YouTubeから始まる新たな展開、その2


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YouTubeから始まる新たな展開、その2

YouTube の経歴。これはここのページを参照していただいたほうがいいと思うのでアドレスを載せておくいつもながら僕が一ファンの梅田望夫氏のブログからです。

グーグル からの買収

YouTube は著作権問題のある TV などの動画をアップすることは禁止しているが、アップすること自体はユーザーがするので予め排除できないし、ユーザー自体も見逃した TV 動画を見るニーズは強い。僕もその一人。

このため、 Google に買収された以降も著作権を巡るトラブルは続きそうだが、 Google 側もしっかり準備していて先鋭の弁護士を100人単位で雇っており、あらゆる訴訟に対しての戦略を作成しているとのこと。それほどまでにグーグルが本気で手に入れたシステム。

YouTube を利用し始めた企業

メリカでは現在、ティーボというハードを使えばコマーシャルを飛ばしてテレビ鑑賞することができる。インターネットの浸透によりユーザーは自分のほしいものを能動的に探すようになり、企業側からの一方的なメディア広告などには関心を示さなくなっている。

任天堂が面白いことをはじめている。任天堂の Wii のコマーシャルを YouTube を使って流した。変化はすでに始まっている。大金をはたいて TV のコマーシャル枠を確保するよりも YouTube という媒体を使って無料で投稿するほうが価値があると、多くの企業が気がついて行動を起こしたとしたらどうなるだろう。

TV のコマーシャルで流してユーザーの反応を見ることは難しいが、 任天堂の Wii ではすでに YouTube で自分が実際に Wii を使って遊んでいる画像が流れ始め、それがまた人々の好奇心をあおり、自分も購入してみたいなぁという動機が生まれている。これなどは今話題の「 バイラルCM 」とか「口コミ」的なマーケティングの手法だと思われる。(口コミマーケティングに欠かせない 7 つのテクニック

著作権問題とマスメディア側の反応

YouTube は年内にも 著作権トラッキングシステムを導入するそうだし、益々大きな存在へと変貌するであろう。このシステムを導入するとサイト内に著作権を侵害しているファイルがアップロードされると著作権オーナーが分かるようになり、画像の使用料を請求するかそのサイトの収益の一部をもらえるようになる。このことが直接の原因ではないと思うが、 YouTube のようなサイトに対して批判的だったメディアもアメリカでは変化が見られる。

ワーナー・ミュージック・グループは、 YouTube のユーザーがビデオを作るときにワーナー・ミュージック・グループのサイトにあるファイルを加工して使用し、ワーナー・ミュージック・グループと YouTube で Revenue Share しようと言っている。

このようなサービスは絶対に出てくると思っていたがやっぱりでてきた。いわゆる今流行の言葉、 Web 2.0 的にいえば自分が抱えている莫大なアーカイブやデーターをユーザーに無料で提供して、そこから新しいものを生み出そうというもの。

Google マップ やヤフーマップなどもそうだし、アマゾンやそのほかいろいろんなところが API( Application Programming Interface )という形でユーザーに提供し始めた。これが世界が向かっている方向である。

今後の YouTube

帯電話市場への参加を試みるらしい。まぁその方向へも参入してくるだろうな、と思っていたし、今では YouTube のビデオは iPod に落とせるようになっており、ユーザーがどのように利用しようが方向性は見えている。

記事によると YouTube は携帯電話市場は巨大なマーケットであり、携帯電話向けに動画配信サービスを始めることは自然の成り行きだと考えているらしい。またこれに先だって、 YouTube は 5 月から携帯電話から動画を直接アップロードできる「 YouTube To Go 」というサービスを始めているとのこと。

テクノロジーの進歩が早すぎて人々の生活から社会形態にいたるまで、アジャストしていくのが大変である。画像の検索技術も確実に進歩してきている。どういうことかというと、活字の情報は比較的それがいいものであるか、悪いものであるか、判断を下すのが容易だが、画像の場合は実際に見終わるまでその評価がつけようがない、ということで検索順位をどのようにして解決するのか、という課題があった。

Google はあくまでもマシーンを通して、つまり人を介さないのである。一方、ヤフーは人を介してその価値基準を決めようとしているらしい。先日、アメリカの映画配信サービスをしている会社から社会に向けてあるオファーが提供された。すばらしい映画のレイティング・システムを発明、提供したひとにはすばらしいプライズを用意しているとのこと。

活字の検索技術と信頼性が Google のお陰で高まった時、人々は積極的にそれまで以上にインターネットを利用して知識や知恵の探索に励むようになった。映像の検索において、信頼性と正確性が社会の人々が受け入れるようになったときには、どのように社会が加速していくのか? どのようにそれを利用する人々に変化をもたらすのか、今はまだ想像することすら難しい。

Web 進化論はまだ始まったばかり、ということを話していたのは梅田望夫氏であるが、ほんとうに10年、20年後に向けてあらゆる社会のシステムを見直さないといけないんだけど、それを本当に痛感して実行に移すと思われるのはまだまだ先のことになるであろう。いや、3年、5年後は全く違った社会になっている可能性もある。僕はそちらのほうに期待したい。

あのことをちょっと調べたいなぁ、あれってなんだっけ、ということなど Google を使うことに違和感を持たなくなった人は多いであろう。今後はあの場面を見逃したなぁ、あれってないかなぁということを YouTube などで探すようになる。CD と一緒で DVD も消えていく運命にある。

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