新型インフルエンザワクチン接種優先順位を考察、医療関係者


新型インフルエンザワクチン接種優先順位を考察、医療関係者

プレパンデミックワクチンの実施体制

(1) 接種対象者

○ パンデミックワクチンの供給体制が整うまでの間、限られた資材の中で国民の生命や生活を守るために、緊急的に医療従事者及び社会機能維持者等に対して接種する。

接種にあたっては、対象者が実際に従事する業務内容、地域等を踏まえ、新型インフルエンザに感染する危険性が高いと考えられる者から順に、本人の同意を得た上で接種を行う。

なお、新型インフルエンザは人類が未だ経験したことのない感染症であり、プレパンデミックワクチンの有効性、安全性については不確実な要素もあることに留意する必要がある

○ 新型インフルエンザの流行の波は複数回あると考えられており、1つの波の流行期間は約2ヶ月間続くと考えられている。その2ヶ月間機能停止することで国民生活や社会機能が破綻するおそれがあるものを医療従事者及び社会機能維持者の対象とする( 新型インフルエンザワクチン接種に関するガイドライン )

日本でも新型インフルエンザワクチン接種が始まったそうだが、ネットに出ていた接種に関するガイドラインは面白かった。危機に対して如何にして社会的コストを少なく合理的に展開するのか? このような指標はとても役に立つ。

一番最初に接種を許されるのは医療従事者など、ということであるけどこれは納得がいくであろう。業務を継続するために最低限必要な職員ということで正にここが機能しなかったら意味がない。特に新型インフルエンザ患者に早期のうちから直接接触する可能性のあるものは感染の可能性が高いため、優先して接種を受けるとあるけど、もう命がけなんだね。

映画「Outbreak」とか思い出した! 外国から入ってきた外来種のサルがウィルスを運んできて、あるアメリカの街が感染した患者でいっぱいになってしまうという内容なんだけど、人がウィルスに感染すると一気にエアボーン(Airborne)となってたくさんの人に広がっていく様は恐いなぁと思った。

ワクチンができるまで急激に広がる可能性を止められないということで、アメリカ政府はその街自体を空爆で一気に消滅させようとするんだけど、まぁ映画の中の話なんだけどパンデミック(Pandemic)って大丈夫だろう!って気持ちで接しないほうがいいのは知識として共有すべき。

1)医療従事者等(以下の職員のうち、業務を継続するために最低限必要な職員)

考え方:機能低下を来した場合、国民の生命の維持に支障を来すもの医療従事者、救急隊員、医薬品製造販売業者等

(注) 上記対象者のうち、感染症指定医療機関の職員、発熱外来の職員、救急隊員等新型インフルエンザ患者に早期に直接接触する可能性のある者は感染の危険性が高いため、優先して接種の対象となる。

この次に優先順位がくる人たちが社会機能維持者というカテゴリーの人。結構リアルだよ、って当たり前だけど。治安維持、社会の混乱にまぎれて悪事に働く奴、どこでもいるんだよねぇ。ライフライン関係者、電気、水道、ガス、石油、食糧販売関係者とかってもうそれだけで人間が社会を営んでいく上で必要な存在の人たちということ。

普段気にもかけないけど、このような非常事態になると如何に大切な存在かということが浮き彫りになるからすごいというか恐い。ここが機能しないと日常生活がものすごぉく不便になるから。テロとかでこれらのフィールドに被害が及ぶのが一番厄介なんだよ、復旧するまでのコストが大変だから。

国、または地方公共団体の危機管理に携わるもの。一般に政治家と言われる人たちのことかなぁ? 村上龍氏著「半島を出よ」を読んだことがあるだろうか?

北朝鮮からコマンド部隊が北九州に上陸して九州を占領してしまうという話なんだけど、そこでの意思決定ですね、いわゆる国とトップが全くといっていいほど何にも決められないんです。まぁ、小説の中だから幾らシュミレーションだとはいえ、実際に起きたら本当にそのようになってしまうんじゃないか、と疑うぐらいあり得なくない話でした。

日本の行政機関ほど問題をあいまいにして責任の所属を不透明なものにするのが得意な機関って存在しないですから。

報道機関、通信事業者も含まれるんですね。当たり前ですけど今現在何が起こっているのか伝える手段とそれを行う人がいないと混乱はパニックに変わっていくでしょう。輸送機関、鉄道、道路旅客、貨物運送業者、航空運輸業者、水運業者、とこれも物資を搬送するのに必要な社会と社会をつなぐ生命線ですね。

日本はまだ他国から国全体が占領されるといった事態に長い期間陥ったことがないですから、実感として湧かないと思いますけど、この医療機関と社会機能維持機関というのは国を運営していく上での重要な要なんですね。ここやられちゃったら一気に日本も占領されてしまいます。想像したくないですけど!

2)社会機能維持者(以下の職員のうち、業務を継続するために最低限必要な職員)

① 治安維持
考え方:機能低下を来した場合、治安の悪化のため社会秩序が維持できないもの。消防士、警察官、自衛隊員、海上保安官、矯正職員等

② ライフライン関係
考え方:機能低下を来した場合、最低限の国民生活が維持できないもの。電気事業者、水道事業者、ガス事業者、石油事業者、食料販売関係者等

③ 国又は地方公共団体の危機管理に携わる者
考え方:機能低下を来した場合、最低限の国民生活や社会秩序が維持できないもの。国会議員、地方議会議員、都道府県知事、市町村長、国家公務員・地方公務員のうち危機管理に携わる者等

(注) 上記対象者のうち、検疫所職員、入国管理局職員、税関職員、保健所等公衆衛生従事者は新型インフルエンザ患者に早期に直接接触する可能性が高く、感染の危険性が高いため、優先して接種の対象となる。

④ 国民の最低限の生活維持のための情報提供に携わる者
考え方:機能低下を来した場合、情報不足により社会秩序が維持できないもの。報道機関、重要なネットワーク事業・管理を行う通信事業者等

⑤ 輸送
考え方:電気・水・ガス・石油・食料といったライフラインを維持するために必要な物資を搬送する者。鉄道業者、道路旅客・貨物運送業者、航空運輸業者、水運業者等

医師不足日本社会の現状

医者が不足している、介護に携わる人材が不足している、といったような話を耳にするたびに日本社会のこれからの戦略はどうするのだろう、といつも不安になります。高齢者が増えていくんですよね、これからの日本社会は。

皆がみんな健康ならいいんですけど、そのような人たちばかりじゃないのが現実的ですし、ましてや歳をとればそれに従い人間の機能は衰えていくのが前提ですから、お医者さんにお世話になることは十分考えられるお話。

ほとんど休みがないお医者さんの状況、現場での状況などを知ると、皆さん限界のほんのちょっとギリギリ前で必死になって業務に携わっている様子が伝わってきます。

産婦人科も足りない、保育所もたりない、病院の経営が苦しくてどんどん閉鎖されていく現状。これから国家の財政もっともっと厳しくなっていき、日本経済も先行き不安を抱える中、どのようにして効率よく人間が生命を維持していくために必要な救済機関を運営していくのか? 急患を断らない病院というのもNHKの取材番組で観ましたけど、もう限界に来ているそうです。

国家戦略の一つ、優秀な医師集団

医師をどのようにしてこれから確保していくのか? 国としての戦略はどうなっているのでしょう? 少子化の中、どれだけ医療分野に子供たちが流れてくるのか? 24/7で働きづめの毎日だよ、という現実は子供たちにとって医療という現場が魅力的に映るでしょうか? 人の命を救う仕事は高尚な仕事だから、というのは一方的な見方だと思います。

海外からの介護者をサポート

インドネシアから介護の人材を受け入れ始めた、というドキュメントを観ましたけど余りにも受け入れる側の体制が整っていなくて、日本の環境へとアジャストしていかなくてはいけないインドネシアからの介護資格者はたいへんだろうなぁ、と思いました。

情報が足りないです。サポートをする情報は国が全面的にバックアップしてあげるべきです。介護を必要とする人たちは毎日待ったなしの状況なんですから介護に携わる人材が国内からだけの求人だけでは賄えないとはっきりしているのならば、思い切ってサポートをするべきです。

こういうとき、日本でしか生活したことのない人たちの目線で物事が運ばれしまうから、諸外国から来る介護資格者は大変なんです。介護を受ける人たちも東南アジアからの人材を軽蔑する人がいないとも限りませんし、一般市民が日常生活上で真剣に日本人以外の人たちと付き合っていく時代に入ったのかもしれません。

居心地の良い場所を如何にして確保していくのか、ということと、異質なものを受け入れられるか、ということはこれからの日本人のテーマになっていく気がします。

インドから大量に医師を輸入

介護の人材のように医師たちも海外から輸入してしまえばいいんです。優秀なインドからの人材なんてどうでしょう? 彼らは医師としてとても優秀でアメリカではインド系の医師は当たり前の存在です。

語学力にもあちらの民族は長けていますから(不思議ですよね)、日本語の習得なんて日常会話程度なら半年も訓練してもらえばすぐに通用する人材にまで育成することは可能でしょう。後はインセンティブをどれだけ彼らに与えられるか?

アメリカでは保険会社がインドへの医療ツアーを用意しているほど、インドにいるインド人医師の存在は身近なものです。一般の人よりも裕福な人はドバイにいる富裕層相手の患者に対応しているインド人医師にお世話になります。

こういう確立された場所から人材を引っ張ってくることは難しいでしょうから、医者の卵となるべき人材、まだインドの大学で医療の勉強をしている人材にアプローチ。

日本へ医師として赴任しませんか? 日本政府がバックアップします! と魅力的なインセンティブを用意してあげればたくさんのインド人医師たちの卵は興味を示すとおもいますけどいかがでしょうか? 日本はインドともっと仲良くすべきです!次回は優先順位2位の子供たちについて考察してみます。


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