義を理解できたことが新鮮だった。</p>
<p>ブログと総表現社会の進出やオープンソース現象とマス・コラボレーションはある程度その可能性みたいなものを自分でつかんでいたので、この本を読むことによってそれが確信に変わった。</p>
<p>この本はすべての人に読んでもらいたい本だが、特にこれからの可能性を秘めた若い世代の多くに読んでもらいたい。不登校、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%82%E3%82%8A">ひきこもり</a>、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88">ニート</a>、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC">フリーター</a>、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81">いじめ</a>、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88">リストカット</a>、その他いろいろとネガティブなエモーショナルで悩んでいる人たちには、インターネットは可能性である。</p>
<p>それに気がつくか気がつかないかはその人の知的アンテナに引っかかるかどうかにかかっているが、この本を読むことによってそのヒントが少しはわかるかもしれない。</p>
<p><strong>グーグルの使命感</strong></p>
<blockquote><p>増殖する地球上の厖大な情報をすべて整理し尽くす</p>
</blockquote>
<p>グーグルの使命感はここからくる！！恐るべし野心感！！</p>
<p><strong>グーグルの戦略</strong></p>
<blockquote><p>日々刻々と更新される世界中のネット上の情報を自動的に取り込み、情報の意味や重要性、情報同士の関係などを解析し続けるために、グーグルの３０万台ものコンピュータが、３６５日、２４時間体制で動き続けている。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2006/07/00703.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>これはすごい。ネットの「あちら側」に自分達で設計した OS を作ったようなものだ。これは例えばどこかのサーバー一体が仮に何かの事故で動かなくっても（地震、火災、そのほか）、地球上に散らばるほかのサーバー群が何事もなかったかのように稼動しつづける。</p>
<p>これはグーグルの戦略だね。サーバー群を設置する場所は今後も増やしていく予定らしいが、その一つにアメリカの首都、ワシントン DC にすでに設置されているところはさすが。ここを攻撃されたらグーグルがなくなるより、アメリカがまずその前になくなる。そんなことは今の社会から想像できない。</p>
<p><strong>世界政府</strong></p>
<blockquote><p>世界政府っていうものが仮にあるとして、そこで開発しなければならないはずのシステムは全部グーグルで作ろう。それがグーグル開発陣のミッションなんだよね</p>
</blockquote>
<p>この開発のスピードはすごい。大体少人数制をとっていて、あるプロジェクトがかなりの評判をグーグル内で認められると、そのプロジェクトがさらに上のレベルにもっていかれ審議などを繰り返した結果、はじめてゴーサインが出るらしい。これは社員の２０％の時間を自分が情熱を持っているものに打ち込め、というグーグルの指針から来ているらしい。</p>
<p><strong>「チープ革命」の結果</strong></p>
<blockquote><p>これからは、文章、写真、語り、音楽、絵画、映像・・・ありとあらゆる表現行為について、甲子園に進むための高校野球予選のような仕組みが、世界中すべての人に開かれているのが常態となるだろう。</p>
</blockquote>
<p>そうなのだ。マスメディアは第４の権力だが、このパワーをこれからは「チープ革命」の結果、個人一人一人が持つことが可能になる。今はブログが盛んだが、これからポッドキャスト、ビデオキャスト、といった音と映像の分野での個人発信が盛んになるであろう。個人でラジオ局、テレビ局なんてすごーい可能性があるんです。それも世界中の人々に向かって発信。どれだけ世界に届くかは、もちろんその個人の才能と努力次第ですけど。</p>
<p><strong>自らのアンテナを磨き続ける</strong></p>
<blockquote><p>英語圏では、分野限定的だがこの問題が表面化しつつある。</p>
<p>ネット上の玉石混交問題さえ解決されれば、在野のトップクラスが情報を公開し、レベルの高い参加者がネット上で語り合った結果まとまってくる情報のほうが、権威サイドが用意する専門家（大学教授、新聞記者、評論家など）によって届けられる情報よりも質が高い。そんな予感を多くの人たちがもち始めた。</p>
</blockquote>
<p>これは素晴らしい現象だとおもいます。多くの価値ある情報に辿りつけない社会的弱者は、それらにアクセスする方法を自らのアンテナを磨き続けることによって得られるのだ。ここで知的に怠惰の人は、今後の社会では生き残れないであろう。</p>
<p><strong>人間の可能性を信じているアメリカ</strong></p>
<blockquote><p>米国が圧倒的に進んでいるのは、インターネットが持つ「不特定多数無限大に向けての開放性」を大前提に、その「善」の部分や「清」の部分を自動抽出するにはどうすればいいのかという視点で、理論研究や技術開発や新事業創造が実に活発に行われているところなのだ。</p>
</blockquote>
<p>そうなんです。この明るい材料のほうを改良することによって、おのずと暗い負の材料も解決されるであろう。人間の可能性を信じているアメリカと変化を嫌う、現状維持が多数の日本社会。若い世代はそんな日本のエスタブリッシュメントが提供する魅力のない社会から自ら脱しなければ。手段はいくらでもある。</p>
<p><strong>ネットの世界に住む</strong></p>
<blockquote><p>しかし、「あちら側」に構築されつつある情報発電所のような仕組みとなると、それはパソコンという窓を通してネットに向き合うことでしか、その姿を想像することができない。ネットに向かって能動的な知的活動を行って初めて、それへの反応という形で一端が垣間見える。</p>
<p>「なぜこんなことが実現されるのか」という不思議から、構築物の姿を想像するよりほかない。それを繰り返すことでしか全体像をイメージできない。「ネットの世界に住む」というほどどっぷりとネットに依存した生活を送る以外、その本質を理解するすべはない。だから「住む人」と「使ったこともない人」の間の溝は大きくなるばかりだ。</p>
</blockquote>
<p>何度も繰り返し言ってきたことだが、インターネットを積極的に自分から使う人とそれらから遠ざかっている人との間では、これからの社会、絶対にインターネットを積極的に使いこなしていった人のほうが有利であると確信する。</p>
<p>インターネットは危険、というならば、実社会と一緒、それらから自らを武装して自分を知的に進歩させるにはインターネットという社会に与えている変化に対応していくこと。理想としては様々な情報を受信して、それを自分なりに付加価値をつけ、今度は自らインターネットへと能動的に発信していく姿勢が好ましい。</p>
<p><strong>情報そのものに関する革命的変化</strong></p>
<blockquote><p>しかし実際に２１世紀初頭に入ってみて明らかになったのは、「大規模な構築ステージ」で作られるのは、実は IT インフラではなく、 I （情報）インフラで、それによって「情報そのものに関する革命的変化」が起ころうとしているということである。</p>
<p>I インフラの本質は、インターネットの「あちら側」に作られる情報発電所ともいうべき設備だったのだ。そしてそのことに最初に気づき、創業からわずか７年で画期的な大成功を収め、産業界の盟主に一気にのし上がったのが、グーグルという会社である。</p>
</blockquote>
<p>コンピューター史の第１期は IBM が牽引し、第２期はマイクロソフトが、そして今始まったばかりの第３期はグーグルが推進してゆく。このグーグルの可能性は、今後、地球上のすべての情報に人々が簡単にアクセスできるよになる頃まで続くであろう。左脳が得意とする分野をすべての人が共有する時、人類は右脳という意識に移行しているのであろうか？</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>予知能力、第６感、４次元の世界。知識を平等に与えられた人類は、それを元に得た知性をもって、どのようにどこへと進むのであろうか？</p>
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