変われるか黒人、受け入れられるか白人 – バラク・オバマ就任を迎えるアメリカ


変われるか黒人、受け入れられるか白人 – バラク・オバマ就任を迎えるアメリカ

黒人が変わるとき、もう言い訳はできない。バイオレンスに訴えることできない。不満があるのならば、自ら成長して社会へ訴えていく。社会の差別に対して八つ当たり的に暴力的になることは慎まなければいけない。周囲の皆が黒人たちの Behavior を観察している。

貧困だからといって今のポジションに停滞していていいのか? 上へあがるための可能性を探してみないか? 教育機会があるならば積極的に活用して少しでも有利なポジションへと這い上がれ!

黒人やそのほかのマイノリティーの雇用率は低いかもしれないが、それを言い訳にしていると新興国から労働市場へ大きな人の流れが今後も起こり続けて、アメリカ社会の言い訳にすることすらできなくなる。皆が黒人たちの努力を観察している。

公共の場で大声を出すのをやめよう。地下鉄内で騒ぐな! 声の行くへを見るとそこにはやっぱり黒人たちがいる、というパブリックの意識が存在する。皆が黒人たちのパブリックでの Behavior を観察している。

バラク・オバマ アメリカ合衆国大統領の成功劇に浮かれるな! 問題の本質はまだまだ解決されていない。すでに成功している黒人ならば、まだ恵まれていない黒人を救い上げよう。そうして全体の底上げを図り、社会に黒人の存在が見えるようにしていく。社会の主要のポジションに黒人が就任しても違和感がない社会にしていく。黒人たちの信用が問われているのだ!

Obama Effect on While People

白人は変われるか、もう言い訳はできない。多くの国民が今回の選挙結果を望んだのだということを認めよう。黒人が アメリカ合衆国大統領に就任した、という事実と向き合おう。そうすることで自分自身(白人)も内面的に何か変わるかもしれない?

意識してポジティブな変化を自分の内部に発生させる。黒人がアメリカ合衆国大統領になったという事実から自分の視線をそらすな! もう新しいアメリカ社会が動き出しているのだ。 保守的な白人をアメリカ社会が観察している。

頑張っている黒人を見たら素直に讃えよう。白人も雇用を失い大変なんだ、と自分たち自身に限ったものの見方は慎むべき。アメリカ社会が保守化してる白人層の行くへを懸念している。黒人の頑張りを直視できるか? 黒人の頑張りの先頭を走っているオバマ大統領を受け入れられるか? 白人の保守化がアメリカ社会に動揺を与える。

今まで自分が有利なポジション、既得権益を得ていたのなら、下の者にチャンスを与えよう。白人の方から歩み寄れるか? 世界がアメリカで誕生した初の黒人大統領の行くへに注目している。アメリカ社会の弱点は内部から動揺していくこと、つまり保守化した白人社会が現実社会を歪んで見つめ始めたときが危険かもしれない。保守的になるな、自由な発想で、白人のための言い訳やごまかしを問題の本質と摩り替えて正当化するな!

Yield

アメリカは車社会であることは広く知られていることであろう。高速道路に入るときに目にする標識、 Yield のサイン。この単語の意味は「譲る」というもの。アメリカ社会に今必要なのはお互いが譲り合いの精神をもって事に当たる、助け合うときではないか? 白も黒も赤も黄もないではないか?オバマ大統領のスピーチは2004年、ここから始まったといってもいい!

Well, I say to them tonight, there is not a liberal America and a conservative America – there is the United States of America . There is not a Black America and a White America and Latino America and Asian America – there’s the United States of America .( 2004 Democratic National Convention Keynote Address )

白人も黒人も、皆一人の人間なのだ、少しでも自分を良くしよう、自分の周りの家族、友人の環境を良くしよう。少しでも自分の住んでいるコミュニティーを良くしよう、自分の住んでいる国を良くしよう。少しでも自分の住んでいる世界を良くしよう、自分が暮らすこの地球を良くしよう。

アメリカ社会の今を観察していると、さらに厳しくなる経済状況への備えというか心構えが社会に充満し始めているのを感じる。人々がそれらをどのように受け止め、どのように対処していくのか? 観察を交えて、自分自身アメリカに来て始めて、いや生まれてから初めて経験する不況というものをアメリカ社会が克服していくのと同様に自分自身も一歩一歩、見極めていきたいと思う。

” 色 ” に対する生理

アメリカのペンタゴン(国防総省)の最高幹部がオレにこんなことを言ったことがある。「アメリカは、この先、絶対にロシアとは戦争をしない。なぜならアメリカもロシアも白人国家だからだ」彼がソ連と言わずにロシアと表現するところに注意してほしい。

ソビエト連邦のナントか共和国はどうでもいいのだ。つまり、肌の色が互いに白いというだけで、アメリカとロシアの間には基本的な信頼感があるということなのだ。

また、「我々はいつだって、必要なときにロシアとは話し合える」とも、その彼はいった。たしかに、アメリカ合衆国大統領のホットラインは、いつでもクレムリンを呼び出せるし、その逆も可能だ。しかし、だからといって合衆国大統領が北京を呼び出す、なんてことはできない。というか、そんなことは考えたこともないだろう。

オレがまだアメリカにいるころ、学生時代に、ソ連の経済使節団が大学に来て講演をしたことがある。その使節団には KGB のスタッフがついていて、経済はまったくわからないにもかかわらず、その人物が団長だった。

オレは、ちょっと彼を捕まえて質問をしてみた。ちょうど当時は、ソ連が同じ社会主義国家でありながら、中国と少しばかりもめていたときだった。60年代の半ばのことだ。

「実際のところ、ソ連と中国の関係はどうなっているのか」とオレは聞いた。すると、 KGB は人をバカにした口調で、「そんなことは、君のほうが彼らと肌の色が同じなんだから、直接ヤツらに聞いてみればいい」。ほとんど黄色人種をバカにしている口ぶりでそう言い放った。

白と黒と黄色、と、肌の色の違いというのは、たしかにある。そしてまた、その肌の違いからくる、お互いの生理的違和感というものも、明らかに存在する。

アメリカのある社会学者が、白人と黒人の子供を生まれたときから一緒に育てれば、肌の色の違いによる差別意識は生まれないということを証明しようとしたことがある。まず、そんなことは絶対にありえないと反論をしたのは心理学者だった。

実際、その子供はつまらないことで喧嘩をすると、お互いが相手の外見の違いを攻撃し始めた。「チビ」とか「ぺチャ鼻」とか、とにかく、相手の自分とは異なっている部分をバカにするのだ。で、結局は「二ガー(くろんぼ)」と「ホワイティー(しろんぼ)」と言い合いになった。

人間というのは、そういうものだ。心理学者が改まって分析するまでもなく、本能的に自分とは異なったものへの「生理的違和感」を持っているものなのだ。もちろん、社会的な訓練で、肌の色の違いとか、人間の持って生まれた違いに対する拒否反応や差別を、抑えることはできる。しかし、それは後天の教育・教養に属するもので、ぎりぎりの根っこの部分では、それでも残ってしまう。(落合信彦著「狼たちへの伝言 (小学館ライブラリー)」)

日本も国民を政治に巻き込むべき

日本の政治家に期待していない人はたくさんいると思うけど、この態度に対する弊害は実は期待していない政治家に協力できないという一体感の欠如が社会に充満してしまうことではないだろうか?

どんな社会でも所詮人間が営むものであるから問題が生じるのは当たり前、激しくスピーディーに変化していく社会に対してどのように新しい時代へと適応させていくかは本質的に完璧を求めるのは無理だと思う。

こういう時必要なのは情熱的に社会が抱える問題に取り組んでいこうという姿勢が政治家から国民へと伝わり社会全体が前向きに進んでいけるオプティミスティックな雰囲気だろう。こういうドライブが社会に存在しないと益々人々の姿勢が内向き、下向き、後ろ向きになっていくんじゃないだろうか?

経済大国2位の国が、と謳っている内はいいけれど何にも活力を生み出せないようでは、数年のうちに今まで蓄えてきた日本社会の富を食いつぶしてしまうことになりはしないか? このような危機感って今の日本社会では発生していないのかなぁ?

多くの国民と繋がれ

オバマ大統領、週末のテレビスピーチを YouTubeで流し、 Facebookなどのテクノロジーを積極的に利用。ホームページに登録している人は1300万人を超え、オバマ大統領自身、 BlackBerryを使用しているというか特別に大統領使用のBlackBerryを提供してもらうほど。

今週末発表された YouTubeでの The While House のチャンネルでは新しいホームページを立ち上げたという紹介内容。( The White House )

A Strong Middle Class = A Strong America というテーマで、多くの人からの意見やアイディアを集め、全体のタスクフォースとしてどんどん政策に反映、実行に移していこうというもの。さすがというか、行動が早いところがアメリカ社会のダイナミズムを裏付ける。( A Strong Middle Class = A Strong America )

日本で主要なポジションを占めている人たち

あなたはYouTubeを利用して下のものに対して発信していますか? あなたは Facebook や Twitterなどのアカウントを持っていますか? あなたはそれらを利用して草の根の人たちと結びつく努力をしていますか? 日本人も一人一人変わるとき。日本から、日本経済のためにアメリカ社会に誕生したオバマ大統領に期待するのは的外れ。今こそ、 ジョン・ F ・ケネディの言葉が日本人には必要だと思うのだ。

” And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you – ask what you can do for your country.”

オバマ大統領就任式の日、特別にスターバックスで使用されていたコーヒーカバーにもジョン・ F ・ケネディの言葉がありました。国に何かをしてもらうことを期待するな! 自分が国のために何ができるかを問うて行動に移すべし!


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