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	<title>eBigBridge.com &#187; 日本人 - </title>
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	<description>Kazuhiro Ohashi Official Weblog</description>
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		<title>東日本大震災後の人生選択論</title>
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		<pubDate>Tue, 14 Jun 2011 02:44:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>
		<category><![CDATA[東日本大震災]]></category>

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		<description><![CDATA[あれから３ヶ月 東日本大震災から３ヶ月が過ぎました。ある人にとってはあっという間であり、またある人にとっては長くしんどいものだったのではないかと想像しています。特に先が見通せないとなると焦りや不安からどうしたものかとスト [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/06/PICT0414.jpg" width="240" />
		</p><p><img style="margin: 10px;" title="東日本大震災後" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/06/PICT0413-261x300.jpg" alt="" width="261" height="300" align="right" /><strong>あれから３ヶ月</strong></p>
<p>東日本大震災から３ヶ月が過ぎました。ある人にとってはあっという間であり、またある人にとっては長くしんどいものだったのではないかと想像しています。特に先が見通せないとなると焦りや不安からどうしたものかとストレスが溜まる一方で我慢の限界に達している方も多くいらっしゃることでしょう。</p>
<p>肝心の政府が茶番劇を繰り広げる中、情けないというがっかり感、失望感・・・自分で動いたほうが早いんじゃないか、と考えている人が出てきていることに違和感ありません。むしろ政府や他人などを当てにしないでさっさと行動に出るべきだと思います。</p>
<p>何を呑気に海外から被災者の苦しみなんてわかるはずないのに勝手なことを言うな！　とお叱りを受けそうですけど、あえて申し上げるならば被災地の瓦礫撤去など、後３年ぐらいはかかるとみても大げさではないと思います。あの９１１同時多発テロの現場でさえ、ワールドトレードセンタービルの大量の瓦礫などを撤去、骨組み作業などの初歩的なところまでたどり着くのの約３年間かかりましたから・・・いくら日本の土建屋さんは仕事が速いといってもいろいろと問題があるのだと想像します。</p>
<p>必要な経費をどこから捻出するのかとか、瓦礫の山をどこへもって行くのか、再処理できるのかどうか、放射能に曝されていなかったのか、復興計画をどのように進めていくのか。そこには人々の利害関係なども絡んでくるはずですからスパッと行動に移しましょう、というのも無理な話なのかもしれません。本来変化を嫌う国民性ですから現状維持万歳というお国柄、ドラスティックに誰からも有無を言わせず事を進めるなんて、難しいのかなぁ・・・深い議論も難しそうですし、後から文句を言う輩は後を絶たないでしょう！</p>
<p><strong>内部被爆問題</strong></p>
<blockquote><p>どうしても政府を含めて皆さん方は外部被爆のことだけを取り上げているので、そうではなくて皆さん3つの点に注意してください。一つはマスクをしてください。なぜマスクをするかというと、汚染されていて、これに浮遊している放射性の降下物が鼻から気道ですね、気管をとおして肺に入ってそれが吸収されて血液の中入って体に蓄積されるということですね。それから二つ目は肌は露出してはいけないということ。これは皮膚からですよね。いわゆる吸収されて体の中に入ちゃいけない。もう一つは口から入るっていうこと、この三つなんですね。</p>
<p>ですから経気道的、経皮、皮膚ですね、それからもう一つは経口的なんですよ。この三つが経路になっているんです。ですからできるだけここに取り込まないようにってことを言っているのです。</p></blockquote>
<p>チェルノブイリで５年間半の医療従事経験を持つ松本市長、菅谷昭氏からの指摘、政府はきちんと内部被爆のことを伝えるべき、という内容がネット上に上がっていました。大前研一氏もウクライナなどで発生した例を挙げておられましたが、５年後、１０年後、３０年後に癌発生率が高まるという恐怖は今現在、危機を意識することができないので難しい問題です。（ <a href="http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/kaiken/teirei20110322/index.html" target="_blank">市長記者会見2011年3月22日［動画版・テキスト版］</a> ）</p>
<p><strong>政府をそれでも信じますか？</strong></p>
<blockquote><p>皆さん良く知っているキュリー夫人のキュリーです。いわゆる放射能の強さを表すのですけれども、今回のほうれん草の場合でも日本の基準で2000ベクレル／キロですよね。／リッタ―という事でいうと倍になっていて、そういうなかでもってそれを要するに食べてもいいかって言われたら、語弊がありますが、できるだけ口にしないほうがいいだろうっていうのは、これは現地行った者としては、本当に言いたいのは子ども達やあるいは妊産婦、胎児の命を守るという意味でいったら5年とか10年、チェルノブイリでもって甲状腺がんの子どもが増えたのが5年後なんですよね。</p>
<p>5年後から出てきているんですよね急激に。そしてその事故前の時の子どもの発症率というのは100万人に1人か2人でこれはチェルノブイリのとこも同じなんですよ。それが汚染地になるとそれが100倍になったり、ひどい時には130倍ですね、ゴメリ市なんか。</p>
<p>だから将来のことを考えれば、これは本当に申し訳ないけれど、作っている方々に。しかしこれはそんな事を言っても色々ありますけれど、風評ではなくて事実として、これはやはり押さえておかなければいけないと私は思って、パニックでなくて国民も冷静に聞いてくれて、そして今の時期は食も少しひかえてもらうということ、そのためにも早くに放射性ヨードをやらないと、もう入ってしまったら終わりなのです。私はですから前から予防適応しておいた方がいいですよって、みんな今政府においては後手後手ですよね。</p></blockquote>
<p>政府の発表にしても前例がない上にどのように対応していいのかわかっていない様子はあきらか。５年、１０年、３０年後の自分の癌発生率なんてわかる分けないと開き直るか？　それとも関東近郊からの脱出を試みるのか？　この場合関西方面へ引っ越すという選択もあるでしょうし、もっと大きく出てアジアの国々へ新たな挑戦へのきっかけとするのか？　計画停電に関わる話題は少なく見積もってみても後２年ぐらいは続きそうな気配から東京近郊にある企業なんかは関西方面への移動を始めているわけです。</p>
<p>企業が存続していくための死活問題として電源の供給が不安定なのは選択肢として避けたいでしょう。問題は原子力発電所事故以後の放射能汚染に対する不安感を払拭できるのかどうかということ。グーグルなんかは行動が早いというか外国人を多く抱えているのでしょう、やっぱり従業員が精神的に不安ですと生産性も落ち込みますから外資系は即決行動に出ているようです。</p>
<p>被害状況が段々把握されていく中で経済活動への影響が広がっているようです。第１次産業ですと飲食店関係へのダメージはこれから徐々に価格へと反映されてくるでしょうし、そうなると消費が落ち込む上に人々の行動もそれに併せて控えめになりますから、今後２、３年間、もっと長期的に見て５年とか１０年単位で多くの我慢を強いられる、という状況になるような予感がしてしまいます。</p>
<p>第２次産業でも部品関係の工場経営の会社などの運転再開のめどは立っておらず、そうなると日本国内だけで納まるどころか海外への影響も今後状況が明らかになってくるのではないでしょうか。千年に一度の大災害といわれるほどの影響を受けたわけですからここでの人生選択は非常に重要な気がします。日本人の特徴である他人の目を気にすることをほどほどにして、本当に生きたい人生選択ができるのかどうか？　自分や家族、友人、知人などとの関係をどう維持していくのか？　それほど大げさなことですからじっくり考えたいものです！</p>
<p><img style="margin: 10px;" title="原発から２０キロ地図" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/06/PICT0416-229x300.jpg" alt="" width="229" height="300" align="right" /><br />
<strong>日本の将来、未来の子供たち</strong></p>
<blockquote><p>外に放射性物質を出さないってことは最大限やってほしいのだけれど、私はもう一つもう一番最悪であった土壌汚染ということは、これまさに環境汚染。水も汚染ですしそれから食物も汚染、これ出てしまったんですね。　ですから次は経路汚染、経口的になるからだから取り込まないようにするってことは当たり前のことなんですけれど、それが抜けちゃっていることで「安心、安心」って放射線1回浴びることは、そんな問題ではないですよね。</p>
<p>あれは外部被爆なんですよね。皆さんだって検査された時にエックス線浴びるわけですよね。それは1回だけですよね。そうじゃないんです。入ったものは沈着して抜けない、そして今やこれからのことはいわゆる放射能沈着という表現しますけれども放射線降下物、フォールアウトですから今舞っているのが下に降りますから、落ちると土壌が汚染されます。</p>
<p>当然土壌とそれから水だって汚染されます。一方で葉物ですよね。葉っぱの上にやはり降下するわけじゃないですか放射性物質が。で、それを牛や羊が食べるわけじゃないですか。そうするとそれが放射性物質が今度はお乳の中にでるわけですよね。そのお乳を人間が飲むわけですよ。これがいわゆる食物連鎖というわけですよね。またその土壌の中に落ちたというようになると、そういう食べた牛やヤギが糞とかおしっこを出します。ここに放射性物質が溜まりますから、それがまた地面、土壌を汚染するこれ悪循環、これ食物連鎖やってるわけです。</p>
<p>また汚染された土壌からは今度はセシウムのような物がですね。今度は葉物じゃなくてようするに根菜類ですかね。根からまた吸収されますから、特にセシウムなどは消化管からほとんどが吸収されるってこともわかっているわけですから、それから放射線なら甲状腺に集まってしまうわけですから、ですからそういうことが事実としてとらえてですね、やはり報道していくのは国からもいかないと、単に「冷静に行動してください」とか、なんと言いますかね数的なもので被爆がこうでじゃなくて5年、10年日本でやはり、だからもし将来ですね、わかりませんけれど悪性の新生物が日本で増えてきたような状況の時にはいったい誰が責任とるんでしょうかね。</p>
<p>だからそういう意味で今言ったように、できるだけ放射性物質を体に取り込まないような注意をお互いにしていったほうがいいのではないかな、というようなことであります。そういう意味でも今後全国でも食品に対しては多分汚染の状況をチェックしてくださいという言葉がいろいろ出てくる思います。心配ないものは本当に食べていいです。私自身は汚染地でジャガイモを食べたり人参食べたり玉ねぎ食べたりやってきていますけれども、できれば大人はまだいいですけれども、これから生まれてくる子どもや、あるいは小さい子供というのはそういうことの無いようなことをしてあげなければいけない。</p></blockquote>
<p>日本国民が「風の谷のナウシカ」のストーリー背景を共有していて良かったと思います。ホントこれからの日本の農産物はどうなってしまうのでしょうか？　食物連鎖とか何年、いや何十年単位で浄化していくレベルの問題なんでしょうか？　今後の被害状況が把握されていく過程でのニュースが心配です。日本が復活するための根気、これは日本国民が国全体の問題だと意識して取り組んでいかないと負けちゃう気がします。</p>
<p>第２次世界大戦敗戦からの奇跡的な復活を可能にした日本人の心の気概は今現在草食化している社会に生きる日本人に備わっているのでしょうか？　いい意味でも悪い意味でも世界中が日本の行く末を注目しています。是非期待以上の結果を世界に示したいんですけど、ここからの復興は相当に気合を入れて取り組んでいかないと、という不安を払拭できずにいる自分がいるのも確かです。</p>
<p><img style="margin: 10px;" title="原発から１００キロ地図" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/06/PICT0414-227x300.jpg" alt="" width="227" height="300" align="right" /><strong>政府は今こそビジョンを！</strong></p>
<blockquote><p>ところで、ホットスポットって言いまして、ある場合には雨の状況で、日本は雪ですけれど、それによってはフォールアウトが、ある所に集中的にポンポンと点状に落ちる。だからそういう所で生産されたものというのは当然汚染されるわけです。</p>
<p>そういう意味で今回私も意外だったのは、茨城の方で高濃度って何故かって、これは当然大気汚染であちこちに汚染された大気があるわけですから、その中に雨が降って雨の粒の中に、私が前に言ったように「雨とか雪は注意した方がいいですよ」と言ったら、雪が降ってしまいましたけれど、そういうのはやはり放射性降下物も含まれて落ちるわけですから。</p>
<p>そういう所、残念ですけれど、そういう所の場合は可能性はあるということを、一応私は、皆さんをパニックではなくて「こういう事実がありますよ」ということを知っておいてもらった上でもって冷静に対応してもらうって、こういう表現をしていかないと、ただ単にエックス線で当てて1回でこうだとか、そういう外部被曝のことを言われるので、これは私は、もしかしたら菅総理大臣が自ら国民に向かって「こうなんだ」って、とにかく子ども達や、あるいは妊産婦を含め胎児たちの命を守るんだと、将来のことを考えて、ということを言わないと、私はいけないと思っております。</p>
<p>これは誤解なきように、皆さん方ある言葉だけを出されますから誤解されて、私いつも言われてしまうんですけれど、そうではなくて、もし心配だったら全部出してください。そうでなかったら出さないでください。それくらいの私は皆さんに今、私自身がチェルノブイリで経験したことをお話ししているわけですから、決して政府を批判ではないんですけれど、事実としてとらえてほしい、しかも国民の皆さんは落ち着いてくださいと、こういう事があるけれども、安心なものは食べていいですからということで私は申し上げております。私自身も5年も汚染地で向こうの人と同じものを食べてきたわけです。</p></blockquote>
<p>大前研一氏が示していた復興へのビジョンの中に福島原子力発電所を巨大なテントで覆ってしまうというアイデアがあります。東京ドームを受注、生産、設置した会社に問い合わせたところそこの社長さんも同じような考え方を持っておられたようで福島原子力発電所全体を覆ってしまうようなテントを上からかぶせてしまう。</p>
<p>一番心配なのは放射能が飛び散ることですからこれで一気に解決とまでは行かないまでも一つの大きな不安要素を取り除ける気がしますけどどうなんでしょう？　とんでもない場所から放射能による水質汚染とかなると風向きや雨、雪など天気に対して文句の言いようなどありませんから、ここからくる失望感は相当凹むと思います。</p>
<p>普段当たり前のように利用できていた生活インフラが突然途絶えることによるストレスは精神的にキツイです。巨大テントの設置は生産開始から約３ヶ月程度で完成させることができる見通しですから即決断、行動なんですけど誰かからの許可とか安全性の確認とかできないとかいって先延ばしになるのでしょうか？　それとも他にもっと素晴らしいアイデアがあるのでしょうか？</p>
<p><img style="margin: 10px;" title="原発から２００キロ地図" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/06/PICT0415-227x300.jpg" alt="" width="227" height="300" align="right" /><strong>ニューヨークに住んでいるからといって安全ではない</strong></p>
<blockquote><p>【ニューヨーク＝松尾理也】福島第１原発での事故が世界的な関心を集めるなか、ニューヨーク市中心部からわずか５０キロに位置するインディアン・ポイント原子力発電所についての議論が米国で高まっている。福島と同様の事故が起これば、ニューヨーク市のほぼ全域が避難地域に入ってしまうためだ。ニューヨーク州当局は２２日、米原子力規制委員会（ＮＲＣ）と会談、同原発の安全評価の見直しを「全米の原発で最優先とする」との言質を引き出したが、作業は容易ではない。</p>
<p>インディアン・ポイント原発は１９６２年に操業を開始。ニューヨーク市と、隣接するウエストチェスター郡で使用される電力の２５％を供給する。一般に米東海岸では大きな地震は起きないと信じられているが、米メディアによるとマグニチュード７クラスの地震が発生する可能性はある上、同原発の近くには２本の断層が走っているという。現在運転中の原子炉は１９７０年代に設置されたものだが、最新技術を投入した設計とはいえず、同原発の耐震性を疑問視する声もある。（ <a href="http://sankei.jp.msn.com/world/news/110324/amr11032417520009-n1.htm">ＮＹからわずか５０キロに原発　安全議論高まる</a> ）</p></blockquote>
<p>ニューヨーカーの災害に関する意識としてアメリカ西海岸のように地震がくるわけでもないし、アメリカ南部のようにハリケーンや竜巻被害にも合わないだろう、とほとんどの人が危機意識など持っていないと思います。自分もその一人でした、上の事実を知るまでは・・・</p>
<p>マグニチュード７クラスの地震が発生する可能性・・・ありですか、それも２本の活断層が原子力発電所近くを走っているということですからもし巨大地震が発生したとしたらニューヨークなんて・・・考えただけでも恐ろしいです。はっきりいって壊滅でしょう！　良い人生とは良い選択だ、と石田衣良氏は作品中でそれとなく発信していますけど・・・難しいです。選択肢があるならまだしもそれすらもない状況となると・・・助け合いが必要なんです！</p>
<p>日本は現在かなり深刻な危機に陥ろうとしています！　あなたの選択肢は大丈夫？　日本に存在している原発の位置を示した地図があるんですけど・・・日本沈没状態なんです。自分が生きている間はジョーカー引かないはずだろうという希望的観測で生きるのもありですけどどうなんでしょう、人の人生の選択肢ってその人の年齢にも関係してきますし・・・自分の身の回り、足元のフットワークを軽くしておく必要がすべての人にありそうな状況が認識され始めるでしょう、クラウドサービスはその始まりのような気がします。</p>
<ul>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110503" target="_blank">どこに避難します？ - Chikirinの日記</a></li>
<li><a href="http://naglly.com/archives/2011/04/nuclear-japan-map.php" target="_blank">全国の原発からのおおよその距離を知る為の日本地図（画像） - 涙目で仕事しないSE</a></li>
<li><a href="http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65732741.html" target="_blank">「福島で被ばく初期症状が始まっている。今年秋から来年たくさん出てくる」被ばく医師肥田舜太郎氏の演説</a></li>
</ul>
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		<title>アルゴリズムとヒューリスティック – モチベーション3.0（２）</title>
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		<pubDate>Sat, 19 Feb 2011 19:25:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[フラット化する世界]]></category>
		<category><![CDATA[モチベーション3.0]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[就職氷河期への疑問 インターネットがこれほど社会に普及しても能動的に自分にとって有利な情報を探し当てることが出来ない人は相変わらず一つの価値観に縛られることが多いんだなぁ・・・と大学生のほとんどが学生時代から就職活動を何 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
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		</p><p><strong>就職氷河期への疑問</strong></p>
<p>インターネットがこれほど社会に普及しても能動的に自分にとって有利な情報を探し当てることが出来ない人は相変わらず一つの価値観に縛られることが多いんだなぁ・・・と大学生のほとんどが学生時代から就職活動を何十社と行って内定取りに血眼になっている様子から想像してしまう。</p>
<p>学生が感じる漠然とした不安というものがその社会の一部に入ると物凄く増幅されて、一歩でもそのレールから足を踏み外すと自分は劣等感を感じてしまう。一度日本の社会から飛び出て海外に２、３年住み、外から日本社会というものを眺めてみればどれほどそういうもののプレッシャーから解放されることだろう！</p>
<p>若いうちから多様な文化、社会などに触れる、同じ世代の人間との価値観を比較してみる。こういうことから自分の内部に少しずつ自信の幅のようなものが形成され、自己への投資以外自分を際立たせることはできないと気が付いて努力を始めるほうが健康的であると思う。</p>
<p><strong>オバマ大統領一般教書演説</strong></p>
<p>今年初め行われたオバマ大統領の一般教書を聞いただろうか？　特に前半の部分で力を入れていた教育とイノベーションの部分にこれからのアメリカ社会の意気込みを感じられた。海外へ仕事を発注する企業に対して恨みつらみを言うよりももっと自分たちが知的に向上して知識集約的産業にフィットできる人材に一人一人が努力し始めようではないかと！</p>
<p>同じような危機感を持っている日本のリーダーはどれぐらいいるのだろうか？　就職活動に専念することも大事かもしれないが、それよりもその先にある社会の変化、日本も「アルゴリズム」（段階的手法またはルーチンワーク）的な仕事は海外へアウトソーシングされてしまうからそのときになって慌てないように自分に投資していく。きっと変化に気付いている若者はもう行動に移していると思うんだけど、じゃ実際にアルゴリズム（Algorithm）的な仕事とヒューリスティック（Heuristic）的な仕事とはどのように違うのかを今回もまた「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062144492/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank">モチベーション3．0　持続する「やる気！」をいかに引き出すか</a>」の著書をヒントにしながらまとめてみた。</p>
<p><strong>アルゴリズムとヒューリスティック</strong></p>
<blockquote><p>行動科学者は、仕事と勉強を、「アルゴリズム」（段階的手法またはルーチンワーク）と「ヒューリスティック」（発見的方法）の二つに分類することが多い。アルゴリズム的な仕事とは、一つの結論にいたる一本の道を、実証された指示に従って辿る類に仕事だ。つまり、解決にはアルゴリズムが存在する。ヒューリスティックは仕事は逆だ。解決にアルゴリズムが存在しないからこそ、可能性を試行錯誤して新たな解決策を考案する必要がある。スーパーのレジの仕事は、たいていアルゴリズム的な仕事だ。ほとんど同じことを、何度も何度も一定の方法で行う。広告キャンペーンの企画は、大概ヒューリスティックだ。何か新しいアイデアを生み出さなくてはならない。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062144492/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="モチベーション3．0　持続する「やる気！」をいかに引き出すか" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/08/0311.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>ポイントはヒューリスティックな仕事にはクリエイティブな思考が必要とされるということ。能動的に普段から自分の脳みそに知的な刺激を与えていないと人間は惰性に陥りやすい。他人から情報を与えてもらうほうが楽だから・・・これが思考停止を招く。</p>
<p><strong>ホワイトカラーのルーチンワーク</strong></p>
<blockquote><p>２０世紀を通して、多くの仕事がアルゴリズムだった。それは、一日中同じ方法で同じネジを締める仕事だけに限らない。ブルーカラーだけではなくホワイトカラーも、担当業務はルーチンワークの場合が多かった。つまり、仕事・・・会計でも法律でも、コンピューター・プログラミングでもそのほかの分野でも・・・の大半を、スクリプトや仕様書、慣例など、正しい解答を導く一連の手順にまとめることが可能だった。</p>
<p>だが現在、北米、西欧、日本や韓国、オーストラリアのほとんどで、ホワイトカラーのルーチンワークは消えつつある。その種の仕事は一番コストがかからない国や地域へと、どんどん委託されるようになっている。インドやブルガリア、フィリピンなどで、先進国よりも低賃金で雇用された労働者が、アルゴリズム的な仕事をこなし、正確な答えを見つけ、一万キロ離れた顧客や注文主のもとへコンピューターで瞬時に送信する。</p>
</blockquote>
<p>人気就職先ナンバーワンが公務員というニュースを聞いたとき、若者が保守的になっている国は危険だなぁ、と危機感を覚えた頃と今では日本社会の状況は変わったのだろうか？　地方自治体の財政が厳しい、公的資金の無駄使い。お役所の仕事を一番コストがかからない国や地域へとどんどん委託していく。周りの様子を窺いながら東京を眺めているような地方は財政面で地盤沈下を皮膚感覚で感じられるようになったときにはもうかなり危ないと思われるんだけど・・・生き残る手段は日本の外に活路を見出すこと。人材も、金も、情報も外から取り寄せる。日本人だけ、日本人、日本、という拘りだけでサバイバルしていくのはもう日本社会では無理だと思う。</p>
<p><strong>サービス産業にイノベーションを発揮させる</strong></p>
<blockquote><p>だが、オフショアリング（業務の海外へのアウトソーシング=ＢＰＯとも呼ばれる）は、左脳的な型どおりの仕事を奪う要因の一つに過ぎない。単純な肉体労働を最初は牛が、やがてフォークリフトがこなすようになったように、単純な知的労働は、人間の代わりにコンピューターがこなすようになってきている。アウトソーシングが加速度的に進む一方で、ソフトウェアはすでに、ルールに基づく専門的職務を人間よりも巧みに、素早く安価でこなしている。</p>
<p>例えば、あなたの従兄弟の公認会計士の仕事の大半がルーチンワークだとする。彼は、月給５００ドルのマニラの会計士との競争に直面しているだけではなく、３０ドルでダウンロードできる確定申告書作成プログラムとの競争にも直面しているのである。コンサルティング会社のマッキンゼーによれば、新たに作られる雇用のうちアルゴリズム的な仕事の占める割合は、アメリカでは３０％にすぎず、７０％はヒューリスティックな仕事が占めている。ルーチンワークはアウトソーシングや自動化が可能だが、芸術的で、感情移入が必要な非ルーチンワークの仕事には、それが不可能だからだ。</p>
<p>それがモチベーションに与える影響は、きわめて大きい。ハーバード・ビジネススクールのテレサ・アマビルなどの研究者は、外的な報酬と罰・・・つまりアメとムチ・・・は、アルゴリズム的な仕事には効果を発揮するが、ヒューリスティックな仕事には、むしろマイナスに作用する恐れがあると気付いた。この種の課題・・・新たな問題を解決したり、独創性に富んだ製品を創造することなど・・・は、ハーロウの唱えた第三の動機付けに頼るところが大きいからだ。アマビルはこれを、創造性に関する（内発的動機付けの法則）と呼び、「内発的動機付けは創造性につながり、統制された外発的な動機付けは創造性を奪う」と主張した。言い換えれば、（モチベーション2.0）の核となる信条は、現代経済が依存するヒューリスティックな、右脳的な仕事に“有害”な影響を及ぼしかねないということだ。</p>
</blockquote>
<p>これからの日本社会で一番変化の危機感に気付いて環境適応能力を発揮していくのは現場の人たちであろう。特に営業！　営業というところの意味は広い意味でのセールス、ということであって自分を売り込む技術が欠けるようではこれからのソーシャルネットワーク時代、難しいんじゃないだろうか？　あなたが優秀な人材だということをどれぐらいの人が認知しているだろうか？　あなたのスキルにどれぐらいの信用度、信頼度が蓄積されているのだろうか？</p>
<p>単純化された仕事はどんどんアウトソーシングされるだろうがクリエイティブな感覚を要する提案型のサービスはこれからどんどん日本社会で需要が高まっていくに違いない。社会のニーズ、人々のニーズを素早くキャッチしてどこに問題の本質が隠されていてどのようなサービスを展開していけば企業として利益を上げながら成長していけるのか？　能動的に行動して自分のアンテナを常に磨いている、自分に投資することは一つの価値観に流されて自分の貴重な時間を浪費してしまうより大事だと思う所以はここにある。</p>
<p><strong>自ら意欲を起こせる人材</strong></p>
<blockquote><p>創造性を必要とする仕事が増え、型どおりに進められるケースが少なくなってきたこともあり、仕事を楽しいと感じる人も増えている。これも、（モチベーション2.0）の仮定を混乱に陥れている。この古いＯＳは、仕事とは「本質的に“楽しくない”ものだ」とみなしている。だからこそ、外的な報酬で人を動かし、外的な罰で脅かさなければいけないと考える。第５章に登場する心理学者のミハイ・チクセントミハイは、娯楽よりも仕事をしているときのほうが、人は遥かに（心の安らぎを伴う）最適経験をしやすい、という意外な発見をした。だが仕事が楽しいという人が増えてくれば、（モチベーション2.0）の核心である外的な刺激は、ますます不要になる。それどころか、デシが４０年前に気付いたように、本来は興味深いはずの作業に外的な報酬を加えると、モチベーションを低下させ、成果を損ないかねない。</p>
<p>・・・中略</p>
<p>こうした企業でなくても、自己管理は必要だ。アメリカでは、３３７０万人もの人が、少なくとも月に一日は在宅で働く。また１４７０万人もの人が、在宅勤務という形態で毎日働いている。かなりの数の労働人口が、マネジャーの目の届かないところで、自分の仕事を自分で管理するように求められている。在宅勤務を採用していない企業も多いが、経営のスリム化が進み、組織の階層は崩れてきている。企業はコスト削減を図り、経費のかかる中間管理職を整理している。つまり、マネジャーは、従来よりも多くの社員を監督しなければならず、一人ひとりを注意深く観察できなくなっているのだ。</p>
<p>組織のフラット化が進むにつれ、企業には自ら意欲を起こせる人材が必要になる。これにより、多数の組織が、なんというか・・・ウィキペディア化を余儀なくされる。ウィキペディアの参加者は、誰にも「管理」されていない。どうしたら「意欲が湧くか」などと考えて、漠然と過ごしているものなどいない。だからこそ、ウィキペディアは機能している。ルーチンワークなどの、それほどやりがいが感じられない仕事には管理が必要だ。一方、非ルーチンワークのように興味を喚起する仕事は、自発性が頼りとなる。匿名希望のあるビジネスリーダーは、これを次のように簡潔に言い表した。採用面接を行うとき、応募者にこう告げるのだという。「他人からモチベーションを与えられる必要がある人材を採用するつもりはありません」</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511908/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="「できる人」の話し方&amp;コミュニケーション術 なぜか、「他人に評価される人」の技術と習慣" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2005/10/0312.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>学生諸君にアドバイスが一つあるとすればここのポイントだと思う。つまり自分が選んだ職場においてそこでは誰からも強制されることなく自分の仕事に関する知識、技術を高めるモチベーションが自然に発生するかどうか？　その過程で蓄積された知識が土台となって社会を洞察する知恵を備え付ける、それがイノベーションを生み出すきっかけとなると思うんだけどいかがだろうか？</p>
<p>多感な若い時期こそ多様な価値観、文化、社会環境に触れることはこういったことからも大事なんだけどなぁ・・・結局のところ若者を採用する企業のほうでも人材の芽を潰してしまっている。若い人にプレッシャーを与えることに加担するよりももっと寛容に構えてあげれば、大海を泳いで逞しくなってきた若者を生み出すきっかけになりはしないだろうか？　日本社会の生産性が落ち込んでいく過程を加速させているのは日本企業自身ではないか？</p>
<p>以前ニュースで見た中でこれは良い試みだなぁと感じたものに５年間有効な内定を発行する会社の特集をやっていた。５年間有効な内定を発行する企業としては学生に大学を卒業して即入社というプレッシャーを与えないでその有効期間を自由に学生自身のために費やすことを奨励、いろいろ体験した後更に一回り成長してわが社に入社してほしいというもの。</p>
<p>学生のほうも有効内定期間が５年間あるということで在る者は他の企業に２年ないし３年働いてみて自分の可能性を試してみたり経験することに企てたり、在る者は海外へ長期のボランティア活動へ参加、在る者は自分でベンチャーなどを立ち上げる経験に費やしたりと様々であった。勿論海外へ留学するものも存在するであろう。</p>
<p>一番良いのは可能性を秘めた学生たちの向上心というか何かを体験させることの意欲、モチベーション的な余裕を得られることであろう。経験も知識もない若者が自ら試行錯誤の中進んでいく。個人でできる限界点にもぶつかるであろう。そのときに企業で学べる何かを発見するきっかけになるであろうし、企業側も学生色全般の人材よりも何かを体験してきた若者のほうへと興味を示すのではないだろうか？</p>
<p><strong>オープンソース参加への動機</strong></p>
<blockquote><p>それは、世界中の何十万というソフトウェアのプロジェクトに限ったことではない。今では、オープンソースのお料理レシピー、教科書、自動車デザイン、医療研究、（判例集などの）訴訟関係資料、写真集、（義肢、義足などの）人口装具、消費者信用組合、コーラ（レシピー）、ソフトドリンクでは満足できない人のためには、オープンソースのビール（レシピー）まで見つかる。</p>
<p>私たちの行動を体系づけるこの新しい方法が登場したからといって、外的な報酬が完全になくなりはしない。オープンソースに携わっている人々は、清貧の誓いを立てているわけではないのだ。多くの人にとっては、このようなプロジェクトへ参加すれば、自らの評判を高められるし、技術も磨かれる。結果的には、経済面にも反映されることになる。オープンソースのアプリケーションソフトの実行や維持管理業務を、企業から請け負うビジネスを立ち上げ、多大な利益を得たものもいる。</p>
<p>だが結局、複数の研究者が指摘するように、従来のビジネスモデルが外発的動機付けに依存しているのと同じくらいに、オープンソースは内発的動機付けに頼っている。MITの経営学教授であるカリーム・ラハニとボストン・コンサルティング・グループのコンサルタント、ボブ・ウルフは、主に北米と欧州におけるオープンソースの開発者６８４人に対して、プロジェクトに参加した理由を調査した。</p>
<p>多様な動機があるなかで、「楽しいからという内発的動機付け、つまり、そのプロジェクトに参加すると創造性を感じられることが、もっとも強力で多くの人に共通する動機付けだ」と、二人はこの調査から明らかにした。こうしたプログラマーの大半が、ほどよい挑戦を受けたときの「流れ（フロー）」と呼ばれる心理状態によく達するという。ドイツの経済学者３人が、同じように世界中のオープンソースのプロジェクトを調査した。その結果、参加者の動機は「一連の内発的動機づけが大半を占めている」とくに、「かなり高度なソフトウェアの課題を克服する・・・楽しみ」や「仲間のプログラマーの世界に貢献したいという欲求」だとわかった。（モチベーション2.0）が、このような欲求に介在する余地はほとんどない。</p>
</blockquote>
<p>このような活動に参加していくことはこれからどんどん求められていくであろう。営業の話しをしたけれど結局自分とはどれほどの人材的能力を備えた人間で、どのような人格を形成している人間か、というアピールを自ら仕掛けていくことが要求されていく。経済的見返りも高まると同時にそれよりももっと高尚なもの、人々から認められるという存在意識、信頼などを得たいという願望は益々高まっていくものだと感じる。</p>
<p><strong>内発的動機付けの重要性</strong></p>
<blockquote><p>もちろん、すべての仕事にこの実験結果があてはまるわけではない。アマビルのチームは、外的な報酬は、アルゴリズム的な仕事・・・つまり論理的帰結を導くために、既存の常套手段に頼る仕事・・・には効果があると気付いた。だが、右脳的な仕事・・・柔軟な万台解決や創意工夫、概念的な理解が要求される仕事・・・に対しては、条件付報酬はむしろマイナスの影響を与える恐れがあることも明らかにした。</p>
<p>報酬の存在によって、周囲が見えにくくなり、独創的な解決策を生み出しにくくなる傾向がある。これは、社会科学において定説となった。アマビルのチームは何年にもわたり、これについて精査を重ねてきたのだ。芸術家にとっても科学者にとっても、発明家や学生、そのほかすべての人にとって、内発的動機付け・・・その活動に興味を引かれ、やりがいを感じ、夢中になれるからその活動をしたい、という原動力・・・が、高いレベルの創造性を発揮させるためにはきわめて重要である。だが、多数の企業で主流を占めるアメとムチの「交換条件付き」の動機付けは、創造的思考を呼び起こすどころか、往々にして抑え付ける。先進国経済が、右脳を必要とする概念的な仕事へと重心を移す・・・つまり、いっそう多くの人が、それぞれが抱えるロウソクの問題に対処しなくてはならなくなる。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120041778/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか？" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/02/0326.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>少子高齢化を迎える日本が経済的にサバイバルしていく手段はクリエイティブサービスを行える人材を多く抱えることにかかっていると思う。日本には「おもてなし」という真心こもったサービスが存在するではないか！</p>
<p>物作りにも十分発揮される能力、使う人、使われる環境に配慮した工夫を創造していく思考、思想は日本人が得意とするクリエイティブなサービスだと思う。これを発揮できる個人を数多く育て、社会が存在発展していくためにそれらの個が活躍できる環境を整えていく。需要は世界中で発生するはずだから単純作業は海外へ発注、逆に海外からは日本独自のクリエイティブサービスを受注していけばいい！</p>
<p><strong>４つの基本的要素</strong></p>
<blockquote><p>十分な給与を払わなければ、社員は会社から離れていきます。しかし、それにもまして、金銭は人に意欲を与える要因ではないのです。お金よりも重要なのは、このようにクリエイティブな人を引き付ける仕組みなのです。未来を見据えた少数の企業が気付きつつあるのは、こうした特徴の一つが自律性であるという点だ。とりわけ、何をするのか、いつするのか、どのようなやり方でするのか、誰と一緒にするのか、という仕事の４つの側面に対する自律性だ。アトラシアンの事例からわかるように、タイプIの行動は、この４つのT、課題（Task）、時間（Time）、手法（Technique）、チーム（Team）に関して自律性を得た時に現れる。</p>
</blockquote>
<ul>
<li><a href="http://blogs.yahoo.co.jp/kimuraxiao/30428198.html" target="_blank">日本はなぜ投資移民制度を導入しないのか？</a></li>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/5fcfa23aba9fe06eb97985536c3b1fbc">不景気だからこその移民政策のススメ</a></li>
</ul>
<p>お金を集める投資移民制度には賛成！　人材を集める高機能移民政策にも賛成！　今まで日本人だけですべてをこなしてきた日本社会。これからはどれだけ異質なものを受け入れて上手にお互い融合、活用、成長していくかがキーポイント。自律性の発揮はコミュニケーション能力不足を駆使する可能性はないだろうか？</p>
<p><strong>インターネットビジネス</strong></p>
<ul>
<li><a href="http://otsune.tumblr.com/post/2956356244" target="_blank">ベンチャーのメッカはニューヨークへ</a></li>
<li><a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110114/217956/" target="_blank">ザッカーバーグを超える？20歳の才媛現る</a></li>
</ul>
<blockquote><p>最後に気になる話を。これからのベンチャーの舞台はニューヨークになるかもしれないというのだ。ニューヨークタイムズによると、ビジネスのトレンドを最も早く的中させているベンチャーキャピタリストがシリコンバレーからニューヨークに引っ越してきた。シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタル「アクセル」のパートナー、ジム・ブレイヤー氏である。</p>
<p>フェイスブックへゴールドマンサックスが500億ドル出資したことがつい最近話題になった。しかし彼は、それを6年ほどさかのぼる2005年4月に、先頭に立ってフェイスブックに1270万ドルを投資していた。今なにかと話題のグルーポンを支えたのも彼の投資である。</p>
<p>この3年でニューヨークのベンチャー15件に投資している彼は「この10年ニューヨークがベンチャーで最もホットな場になる」と見ている。それは、ニューヨークには世界最高のエンターテイメント、メディア、そして商業があるからだという。ブレイヤー氏は「これからのインターネットビジネスは、ソーシャルメディアがエンターテイメント、メディア、商業と交差するときに生まれる。まさにニューヨークこそが最適の場所なのだ」と断言する。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/826158c0e13b3987316f8d50f831986d">GDP世界一の都市・東京</a></p>
<p>東京の次に位置しているのがニューヨークです。これからのインターネットビジネスは、ソーシャルメディアがエンターテイメント、メディア、商業と交差するときに生まれる。まさに東京こそが最適の場所なのだ・・・多くの価値観を多様化できれば・・・</p>
<p><strong>自律性を養う術</strong></p>
<blockquote><p>だが、自律的になる、といっても責任をないがしろにしてもよいという意味ではない。OSの機能が何であれ、仕事には責任を持たなくてはいけない。ただ、それぞれのOSは、人間の本質について異なる仮定を立てているので、責任を果たす際にも方法が存在する。（モチベーション2.0）は、自由を与えれば人間は怠ける。だから、自律的にやらせれば責任回避をするだろう、という仮説を設定している。一方、（モチベーション3.0）は、異なる仮定に基づく。人は、本来責任を果たすことを望んでいる。つまり、課題や時間、方法、チームを確実に任せることが、目的にいたる早道だと考える。</p>
<p>もちろん、ほとんどの職場では今でも、古いOSを前提とする仕事のやり方が行き渡っているので、自律への移行は一時には起こらない。というより多くの場合は、できない。仮に、管理された環境から人を引き抜いて、その環境以外何も知らない彼らを、ROWEまたは自由裁量が認められた環境にいきなり配置したら、その人たちの苦労は目に見えている。リチャード・ライアンが指摘したように、移行のステップを各従業員が見つけられるように、組織は足場を組む必要がある。</p>
<p>また、一人一人が自律の異なる側面を重んじるようになるはずだ。ある者は、課題設定についての自律を切望するかもしれない。別の者はチーム編成に対する自律を望むかもしれない。ザッポスの創業社長シェイから、次のようなメールを受け取った。「人の幸福にとって、認知制御は重要な要素であると、複数の研究から明らかにされています。しかし、人が何をコントロールしたいと感じるのかは、本当に人それぞれです。ですから、自律の中で一番重要な側面は、誰にとっても同じではないと思います。人によってそれぞれ異なる欲求があるので、雇用主にとってもっとも有効な戦略は、従業員一人一人にとって何が大切なのかを理解することではないでしょうか」</p>
<p>そうした個人の欲求は、一見その人の自己表現に見えるが、やはりそれは共通の根源から芽生えている。私たちは、ゲームの駒ではなくプレーヤーになるために生まれてきた。本来は自律的な個人であって、機械仕掛けの人形ではない。私たちは生来、タイプIなのである。ところが、外部の圧力・・・人は「管理」される必要があるという、ほかならぬその観念も含めて・・・が、私たちに備わっている初期設定を変更して、タイプXへと変えようとする。もし、職場だけではなく、学校や家庭も含めて自分の環境をアップデートすれば、もしリーダーが人間の本質についての真実と、それを裏付ける科学の成果を素直に認めれば、私たち自身も同僚も、人間本来の状態を取り戻せるに違いない。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492521852/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="たった１つの行動が、職場ストレスをなくしモチベーションを高める" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/02/0327.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>極端に管理された社会から自律への意欲に掻き立てられ自由を取り戻そうとしている地域が中東の各国で見られます。宗教的ではないモチベーション、自分たちも良い暮らしがしたいというモチベーション。</p>
<p>元々中東の人たちは知的に優秀な人材が揃っているので宗教的な制約やデジタル社会への移行を妨げる障害を一つ一つ取り除いていけることができるならば案外中東地域の発展は加速するかもしれないと楽観しているのは僕だけでしょうか？</p>
<p><strong>従順から積極的な関与へ</strong></p>
<blockquote><p>自律の反対は統制だ。行動という羅針盤において、この二つは対極に位置しており、両者はわたしたちに異なる目的地を指し示す。すなわち、コントロールは従順へと、自律は関与へと導く（本来は「関与」「絆」などを意味する。最近は、「仕事に対する真剣な取り組み」、さらに「個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献し合う関係」を指す）。この相違から、タイプIの行動の２番目の要素である（マスタリー、熟達）がもたらされる。マスタリーとは、何か価値あることを上達させたいという欲求だ。</p>
</blockquote>
<p>次回はモチベーション3.0シリーズの最終回です。「<a title="モチベーション3.0、持続するやる気をいかに引き出すか" href="http://www.ebigbridge.com/2011/01/19/%e3%83%a2%e3%83%81%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b33-0%e3%80%81%e6%8c%81%e7%b6%9a%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%84%e3%82%8b%e6%b0%97%e3%82%92%e3%81%84%e3%81%8b%e3%81%ab%e5%bc%95%e3%81%8d/">モチベーション3.0、持続するやる気をいかに引き出すか</a> 」、「<a title="マスタリーへいたる手段としての関与 – モチベーション3.0（１）" href="http://www.ebigbridge.com/2011/02/03/%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%b8%e3%81%84%e3%81%9f%e3%82%8b%e6%89%8b%e6%ae%b5%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%b8%8e-%e2%80%93-%e3%83%a2%e3%83%81%e3%83%99%e3%83%bc/">マスタリーへいたる手段としての関与 – モチベーション3.0（１）</a> 」、「アルゴリズムとヒューリスティック – モチベーション3.0（２）」、「営利団体 vs 非営利団体 – モチベーション3.0（３）」</p>
<img src="http://www.ebigbridge.com/?ak_action=api_record_view&id=4457&type=feed" alt="" />]]></content:encoded>
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		<title>マスタリーへいたる手段としての関与 – モチベーション3.0（１）</title>
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		<pubDate>Thu, 03 Feb 2011 17:22:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[フラット化する世界]]></category>
		<category><![CDATA[モチベーション3.0]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[今回もモチベーションについての新しい考察について記述していきます。マスタリー、熟練というレベルに到達するには何が必要なんでしょうか？ スポーツの世界では練習上手の人はその競技、種目でのレベルが高い、という話しを聞きます。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/02/0325.jpg" width="240" />
		</p><p>今回もモチベーションについての新しい考察について記述していきます。マスタリー、熟練というレベルに到達するには何が必要なんでしょうか？</p>
<p>スポーツの世界では練習上手の人はその競技、種目でのレベルが高い、という話しを聞きます。きっとそのような選手は誰からも強制されることなく自分自身を常に客観的に眺め、どのようにすれば自分のパフォーマンスが向上するのかを日々、探って実行に移して検証しているのではないでしょうか？</p>
<blockquote><p>（モチベーション2.0）のゴールは、特定の事項を特定の方法で実行するように促すこと、つまり、他人を従わせるということだ。そのためには、美味しい人参を目の前にちらつかせて、時々ムチを与えて脅かすことが、もっとも効果的な動機付けとなる。当然ながら、これが自己実現へといたる道である場合はまずない。だが経営上の戦略としては、ある程度筋が通っている。２０世紀の大半の仕事であったルーチンワークでは、従順な労働者を雇えば、大概は上手く機能していたからだ。</p>
<p>だが、もうそのような時代ではない。２１世紀において中心となる仕事では、そのような戦略は十分と言えないどころか、はなはだ不十分である場合が多い。複雑な問題の解決には、探究心と、新たな解決策を試そうとする積極的な意志が必要だ。（モチベーション2.0）が従順な態度を求めていたのに対し、（モチベーション3.0）は積極的関与を求める。それだけがマスタリー、すなわち物事に熟達することを可能にする。マスタリーの追求は、その重要性にもかかわらず第三の動機付けの中ではあまり目立たないことも多いのだが、経済の発展においては必要不可欠となってきている。</p>
</blockquote>
<p>アメとムチの戦略は日本の高度経済成長の一役を担ったと言っても大げさすぎることはないでしょう。毎日勤続して働いていけば、今日よりも明日は良い暮らしができる、という実感を毎年感じることができるのならば、単純労働、アメとムチの関係性でも問題はなかったのだと思います。</p>
<p>ですけど現代は情報化社会となり日本だけでなく、海外との意思疎通、複雑なルーティンワークなど多種多様化してきており、多大なるマーケットで頭角を現すには短所をなくしていくよりも長所を伸ばしていく戦略のほうがロングテールに埋もれてしまう確率を低いものにしてくれるのではないでしょうか？</p>
<p>この長所を強く意識して伸ばしていくことで個々の企業なり、個人なりの生産性も向上、それらの環境が積極的関与を生み出し飛躍できる体質へと変化していくのでは、と考えております。</p>
<p><strong>自己目的的経験</strong></p>
<blockquote><p>遊びの最中には、チクセントミハイが「自己目的的（Autotelic）経験」と名づけた心理状態を多くの人が経験している。これは、ギリシャ語のauto（自己）とtelos（目標や目的）に由来する言葉だ。自己目的的経験では、目標は自己充足的だ。つまりその活動自体が報酬にあたるのだ。チクセントミハイによれば、博士課程の研究で彼が観察した画家たちは、制作に夢中になるあまり、まるでトランス状態に入っているかのようだったという。画家たちにとって時間はあっという間に過ぎ去り、自意識も消え去った。</p>
<p>彼はほかにも、この種の趣味や仕事に引き付けられる人・・・ロッククライマー、サッカー選手、競泳の選手、洞窟探検家など・・・を探し当て、インタビューを行い、活動を自己目的的にしているものの本質は何かを突き止めようとした。だが、このときにはもどかしい思いをした、と彼は言う。下の囲みの引用にあるセバスチャン・コーの表現にあるように、何が彼をそれに駆り立てているのか知りたいと思っても、有効なヒントは得られなかった。「登山や音楽演奏の最中にどう感じるのか、思い出そうとしてもらっても、きわめて画一的で表面的な、当たり前の話しか聞けなかった」。</p>
</blockquote>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>何かに没頭しているときって時間が経つの本当に早いものです。</p>
<p>無意識のうちに自分は深く集中していて脳内が覚醒しているかのごとく、奇麗に思考展開した視界が開けてくる。自己目的的経験に自分の時間を当てているとき、もしかしたら幸福度は高いのではないだろうか、という仮説が浮かんできます。</p>
<p><strong>フローについて</strong></p>
<blockquote><p>もっとも重要なのは、フローにおいては、やらなくてはならないことと、できることの相関性がぴったりと一致する点だ。課題は簡単すぎず、難しすぎない。しかし現在の能力よりも一、二段高く、努力という行為そのものがなければ、とても到達できないレベルのことをほぼ無意識のうちにやっている。これが心身を成長させる。このバランスが、その他の月並みな体験とはまったく異なるレベルの集中と満足感を生み出す。</p>
<p>フローの状態では、その瞬間を極めて深く生きており、完全に思いのままになると感じ、時間や場所、自分自身でさえ存在を忘れるような感覚を抱く。当然、フロー体験で人は自律的である。だがそれ以上に、その活動に打ち込んでいる。詩人のW・H・オーデンが詠ったように「その仕事に没頭している」。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062144492/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="モチベーション3．0　持続する「やる気！」をいかに引き出すか" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/08/0311.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>簡単すぎず、難しすぎない。なんだかキーポイントです。学校教育が今後大きく変わっていくのは必須ですからこれは参考になるのではないでしょうか？</p>
<p>教師は生徒が自分で勉学に励んでいけるように仕向けることになると思うんですけど、そのときの課題の与え方で教えることが上手な先生と、下手な先生に分かれそうな気がします。</p>
<p><strong>仕事を遊びへと変える</strong></p>
<blockquote><p>賢明な企業がフローに配慮した環境を整え、従業員のマスタリーの機会を高めるために取るもう一つの戦略は、ソーヤー効果の肯定的側面を引き出すことだ。第２章で紹介した、外発的動機付けが遊びを仕事に変えた話しを思い出してほしい。この流れを逆にすること、すなわち、仕事を遊びへと変えることも可能だ。</p>
<p>中には、自動的にフローの状態を見出せない業務もあるが、それでも業務は遂行しなくてはいけない。そのため、聡明な企業は、日常的業務になりがちな仕事を、フローを引き起こすようなやり方に変えて実行する自由を社員に認めている。</p>
</blockquote>
<p>今度は職場での話し。生徒と先生の関係がここでは経営者と従業員の関係になっている。仕事を遊びへと変える。簡単すぎず、難しすぎない。日常業務になりがちな仕事を如何にして個人が没頭できる仕組みとして改良できるかどうか？　職場の生産性が上がるのも、その結果競争力が高まるのもこのような視点に立って、個人、企業の競争的優位性をマーケットでスピーディーに展開していかないといけない環境になってきているようです。</p>
<p><strong>固定知能観と拡張知能観</strong></p>
<blockquote><p>ドゥエックによれば、人は知能に関して二つの異なる観念を抱いているという。「固定知能観」を抱く人は知能とは存在する分しかないと考える。もともと限られた量しか備わっていないので、増やすことはできないという考え方だ。一方「拡張知能観」を抱く人は異なる見方をする。知能は人によって少しは異なるかもしれないが、最終的には努力によって伸ばすことができると考える。</p>
<p>[quote2]</p>
<p>肉体的資質になぞらえれば、拡張知能観の人は、知能を体力のようなものだとみなす（体力をつけ、筋肉をつけたいなら、バーベルを挙げるか鉄分を含むほうれん草を食べればいい）。固定知能観の人は、知能を身長のようなものだとみなす（成長がストップした後にもっと背を高くしたくても、残念ながら無理な相談だ）。</p>
<p>知能が定められた量しかないと考えるなら、教育や仕事の経験はすべて、自分にどれくらいの知能があるかという測定手段となる。</p>
<p>知能を増やせると考えるなら、教育や仕事上の経験は成長する機会となる。片や、知能は（残高を）証明するものという見方で、片や、知能は（どこまでも）発達させるものという見方である。</p>
</blockquote>
<p>すべての人は拡張知能観を信じて一生何かを学び続けなくてはいけない。</p>
<p><strong>二つの知能観</strong></p>
<blockquote><p>ドゥエックの発見は、（モチベーション2.0）と（モチベーション3.0）の基礎をなす行動的特質を、うまく描いている。タイプXは往々にして、固定知能観を内包し、学習目標よりも達成目標を好み、努力しなくてはいけないのは自分が弱点を持っている証拠として、努力そのものを見下す。</p>
<p>タイプIは、拡張知能観を持ち、達成目標よりも学習目標を重んじ、人生にとって大切と思われる能力を向上させるためには努力をいとわない。前者の思考が前提ならば、マスタリーは不可能だ。後者の思考ならば、マスタリーは必然となる可能性を秘めている。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062153920/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="天才!  成功する人々の法則" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2009/01/0052.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>拡張知能観はマスタリー（熟練）へ繋がる。長期的視野に立ち、コツコツと成長過程を意識しながら前進していく。</p>
<p><strong>卓越性の日常化</strong></p>
<blockquote><p>彼によれば、「かつては天賦の才だと思われていた多くの資質が、実は、少なくとも１０年間の厳しい訓練の結果であると判明した」。</p>
<p>スポーツでも音楽でもビジネスでも、マスタリーには長期間（一週間とか一ヶ月ではなく、１０年間）にわたる努力（困難で、うんざりするような、つらい、全身全霊を傾けた努力）が必要とされる。社会学者のダニエル・チャンブリスはこれを、「卓越性の日常化」と呼んでいる。</p>
<p>彼は、オリンピックの競泳選手を３年かけて調査した。その結果、最善の結果を出す人は概して、ほとんどの時間と努力をきわめて地味な運動を繰り返し練習することによってレースに備えているという事実に、チャンブリスも気付いた。</p>
<p>IQやそのほかの共通テストの成績よりも、根性が将来の成績を予測する材料になる、とウェスト・ポイントの士官候補生について調査した研究者たちが明らかにしたが、これもほぼ同じ理由からである。</p>
<p>「懸命な努力の重要性は理解されやすいが、目標を変えずにたゆまず時間をかけて努力を続けることの重要性は、あまり認められていない・・・どの分野においても、高い目標を成し遂げるには、才能と同じくらい根気と根性が必要になる」</p>
</blockquote>
<p>ここのところは社会で広く認識され始めている真実だと感じます。「<a title="１００００時間の努力と社会のタイミングがもたらすもの、その１" href="http://www.ebigbridge.com/2009/01/15/%ef%bc%91%ef%bc%90%ef%bc%90%ef%bc%90%ef%bc%90%e6%99%82%e9%96%93%e3%81%ae%e5%8a%aa%e5%8a%9b%e3%81%a8%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%ae%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%8c%e3%82%82%e3%81%9f-2/">１００００時間の努力と社会のタイミングがもたらすもの、その１</a>」、「<a title="１００００時間の努力と社会のタイミングがもたらすもの、その２" href="http://www.ebigbridge.com/2009/01/18/%ef%bc%91%ef%bc%90%ef%bc%90%ef%bc%90%ef%bc%90%e6%99%82%e9%96%93%e3%81%ae%e5%8a%aa%e5%8a%9b%e3%81%a8%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%ae%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%9f%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%8c%e3%82%82%e3%81%9f/">１００００時間の努力と社会のタイミングがもたらすもの、その２</a>」のエッセイのところでも書きましたが１０年間というのは一つの目安です。一日何時間費やすのか？　２、３時間だったら１０年間、５、６時間だったら５年間、１３時間だったら２年間、という具合です。</p>
<p><strong>フロー体験</strong></p>
<blockquote><p>フローがここで、二つの方法で関わってくる。どうすればフローを体験できるか意識していれば、熟達を目指す時間や熱意をどのような活動にあてればいいのか、明確なイメージを抱けるはずだ。また、卓越性を追求する過程で、フロー体験はつらい時期を乗り切る助けになる。</p>
<p>だが結局マスタリーとは、精を出して励んでもほとんど進歩が見られず、おそらく数度のフロー体験に励まされて少しだけ前進し、次に、少しだけ高くなったプラトー（一時的な停滞の状態）でもめげずに、再び根気よく励む、という経験の繰り返しを意味している。確かに、骨が折れるだろう。だが、これは問題ではなく、これを続けることが唯一の解決策なのだ。</p>
<p>キャロル・ドゥエックは言う。「努力とは、人生に意味を与える諸々の事柄の一つである。努力するということは、その対象となるものに意味があるとあなたが見なすことである。それが重要だからこそ、人はいとわずに努力するのだ。もし何にも価値を見出さなかったり、価値あるものに向けて熱心に努力しないようであれば、あなたの人生は不毛となるだろう」</p>
</blockquote>
<p>[quote1]</p>
<p>マスタリー（熟練）とは結局自分の好きなことを早く見つけることと関係があります。自分が没頭できる何か？</p>
<p>誰にも強制されることなく自ら進んで自分の時間とエネルギーをその好きなものの対象へと費やすことができる仕組み作り。そのある好きなものがマーケットでお金を稼いでこれるものだとプロフェッショナルというレベルに達するまで、そんなに時間はかからないのでしょう。</p>
<p><strong>マスタリーの本質</strong></p>
<blockquote><p>これがマスタリーの本質と言える。つまり、マスタリーは漸近線である。</p>
<p>近づくことはできる。それを目指して進んでいくことはできる。後もう少し、ほんの少しで達するほどに接近はできる。しかしセザンヌの苦悩と同様に、決してそれに達することはできない。マスタリーの完全な実現は不可能なのである。</p>
<p>史上最強のゴルファーと言われるタイガー・ウッズは、自分はもっと上達できる・・・上達しなくてはいけない・・・と、何回も語っている。彼がまだアマチュアだった頃にも言っていたセリフだ。</p>
<p>たとえ試合で最高のスコアを出したときでも、過去最高の成績を収めたシーズンを終えたときでも、同じセリフを言うだろう。ウッズはマスタリーを追求しているからだ。これはよく知られている話だ。知られていないのは、彼は決してそれに到達できないと自分でわかっている、ということだ。マスタリーは、常に彼の手の届かぬところにある。</p>
<p>マスタリーの漸近線は、欲求不満を引き起こす。なぜ、人は完全に到達できないものを求めるのだろうか。だが一方でそれが魅力でもある。だからこそ、到達しようとする価値がある。喜びは、実現することよりも追求することにある。とどのつまり、マスタリーはどうしても得られないからこそ、達人にとっては魅力的なのである。</p>
</blockquote>
<p>マスタリー（熟練）の本質、何かを追求していく対象物は誰か才能を持った人物の特権ではなく、誰もが持ちうるべきものであり、誰もが自身の人生過程で多くを費やすべき幸せへの方程式（自己満足感）であるべきなんだろうと感じます。</p>
<p><strong>自己目的的経験の構成要素</strong></p>
<blockquote><p>チクセントミハイの発見の中でさらに目を引いたのは、娯楽よりも職場でのほうがフローの状態がはるかに達しやすいという点だった。仕事は往々にして、多くの自己目的的経験の構成要素を含んでいる。</p>
<p>つまり、明確な目標、即座に得られるフィードバック、能力で十分に対応できる課題などのことだ。そのときには、仕事を楽しめるだけではなく上手くこなせる。だからこそ、大勢の人からこのような体験を奪う職場環境を、組織が容認しているのは奇妙な話しなのだ。もう少しゴルディロックス的な仕事を与えれば、ソーヤー効果のポジティブ面を発揮させる方法を探せば、組織の大きな目的の実現に役立ち、組織で働く人々の人生も豊かにできるはずだ。</p>
<p>チクセントミハイは、この重要な事実を３０年以上も昔に把握していた。当時、彼は次のように記している。「仕事とは関連性のない遊びだけを楽しめて、人生で取り組む真剣な仕事を耐え難い重荷として耐えなくてはならない、と信じる理由はもはや存在しない。仕事と遊びの境界が人為的なものだと気付けば、問題の本質を掌握し、もっと生きがいのある人生の創造という難題に取り掛かれる」</p>
</blockquote>
<p>経営者が新たな視点に気付いて仕事場の環境を整えている、または改良しようと努力を重ねている組織は強いです。何かを創造する楽しみは毎日仕事をこなしていく過程でとても重要になってくるのではないでしょうか？</p>
<p><strong>目的の駆動力</strong></p>
<blockquote><p>タイプIを支える三脚のうち、２本の脚である（自律性）と（マスタリー）はきわめて重要だ。ただし、バランスを保つためには、３番目の脚も必要になる。それにあたるのが（目的）で、最初の２つに背景を与える役割を果たす。マスタリーを目指す自立的な人々は、非常に高い成果を上げる。だが、高邁な「目的」のためにそれを実行する人々は、さらに多くを達成する。きわめて強く動機付けられた人々・・・当然ながら、生産性が非常に高く満足度も高い人々・・・は、自らの欲求を、自分以外の「より大きな目的」に結びつけるものだ。</p>
<p>・・・中略</p>
<p>（モチベーション3.0）は、人間の本質のこの側面を取り戻そうとしている。世界中のベビーブーマーは、彼らのさしかかったライフステージとその巨大な人口規模のために、「目的」をどのように取り込むか思考に取り掛かった。</p>
<p>「感情を刺激する役割として考えた場合、“富の最大化”という目的だけでは人間のエネルギーを十分に結集するだけの力はない」と、戦略の権威（でベビーブーマー世代）のゲイリー・ハメルは語る。</p>
<p>前章で述べたように、驚くほどの数の労働者が仕事に熱意を失っているという事態が生じる一方、これと対をなす事態が起こっている。それは、とくにアメリカで、ボランティア活動が同じぐらい急増しているという事態を指す。企業はこれにようやく気付き始めたばかりだ。こうした相反する方向性・・・報酬のある雇用への積極的関与が減少し、無償の努力をいとわない人々が増加する・・・は、有給の仕事だけではどうしても得られないような方法で、ボランティアが人々の心を育んでいることを示している。</p>
<p>利益を得たいという動機は影響力があるものの、個人にとっても組織にとっても十分な機動力とはなりえない。これまでは非現実的だとして、ないがしろにされてきた同じくらい強力なエネルギー源を、「目的の駆動力」と呼んでもいいかもしれない。これは、２つのOS間に存在する大きな相違の、最後の一つに当たる。</p>
<p>（モチベーション2.0）は、利益の最大化を中心にしていた。（モチベーション3.0）は利益を否定はしないが、「目的の最大化」を同じくらい重要視する。この目的という新しい動機の兆候を、目標、言葉、指針という組織における３つの領域で見て取れることができる。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781605176/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ゆるく考えよう 人生を１００倍ラクにする思考法" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2011/02/0325.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>ボランティア活動がアメリカでは活発化してきている、という動きは今後の日本でも参考になるのではないでしょうか？　利益重視の仕事環境は当たり前といえば当たり前ですけど、もっと人間らしい活動、人類の進化にプラスを与えるような活動は無償、無益で取り組んでもその目的達成となる対象が大きいため、十分に個人の心の充実感を満たしてくれるものだと思います。</p>
<p>ウィキペディアの精神や、オープンエデュケーションの精神とも重なるんですけど、一人一人が蓄えてきた知識や知恵は自身内でストックしないでどんどんアウトプットを意識して広く大衆に向けて発信して欲しいです。</p>
<p>日本社会で言えば戦争体験者のお言葉であり、お年を召した方からの昔ながらの日本文化、風習などであり、団塊世代の人たちならば企業文化で培ってきた様々な叡智を日本社会のため、日本人のために公開していく。</p>
<p>ボランティア活動として（ベビーブーマー世代が）引退してからの人生はブログで後世に伝えていくことなど、高齢化社会の中で生きる人々に充実感を与える仕組みづくりは簡単に手に入るはずです。そうしていくと「<a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110126" target="_blank">ネットに超クールな“職業データベース”が出来つつある</a>」のエッセイの中で記述されているようなデーターベースも質の高いものになっていくでしょうし、日本人にとって、日本民族にとって価値ある情報の固まりになることは間違いないでしょう。</p>
<p><strong>言葉は重要</strong></p>
<blockquote><p>言葉は重要だ。注意深く耳を傾ければ、これまでとは少し異なる、もう少し目的志向の言語が聞えるかもしれない。前述したゲイリー・ハメルは、「マネージメントの目標は通常、「効率性」とか「メリット」「価値」「優位」「焦点」「差別化」のような言葉で表現される。こうした目標も重要だが、人の心を掻き立てる力には欠けている」と指摘した。</p>
<p>さらにハメルは、ビジネスリーダーは、「日常のビジネスの営みに、名誉や真実や愛、正義や美のような、深遠で魂を揺さぶる思想を吹き込む方法を探す必要がある」とも語った。人間味あふれる言葉を用いれば、自ずと行動もそうなるかもしれない。</p>
</blockquote>
<p>随分と高尚な話になってきました。でも競争していくマーケットが今後拡大していくのであればこのような視点に立った職場作りを目指していかないとサバイバルできないということでしょうか？　人材は人財ですけど、このことを深く意識した経営者に出会えることはある意味幸せなのかもしれません。</p>
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		<title>モチベーション3.0、持続するやる気をいかに引き出すか</title>
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		<pubDate>Wed, 19 Jan 2011 15:24:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[フラット化する世界]]></category>
		<category><![CDATA[モチベーション3.0]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[皆さん、こんにちは！　年が明けてすでに３週間目が終わろうとしていますけど、今年の目標達成計画は順調に進んでいます？　ある習慣は頑張って３週間続ければそれが生活リズムとなって継続できる可能性が高まるとどこかの記事で読みまし [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/08/0311.jpg" width="240" />
		</p><p>皆さん、こんにちは！　年が明けてすでに３週間目が終わろうとしていますけど、今年の目標達成計画は順調に進んでいます？　ある習慣は頑張って３週間続ければそれが生活リズムとなって継続できる可能性が高まるとどこかの記事で読みましたけど、人間は本来弱いものでありますから中々難しいですよねぇ。僕もそんな一人です！</p>
<p>自分で率先して行動を起こすような仕組みって何なのでしょう？　誰からも強制されることなく自ら能動的に行動できる。このような生活のリズム、仕事のリズム、勉強のリズムが確立されるのならば生産性も向上されるのではないかと思います。要はモチベーションですよね！　自律性とかをどこかの分野で発揮できると成長していくスピードも加速するのではないでしょうか？</p>
<p>今回は去年末に読んだ本、「モチベーション3.0、持続するやる気をいかに引き出すか」についての簡単なまとめ記事を書いてみました。これに引き続き大事だと思われる内容をまとめて掲載していきます。参考になるといいんですけど・・・「<a href="http://www.ebigbridge.com/2011/02/03/%e3%83%9e%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%b8%e3%81%84%e3%81%9f%e3%82%8b%e6%89%8b%e6%ae%b5%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%b8%8e-%e2%80%93-%e3%83%a2%e3%83%81%e3%83%99%e3%83%bc/">マスタリーへ至る手段として関与</a>」、「アルゴリズムとヒューリスティック」、「営利団体と非営利団体」、「無料奉仕でも経済的に自立できれば」</p>
<p><strong>アメとムチの致命的な７つの欠陥</strong></p>
<ul>
<li>創造性を蝕む</li>
<li>依存性がある</li>
<li>短絡的思考を助長する</li>
<li>内発的動機付けを失わせる</li>
<li>かえって成果が上がらなくなる</li>
<li>好ましい言動への意欲を失わせる</li>
<li>ごまかしや近道、倫理に反する行為を助長する</li>
</ul>
<p>あなたが経営者、もしくは管理職、または大勢の部下を率いる上司だとしたらどのようにして社員を叱咤激励して仕事に取り組ませるのだろうか？　もしあなたがアメとムチの効用を利用して単純作業に当たらせればいいと考えているとしたら中々生産性が上がらない状況に苛々するかもしれない。さらにこの場合の社員とは日本人とは限らない可能性すらある。ホワイトカラーと呼ばれる仕事もBricsなどの新興国から押し寄せるチープで優秀な従業員へと委託するようになる。</p>
<p>ここでもしあなたが彼らを上から目線で扱うとしたら痛い目に合うかもしれない。上に挙げた７つの欠陥はアメとムチという関係性が引き起こすネガティブなアウトプット状況であり、単純作業を如何にして積極的関与へと持っていくのか？がキーポイントとなる。企業の繁栄、存続、そして生産性安泰は持続するやる気をどのようにして引き出すかにかかっている。</p>
<p><strong>アメとムチが上手くいく特殊な状況</strong></p>
<blockquote><p>このように具体的な条件付の報酬は、内発的動機付けや創造性を弱めることが多いが、その欠点はこの場合にはあまり影響を与えない。ポスター封入作業は、激しい情熱も呼び起こさなければ、深い思考も必要ない。この場合にはアメが問題とならないどころか、功を奏する可能性がある。しかし、もしこの作業を実際にするなら、次に挙げる三つの重要なポイントを加えてみよう。成功の可能性が高まるはずだ。</p>
<p>1. その作業が必要だという論理的な根拠を示す - 大きな目的の一環ならば、本質的に面白味のない仕事でも大きな意味を持つので、熱心に取り組める。組織活動にとってのポスターの重要性と、今このポスターを発想することがどれほど大切かを説明しよう</p>
<p>2. その作業は退屈であると認める - これはもちろん、共感を示す行為にあたる。そう認めることで、このような「条件付」の報酬が、組織運営のなかではめったにない事例だが、大切な目的の一環なのだと理解してもらう</p>
<p>3. 参加者のやり方を尊重する - 管理するのではなく自律性に任せる。まず、あなたの望む結果を伝える。その達成に向けて特定の方法、ポスターの丸め方や、宛名ラベルをどのように貼るか、どこでこの作業をするべきか、などを指示するのではなく、参加者に自由にやってもらう</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>以上が、形どおりの決まった仕事に対する取り組み方のヒントだ。</p>
</blockquote>
<p>グローバルで仕事を行わなくてはいけない環境がすでに目の前に迫っている。あなたが経営者だとしたら上の三つの需要ポイントは非常に参考になるのではないだろうか？</p>
<p>単純作業はもはや新興国からの労働力で賄うようになる。日本人でスキルのない単純作業労働者はこれらの国の労働者と過酷な競争を強いられる。</p>
<p>もしあなたが一従業員で単純作業を行うグループに配属されたとしても慌てることはない。きっとそのグループ構成は日本人だけ、というのはあり得ない状況になっているはずだからまとめるのは大変だろう、しかし、ここで仮にあなたが上の三つの重要ポイントを押さえていて自分が属するグループへリーダーシップ的配慮を行えるとしたらあなたは他の誰かに置き換えられることはなくなるであろう。</p>
<p>仕事の作業効率化を誰でも簡単に把握できるような状態を創造する。作業過程を絶えず見直してシステムを効率的に改良していく。型どおりの決まった仕事はこうしたフローになって誰でも参加できるような仕組みへと進化していくであろう。</p>
<p><strong>自己決定理論（SDT）</strong></p>
<blockquote><p>行動理論の多くは、人間の特定の傾向を決め付けている。例えば、「人はポジティブな強化にもネガティブな強化にも敏感に反応するものだ」とか、「自己の利益を素早く計算するものだ」とか、あるいは「人間は性心理の葛藤を抱えたボストンバッグのようなものだ」という具合に。SDTはこれとは対照的に、普遍的な人間の願望を起点とする。人には生来、（能力を発揮したいという）有能感、（自分でやりたいという）自律性、（人々と関連をもちたいという）関係性という三つの心理的要求が備わっている。</p>
<p>この要求が満たされているとき、私たちは動機付けられ、生産的になり、幸福を感じる。この要求が満たされないと、人のモチベーションや生産性、幸福感は急落する。「人の性質に“根本的な”何かがあるとすれば、それは興味を抱く能力だ。その能力を促進するものもあれば、蝕むものもある」と、ライアンは対談で説明してくれた。言い換えれば、人は誰でもこの第三の動機付けを持っている。それは、人間の本質の一部をなしている。しかし、この人間性の側面が人生においてどう現れるかは、周囲の状況による。</p>
<p>（モチベーション2.0）の主要なメカニズムは、促進的というより、むしろ抑圧的である。「ここが、マネジメントにおいて本当に重要なんだ」と、ライアンは強調した。従業員が生産的でないと、企業は一般に報酬か罰という手段に訴える。「何が問題なのか原因を究明するという困難な課題にも取り組まずに、アメとムチを利用して、問題点があってもそれを軽視しようとする」とライアンは説明した。SDTが報酬に無条件で反対しているというわけではない。</p>
<p>「もちろん、報酬は職場でもほかの状況でも必要だ」とデシは述べて、こう続けた。「だが報酬は、それとはわからないくらい目立たずに与えられるほどよい。意欲を高めようとして安易に報酬を用いるときが、もっとも意欲を失わせるときだ」。その代わり、人間に本来備わる心理的欲求が活性化する環境を築くほうにもっと努力を傾けるべきだ、とデシとライアンは主張している。</p>
</blockquote>
<p>テクノロジーの発展とそれに伴って起こったチープ革命によって人々は自分を表現する手段を手に入れた。文章、写真、語り、音楽、絵画、映像のアウトプットが盛んな理由を上に挙げた三つの心理的要求で説明できるかもしれない。能力を発揮したいという有能感、自分でやりたいという自律性、人々と関連を持ちたいという関係性。フェイスブックやツイッターはこうした要求を満たすための手段として人々の生活に取り入れられた。</p>
<p>人間に本来備わる心理的欲求が活性化する環境を仕事場に築いていく。先進国だけの１０億人余りの市場にBricsなどの新興国中間層以上の次の１０億人が参加する。残りの４８億人が市場に参加して競技場がフラットになる日は次の１０年内に起こるとしたら・・・Are you ready for that?</p>
<p><strong><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062144492/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="モチベーション3．0　持続する「やる気！」をいかに引き出すか" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/08/0311.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>人間の本来像</strong></p>
<blockquote><p>人間は本来「自律性を発揮し、自己決定し、お互いにつながりたいという欲求」を備えている。その欲求が解き放たれたとき、人は多くを達成し、いっそう豊かな人生を送ることができる、というものだ。</p>
</blockquote>
<p>次の４８億人が市場に参加してフラットな環境になると仕事のやり方そのものが変わってしまうだろう。誰かに強制してやらせることよりも、ある仕事を「自律性を発揮し、自己決定し、お互いにつながりたいという欲求」を備えた環境へと改善して労働者に提供できれば、それこそ世界中から応募してくる可能性がある。ウィキペディアは非営利団体だが参考になるのではないだろうか？</p>
<p><strong>モチベーション3.0とタイプI</strong></p>
<blockquote><p>だが現代社会は、個人の充足感は言うまでもなく、経済的達成についても、これまでとは異なるポイントに軸を置くようになった。それは、人間の本質を覆い隠されたままにしておくのではなく、表面化させることによって決まる。他人を管理したいという誘惑に屈せず、深く根ざした自律性の感覚をあらゆる方法で呼び起こす必要がある。この自主決定性という人間に備わった生来の能力が、（モチベーション3.0）と（タイプI）の行動の中心なのである。</p>
<p>人間の性質が根本的に自律的であるという考えは、自己決定理論（SDT）の中核をなしている。前章で説明したように、デシとライアンは、自律性を人間の三つの基本的な欲求の一つとして挙げており、三つのうちでもっとも重要だとしている。言うなれば、SDTでは、自律性を太陽としてほかの惑星が回っているようなものだ。１９８０年代、研究を進めるにつれ、デシとライアンは行動について外発的、内発的動機づけという分類方法を改めて、「管理・統制された行動」と「自律的な行動」とに分類するようになった。「自律的なモチベーションには、十分な意志と選択による行動が含まれる。一方で、統制されたモチベーションは、外的な力によって、特定の成果への要求とプレッシャーによる行動が含まれている」と定義してる。</p>
</blockquote>
<p>奴隷は楽だ、自分で考える必要がなく、与えられたものを消化していくだけの思考停止状態で居られるからだ、といった理論は選択肢の見えなかった世界では有効だったのかもしれない。テクノロジーの進化によって人類の選択肢の多様性は広がりを増幅させている。自分らしい何かを実現するために自分で能動的に選択して自己満足感を得ていく。自律的な行動は強制力を必要としない。</p>
<p><strong>自律と独立の違い</strong></p>
<blockquote><p>デシとライアンが考えるように、自律は独立とは異なる。アメリカのカウボーイのように、誰にも頼らず一人でやっていくといった無頼の個人主義ではない。自律性とは、選択をして行動することを意味する。つまり、他者からの制約を受けずに行動できるし、他者と円満に相互依存もできる、ということだ。独立というと、国家的、政治的な響きがするが、自律と言えば、西洋的な観念というよりも、もっと普遍的な人類共通の観念のように聞える。北アメリカや西ヨーロッパだけではなく、ロシアやトルコ、韓国においても、自律性と全般的な幸福との間には結びつきがある、と研究者たちは気付いた。バングラディッシュのような、極度の貧困に苦しむ非西洋圏でさえ、人々は自律を求め、それによって生活が改善されることを社会科学者は指摘している。</p>
</blockquote>
<p>なぜ自律的選択肢が人間にとって魅力的なのだろうか？　一つには自分の人生というか生活、その選択肢における結果をコントロールできるということに関係があると思う。外的要因は自分の意志とは反対にコントロールの効かないものであり、ストレスの原因となる場合もある。アメとムチの環境はそのストレスに耐えてもらうための何かを提供してイーブンにする関係を作り出している。その環境は自らコントロールできない。</p>
<p><strong>自律性と個人のパフォーマンス</strong></p>
<blockquote><p>自律性は、個人のパフォーマンスや姿勢に強い影響を与える。行動科学の分野で最近実施された多数の研究から、自律的なモチベーションによって、全体的な理解が深まる、成績が向上する、学校生活やスポーツで粘り強さが強化される、生産性が上がる、燃え尽きるケースが少なくなるなど、精神的健康に大きな改善が見られたと報告している。</p>
</blockquote>
<p>[quote1]</p>
<p>書籍「モチベーション3.0、持続するやる気をいかに引き出すか」の中で一番重要な指摘は自律性について記述された部分である。</p>
<p>自律性によって人間がある行動に積極性を持って駆り立てられるとしたら、そこから生み出されるエネルギーは相当なものだと思う。以下は書籍内にまとめられていたキーポイントの説明である。</p>
<p>この本はすべての社会人が読むに値する叡智を提供している。フラット化された世界で必要な姿勢は自律性を呼び起こす仕組みであり、誰も持ち上げてはくれない。</p>
<p>自分である程度ジャンプする必要があるのだが、その仕組みに気付いた人はどんどん生産性を高めていくことであろう。４８億人が参加した市場でサバイバルしていくためには自律性が絶対不可欠であり、ネガティブなエネルギーのフローしか誕生しないような環境はやがてすべてにおいてデジタル化が進んでいくのかもしれない・・・</p>
<blockquote><p>1. 「思いがけない」（Now That）報酬 - 業務完了後に決められる報酬。「こんなに素晴らしい仕事をしたのだから、それに対して感謝の念を示したい」という具合に後付に。細心の注意が必要だが、「交換条件付き」報酬よりも非ルーチンワークに対して弊害は生じにくい。</p>
<p>2. 基本的な報酬ライン - 給与、契約料、給付金、最低賃金を埋め合わせるための特典など。基本報酬ラインが不適切であるか公平さを欠けば、被雇用者は自分の置かれた状況の不公平さや不安にばかり気を取られるので、意欲の喚起がきわめて難しくなる。</p>
<p>3. 結果志向の職場環境（ROWE） - アメリカの二人のコンサルタントが考案した制度。従業員にはスケジュールがなく、特定の時間帯にオフィスで仕事をする必要はないし、オフィスに来る必要もない。ただ、所期の仕事の結果を出せばよいというもの。</p>
<p>4. ゴルディロックスの仕事 - 業務が易しすぎず、難しすぎずという最適な状況のこと。「フロー」に達し、マスタリーを得るために不可欠である。「ゴルディロックス」とは、日本では「三匹のクマ」として知られる童話に登場する女の子の名前。クマの家で、三つの皿に盛られたおかゆ、三つの椅子、三つのベッドを試し、それぞれ調度良い具合のものを見つける話。一般的に、極端に偏らずほどほどの状態を指すときに、この「ゴルディロックス」という語が用いられる。</p>
<p>5. 「交換条件付き」（if-then）報酬 - 「もし～をしたら、・・・を与える」という具合に、条件を提示する報酬のこと。ルーチンタスクには、効果的な場合もある。創造性が必要で概念的なタスクにとっては、むしろ悪影響を及ぼす。</p>
<p>6. ソーヤー効果 - 「トム・ソーヤーの冒険」で、トムと友人がポリーおばさんのフェンスに白ペンキを塗っていた場面に由来する、行動に影響を与える奇妙な効果のこと。これには二つの側面がある。ネガティブな側面では、報酬は遊びを仕事に変えてしまう。ポジティブな側面が働くと、上達しようと集中するために、仕事を遊びに変えられる。</p>
<p>7. タイプIの行動 - 外発的動機付けではなく、内発的動機付けを中心にした考え方と人生に対するアプローチ。自分の人生を自ら監督したい、新しいことを学び創造したい、世界に貢献したい、という人間に本来備わる欲求が力の源となる。</p>
<p>8. タイプXの行動 - 内発的な欲求よりも外発的な欲求をエネルギー源とする行動で、活動によって生まれる満足感よりも、その活動によって得られる外的な報酬と結びついている。</p>
<p>9. ２０％ルール - 勤務時間の２０％を、自ら選んだ好きな企画にあてることが認められる、少数の会社で導入されている新たな取り組み。</p>
<p>10. マスタリーの漸近線 - 完全なマスタリーは決して達成されないという認識を指す。だからこそ、マスタリーの追求は、魅力的でもありもどかしくもある。</p>
<p>11. （モチベーション1.0）、（モチベーション2.0）、（モチベーション3.0） - モチベーションの基本ソフト（OS）。つまり、社会がどのように機能するか、人間がどのように振舞うかに関する仮定と指令で、法体系、経済的取り決め、ビジネス慣行などに行き渡っている。（モチベーション1.0）は、人間は生物的な存在なので生存のために行動する、とみなした。（モチベーション2.0）は、人には報酬と処罰が効果的だとみなした。現在必要とされているアップグレード版の（モチベーション3.0）は、人間には、学びたい、創造したい、世界をよくしたいという第三の動機付けもある、とみなしている。</p>
<p>12. フェデックス・デー - オーストラリアのソフト開発会社アトラシアンが考案した制度。丸一日、社員に好きな仕事に取り組む自由を与え、２４時間後にその成果を他の社員の前で発表する。名称の由来は、一晩で何かを届ける（deliver）必要があるからだ。（フェデックスは先進国内ならどこからどこへでも、一晩で荷物を届ける（deliver）と言われている）。</p>
<p>13. ルーチンワーク - 決められた段取り、仕様書、慣例的なやり方、マニュアルなどにまとめられる仕事。外発的動機付けは、ルーチンワークには効果的だ。しかし、このようなアルゴリズム的で規則に基づいた左脳的な仕事は、海外へアウトソーシングしたり自動化されやすいので、先進国では価値が下がり、給料も上がらない。</p>
<p>14. 非ルーチンワーク - 創造性や概念的思考が必要な、右脳的な仕事で、きっちりとしたルールにはまとめられない仕事を指す。先進国ではこの種の仕事以外は、将来的に減少する傾向がある。</p>
</blockquote>
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		<title>アウトプットの苦手な世代</title>
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		<pubDate>Thu, 22 Jul 2010 07:00:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[参議院選挙が行われいよいよ迷走深める日本社会なんだけど、どうも当の日本に住んでいる日本人からの危機意識というものを感じることができないのはなぜなんだろうか？　小さく分かったふりをしないでおかしいものはおかしい、いけないも [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>参議院選挙が行われいよいよ迷走深める日本社会なんだけど、どうも当の日本に住んでいる日本人からの危機意識というものを感じることができないのはなぜなんだろうか？　小さく分かったふりをしないでおかしいものはおかしい、いけないもの、受け入れられないものには声を大にして発していかなければいけない時代なのにどうして僕らの世代（４０代以上）からの発信が少ないのだろうか？</p>
<p>簡単に個人などの思いを発信できる仕組みはできつつある。ブログを持っている人もいるであろうしツイッターしかり。しかし自分の世代を見回してもそれらを活用している人物の何と少ないことか？</p>
<p>社会へ出てからの年月も相当たち、一番社会にコミットしていて一番社会たるものと深く関わっているであろう世代からの声が聞こえないのはなぜなんだろうか？</p>
<p>少し前に気になるあるブログ記事が上がっていたので紹介してみよう！</p>
<p><strong>表現しない大多数の大人たち</strong></p>
<blockquote><p>インターネットの未来の一断面を「総表現社会」と梅田望夫は「ウェブ進化論」（2006年）の中で希望をもって述べた。3年たった今日現在、日本という地域では、インターネットを能動的に利用する若い世代（おそらく40前後がその上限）、あるいはヒマ人以外には、表現をする人というのはほとんど現れていない。少なくともわたしと同世代（50歳前後）にはそのような表現をする人はほとんどいない。</p>
<p>例外的なアルファーブロガーというのはいることはいるが、梅田が期待したような、「不特定多数無限大」として1000万人程度の表現する人々は出現していないように思える。</p>
<p>例えばわたしの世代では、中間管理職として企業の中核を担いつつ、家庭では子供が中学、高校、大学と、進学だ教育だというところで悩み、住宅ローンの返済に追われ、両親の健康状態が心配というような世代なのだが、彼らはほとんど表現していない。日々の日記として、会社の愚痴や上司の悪口や部下への小言などは読みたくもないが、それでも世代共通の悩みや葛藤はあるだろうし、仕事においても様々な成功、失敗はあると思う。大学時代の友人とたまに会ってよた話をするが、彼らの生きた人生の一つ一つには、もっと聞いてみたい様々な物語がいっぱいある。</p>
<p>それは、どこかで語られるべき物語だと思うのだが、残念ながらインターネットには、そのような物語はほとんど存在しない。</p>
<p>梅田が近著『シリコンバレーから将棋を観る』（献本ありがとうございます）で、将棋観戦記のライブ中継というインターネットの可能性を示す実験の舞台裏を紹介したが、彼のような表現者は、残念ながらほとんど現れていない。</p>
<p>彼はブログを使って表現者としての自分をインターネットにさらす実験をし、ベストセラーを表し、その感想をインターネットから丹念に拾い、そして学習し成長するという人体実験をこの数年続けている。自分のビジネスの領域だけではなく将棋という趣味の世界にもその方法論を適用している。（<a href="http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20090517#p1" target="_blank">40代、50代の人たちはなぜ表現しないのか</a> ）</p>
</blockquote>
<p>積極的に生きるぞぉ、という気概が欠けているのだと思う。この積極的に生きるぞぉ、という気概は２０代、３０代に積極的に自分に投資してきた奴だけがもてるような気がする。４０代、５０代でもまだまだ自分次第で生まれ変われるとは思うけど、何かを書くとかという行為はたとえそれが陳腐な内容であっても自らが創造していくことであるから、これは非常にエネルギーを使う。</p>
<p>情報の拾い方が下手なのだろうか？　鳩山首相辞任表明の際にツイッターでは関連する情報が一気に上がりタイムラインはそれらで埋め尽くされた。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/02/news035.html" target="_blank">Twitterで見る、鳩山首相辞任表明</a></li>
<li><a href="http://rionaoki.net/2010/06/4207" target="_blank">ツイッターでは○○</a></li>
</ul>
<p><strong>どれだけ良質の情報に出会えるかは自分次第</strong></p>
<p>結局ネットから得られる情報の質っていうのはその個人がどれだけ積極的にネット内へとコミットしていくかに関わってくるからもうこれはその個人が能動的に何かを真実を探していかないといけないんだけど、やっぱり毎日の生活に没頭されて自分への時間、気力体力ともにコミットしていくことのモチベーションは生まれないのかなぁ？</p>
<p>[quote2]</p>
<blockquote><p>また、情報倫理をもつということは、自分がいかに情報発信をするかということだけでなく、インターネットの何を良い面としてとらえ、選択的に使っていくかということにもつながります。</p>
<p>ウィキペディアのような新しい百科事典の形式は大変な意味あるものですし、SNSで知らない人同士がコミュニティを作れることも画期的なことです。YouTubeなどでは、今や大学レベルの講義を日本語、英語でも聞くことができる。インターネットは大いなる学びの場でもあるのです。</p>
<p>インターネットは自由度の高いメディアです。だからこそ、何をもって「良い」「悪い」と考えるか。その判断基準こそ、その人とインターネットの関わり方そのものになります。言い換えれば、情報モラルの持ち方によって自分が対峙するインターネットの世界は豊かにも、つまらないものにも、学ぶ場にも、危険な場にもなる。まず、このことを子どもたちに伝えるべきではないかと。（<a title="個別記事ページへ" href="http://times.good-net.jp/archives/2791909.html" target="_blank"> 茂木健一郎氏インタビュー　～インターネットと子どもたちの未来について～1</a> ）</p>
</blockquote>
<p><strong>ブログへの誤解</strong></p>
<blockquote><p>「自分がお金に変換できない情報やアイデアは、溜め込むよりも無料放出することで（無形の）大きな利益を得られる」ということに尽きると思う。」そしてその「溜め込むより無料放出」についてはさらにこう詳述される。</p>
<p>「まず個人にとってのオープンソースとかブログとは何か。それはポートフォリオであり、面接であり、己の能力と生き様がそのままプレゼンテーションの装置として機能する。記事を書き続けることで人との繋がりも生まれていく。転職活動をする場合、相手が読み手ならば自己へのコンセンサスがある状態から交渉を始めるアドバンテージを得られる。それだけのものを、金も人脈も後ろ盾のない人間が手に入れる唯一の手段が、情報の開示なのだと思う。」</p>
<p>情報は囲い込むべきものという発想に凝り固まった人には受容しにくい考え方であろう。しかし、長くブログを書き続けるという経験を持つ人たちにとっては、実感を伴って共感できる内容に違いない。ブログという舞台の上で知的成長の過程を公開することで、その人を取り巻く個と個の信頼関係が築かれていくのである。（ウェブ進化論参照）</p>
</blockquote>
<p>やっぱりブログを書いている意味を理解できない人が多いのかもしれない。それをやってどんな得があるのかと？　結局自己満足じゃないの、という意見も多く見られると思うんだけどこれに対する答えは梅田望夫氏著書「ウェブ進化論」に詳しく記述されていてその思考に僕は大いに賛同する。（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/19/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-4/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その１</a>）、（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/20/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-3/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その２</a>）、（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/21/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81-2/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その３</a>）、（<a href="http://www.ebigbridge.com/2006/07/22/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e9%80%b2%e5%8c%96%e8%ab%96-%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%a4%89%e5%8c%96%e3%81%af%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8b%e3%80%81/">ウェブ進化論 – 本当の大変化はこれから始まる、その４</a>）</p>
<p><strong>情報公開イコールデジタルネイティブ？</strong></p>
<blockquote><p>ということは、必要な情報を公開すれば、必ず誰かの役に立つことができるのです。そんなことは自分でブログを開いてみて、アクセスログを見てみればすぐに分かります。このブログにも、本当にいろいろなキーワードで検索してやってくる人がいます。ところが、そのことを肌で感じている人とそうでない人の間には、ずいぶん大きな違いがあるようです。</p>
<p>僕がよく聞かれるのは、「あなたはなぜわざわざ公開するのか」という質問。僕には、この「わざわざ」が理解できない。なぜなら、僕にとっては多少なりとも価値のある仕事をしたと思ったら公開することがデフォルトであり、わざわざ鍵をかけて閉じ込めておくことにこそ意味を感じられません。</p>
<p>そう。公開しないことこそ、「わざわざ」なのです。いえ、もちろん、競合の厳しい民間の方でしたら、理解できます。コストと時間をかけてきたノウハウを無料で公開しろなんて無茶なことは私も言いません。そんな権利もありません。たぶん公開した方がお客さんが増えて得なんじゃないかと思うこともありますが、それはご本人が決めればいいことです。</p>
<p>でも、公立学校の先生とか、お役所の人とか、そういうところから「なぜわざわざ公開？」なんて聞かれると、ホントにガクッときちゃいますね。そしてこちらから聞き返したくなります。「人のために作ったものをなぜわざわざ隠すのか」と。</p>
<p>上に書いたように、公開すればそれを必要としている誰かを必ず助けることができるということは、僕のようにブログを書いている人間には当たり前の現実です。</p>
<p>そういう人間にとって、ここまで技術的な障壁がなくなった現在、仕事の成果などをオンラインで公開しないということは、助けられるはずの誰かを助けないという選択を積極的にしているように見えてしまうのです。「積極的には助けられない」という消極的な態度なのではなく「助けない」という積極的な意思表明をしているように見えてしまうんですよね。（<a href="http://mongolia.seesaa.net/article/154803432.html" target="_blank">デジタルネイティブとデジタル移民の見分け方　その三　公開することの価値</a>）</p>
</blockquote>
<p>ここのところは棋士羽生善治氏の考え方にえらく感動したのでそのことも以前エッセイに書いた（ <a href="http://www.ebigbridge.com/2008/03/05/%e5%8f%b3%e8%84%b3%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%80%81%e7%9b%b4%e8%a6%b3%e5%8a%9b%e3%80%81%e5%89%b5%e9%80%a0%e5%8a%9b%e3%81%8c%e6%ad%a6%e5%99%a8%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e6%99%82%e4%bb%a3/">右脳社会、直観力、創造力が武器になる時代</a> ）。</p>
<blockquote><p>もちろん、そういう考え方もありうると思うんです。でも時代の流れというか、共有しないと生き残れない時代になってますから、多勢に無勢という印象はあります。気持ちはわかるんですよ。</p>
<p>創造って、手間も時間も労力もものすごくかかるから、簡単に真似されると報われません。私も対局で新しい試みをやるんですが、ほとんどはうまくいかない。仮にうまくいっても、周囲の対応力が上がっているので厳しいものがある。効率だけで考えたら、創造なんてやってられない。</p>
<p>でも逆に考えると、創造性以外のものは簡単に手に入る時代だとも言えるでしょう。だから、何かを創り出すのは無駄な作業に見えるけど、一番大事なことなんじゃないかと。それ以外のことでは差をつけようがないので、最後は創造力の勝負になるんじゃないかと考えています。（<a href="http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080210/p1" target="_blank"> 現代将棋が表現する思想</a> ）</p>
</blockquote>
<p><strong>ツイッターの可能性</strong></p>
<p>アメリカ以外でツイッターがもっとも利用されているのがどうやら日本という国らしい。実際に英語と日本語で打ち比べてみれば分かると思うんだけど英語で１４０文字制限というのは情報発信という意味ではその内容が限られてしまう。URLの短縮化はこのような背景があったからであろう。</p>
<p>しかし日本語で１４０文字というとこれがかなりの内容を打ち込めるのだ。この辺りが日本人社会で広く使われ出してきた理由ではないだろうか？　もともとブログを持っていても内容自体ショートなものが多いのも日本人ブロガーの特徴で、その辺りの使いこなしも誰かが上手く利用しているということが広まっていけば、自ずとそれらの波状効果として日本人のネットリタラシーが高まる可能性がある。</p>
<p>簡単なつぶやき、ざっくばらんな事柄はツイッターなどで発言して、もう少しそれらの内容を吟味してまとめたものをブログにあげていく、という方法を活用している人もいる。俳句や短歌を言葉遊びとして取り入れていた日本文化も影響しているのかもしれない。ツイッターは１４０文字というフォーマットなだけで、それがマルチメディア対応だからアウトプットする情報の多様性は様々である。政治家や経営者なんかも利用し始めているし、歌手の浜崎あゆみの積極的な利用方法にも驚いた。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.satonao.com/archives/2010/06/post_2922.html" target="_blank">ある意味、象徴的な例</a></li>
<li><a href="http://www.talenttwitter.com/" target="_blank">有名人ツイッターランキング</a></li>
<li><a href="http://wiki.livedoor.jp/retz_twitter/d/twitter%a5%a2%a5%ab%a5%a6%a5%f3%a5%c8%bd%b8%a1%a1%b0%ec%cd%f7" target="_blank">twitterアカウント集　一覧</a></li>
</ul>
<p><strong>多くの考え方に触れる、それも自分と違った考え方に</strong></p>
<p>[quote1]</p>
<blockquote><p>しかも最初にも書いたように、ネットの場合「セグメント間の壁」がとても低いので、それらが「別のセグメントの人達の話だ」と意識しないで読む。だから呆れたり、ムカツクってことが起る。同じコトでも「これは高齢者向けの雑誌だ」と意識しながら読んでいればあんまり腹立たしく思わない。だって若者としては高齢者向け雑誌に“最近の若者は・・”とか書いてあっても、ある意味どうでもいいでしょ。なのにネットではセグメント間の壁が低いから、そういう「違う人の世界の話」にまでみんなイチイチ反応する。</p>
<p>ちなみにこれは悪い話じゃない。元々年齢や性別、趣味嗜好が違うとリアルな生活において全然ふれあわない。その上、今までだとメディアも各セグメントに合わせて作られ、世界は分断されていた。皆して「俺の常識は社会の常識と同じ」みたいに思ってしまう。ところがセグメント間の壁が低くなると、誰でも簡単に「違うセグメントの世界」に入っていける。「そんな世界があるわけね？」とか、「まじかよ、それがそっちの世界の常識なのか？？」みたいな気づきや学びもでてくる。長期的には多様性への理解が進む。その一歩手前において、「理解できねえよ！」とか「ありえねえ！！」という反発や驚愕は、異質なモノ同士の理解コストとして必要な（避けられない）のでしょう。</p>
<p>今はまだネットだと、自分がセグメントの壁を越境してると意識してない人が多いから、右翼や左翼の書いた記事・ブログに「あなたの考えは偏っています！」と本気で憤ってる人もいるし、「育児休暇を中学生になるまでとらせてほしい」というつぶやきに対して「私は派遣で働いていますが、育児休暇どころか出産休暇もとれないのにあなたは贅沢だ！」みたいなコメントがついたりする。それはそれでひとつの問題提起だが、最初の課題とは“異なるセグメントが抱えている課題”だ。でもセグメントの壁がない世界では、一緒に議論しろ！と迫られる。（ <a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100517" target="_blank">“横の壁”が無くなる</a> ）</p>
</blockquote>
<p>緩やかだが日本社会にもインターネットがサブカルチャー的扱いから、もっと普段の社会生活になくてはならないもの、積極的にコミットしていく必要があるもの、という認識が生まれつつあると感じるのは僕だけだろうか？　どうしてもアメリカのそれと比べるとネット社会の浸透性が貧弱であるのは仕方ないとしてみていたんだけど、どうやら情報を受信するだけの人がマジョリティーだったのが自らも情報をアウトプットしていく次の社会形態へ適応し始めた新種の人間が日本人の中からも多数誕生しつつあるのはいいことだと思う。</p>
<p>だがまだまだ足りない。特に僕らの世代（４０代、５０代以上の世代）からの情報発信が少ないことがアメリカ、英語圏で手に入る情報の質の優劣を浮き彫りにしている。</p>
<p><strong>社会にスピード感覚が生まれる可能性</strong></p>
<blockquote><p>昔、電子メールがビジネス現場で普及し始めた時にも、「紙の手紙から電子メールへの移行」には、ちょっとした逡巡があった。日本の手紙って様式美があり、時候の挨拶まである。“格別のご厚情”とか、“ご清栄を心からお祈り”とか、意味も読み方もよくわからん慣用句が一杯あり、専門ノウハウ本まであった。</p>
<p>「誰かに会ってもらった後、お礼状を書く」のは今でも同じだと思うけど、当時「礼状はメールではなくて手紙で書くべき」と主張する人もいた。そのうち、「んなもんメールの方が早いんだから」という話になった後も、手紙の様式美や慣用句をどこまで電子メールに持ち込むべきか、という戸惑いがちな試行錯誤の時期があった。それが数年かけて「メールでもある程度の挨拶や結びは必要、ただし、手紙よりはかなり簡略でＯＫ！」という“業界常識”が浸透した。たとえばメールでは“拝啓・敬具”や時候の挨拶は不要だが、「いつもお世話になっております」「今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」くらいの挨拶＆結びは（たとえたいして世話になってない人にたいしても）書け、みたいな。</p>
<p>で、今後はビジネス上の簡単なアポ取りメールやお礼メールなんかもどんどんツイッターに代わっていくんだろうし、その流れの中で、メールで今使われている「ごく簡単な儀礼のための定型文」もなくなっていくんだろう。しかもこれってリアルの関係性にも影響を与えるよね。たとえば、初めて会った人、もしくは名前は知ってるけど会ったことはない人からメールを貰う。その際、先方のメールが途中からツイッター諷に変る。すると当然ちきりんもツイッター諷に返事をするようになる。だって向こうが短文メールを送ってくるのに、こっちがいちいち挨拶文書いて、結びの一文も書くなんて変でしょ。なのでメールなんだけどお互いに社交辞令句を省いて短文コミニケーションをとるようになる。</p>
<p>で、その後に初めて実際に会うと・・・初対面なのにめっちゃ関係性が近いよね。既にやたらと直球的なメッセージのやりとりをしているのに、いきなり“儀礼的段階”には戻れない・・。で、「ありゃー」と思ったわけ。これは日本社会には特にいい影響があるよね、と。日本って、組織の外の人と中の人、知らない人と知ってる人、上の人と下（部下）の人、というような「人の距離感」を言葉使いや慣用句的挨拶で表現する社会なのに、140字制限のために儀礼的挨拶の文言を長々と使うことができなくなり、そのことにより、人と人との距離、端的には“ヒエラルキー”が維持できなくなる・・・（ <a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100519" target="_blank">“縦の壁”もなくなる</a> ）</p>
</blockquote>
<p>敬語は確かに素晴らしい日本文化の一つだと思うが情報の伝達スピードは遅くなるという負の要素も抱えている。政治家や経営者がツイッターを利用し始めたことが奨励されるのは決定権を握っている人の判断や、その人から送られてくるでろう情報が広く多くの人に行き渡ることだからだと思う。ソフトバンクの孫さん、進歩情報を開示しているからこの人は本気で日本を変えようとしているのかな？</p>
<ul>
<li><a title="@masason 「やりましょう」進捗状況 | SoftBank" href="http://do.softbank.jp/" target="_blank">@masason 「やりましょう」進捗状況 | SoftBank</a></li>
</ul>
<p><strong>真実を探る力を養う</strong></p>
<p>今月初めに行われた参議院選挙、結果は民主党の自滅、自民党奪回という展開になったとどこのニュースでも報道されていたんだけど、違った視点から観察できる人、その視点をネット上で発見できる人、発見したその情報を自分のフィルターを通して吟味し直す、という行動が取れる人とできない人とでは・・・？？？</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<blockquote><p>一票の価値格差のために落選した20名の候補者（青色の人）が集めた票は、なんと計860万票です。今回落選した青色の人に投票した860万人は、有権者ヒエラルキーの最底辺に暮らす人達なのです。この数がどれほど大きいか、上記の一人当たり得票数と比べて頂ければわかるでしょう。</p>
<p>ワーキングプアならぬ“ボーティング・プア”(voting poor)として、有権者社会の底辺に暮らす860万人。彼らは法律にも行政にも顧みられることなく、もう何十年もずっと社会の底辺に放置されています。</p>
<p>一方で、ひとりで何票もの票を与えられた“権利富裕層”達は、これからも悠々と“所得保障”や“オラが村の郵便局への税金投入”など様々な権利を勝ち取っていくことでしょう。（ <a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100713" target="_blank">格差問題＠一票の価値</a> ）</p>
</blockquote>
<p>上のブログ記事に表示されているグラフをよーーーーーく観察してみるといい。如何にメディアからの短絡的な報道を受け入れているだけでは社会現象を深読みできないかが理解していただけるのではないかと思う。既得権益、地方格差、自民党支配、などなど何にも変わっていないではないか！</p>
<p>このようにいろいろな情報に触れ、それらの情報を個人なりに咀嚼、自分内のフィルターでろ過した上で自分なりの人生過程での選択基準に取り入れていく。書いていくことは自分の中の思考をまとめてくれる働きもするから精神的に安定しやすくなるという要素もあると思うんだけど。</p>
<p>楽な道を選ぶことは魅力的ではあるが、頭がパンパンになるまで、もう体力の限界、というところまで自分を追い込んで最後はぶっ倒れるぐらいまでエネルギーを自分のライフワークに費やした後の充実感はすばらしいくらいに満足のいく一日の終わりだと思うのは僕だけであろうか？</p>
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		<title>住民投票制度の必要性</title>
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		<pubDate>Wed, 02 Jun 2010 17:17:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[住民投票制度]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[混迷する日本の政治家 普天間基地代替施設移設問題に揺れ動く日本の政治劇、社会民主党の党首福島瑞穂女史が沖縄を裏切ることはできないとし、自分の言葉に責任を持つ政治を貫きたい姿勢を表明、大臣罷免への経緯をたどる。 署名を拒否 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/06/PICT0231.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>混迷する日本の政治家</strong></p>
<p><a title="普天間基地代替施設移設問題" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E5%A4%A9%E9%96%93%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E6%96%BD%E8%A8%AD%E7%A7%BB%E8%A8%AD%E5%95%8F%E9%A1%8C">普天間基地代替施設移設問題</a>に揺れ動く日本の政治劇、<a title="社会民主党 (日本 1996-)" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A_(%E6%97%A5%E6%9C%AC_1996-)">社会民主党</a>の党首<a title="福島瑞穂" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%91%9E%E7%A9%82">福島瑞穂</a>女史が沖縄を裏切ることはできないとし、自分の言葉に責任を持つ政治を貫きたい姿勢を表明、大臣罷免への経緯をたどる。</p>
<blockquote><p>署名を拒否したことについて３つの大義があります。１つ目は沖縄の市民と日本国民の連帯です。国民の期待に応えなければなりません。２つ目は国民と日本政府との信頼関係。国外、最低でも県外と約束をしてきたのにそれが破壊されました。３つ目は日米関係です。地元の人たちが賛成しないことは熟知しているのに、沖縄の同意なしの移設はいい結果にはなりません。（福島みずほのどきどき日記 <a href="http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-1592.html" target="_blank">大臣罷免を受けての記者会見</a>）</p>
</blockquote>
<p>なぜこのような頑固なまでの姿勢を示す必要があったのか？　先に記述した書評「地球の落とし穴」広瀬隆氏著の中に次のような箇所があるのを発見。なるほどこのようなことが過去１０年以上も前にあったではないか？</p>
<blockquote><p>現在の日本では、選挙によって選ばれた政治家が、事実上は一地域の利益誘導のために活動する。一方、社会問題のすべては、それが最大の問題となる国策であればこそ、国民の合意が必要なはずだが、これまでエネルギー問題や日米安全保障問題について、国が国民の合意を形成するように努力したことなどは一度もなく、強引に、無関係の生活利権をアメにして選挙結果を利用してきたにすぎない。現在では、選挙時に公約した政策を、離党や新党結成も含めて、政治家が公然と破り続けてきたことが、最大の政治不信感に繋がっている。</p>
<p>社会党（現・社会民主党）がなぜ没落したかといえば、彼らが公約に違反したからである。その党首が９４年から９６年初めまで、ほぼ一年半の長きにわたって首相の座にあったというのだから、阪神大震災でも、地下鉄サリン事件でも、“もんじゅ”事故の局面でも、この国家非常時に、議会制民主主義も政治家も存在しない「無の存在」だったのである。しかもその果ての総選挙で、政治不信が頂点に達し、危険率が史上最高を記録した。これでは、我々国民は救われない。（地球の落とし穴、広瀬隆著）</p>
</blockquote>
<p><strong>投票結果には法的拘束力はありません</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4880373745/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="自治を問う住民投票―抵抗型から自治型の運動へ" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/06/0292.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>国民の声が反映されない、地方の声が永田町に、霞ヶ関に届かない、というのは官僚や政治家が上から目線、つまり地方の人々やその人たちの生活基盤をリスペクトできていない証拠ではないだろうか？</p>
<p>日本というか日本人の特徴なんだけど、自分のところに火の粉が降りかからない限り、問題を抱えている当事者の立場に立って物事を考える、という配慮に欠けるというか想像力、共感力が乏しいように思ってしまう（自分も含めて反省）。すべてとは言わないが日本から発せられる、例えば世界平和への願いであるとか、ヒューマニズムなど概念的主張がどうしても奇麗事に聞こえてしまうのはこのようなところにも起因しているのかもしれない。</p>
<blockquote><p>政治家のモラルが低い日本は、アメリカやドイツより一層強く、住民投票制度を必要としていることになる。ところがこの論争には落とし穴があり、以上のような現状にある日本の政治的な欠陥をまったく無視して、ただ外国の住民投票制度を法律論だけで議論し、とりわけ住民投票を批判する人が、そちこちに見られる。</p>
<p>しかもその人たちは、「国民の８割以上が住民投票の制度化を望んでいる」という、民主主義においてこれほど明白な民主的意見はない主張を無視して、「議会制民主主義が崩壊する」と訳の分からない論を喋り続けている。選挙の投票率が５割を切れば、すでに議会制民主主義は大崩壊であり、だからこそ国民は、一刻も早く自分の意見を政治に反映させるための住民投票制度を必要としているのである。</p>
<p>また、住民投票の制度化に反対している人、あるいは「現実には制度化は難しい」と発言する人は、なぜか法学者が多いのだが、法とは国民が望む人生のために存在するものであり、国民のために誕生するべきものである。因循姑息な法律の慣例にならうべき義務など、どこにもない。法学者は、直接にはこの問題と関係ないものである。どうしようもない学者が、日本には多すぎる。</p>
<p>彼らの過ちを指摘しておくと、巻町と沖縄県で住民投票が実施された時、マスメディアは、そのニュースの枕詞として、必ず「この投票結果には法的拘束力はありませんが」と、一部の法学者の見解を引用した。</p>
<p>しかし住民投票は、巻町が投票条例を制定した時点で、巻町の立派な法律となっているのである。自治体の条例はすべて法であり、これに違反すれば、不法な廃棄物の投棄が処罰されるのと同様、地元警察もそれに従う法である。</p>
<p>ただし日本国の法ではなく、新潟県の法でもなく、新潟市の法でもない。巻町内だけの法である。住民投票にかけられる問題は地域問題であるから、それで必要充分の条件を満たしている。</p>
<p>これに対して、「原発の建設はエネルギー問題という国策に関わるものであり、地域問題ではない。沖縄の米軍基地は日米安保という国策に関わる問題であり、地域問題ではない。このように高度な問題を、一地域の住民が正しく判断することはできないので、最終的には国民の総意を得た国会で決定しなければならない」と、のたまう学者がいる。</p>
<p>これほど国民全体を愚民扱いした意見があるだろうか。一地域の住民に高度な判断をする能力がないなら、そのような地域の住民によって選ばれた政治家が、高度な判断を下す能力など存在するはずはないであろう。</p>
<p>国民にとって最大の謎は、なぜ政治家が、住民投票制度をおそれるか、なぜ制度化に反対するか、ということである。（地球の落とし穴、広瀬隆著）</p>
</blockquote>
<p><strong>ドイツの政治家</strong></p>
<blockquote><p>日本とドイツが異なるのは、現在のドイツの政治家が、財界も含めて市民の声を聞こうとする態度を持つのに対して、日本では官僚の作文通りに政治家が行動し、財界が自己の利権だけを考え、一向に国をゆくえを哲学的に思索しない、民度の低さにある。ドイツの政治家や財界が、これまで手放しで称賛できるほど立派だったわけではない。しかしドイツでは、住民投票制度の設置そのものが政治家を追い詰めたため、政治家の倫理観を高め、議会制が磨かれることになった。</p>
<p>そして興味深いことに、投票そのものは、それほど実施されていない。住民投票制度が存在するだけで、政治が監視され、改善されるのである。</p>
<p>政治家は、問題を起こせば住民投票で攻撃され、落選することを知っているので、住民の意思を確かめながら毎日の行動をとらなければならない。これこそ、住民にとって、著名を集めたり投票を実施する面倒がなく、無駄なく政治家のモラルを高める大きな効果があるのだ。</p>
<p>これが理想的な変化である。つまり投票制度が存在するだけで、政治家に対する住民の威圧となり、間接民主主義を洗練されたものにする大きな効果があることに注目すべきである。（地球の落とし穴、広瀬隆著）</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833110431/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ドキュメント 住民投票―「産廃ノー!」御嵩町民の決断" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/06/0293.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>確かにこの本が書かれた９０年代終わりごろに比べれば幾分か政治家が国民に近寄り始めたというような現象が起こりつつある。日本でも爆発的に流行り出した<a title="Twitter" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Twitter">Twitter</a>というサービスを政治家が利用するようになったし、ブログなどを発信して国民との距離を縮めようと努力している政治家も存在する。</p>
<p>先週末NHKで行っていた討論番組「<a title="日本の、これから" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89">日本の、これから</a>」。今回のお題は草食化する日本社会、若者の草食化ということで興味深く拝見したのだが、その際に気になったポイントというかシステム、ある社会的サービスが必要なんじゃないかなぁ。</p>
<p><strong>国民の声を反映させることのできるサービス</strong></p>
<p>上の世代は今の若者たちは、と言ってその低落振りに嘆き、下の世代は上の世代は自分たちの境遇を何も理解していないといってお互い世代間の上でミスマッチしているなぁ、と言うのが僕の印象なんだけど多分ほとんどの人もそのように感じているのではないだろうか？</p>
<p>要はせっかくTwitterのような気軽に投稿できるサービスができてきて、それを利用する人が増えているんだからその声を集結させる、ここへ行けばとりあえず世代別の声の雑感に触れることができるというような場所を政府でもNHKでも民間でもいいから提供できればなぁ、と思った。</p>
<p>お互いに言いたいことはあるのに一方的につぶやいてもそれが届いてほしいところに届いていかないジレンマ。年配の人は若者に言いたいこと、たくさんあることと思う。若者に努力が足りないと言うならば上の世代もそのような声を若者たちの次元で発することができるようアジャストしていく必要があるのではないだろうか？</p>
<p>どうしても４０代、５０代、６０代、それ以降の年齢の方のネットでの発言を見かけることができないのはいささか怠慢であると思われる。本来ならばもっと上の世代がネットの文化に浸って、その中で若者たちと同じチャンネル、例えばTwitterとかで自分たち世代の思いとかを発することができれば若者たちにも届くのではないだろうか？</p>
<p>若者側もそのような上の世代からの声を拾える場所としてある場所が日本人にとっての井戸端的な雑談ができるような雰囲気のサービスだと認識できれば積極的に上の世代へ自分たちの思いをぶつけていくように感じる。</p>
<p>そのようなことが積み重なって行く過程でネットでの匿名性なども解消していくかもしれないし、日本人が自分の考えをきちんと論理的に相手に伝える方法、コミュニケーション力を高めていくきっかけにもなる可能性がある。</p>
<p>上の世代も声を発信していく努力、若い世代も上からの声に耳を傾けていく姿勢。それらの要素と重なって、日本の政治家も声を発信、国民に近づく、国民も政治家の声に耳を傾ける努力というようになっていけないだろうか？</p>
<p><strong>ドイツに市民運動が発生した背景</strong></p>
<blockquote><p>ドイツには、８０年代から大きな市民運動のうねりがあった。その大きなきっかけは、ソ連が東ドイツにミサイルを配備し、それに対抗してアメリカが西ドイツにミサイルを配備する“核戦争の危機”であった。これと並行して、森林が酸性雨によって朽ちてゆく自然破壊が顕著になり、これらに取り組む反戦争平和運動と自然保護運動が一つに合流して、市民運動の代表者を議会に送り込むため、「緑の党」が誕生した。</p>
<p>「緑の党」が船出して暫く後に、ヨーロッパ全土を震撼させるチェルノブイリ原発事故が発生した。ミュンヘンなど西ドイツ南部では、空から降下した放射性物資が極めて深刻な量に達し、そのため、放射能汚染食品の危機に対する市民の不満が爆発して、多くの人たちが「緑の党」に合流していった。こうして、それまであった“対決する国際政治”の価値観より、自分たちの家庭生活を守ることが重視され、さらにそれが８９年のベルリンの壁崩壊の原動力となって、雪崩のように東西対立消滅と自由化の時代に突入していった。そして今や、住民の生存権の主張が、最大の関心事となってきたのである。</p>
<p>住民投票制度が、次々に法制化されてきたのは当然であった。つまりドイツにおけるこの制度の目的は、主の「緑の党」が要求する自然保護、反戦平和（米軍基地撤去など）、反核・反原発を底流として、市民が政治に良識を要求する手段として生まれたものであった。（地球の落とし穴、広瀬隆著）</p>
</blockquote>
<p>ヨーロッパにアメリカ、そのほか例えば最近ではタイで起こった暴動騒ぎ（<a title="暗黒の土曜日 (未作成ページ)" href="http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%9A%97%E9%BB%92%E3%81%AE%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E6%97%A5&amp;action=edit&amp;redlink=1">暗黒の土曜日</a>）などである意味その国民は鍛えられる。現実と闘うことで人間は成熟していくのだろうか？　どうしてそれが日本では起こらないのだろうか？　教育の問題？　それとも自分には関係ない？</p>
<p>落合信彦氏の著書の中で東欧の若者たちが革命を起こし、成熟していった様を記述している部分を思い出した。以下、</p>
<blockquote><p>彼らの怒りは、あくまでも国家権力に向けられていたのだ。東ドイツには「スターズィ」という悪名高い国家保安局があったが、この本部に対して若者たちが先頭に立って攻撃を仕掛けた。俺が東ベルリンの本部に行った時にはガラスはすべて割られ、机はひっくり返されて、爆弾でも落ちたような姿を見せていた。</p>
<p>この本部の管理は若者たちの手に委ねられ、彼らは「スターズィ」の犯した罪を徹底的に追及し続けていた。</p>
<p>俺は思った。普通の人間が２０年もかかる行程を、彼らはたった半年で成し遂げてしまったのだ。革命が、彼らを急激に成熟させたのだ。現実と闘うことで、人間はいかに成長できるかを、俺は再確認した。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/494763796X/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="デモクラシー・リフレクション―巻町住民投票の社会学" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/06/0294.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>日本の若者が年寄り連中に不満があるのならば年寄り連中が苦手な分野で活躍してやればいい。そこでのうねりを大きく育てる、そして日本を変えてしまえるようなエネルギーとして社会に若者の怒りを投げかけるのだ！　その革命こそがIT革命であろうし、若者が得意とするフィールド、ネット社会、ネット文化、ネット経済なのだとおもう。梅田望夫氏が言っていたようにテクノロジーの進歩は社会の怒りを解消する。だとしたらそこでの変革への加速を若者はもっと早めなくてはいけない！</p>
<p>先のお話に戻るがNHKの「日本の、これから」では議論が白熱するごとにみんなの認識として今の日本は激動真っ只中にいることを実感していた。革命とは、IT革命が権力、既得権益という日本の社会基盤を大きく揺るがすきっかけになるのだろうか？　（<a href="http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100601" target="_blank">革命＝支配層の逆転 &#8211; Chikirinの日記</a>）</p>
<p><strong>日本の住民投票制度はどうだったか？</strong></p>
<blockquote><p>これに対して日本で住民投票を各地の住民が発議した実例を検証してみると、驚くほど似ている。投票が実施された巻町の反原発と、沖縄の反基地、御嵩町と小林市の産業廃棄物処分場建設反対の例を引くまでもなく、原子力プラントに反対する住民投票の要求が最も多く、高知県窪川原発、青森県核燃料サイクル基地、北海道泊原発、三重県芦浜原発、宮崎県串間原発など、すでに１５件に達している。</p>
<p>これと共に、自然保護においても、長良川河口堰、大阪府第２京阪道路の建設、さらにゴルフ場、飛行場、産業廃棄物処分場、鹿児島市内の石橋近代化工事などに反対する無数の地域問題が噴出し、住民投票の要求が出されてきた。</p>
<p>基地問題では、神奈川県池子米軍住宅の建設計画や、立川基地の跡地利用から、沖縄へと火を噴いてきた。</p>
<p>ところが日本では、前述の巻町のように、４連勝しなければ住民の意思が反映されない制度になっているため、全国で、自治体の議会において住民投票そのものが阻まれ、「住民の直接参加」が拒否されているのである。</p>
<p>宮崎県の串間市では、住民投票によって原発建設の是非を問うことを公約した人が新市長に当選したが、この市長がなぜか住民投票をしないと宣言し、投票の予算を議会が削ってしまったのだ。名護市の市長も、住民の反対の意思を無視して、ヘリポート基地を受け入れるという声明を発表し、そのまま辞任してしまった。いずれも９７年のホットニュースである。</p>
<p>このように直接民主主義を受け入れないのが、現在のほとんどの地方自治における「議会制」の姿である。投票そのものが実施されていないケースが無数にある。</p>
<p>巻町の笹口町長が、「これまでの巻町には“議会制”だけが存在して“民主主義”は存在しなかった」と指摘したのは、こうした事実の故である。これは巻町だけのことではない。それほど日本全土の自治体では、民主主義が戯言となっているのだ。</p>
<p>そのためにこそ、住民投票の制度化が必要になる。（地球の落とし穴、広瀬隆著）</p>
</blockquote>
<p>この本、地球の落とし穴が執筆、出版されたのはもう１０年以上も前のことである。そして今の現実、普天間基地代替施設移設問題はあの頃と比べても結局何も解決していないではないか！　（<a title="在日米軍再編" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%86%8D%E7%B7%A8">在日米軍再編</a>）、（<a title="民主党沖縄ビジョン" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3">民主党沖縄ビジョン</a>）</p>
<p>米軍基地は抑止力？　韓国哨戒艦爆破事件の真相は？　といったトピックがネット上に上がっていたんだけどバランス感覚を保つためにも二つの違った視点からの物の見方を味わってみることは大事だと思われる。</p>
<ul>
<li><a href="http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-10540746564.html" target="_blank">本当に北朝鮮の魚雷でしょうか？</a></li>
<li><a href="http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-10541840150.html" target="_blank">本当に北朝鮮の魚雷でしょうか？続き</a></li>
<li><a href="http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51411404.html" target="_blank">池田香代子ブログ : 米原潜コロンビア未だ帰還せず　韓国軍艦沈没の闇</a></li>
<li><a href="http://obiekt.seesaa.net/article/150764426.html">米原潜コロンビアを天安沈没の犯人扱いする頭の悪い陰謀論を唱える人達</a></li>
</ul>
<p><strong>東京に原発を！</strong></p>
<blockquote><p>将棋の米長邦雄９段は、巻町住民投票後の９６年８月１８日に行われたテレビ東京の“新世紀対談”において、問題点を実証してみせた。</p>
<p>「原発は、夏場のピーク時のせいぜい２週間ぐらいの昼間の、最も冷房需要などの多い時間に電力を供給するためにつくる。もし必要なら夏場に一番電力を使っている東京の埋立地に作るべきだ。原発を建てるか、２週間我慢するか、二者択一の東京都民の住民投票をおこなうべきだ。万が一のことを考えて東京から離れたところにつくるというのでは、（巻町の人を）納得させることはできない。原発は安全でかつ必要というなら、東京の臨海部に建設すべきだ。もし反対なら、徹底した節電と省エネという責任を、消費者が果たさなければならない」</p>
<p>実に明快、これは私が長年主張してきた「東京に原発を！」と全く同じ意見である。（地球の落とし穴、広瀬隆著）</p>
</blockquote>
<p>他人を犠牲にして自分が優位な立場を形成する日本社会はもうやめようではないか！　真剣に考えるきっかけとして大人たちが、上の世代が真剣に社会の問題を取り上げ、問いかける、という姿勢を見せていかないと、若者の気力は一向に向上しないのではなかろうか？</p>
<p>まず大人から、上の世代から世の中、おかしいことにはおかしいと、きちんと声に出す！　怒りをもって表現しても構わない。そういう姿勢を元気のある年寄り連中ばかりではなく、ある程度年配の方の共通意識になればいいのだけれど・・・</p>
<p><strong>すでにアメリカ属国と成っている日本</strong></p>
<p><a href="http://www.ebigbridge.com/2009/08/10/%e6%97%a5%e7%b1%b3%e5%90%8c%e7%9b%9f%e3%80%81%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e5%90%88%e8%a1%86%e5%9b%bd%e7%ac%ac%ef%bc%95%ef%bc%91%e5%b7%9e%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%b8%e3%81%ae%e9%81%93%e7%ad%8b-3/">日米同盟、アメリカ合衆国第５１州日本への道筋（３） – 第２のプエルトリコ</a></p>
<p><strong>ころころ変わる日本の首相</strong></p>
<p><img style="margin: 10px;" title="鳩山由紀夫" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/06/PICT0231-300x213.jpg" alt="" width="300" height="213" align="right" />昨日の<a title="鳩山由紀夫" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A9%E5%B1%B1%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB">鳩山由紀夫</a>首相辞任のニュースには驚いたが、ちょっと残念な気がした。まぁ、二つのポイントを挙げていたのでその理由を吟味すれば仕方がないといえば仕方がない気もするが残念である。もう少し国民側にも、いや日本社会にも敗者復活戦ではないけれど忍耐を持って見守ることができなかったのか？</p>
<p>このようなニュアンスを書くと誤解されそうだが、せっかく日本を変えようと成果が上がらない中頑張ってきていたのに、一つや二つの過ちでポン、と首相の座を退く雰囲気は日本社会をボディーブローのように長い目で見れば痛めつけてくるのではないだろか？</p>
<p>人間はそんなに完璧なものではないことは誰もが承知のことであろう。しかし一国の首相という立場の人と一般の人の過ちに対する責任は違う、というのもどうかなぁ、と思ってしまうのだ。もう少し社会が少しぐらいの失敗を許容できないものだろうか？</p>
<p>間違いを犯したことは本人が一番よくわかっているはずだ。だったらここはもう少し我慢してそのエネルギーを真っ当な政治改革に当ててもらう。幾ら歴代首相として歴史に名前が残るといってもあそこまで政治家を究めようとする人って案外そんなにいないものなんじゃないだろうか？　だとするともったいないというか、じゃぁ誰が後日本の首相に納まる器の人物がいるんだ？　コスト的に考えたらちょっと高くつくんじゃないかなぁ？</p>
<p>アメリカだって同じだよ、オバマ大統領に期待していたけれど、余りに成果が現れないものだから人々は嫌気からか<a title="ティーパーティー運動" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E9%81%8B%E5%8B%95">ティーパーティー運動</a>なんて騒ぎに賛同し始めている。そうじゃないだろう、と。社会にある程度の成果が現れるなんて時間のかかるものだし、そこは国民側からの努力も求められるもの。それを単純思考回路でオバマは期待していたけれど何もやっていないではないか？　というのでは誰が大統領になっても同じであろう。まだシステム的に大統領が即罷免という形に陥らないアメリカはラッキーだけど、日本社会も、日本人ももう少し待ってみても良かったんじゃないかなぁ、というのが僕の感想です。</p>
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		<title>東アジア共同体ではどの言語が話されるのだろうか？</title>
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		<pubDate>Sun, 03 Jan 2010 00:19:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[日本の若者]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>
		<category><![CDATA[日本自治区]]></category>
		<category><![CDATA[東アジア共同体]]></category>

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		<description><![CDATA[毎年恒例となりつつある元旦に行われるNHKでの討論番組、今年のタイトルは「生激論２０１０　にっぽん大転換！？」であり、今年もアメリカでTVJapanを通してみることができたので見てしまった。ゲストの顔ぶれが去年とは変わっ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/01/0267.jpg" width="240" />
		</p><p>毎年恒例となりつつある元旦に行われるNHKでの討論番組、今年のタイトルは「生激論２０１０　にっぽん大転換！？」であり、今年もアメリカでTVJapanを通してみることができたので見てしまった。ゲストの顔ぶれが去年とは変わって少なくなっていたのは予算の関係だろうか？</p>
<p>菅直人（<a title="副総理" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%AF%E7%B7%8F%E7%90%86">副総理</a>・<a title="国家戦略局" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%B1%80">国家戦略担当</a>）、金子勝（慶応義塾大学教授）、東国原英夫（宮崎県知事）、安藤忠雄（建築家）、塩川正十郎（元財務大臣）、永守重信（日本電産社長）、川本裕子（早稲田大学大学院教授）、マエキタミヤコ（コピーライター）。</p>
<p><strong>アジア重視か、アメリカ重視か</strong></p>
<p>数々のトピックをテレビ枠内という制限時間内で収めていくため、議論も中途半端で終わったりしてたんだけど、僕が気になったのが日本はこれからアジア重視にしていくべきか、それともアメリカ重視にしていくべきか、という討論のところ。大方の見方として軍事的にはアメリカのプレゼンスに今のところ日本は頼らなくてはいけないというもの。</p>
<p>これには納得！　普天間基地移設問題などもあるけれど、仮に日本から在日米軍のすべていなくなったとしても日本の自衛隊が使う軍備などの大まかな装備を米軍から提供されたものにしておけば、という最終的なボトムラインはアメリカの中でも構想として入っているのではないだろうか？</p>
<p>マスターコントロール部分はいつでも米軍がオーバーテイクできるような仕組みさえ残せることができれば、たとえプレゼンス的には日本国内に米軍を配置できなくなったとしても、充分日本の自衛隊が使用するアメリカからの軍事関係装備を通して監視することができる。ちょっと想像すると恐いけれど、非現実的かな？！</p>
<p><strong>東アジア共同体</strong></p>
<p>そしてアジア重視に比重を置く、というポイントとしてあげたのが経済と文化の融合関係を築いていくというもの。そこで話題に上がってきたのが<a title="東アジア共同体" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%85%B1%E5%90%8C%E4%BD%93">東アジア共同体</a>という民主党がバックアップしている構想。EUの例を出してきたり、技術移転にしろ日本の今後を考えるにしろ、アジアに重点を置くことは重要、という認識ができているのは理解できたんだけど、もっと具体的なことに注意を向けなくていいのかなぁ、という疑問が湧いてきた。</p>
<p>例えば、民主党が掲げるマニフェスト通りに東アジア共同体へ経済と文化の融合目指して日本はシフトしていく、としましょう。問題はそこで話される言語は何になるのか？　といったもっと現実的な問題。東アジア共同体にコミットしていくとして日本は限りなく話される確立の低い日本語だけを頼りに準備を進めてもいいのか？</p>
<p><strong>華僑の存在</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309190/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/01/0268.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>一番の可能性は中国語だろう。経済も文化の東アジア共同体の地図を見るとほとんどの国が大中華経済圏の中に入っている。大中華経済圏の支配は中国国内だけの話しではない。華僑という存在を知れば、シンガポールも、マレーシアも、インドネシアも、タイも皆華僑がそれぞれの国で経済を動かしている。</p>
<p>シンガポールは国を挙げて中国に直接投資しているし、マレーシアやインドネシアに至っては商業関係、マーチャントはほとんど中国系である。中国系マレーシア人、中国系インドネシア人、と広東系だが中国がオフィシャル言語としてマンダリン（Mandarin）を指定して以来、広東系人々も積極的に北京語を習得するようになり、タイ通貨バーツは別名華僑マネーといわれるぐらい中華経済の影響を受けている。</p>
<p>このことからもわかるように幾ら東アジア共同体構想といってもそれぞれの国で支配している経済支配図を眺めてみれば大きな大中華経済圏が否が応でも目に付くことになる。ここがアメリカなんかが危惧しているところで、日本としては多くの国が存在している東アジア共同体だと主張しても実際には中国のプレゼンスが東南アジア諸国まで存在している。</p>
<p>ここにインドやオーストラリア、ニュージーランドが加わればそれらの国々のプレゼンスの影響も手伝って英語というもう一つの言語も選択肢として加わりそうだが、東アジア共同体で日本語が共通言語になることは非現実的だといわざるを得ない。</p>
<p><strong>東アジア共同体反対意見多数</strong></p>
<ul>
<li><a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091222/211793/" target="_blank">それは幻想です。鳩山「東アジア共同体」</a></li>
<li><a href="http://www.j-cast.com/2009/08/31048551.html" target="_blank">鳩山代表に欧米から反発噴出　「東アジア共同体」に「友愛」</a></li>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/909ac48bd69774e5bde4b47136ab6313" target="_blank">「東アジア共同体」という幻想</a></li>
</ul>
<p><a href="http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091019/189495/" target="_blank">「東アジア共同体」を語る前にEUの歴史を学べ</a></p>
<blockquote><p>国境を取り除くことでどのようなことが起こるか。ごく一部の例を言えば、日本の医師免許を持っている人が、中国や東アジアの国で開業できる。逆に中国の医師免許を持っている人が日本でも開業できる。また中国で国語を教えている人が、日本に来て中国語を教える。そのように国境を越えてプロフェッショナルな仕事を行えることを、加盟国がすべて認知していかなくてはいけない。この認知が日本でできるだろうか。日本人にそういうことに対する受容性があるかどうかを検証し、一つひとつ確認していく必要がある。</p>
</blockquote>
<p><a title="民衆党マニフェスト「東アジア共同体」とはの固定リンク" href="http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-467.html" target="_blank">民衆党マニフェスト「東アジア共同体」とは</a></p>
<blockquote><p>その時の意識のままアメリカやEUに対抗すべく、東アジアにも地域経済ブロックが必要であると主張しています。一見正しいように思いますが、「東アジア共同体」は野蛮国中国の大中華戦略にまんまとはまってしまうことになります。共同体で主導権を握りたい中国はインド・オーストラリア・ニュージランドの参加を排除して日本・韓国のみで発足させるつもりです。中国が熱心に進める「東アジア共同体」とは、日本を中国などと単一の国家連合にする事が最終目的なのです。</p>
<p>・・・中略</p>
<p>日本が中国や韓国と同じ一つの共同体になるということは、各国の国民が他国に自由に出入りできるということです、あの中国人や韓国人が自由に日本にはいってきます。人間もどき異質のマナーの悪い13億の中国人民が日本列島に自由に入国できる状態を想像しただけで、身の毛もよだつ恐怖以外の何ものでもありません。</p>
<p>・・・中略</p>
<p>あなた達が組もうとしている中国は長年にわたり幼い頃から家や学校など、あらゆる生活の中で「日本は中国を侵略した」「日本は大虐殺を行った」「日本は歴史の改ざんを行っている」などといった知識を叩きこまれて育っています。同時に「中華民族および中国文化の素晴らしさ」「「中華民族の精神」「毛沢東の功績」なども叩きこまれて教育されています。長年の反日教育を受けてきた中国人達が日本人を忌み嫌い、復讐の念に固まっている人たちと（韓国も同じ）日本が中国や韓国と単一の統合国家になる共同体構想など悪い冗談以上のなにものでもありません。</p>
<p>その上中国はわが国に多くのミサイルの標準をあわせ、原子力潜水艦が日本近辺を徘徊し、東シナ海ガス田を吸い上げ、尖閣列島、沖縄の侵略を虎視眈々と狙っている国なのです。中国の本性は侵略的国家であり、目的は「日本侵略」なのです。中国が熱心な「東アジア共同体構想」は戦わずして日本や韓国を日本省、韓国省にすることなのです。</p>
</blockquote>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4590012235/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="亡国の「東アジア共同体」―中国のアジア覇権を許してよいのか" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/01/0267.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>どうもこれらの議論、日本が鎖国政策から開国へと向かうときに恐れた黒船と似たような状況のように感じられるのは僕だけだろうか？　黒船がアメリカ、ヨーロッパ列強国を象徴するものではなく、中国からの威嚇だったとしたら？</p>
<p>中国に支配されると恐れている人たちは、現在日本という国がアメリカに文化的にも経済的にも支配されてしまっていることに気付いているのだろうか？　アメリカの属国とまでは言わないけれど、プエルトリコに近い存在になりつつある日本をどのように思うのだろうか？</p>
<p><strong>村上龍氏の「五分後の世界」からの引用</strong></p>
<blockquote><p>沖縄を犠牲にして無条件降伏した場合は、最終的にアメリカの価値観の奴隷状態になるという予測がでました、経済的な発展のレベルは何段階かありますが、結果は基本的に同じことで、つまりアメリカ人が持つある理想的な生活の様式を取り入れて、そのこと自体を異常だと気づかないということ、文化的な危機感は限りなくゼロに近づいていくので、例えば日本人だけが持つ精神性の良い部分を、アメリカが理解せざるを得ないような形にして発信するという可能性はなくなります。</p>
<p>そうですね、アメリカでとてももてはやされている生活のスタイルがそのまま日本でももてはやされる、それに近い状況になるということでしたね。</p>
<p>政治的にはアメリカの顔色を伺ってアメリカの望むような政策をとるしかなくなる、外交面では特にその傾向が強くて、日本の政治力、政治的影響力は国際的にゼロかもしくはマイナスになります。マイナスという意味は、日本の外交能力のなさ、外交政策決定力のなさが国際的なトラブルの原因になることもありえるということです。</p>
<p>具体的に言うと、アメリカ人が着ている服を着たがる、アメリカ人の好きな音楽を聞きたがる、アメリカ人が見たがる映画を見たがる、アメリカ人が好きなスポーツをしたがる、ものすごく極端に言えば、ラジオからは英語が流れて、街の看板もアルファベットばかりになり、人々は金色や赤に髪を染めて、意味もわからないのにアメリカの歌に合わせて踊る、というところでしょうか。</p>
<p>そしてそれが異常なことだと気づくことができないくらいの奴隷状態に陥る、それにしてもあなたを見ていると、やはりシミュレーションに過ぎないということがよくわかります、あなたは髪を金色に染めたりしていません。</p>
</blockquote>
<p>中国からの支配を恐れる前にもっとすることが他にもあるだろうと！　日本が主体国家になるというか、成長した大人の国家になるということではないだろうか？　これができないようだと今度は中国がアメリカに変わって日本のお兄さんになる、いやアメリカのお兄さんもその位置を譲らないだろうから、日本は二人のお兄さんに従いながら生きていくことになってしまう。</p>
<p><strong>中国語か英語は必須</strong></p>
<p>そうなると日本はもたもたしている暇なんかないし、民主党は宣言してしまえばいい、日本は東アジア共同体へと経済も文化も融合していくしかこの厳しい世界情勢の中、サバイバルする方法はありません、ここで若い世代に期待、活躍してもらうために協力が必要です、と！</p>
<p>これからの若い世代には中国語か英語はできて当たり前ということを目標として国が方向性を認めてしまう。日本語以外に中国語か英語ができないとこれから先は厳しいでしょう、と！</p>
<p>内向き、下向き、後ろ向きの学生は一気にやることが増えるので少しは元気が出るんじゃないだろうか？　くだらないテレビを見る暇なし！　果たして今現在就職難だと嘆いている学生諸君の中でどれぐらいの若者が英語、または中国語でビジネスレベルで戦える戦力を備えているのか？</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>インドのどこどこの都市へ行って新しいオフィスを開設して来い！　これこれの人材は現地で調達、ある程度ビジネスを気道に乗せるまで日本へは戻ってくるな、といわれて即実行できる人材が存在するのだろうか？　中国語でも同じである。</p>
<p>こういう人材が育ってくれば東アジア共同体内を動き回ることも当たり前になり、エネルギーが有り余っている若者にはもってこいの与えられた仕事になりえると思う。</p>
<p>大中華経済圏を駆け回り、インドやオーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏を駆け巡り、日本の経済や文化を東アジア共同体へと融合させるために疾走する。</p>
<p><strong>サービス産業へシフト</strong></p>
<p>日本語だけしかできない日本人も数多く存在するようになるから、東アジア共同体からフィードバックされる情報だったり、経済、文化の面で中国語、英語ができる人材はそのクッション役になってあげる。雇用もこれで随分と解決されるのではないだろうか？　今の日本経済の製造業中心としたGDPを次の産業、サービス産業に変えていくためには人と人の繋がりのところで雇用を創造していくしか方法がないのでは、と思ってしまうのだ。</p>
<p>東アジア共同体の存在する国々へと走っていける中国語や英語のできる人材と、東アジア共同体からのフィードバックを一旦日本へ導入する前に日本仕様にカスタマイズしてあげる人材、そして日本から東アジア共同体へフィードしていくのをサポートする人材。日本の何を守り、何を東アジア共同体仕様にカスタマイズさせていくのか？　何を日本の文化、経済、仕組みの中へと取り入れていくのか？</p>
<p><strong>スイス人は多言語話者 (multilingual, polyglot)</strong></p>
<p>スイス人は3ヶ国語、4ヶ国語話せて当たり前の国民性。フランス語、ドイツ語、イタリア語、<a title="ロマンシュ語" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E8%AA%9E">ロマンシュ語</a>とこれに英語が加わる。スイスを囲む周りの経済圏、文化圏と融合していかないとサバイバルできなかったのだろう、いやそれらの特質をアドバンテージと捉えて積極的に適応していったと思われる。</p>
<p><strong>日本語が通じる範囲</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532351758/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="東アジア共同体―強大化する中国と日本の戦略" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2010/01/0266.jpg" alt="" width="240" height="240" align="right" /></a>東アジア共同体で話される言語はなんだろうか？　中国語に英語、これは当たり前の現実であり、日本人は積極的にその言語習得のために励まなければいけない。これを実現できれば今後どんなに大中華経済圏が拡大しようとも、日本経済圏、日本文化、そして日本語さえもサバイバルしていくことができるであろう。</p>
<p>逆説的だが日本語を母国語とする言語体系ができてしまった人物が日本語以外の言語を新しく習得しようとする場合、扱える日本語言語能力以上、他の言語を習得することは無理だと思う。</p>
<p>陳腐な日本語しか扱えない人は陳腐な中国語、英語のレベルまでしか上達しない。日本語で扱える言語能力が高ければ高いほど、習得する中国語、英語のレベルもそれ同等のレベルにまで発達することができる。</p>
<p>だからこそ日本語が大事なのであり、陳腐な日本語しか扱えなくなっている若者たちにもっと危機感を持つべきである。子供の頃から中国語、英語が母国語となった日本人が増えてしまうとき、日本語は初めてその存亡の危機に立たされることになるであろう。</p>
<p>日本語は日本でしか通じないという当たり前の事実。このことのディスアドバンテージに気付いているだろうか？　違ったバックグラウンドで育った人が共通の言語でコミュニケートできることの凄さ。意思の疎通であったり、といった共同作業で何かを創造していく場合、共通の言語を扱い蜜にコミュニケートしていくことは本当に大変な作業であり、重要な事柄なのだと思う。</p>
<p>スペイン語ができることの意味、大きいアドバンテージの事実を理解できるだろうか？　中南米の人たちとコミュニケートできるのメリット。英語ができればイギリス、アメリカといった違った文化で過ごしてきてもお互いに発する言葉の中から逆に違いを発見して新鮮さを味わうことの凄さ。</p>
<p>こういったことを考えるとどうも日本で行われる議論がどうしても日本側からだけの視点、つまり一方的で片思い的な視点に陥ってしまわないか？　という疑問がどうしても浮かんでくる。東アジア共同体に属する国々からの視点は考慮されているのだろうか？　何を日本に期待しているのか？　とか、どういうことを日本にしてほしいのか？　ということだったり。</p>
<p>[quote1]</p>
<p>それを探り合う、確認しあう、理解しあう、手段として共通語が必要なわけで、そこで話される言語は何か、ということの想像力が働けば、単に東アジア共同体における議論を積んでも日本側からの希望的観測だけで終わってしまうと思うんだけどいかがだろか？</p>
<p>新しい言語を習得することの意味は広くその言語が話される文化や習慣を理解することなどに繋がる。日本語に加え、中国語や英語を使って違うバックグラウンドで育ってきた人たちと何かを一から創造することは凄いことなんだけどなぁ。大変だけどこれからのトレンドになると思う！</p>
<p>だからエネルギーと時間のある若者にこそ、こういった自分への投資に励んでほしい。こういったスキルを持った日本の若者がそれこそマジョリティーになれば社会的雰囲気にエネルギーが満ちるのを感じることになるのではないだろうか？</p>
<p>そいういったポジティブなエネルギーはきっと社会をダイナミックに変えてしまうエネルギーになり得る。若者が動くことで日本に停滞している古い価値観をがらりと変えることができる！</p>
<p>今年密かに注目している若者としてゴルフ界の<a title="石川遼" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%81%BC">石川遼</a>君を挙げる。<a title="タイガー・ウッズ" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%83%E3%82%BA">タイガー・ウッズ</a>がこけている間に世界の舞台で彼はきっと注目されるような活躍を収め、新しい旋風として君臨し始めるであろう。ゴルフ界に新しい価値観（石川遼君）が登場するのだ！</p>
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		<title>民主党政権への期待、政治が変わり社会が変わり、そして国民も変われ</title>
		<link>http://www.ebigbridge.com/2009/10/13/%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a%e6%94%bf%e6%a8%a9%e3%81%b8%e3%81%ae%e6%9c%9f%e5%be%85%e3%80%81%e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%81%8c%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8a%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%8c%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%82%8a/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=%25e6%25b0%2591%25e4%25b8%25bb%25e5%2585%259a%25e6%2594%25bf%25e6%25a8%25a9%25e3%2581%25b8%25e3%2581%25ae%25e6%259c%259f%25e5%25be%2585%25e3%2580%2581%25e6%2594%25bf%25e6%25b2%25bb%25e3%2581%258c%25e5%25a4%2589%25e3%2582%258f%25e3%2582%258a%25e7%25a4%25be%25e4%25bc%259a%25e3%2581%258c%25e5%25a4%2589%25e3%2582%258f%25e3%2582%258a</link>
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		<pubDate>Wed, 14 Oct 2009 04:15:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[NHK特集]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[日本の、これから「鳩山新政権に問う」－第2部－ 民主党が政権を獲得して日本社会が新たに動き始めた９月初頭から約１ヶ月が過ぎようとしている。偶然にもこちらのケーブルチャンネル、TVJapanでNHKが放送をしていた日本の、 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2009/10/0217.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>日本の、これから「鳩山新政権に問う」－第2部－</strong></p>
<p>民主党が政権を獲得して日本社会が新たに動き始めた９月初頭から約１ヶ月が過ぎようとしている。偶然にもこちらのケーブルチャンネル、TVJapanでNHKが放送をしていた日本の、これから「鳩山新政権に問う」－第2部－を視聴することができた。</p>
<p>いろいろなトピックを展開しつつ、スタジオに来て議論に参加している様々な立場の人の意見やテレビの視聴者からの意見を諸々に紹介しながら全体の流れを進めていく、という内容でとても興味深く観ることができた。</p>
<p>勿論現民主党政権からの人材も出席しており、一般人含め多数の著名者も参加していて特に現場からの意見は説得力があり、新たな視点に気付くきっかけにもなり自分としても、うーん、と唸ざるを得ない場面に出くわした。</p>
<p>主な著名人は以下、内閣府副大臣…<a title="大塚耕平" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A1%9A%E8%80%95%E5%B9%B3">大塚耕平</a>，内閣府副大臣…<a title="古川元久" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%85%83%E4%B9%85">古川元久</a>，北海道大学大学院教授…<a title="山口二郎" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E4%BA%8C%E9%83%8E">山口二郎</a>，慶応義塾大学教授、元鳥取県知事…<a title="片山善博" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E5%B1%B1%E5%96%84%E5%8D%9A">片山善博</a>，首都大学東京教授…<a title="宮台真司" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8F%B0%E7%9C%9F%E5%8F%B8">宮台真司</a>，元官房副長官…<a title="石原信雄" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%8E%9F%E4%BF%A1%E9%9B%84">石原信雄</a>，経済評論家…<a title="勝間和代" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E9%96%93%E5%92%8C%E4%BB%A3">勝間和代</a>。</p>
<p><strong>今まではこうだったから・・・</strong></p>
<p>印象に残っているトピックは「脱官僚依存体質」と「政権が変わりこれからの自分の暮らしはよくなるか」というところの議論。確か古川氏が<a title="国家戦略局" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%B1%80">国家戦略室</a>室長に任命されて、官僚と最初のミーティングを行うときに発していたメッセージがすべてだと思う。彼曰く、「今まではこうだったからとか、前例はいいから、一度すべてを取り払ってゼロベースで考えてください」というもの。</p>
<p>長い間自民党との政権維持、日本国を動かすという役割を担ううちにお互いが持ちつ持たれつの甘えにも似た構造を築き上げてしまい、その体質を改善、改良、新しく改革し直していこうというのが民主党の試み。</p>
<p><img style="margin: 10px;" title="国家戦略室" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2009/10/img0009-211x300.jpg" alt="国家戦略室" width="211" height="300" align="right" />これはいいことなんじゃないかな！　官僚との癒着が問題視されていたけど、個人的な意見だけど基本的に日本の官僚は優秀だと思う。ただその優秀さを上手く日本の社会、国民に反映されるようなポジティブな結果に結びつくようなシステムが出来ていなかっただけの話で、一度官僚の役割を確認する上でも目標や、方向性などを示してやり、このような結果を日本社会、日本国民に還元する、という大きな目標を与えてあげれば、自然、彼らはその持ち味を発揮してくれると思う。</p>
<p>だから国家戦略室というのは歓迎できる新たなシステムであり、そこを基点として政策を立案、実行実現できるように働きかけていく、というのは間違っていない。</p>
<p>宮台氏が番組の中で紹介してくれていた欧米のシステムを習ってもいいであろう。官僚などが立ち上げた政策立案を実行してくれる人物として政治家にその方向性を託す、政治家も謙虚にそれを受けとめ、官僚たちから知恵のサポートを積極的に取り入れる姿勢、また実際に実行に移した後のフィードバックを官僚に再び返していくというサイクルを創造することが重要ではないだろうか？</p>
<p>お互いがお互いを軽蔑しながらも利用、甘えにも似たサバイバル意識から、お互いに尊敬、相手を高め合うことが結果、日本社会、日本国民の繁栄に繋がるという自覚を植えつけるだけで大丈夫。</p>
<p><strong>従業員と経営者</strong></p>
<p>もう一つの議論。政権が変わり、自分の暮らしぶりはこれからよくなるだろうか、というトピックの中で持ち上がった民主党マニフィストの中に掲げたいろいろな公約を紹介していくんだけど、従業員と会社経営者の立場の違いから見えてきた課題みたいなものに気付かされた。</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>確か最低賃金を８００円から１０００円、ということを目指すというような内容だったと思う。これなんかだとまぁ、従業員の暮らしぶり、長時間働いていても暮らしぶりはちっともよくならない、というのを解消しましょうという試み。</p>
<p>ワーキングプアなどのキーワードが頻繁に使われるようになり、どこか従業員の立場からの視点ばかりが注目を集めるようになっていたのではないか、ということに待ったをかけたある会社経営者からの指摘。</p>
<p>８００円から１０００円へと最低賃金が上がった場合、会社としては従業員に給料を支払う余裕がなくなり、結果的には解雇をせざるを得なくなるだろうというもの。</p>
<p>なるほどねぇ、政府がいくらお金を支給したとしても、一時しのぎになるどころか、肝心の会社自体の存続が危ぶまれてしまうのではないだろうか、という視点は多くの人が気付くべきポイントだと思う。</p>
<p>じゃいいよ、日本国内で会社を運営するのを諦めて、国外へ出て新たな展開を開くとなってしまったら従業員を助けるどころか失業者を増やしてしまうことにも繋がる。</p>
<p><strong>頑張れではなく、戦略を持って実行、実現</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410136771X/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="検証 国家戦略なき日本" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2009/10/0218.jpg" alt="検証 国家戦略なき日本" width="240" height="240" align="right" /></a>討論を見ていて思ったんだけど、余りにもここへ来て国民が民主党に期待しすぎではないだろうか、という感情。もちろん多くの国民がこれだけ政治に感心をもつようになったことは素晴らしいんだけど、どうも皆が皆、あれもやって、これもやって、私のところにもアテンション頂戴よ、こっちもずっと前から困っていたんだ、ってな感じで自分たちの利害の主張ばかりという感じがしてしまったんだよね。</p>
<p>今回の選挙で選ばれた人たちは優秀だよ、ただ皆スーパーマンじゃないんだし、物事には順序というものもあったり、お互いの利害関係の調整だったり、いざ政策を実行、という運びになっても結果が目に見えるようにすぐにあわられるものから、長い時間を得て丸く収まるものもあるであろう。</p>
<p>その中で、皆が皆、恩恵を受ける、というのは無理な話だと思う。要は全体を見据えること。こちらを助けることは社会的に見て受け入れられることかもしれないけれど、長期的に見た場合、結局損をするのは日本国民であり、初期に助けるつもりでいたある場合の集団も、長い目で見れば日本社会が、日本国民が疲弊していた原因になっていた、というのでは困るのだ。</p>
<p>もう時代が変わってしまったのだ。今まで大きな車輪の前にあった石ころが取り払われて、大きな車輪、時代の流れが動いてしまったのだと思う。</p>
<p>そういった視点に立ったときに、果たして日本国内だけの現象として捉えたほうがいいのか、それとも国際的な立場からの視点も取り入れた上での選択肢を与えるべきなのか？</p>
<p>そのような立ち位置から問題を眺めていくと、民主党大変だろうな、とにかく頑張れ、となってしまうのだが、今回設置された国家戦略室なるものの存在を知り、民主党に期待してもいいのではないか、と思ってしまうのだ。</p>
<p><strong>敵は自民党ではなく政策を実行、達成できないことからくる国民の失望感</strong></p>
<p>[quote1]</p>
<p>だから次の選挙までの間、目線は国民へ向けて、自民党などに気を奪われる暇などないのだ。仮に次の選挙で民主党が負けるとなった場合、原因は自民党に負けたのではなく、民主党が掲げる政策を実行、達成できなかったことからくる国民の失望感、これが基点となって民主党から人々が離れてしまうことではないだろうか？</p>
<p>もしかしたら政策の中には１０年以上の年月を要するものもあるかもしれない。それをわかるように国民を説得することも民主党の仕事であるし、如何にして国民からの信頼を保ち続けるかに政権維持の運命がかかっているといっても過言ではないであろう。</p>
<p><strong>自民党との論戦は国民に訴えかける感じで（論戦に負けても国民の支持を掴め）</strong></p>
<p>だからこれから行われるであろう自民党やそのほかの利益団体からの論戦には、国民全体に訴えかけるような感じで。本当に日本社会の未来、日本国民の未来というイメージが個々の国民に納得がいくように持たせてあげる。</p>
<p>しんどい作業になるかもしれないが、新しい日本、時代の流れに合わせた日本を作り上げていくためにはこれしか方法がないように思えてしまうし、実際新しい方向へと社会が動き出してしまった感がある。民主党は数々の場面で叩かれるだろうが、戦略を持って政策を実行、実現しようと動いている間はサポートしてあげたい気がする。</p>
<p><strong>代案のないダメだしはするな！</strong></p>
<p>そのときに自民党や国民にお願いするのは、代案のないダメだしはしないで頂きたい！　これはダメだ、アレはダメだ、というダメだしは揚げ足取り社会日本を成長させない。せっかく国民の意識が政治に向いているのだ。</p>
<p>個人もダメだしをする場合には、じゃあなたにはどのような案があるのですか、といった具合に必ず代案をすること。これは大人が社会に参加していく基本的なルールであり、日本をよくしよう、という大きな目標に向かって努力している民主党への敬意でもある。</p>
<p><strong>自民党</strong></p>
<ul>
<li><a href="http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d5a3a2bcc1ede917c0a77ccbf76959ed">自民党が参院選に勝つ唯一の道</a></li>
<li><a href="http://www.youtube.com/watch?v=H-cZJTR1DVY" target="_blank">【総裁選】候補者共同記者会見（2009.9.18）</a></li>
</ul>
<p>谷垣禎一氏が自民党総裁になり、中川昭一氏の不幸な出来事などもあり、最近のニュースにも上がらないことから自民党内にまだ確固とした方向性が築けていないという憶測が横切る。</p>
<p>これだけ民主党の実行力が注目されてしまっている現在、自民党の存在感はどこか先のアメリカ大統領、ブッシュ政権からオバマ政権へと引き継がれたころのようだ。とりあえず自民党は当分いいから民主党の公約に期待したい、というのが多くの国民の胸の内ではないだろうか？</p>
<p><strong>民主党はダメだ、と揚げ足取りだけでは国民は支持しない</strong></p>
<p>ここで大事なのはどうせ４年後には、と思って何もしない連中は自然淘汰されるであろうこと。民主党の政権なんて一時凌ぎであり、また時期が整えば、国民は自民党を支持するであろうとのん気に構えている政治家は必要ない。国民はそれほど馬鹿ではないし、今回の政権交代で少しは集団的知能数が高まったと思うのだ。</p>
<p>そこで自民党にも大事になってくるのが国民にアピールする戦略を持て、ということ。民主党に論戦で自民党政策の方がいいと打ち負かすのではなく、国民に支持されるような政策立案を行うべきである。</p>
<p>自民党は頑張ります、自民党は変わりました、といっても何を実際にどう頑張ったのか、どう変わったのかを国民に示せないようだと、自民党は期待しているよりもずっと長く野党の立場に居座ってしまうのではないだろうか？</p>
<p>頑張るでは国民に伝わらないのだ！　「私は日本の首相として過去一年間、日本国民のために頑張ってきましたが、道半ばにして・・・」具体的に何をどう頑張ってきたのだろう、麻生さん！</p>
<p><strong>日本国民</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4411003899/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="日本の国家戦略―アメリカの21世紀国家戦略をめぐって" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2009/10/0217.jpg" alt="日本の国家戦略―アメリカの21世紀国家戦略をめぐって" width="240" height="240" align="right" /></a>何度も書くようだけど政治に興味を持つようになったことはいいことだと思う。ただその場合、日本国民一人一人も変わらなくてはいけないなぁ、というのが僕の実感。</p>
<p>情報が足りないという議論もあったけど、情報を本当に深いところまで広く実際に探しているのだろうか？　ということもあるだろうし、じゃ実際に情報はあるのに手に入らないとなった場合、これは国民全員の責任だと思う。</p>
<p>必要だと思われる情報を持っているならば社会に還元していかなければいけないし、そのようなシステムを国民は持つべきだし、それを利用して集団の知恵を高めていこうとする努力を一人一人が行わなくてはいけない。</p>
<p>情報武装していれば、頑張ります、という政治家や国民を馬鹿にするような輩には現実的な問題意識を持って対等に太刀打ちできる。それを拒絶するような政治家は国民にフィードバックしてやれば良い！　この政治家は全く勉強していません、と。</p>
<p>今回の民主党政権でもそう、政策立案から政策実行、その政策が公約どおりに実現するのかに注意を向ける。一人一人が考えるといい、日本はどこへ行こうとしているのか？　どの方向へ行く可能性があるのか？</p>
<p>予算を削られた人たちには時代が変わったという認識を持って発想を変えてもらうしかない。もっと長期的な視野にたって自分の立ち位置を捉え、一時的に政府の世話になってばかりだと、今はいいかもしれないが、将来このままではいけないぞ、という危機感をもつこと。</p>
<p>だからその場合、個人も頑張れではなく、戦略をもって自分の目標を実行、実現するように行動を起こしていくのだ。そういうところへ政府がバックアップしてあげる。おぉ、今まで自分で何とかもがいてきたけれど、今度の政策のお陰で随分と楽になった、今度はこのお返しに自分が日本のために恩返しをしよう、というような好循環が生まれるといいんだけどねぇ。</p>
<p>最初からあれもしろ、これもしろ、というのは・・・政府を当てにしない、会社を当てにしない、自分たちで動いている人って案外多いんじゃないだろうか？</p>
<p><strong>今こそJFケネディの言葉を</strong></p>
<blockquote><p>” And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you – ask what you can do for your country.”</p>
</blockquote>
<p>国に何かをしてもらうことを期待するな！　自分が国のために何ができるかを問うて行動に移すべし！　戦略があれば日本は変われる！　日本国民もきっと変われる！　もっと自信をもっていい！</p>
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		<title>二極化する日本人、その４ &#8211; セカンド・ライフ的生き方</title>
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		<pubDate>Mon, 25 Feb 2008 04:49:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[セカンド・ライフ的生き方 People need to take their destinies into their own hands by thinking in terms not of safety nets  [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/02/0183.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>セカンド・ライフ的生き方</strong></p>
<blockquote><p>People need to take their destinies into their own hands by thinking in terms not of safety nets but of active risk management.</p>
</blockquote>
<p>企業が用意してくれるセイフティー・ネットには頼らず、個人が積極的に将来考えられるリスクを上手く見極めながら対処して、自分たちの人生を生きることが必要になってくるであろう、というもの。</p>
<p>本当は企業だけでなく、政府が用意するセイフティー・ネットもこの主旨には含まれていて年金、健康保険といったお金と健康という生きていくうえで大切なものを自分で確保していこう、という覚悟ができている個人がどれぐらいいようか？</p>
<p>多くの人はこれからも年金や健康保険、という政府が用意してくれるものは半永久的に存在すると勝手に思い込んでいる。</p>
<blockquote><p>Many people need to start thinking about alternatives that suit their abilities and personalities when they still have two or three productive decades ahead of them. In this way, they can discover the possibilities that will allow them to work much longer and thus ensure their financial well-being.</p>
</blockquote>
<p>これからの働き方とは、まだこの先２０年、３０年も自分が精力的に働けるうちに、自分の能力や性格にあった働き方、仕事の仕方、お金を稼げる能力を考え始めて行動するべきだ、と言っている。</p>
<p>そういう可能性を探ることが、自分自身長い間現役でいられるようなライフワークを発見することにつながり、それが財政的にも有利に展開できる結果となる、とも語っている。</p>
<p><strong>様々な可能性</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448042623X/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="ライフワークの思想" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/02/0182.jpg" alt="ライフワークの思想" width="240" height="240" align="right" /></a>第２ステージ、第３ステージの人生という可能性をこれからは積極的に生きていかなくてはいけなくなる。ロウアーミドルに属していた人がアッパーミドルへと移る可能性もあるし、またその逆もありえる。海外に住むようになったり、または帰国して日本に住んだり、といった例も出てくるであろう。</p>
<p>独身から結婚という選択から、または結婚生活から離婚という選択まで人々が生きていくうえで自分の生きる価値観をこれほどまでに見つめることを余儀なくされる世の中になったといってもいい。情報量の増幅は、人々に選択肢を多く与えたのかもしれない。</p>
<p>子供のいる家庭環境から子供が成長して独立、また夫婦二人だけの生活というサイクルを経験する人も出てくるであろう。</p>
<p>他には若いときには仕事で忙しすぎてできなかった英語などの語学の習得を、現役引退後の自分の時間が十分に持てる生活の中、再びそれらの勉学へと励んだり、といった具合。</p>
<p>１００歳のお婆さんが後悔したことはと聞かれ、６０歳のときにバイオリンを習い始めなかったことだと答えたように、これだけ長寿の世の中になってくるとこのようなことも可能になってくる。７５歳という年齢は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E8%B7%AF%E5%8A%A0%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%97%85%E9%99%A2">聖路加国際病院</a>の理事長、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%87%8E%E5%8E%9F%E9%87%8D%E6%98%8E">日野原重明</a>氏によると老人初期ということらしい。</p>
<p>ライフワークと呼べるもの、心から自分が打ち込めるものを必死になって探すことはこれから多くの人にとって第２の人生、第３の人生を豊かにするために必要になってくると思われる。その時に大事なのは、嫌な時間をすごさない努力がキーポイントになるに違いない。</p>
<p><strong>嫌な時間を過ごさない努力</strong></p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<blockquote><p>もうひとつよく出る話が「これだけ長い時間働くようになると、嫌いなことをやらされているのでは、もう身体を壊すだろうね」というものだ。</p>
<p>・・・中略</p>
<p>こんな生活を一週間も過ごすと、幸いなことに「好き」なことを仕事にできている私だって、身体に変調をきたしてくるものだ。ましてや嫌々やらされている仕事だったらどうなるのだろうか……。ギリギリまで働く私たちの会話は、どうしてもそこに行き着いてしまうのだ。</p>
<p>「肉体の限界」を大きく拡張した鉄道、飛行機、自動車の勃興期は、これらの新しい道具の意味がわからず、轢《ひ》かれたりして命を落とす犠牲者が出た時代でもあった。同じ意味で「頭脳の限界」を拡張するインターネットの勃興期を生きる私たちは、「情報量が仕事量を規定する」中で身を守る仕事術を工夫していかなければならないのだろう。</p>
<p>・・・中略</p>
<p>私の自衛策が一般的とは思えないが、情報量が爆発する新しい時代に何か働き方を工夫しなければ倒れるぞ、ベストな策ではなくとも倒れるよりはましだろう、という苦渋の判断の末の自衛策なのである。そんな「生活の試行錯誤」がじつはいまも続いているのだが、そろそろまた「時間の使い方の優先順位」を思い切って変える時期にきていることを痛感した日本出張だった。（<a href="http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u136.html" target="_blank">情報量が仕事量を規定、そんな時代の生存術とは</a> ）</p>
</blockquote>
<p><strong>人生の時間配分</strong></p>
<p>そうすると自然限られた自分の人生の時間配分、毎日の生活の時間配分というのが非常に大事になってくる。</p>
<p>どんな人と付き合い、どんなことに時間を費やすのか？　どんな場所で生きていくのか？　誰と？　どんな仕事をしていくのか？　どんな社会で生きていくのか？　どんな家庭環境を築いていくのか？　自分自身に、家族に、親に、友達に、どれだけの時間をコミットさせていくのか？</p>
<p><strong>しないことリスト</strong></p>
<blockquote><p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779003326/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="男たちのワーク・ライフ・バランス" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/02/0183.jpg" alt="男たちのワーク・ライフ・バランス" width="240" height="240" align="right" /></a>それに比べると川本裕子は、激しく働く二児の母として、「時間のやりくり」に悩み抜いて生きてきたからであろう、彼女の「しないことリスト」は切実だ。この特集の読者は、こちらを見習ったほうがいい。</p>
<p>何が違うか。それは自動的に「しないこと」が判断できるということだ。その都度、この人ならいいやとか、そういう曖昧な判断がいっさい入らないことが大切なのだ。</p>
<p>(1)    夜の宴席には出席しない、 (4) テレビは見ない、にそれが顕著だ。</p>
<p>妥協の余地がまったくない。相手が誰であろうと「夜の宴席」には行かない、番組によらずテレビは見ない、のだから、悩まず自動的に判断できる。だから必ず効果が出る。松本の「 (2) 苦手な人とは食事しない」とは本質的にまったく違うというのが、おわかりいただけるだろうか。（<a href="http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080212/p1" target="_blank">「しないことリスト」で考えてほしいこと</a> ）</p>
</blockquote>
<p><strong>山あり谷あり人生</strong></p>
<p>二極化する日本人と題してこのシリーズを書いてきたが、あるカテゴリーにそのまま属して人生を全うすることなどこれからはありえないと思う。</p>
<p>それぞれが自分にあったやり方で、自分自身の選択を見極め、そのステージでその時に自分を一生懸命生きればいいだけで、その時点で社会から、世間から負け組みと呼ばれるような側に自分が属していようが関係ないのだ。</p>
<p>もしかしたら長い人生で見た場合、浮き沈みの多かった人生の中の沈んでいた時期だったのかもしれないし、きっとそのように振り返れる時期が必ず来ることをあきらめないでほしい。</p>
<p>漫才師の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E6%B4%8B%E4%B8%83">島田洋七</a>さんのお婆ちゃんが漫才ブームで行け行けだった当時、こう孫に語ったらしい。</p>
<blockquote><p>「山あり谷ありって言葉の意味を知っとるか？　頂上で記念写真を撮ったら降りてきんしゃい。山はずっとおる所じゃなか。家も川もみんな谷にあると。冷たか水を飲んで，もう一度山に挑戦しんしゃい。」</p>
</blockquote>
<img src="http://www.ebigbridge.com/?ak_action=api_record_view&id=1538&type=feed" alt="" />]]></content:encoded>
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		<title>二極化する日本人、その３ &#8211; 日本人女性たちの逃亡</title>
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		<pubDate>Sun, 24 Feb 2008 04:57:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>B-KOOL</dc:creator>
				<category><![CDATA[What's up, Japan?]]></category>
		<category><![CDATA[今の日本って大丈夫？]]></category>
		<category><![CDATA[日本人]]></category>

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		<description><![CDATA[自分のタレントを磨くための生活 ずいぶんと前の記事になるが ニューヨーク・タイムズ にこんな記事が載っていた。 As a Japanese version of slackers, such young people a [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p style="float:right; margin:0 0 10px 15px; width:240px;">
		<img src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/02/0184.jpg" width="240" />
		</p><p><strong>自分のタレントを磨くための生活</strong></p>
<p>ずいぶんと前の記事になるが <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA">ニューヨーク・タイムズ </a>にこんな記事が載っていた。</p>
<blockquote><p>As a Japanese version of slackers, such young people are often derided at home as selfish for drifting through part-time jobs or trying to develop talents in the arts &#8211; photography, music, painting, dance &#8211; rather than contributing to society by joining a corporation or marrying and having babies. The pressure can be intense.（<a href="http://travel.nytimes.com/2006/10/15/fashion/15miho.html?scp=1&amp;sq=Japanese+girl+escape&amp;st=nyt" target="_blank">Escape From Japan</a> ）</p>
</blockquote>
<p>ニューヨークには３ヶ月の可能性を求めてたくさんの日本人がやってくる。３ヶ月というのは観光ビザで滞在できるぎりぎりの日数。男女の比率で言ったら女性のほうが多いかもしれない。</p>
<p>男子は就職が決まったら中々長期間休むことなどできない、ということもあるかもしれないけど、最近では３年以内に会社を辞めていく新入社員が多いと聞くから、ニューヨークに自分にとって必要な何かを求めてくる人々の実態はどうなっているのかなぁ？</p>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA">ニューヨーク・タイムズ</a>の記事にもあったように写真や音楽、ダンサー、演劇、俳優といったアーティストを目指す若者にとってはニューヨークはやはり魅力的であろう。彼らは本場の空気に触れるため、何か新たな出会いと期待を胸に秘めてニューヨークを目指す。</p>
<p>ミュージシャンはプロ、アマを問わず、それだけで飯を食べていくには厳しいようで彼らの多くは生活していくために働く。ニューヨークには掃いて捨てるほどいるとされるダンサーも俳優さんの卵もやはり生活していくために働かざるを得ず、多くは比較的自由な時間をもらえるレストラン関係の仕事につくことが多い。</p>
<p>[quote1]</p>
<p><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC">マリリン・モンロー</a>もかつてウェイトレスをしていたところをスカウトされたし、誰もがそんな可能性が自分の身に起こる期待をしながら、チャンスを獲得するために必死な毎日を送っている。</p>
<p>仮にここニューヨークでチャンスがなくても帰国して日本で再び活動をする上で、ここでの経験がものを言うと考えている若者も多い。ヘアー・スタイリストの多くもどうやら自分に箔を付けるためにやってくるらしい。</p>
<p>聞くところによると、たとえ３ヶ月でもニューヨークのヘアーサロンで働いていた、というだけで日本へ帰国したあとには周囲から一目おかれるらしい。アシスタントとして働いていたとしても、誰がニューヨークでの働きぶりを語ることができようか、自分以外には、というところか？</p>
<p><strong>ニューヨークにいてもハッピーじゃない</strong></p>
<blockquote><p>In Tokyo bookstores, guides like “Finding Yourself in New York ,” and “The ‘I Love New York ‘ Book of Dreams” fuel the fantasies of those would follow in Kaori’s footsteps. In an indication that a phenomenon has truly taken off, there’s a contrarian title, “Even If You Live in New York , You Won’t Be Happy.”</p>
</blockquote>
<p>ニューヨーク、いいなぁ、と憧れだけで終わってしまう人が多い中、ダンサーも俳優さんもミュージシャンも人それぞれ目的や動機は違うだろうが行動に移した、という点は評価できるポイントだと思う。</p>
<p>ただ日本を脱出したい人もいるであろう、ただ単にニューヨークの雰囲気に憧れている人もいるであろう。彼ら彼女たちの必死さはすごいものがある。</p>
<p>でも女性たちのほうが目立つかなぁ。大胆な行動という意味では女性のほうに勇気があるというか、もう日本には戻らない気でいる覚悟があるのかなぁ？　現地でボーイフレンドを作り、そのまま現地で結婚してしまう日本女性も多いし、彼女たちは日本の何から逃亡しているのだろうか？</p>
<p><strong>自分の親とは違う生き方</strong></p>
<blockquote><p>“My parents are so conservative, they can’t believe I’m here alone. They want me to be married to a Japanese man, an established man, make some kids and live in the same house with them. I can’t even believe I am from that family. I am so different!”</p>
</blockquote>
<p>ニューヨークはタフである。目的がないとこの街が生み出すエネルギーにつぶされてしまうというか憧れだけで来てしまうと危険である。しかしたとえ憧れでも行動に出た時点で僕は素直に褒めてあげたい気もする。</p>
<p>始めの一歩は小さいかもしれないが、大きな一歩になる可能性もあるし、夢破れて現地で結婚、祖国日本を離れて生きていく覚悟をした日本人はたくさんいるのだ。</p>
<p><strong>日本の外に出たかったら！</strong></p>
<blockquote><p>これを日本で読んでくれている人がいるならば私は声を大にして言いたい。外に出てみたかったらどんな理由ででも出てみたらいいと。</p>
<p>失敗するかもとかリスクが大きいとか考えて躊躇する人も多いと思う。私など、親から生前贈与だともらったものを一度すっからかんにしたこともあるし、離婚もしたし、父親の頭に十円ハゲを作らせるほど心配もさせたし、失敗どころかとんでもない親不孝娘である。</p>
<p>しかし、逆境こそが踏ん張りどころ。どうにも下に行けなくなったら這い上がるしかないのである。でも、こんな私でも「やばっ」と思った時点でおもむろに勉強してふと気付いたら贈与当時のものよりも多く資産も築けているし、生活も楽しんでるし、親も安心させられたし、なんとなくうまいことやれているのである。</p>
<p>一度きりの人生楽しまなくては損である。おそらく今回のパーティーでは そういう人たちが凝縮していたはずであり、そういう人々に出会えるだけでも人生が幾層にも深みを増していくように思え、外に出ることの意味を改めて知るのである。（<a href="http://www.ryugakuseinokai.com/ny_column90.html" target="_blank" class="broken_link">外国で生きる日本人女性たち</a> ）</p>
</blockquote>
<p><strong>日本人女性の逃亡</strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582824404/bigbridge0d-22/ref=nosim/" target="_blank"><img style="margin: 5px;" title="この地球で私が生きる場所――海外で夢を追う女たち13人" src="http://www.ebigbridge.com/wp-content/uploads/2008/02/0184.jpg" alt="この地球で私が生きる場所――海外で夢を追う女たち13人" width="240" height="240" align="right" /></a>アメリカ全土、いや世界中に散らばっている日本人女性ってほんとたくさんいるんだよね。そしてこれが大都会だけに限らないからすごい！　マイナーな国であっても同じである。</p>
<p>そうやって世界中に日系２世の子孫を残していく彼女たち日本人女性。女性の方が敏感なのかな？　日本人と、日本の社会や世間体と、日本という国との間にドライな関係を持つことをこの人たちは選んだのかもしれない。</p>
<p>今の日本社会ほど、いたるところにある集団というか仲間意識というものにうまく溶け込む技術が必要とされている社会はないのではないだろうか？</p>
<p>他人に依存する個人。甘えてくるほうは楽であるし、思考停止状態の人間が多いのではないだろうか？</p>
<p>今ある現状がずっとこのまま続くことを勝手に決めつけ、社会の流れに身を任せてしまう。甘えられるほうはきっとそういうものから逃亡しているのだと思う。</p>
<p><strong>仲良くしなくてはいけないプレッシャー</strong></p>
<p>日本人以外の人と結婚した人には、日本人と結婚した場合にはじめから確立されている共通のバックグラウンドのシェアという暗黙の概念がないのだ。そこには日本人だからこうだろう、きっとこうしてくれるだろう、とかいう相手に対する甘えが最初から存在しないのだと思う。</p>
<div class="woo-sc-quote"><p></p></div>
<p>仲良くしなくてはいけないプレッシャーは、相手に自分と同じバックグラウンドをシェアしていると自分が勝手に思っている場合に発生するのではないであろうか？</p>
<p>いつか、小説に書いてみたいテーマである。</p>
<img src="http://www.ebigbridge.com/?ak_action=api_record_view&id=1542&type=feed" alt="" />]]></content:encoded>
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