スーパー高齢者、健康であれば何でもできる!


スーパー高齢者、健康であれば何でもできる!

今月10日のNHKクローズアップ現代の特集は面白かったです。題して「人生後半こそ輝け!スーパー高齢者の競技会」。そうです、お年寄りの、それも高齢者の方々、70歳と言ったら若いほうで80歳、90歳、そして100歳のお年寄りの方々の陸上競技会が京都で行われた様子を取材した放送でした。

まず私は「Gold Masters」という高齢者が参加する陸上競技の存在すら知リませんでした。更にその大会に出場しているスーパー高齢者の存在すらも知りませんでした。

スーパー高齢者

大会に出場しているお年寄りの方々が凄すぎます。まず走ることができるお年寄り、それもかなり年配の方の走りを見てビックリ。高齢者で元気な人はいくらでも見たことありますけど、あそこまで走れるというか陸上競技に出場している姿に驚き。しかも世界レベルのタイムを叩きだすというから、見ていてほんと何なんだこのお年寄りの方々の凄さは、と唖然としてしまいました。

膝をしっかり上げながら脚を前に出してくには相当な筋肉が無いとお年寄りにはきついことだと思います。100メートル、200メートル競技では最後20メートルぐらいからの表情はほんと苦しそうというか、自分との戦い、自分の体力との戦い。人間ってここまで高齢になってもできるのかぁ、と感銘を受けました。何度も書いちゃいますけど、ホント凄いことなんです!

守田満さん

番組で紹介されていた90歳の女性、守田満さん。女子200メートルに出場。タイムは55秒90。世界トップクラスのスピードだといいます。55秒というタイムよりもまず200メートル全力で走り切る高齢者の方はどれぐらい存在するのでしょうか?

40歳以降の中年世代の方々で現在200メートル全力で走れ、と言われて即座にできるほど体力的にも健康な人はそんなに存在しないに違いないと思います。90歳という年齢で200メートル全力で走り切る、ということは本当に大変なことだと想像します。

守田さんの食事が凄いです。朝食からきっちりと食べる。それもかなりの量。肉に野菜にとご飯をおかわりする食欲。90歳です! 喋りもしっかりしています(思考ができている証拠)。陸上を始めたのは69歳になってからというから更に驚き。いやー、自分はもう歳だから、という言い訳をしているそこのあなた(はい、私です)、人間、何歳になってからでも何かをやり始めるのに遅いということは無いんです。目標が在ると生活にメリハリが出てきますから精神的にも良いことなんだと想像します。

今回の大会では守田さん、90歳クラスの100メートル世界記録更新を狙っていました。スウェーデン人の女性が持つ23.18秒という記録は10年間、誰にも破られていません。歳をとれば体力の低下は避けられないため何とか早く記録を塗り替えたいと子供達の陸上クラブで練習を続けてきました。そして見事、100分の3秒世界記録更新達成。100歳まではいきたいと思います、とコメントしていました。凄いパワーだと思いませんか?

103歳の宮崎秀吉さん

番組ではもう一人のスーパー高齢者、宮崎秀吉さんを紹介していました。ウサイン・ボルトに憧れ、陸上を始めたのは94歳のときというからこれまた驚き。凄いんです、走っている姿が!! 100歳を超えてもここまで出来るのかぁ、とただただ驚き。私はテレビを見ながら画面に向かって宮崎さんの凄さに拍手をしていました。100歳を超えてあんなに元気な姿で走っているお年寄り、いや失礼、タイムを競って1秒でも早くと力走しているお年寄りの存在は知らなかったです。

というか先入観から元気で喋れればまだ100歳という高齢ならば良いほうだ、とも思っていたし、自分の意思と体力で自由に行動できる100歳を超えたお年寄りの存在すら想像していませんでした。いやー、本当に凄いです!!

アンチエイジングのモデル

医師の板東浩さんは自らも大会に参加しながら、高齢者選手の方々の生活習慣や体の症状などアンケート調査を行っています。8年にわたる調査の結果、マスターズの選手(高齢者の方々)たちは同年代の一般の人に比べ、視覚の衰えや疲労関節痛など、神経の症状が少ないことが分かったそうです。

体力の衰えって半端ないですから。普段から体力維持のために簡単な筋力トレーニングや持久力維持のための練習などを行っているのでしょう。体力さえある程度維持できていれば、身体全体の新陳代謝も活発に行われているはずですし、血流なども健康状態を保ち、栄養が十分に身体の隅々まで行き渡っているため神経なども若くて健康な状態を保てるのだと思います。

さらに、心の症状でも明確な差が出て、うつになる人や強い不安、自信喪失を感じるという人が、大幅に少なかったそうです。記録という目標を持って生きていることに加え、競技を通じた仲間との交流がよい影響を及ぼしていると板東医師は見ているそうです。

身体が資本

美味しい食事、自分の好きなものを食べることができることの幸せ。身体が健康であればできることです。行動の自由、足腰がしっかりしていればどこへでも自分の意思で行ける。これもまた身体が健康であればできることでしょう。

そして前向きに生きていれば、新たな出会いへの可能性、人と人の繋がりが新しい可能性を生み出すという好循環も生まれてきます。人生後半に入ってもまだまだ日常生活に新しい発見や刺激、感動などがある生活って良いと思いませんか?

医療コスト

少子高齢化社会、医療関係のコストは益々増え続けるであろうと思います。しかし国民全体で健康体を維持できれば大幅な医療費削減へという道も開かれますし、そこで浮いた国民のエネルギー資本をもっとポジティブなものへと転換させることも可能でしょう。

ボランティア、課外活動、自己啓蒙など人生、健康であれば何歳になってもなんでもできる可能性を多くの高齢者、これからの多くの高齢者にも感じることができれば、日本社会全体が感じる活性感は相当なものになるのではないでしょうか!

特に今後の医療技術、治療技術の進歩により150歳ぐらいまで生きられる長寿社会へと突入していくと予想される今日。70歳、80歳、90歳、ましてや100歳なんてまだまだ若い。年寄りと呼ぶのは120歳を過ぎてからだ、なんていう世の中は案外早い内に日本社会へ浸透してくるかもしれません。

アマチュアスポーツ文化

陸上競技以外のスポーツでも、このようなスーパー高齢者は今後益々増えていくであろうと想像します。日本人はそのスポーツをやることでたとえお金を稼ぐプロにはなれなくてもアマチュアとしてスポーツ競技を楽しむことができる文化があります。

サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、テニスといった一般的なスポーツから水泳、ランニング、サイクリングといったマリンスポーツに、登山、トレッキングも。スキーやスノボーもやっているお年寄りの方、たくさんいるんだろうなぁ・・・元気良く人生を楽しみましょう!!


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